家電量販店事情と電化製品の賢い買い方
私が住む郡山市は不思議な街である。人口33万人を抱え、福島県の中央に位置し、経済県都と目される商業の中心地である。この地方都市に昭和50年以降、数多くの県外資本が流入してきた。全国展開の百貨店を始め、大型店舗が進出しては撤退を繰り返してきた。百貨店に関しては、7/28付けの当ブログでその辺の経緯や事情を詳細したので今回は割愛するが、とりわけ家電量販店の出入りは激しい。半ば自滅気味の過当競争を強いられ、食うか食われるかの大激戦区となっている。ここではそうした郡山における大型電器店の事情について記載し、併せて電化製品の賢い買い方を伝授したい。
郡山に生を受け、途中で大学や仕事の関係で9年間、地元を離れたものの、36年間暮らした私にとって、町の様子がどのように変わったかを語るのは訳の無いことだ。昭和50年代当時は、電気店と言えば、商店街などで目にするような小さな店構えの「町の電気屋さん」や百貨店の家電売り場くらいしかなかった。そこへ大型電器店が進出してきたのが昭和55年頃のことで、記念すべき第一号は「庄司デンキ」だった。コマツ醤油屋の近く、軍用道路(現うねめ通り)沿いに新設された。その後、60年代に「電激倉庫」と名称を変更し、電気店の激安競争に拍車をかけた。現在は「業務スーパー」となっている。この先代「庄司デンキ」は、安積町の「セントラルホール」の近くにも支店があった。次に登場したのは「よつば電機」で、市内亀田の現在「かっぱ寿司」がある付近に根を下ろした。私は須賀川の4号線沿いにあった同じ店で白黒モニター付きのキャノワード・ワープロ機(かなり重量があってサイズも大きかった)を買った覚えがある。残念ながら、この「よつば電機」、茨城に本店がある「カトーデンキ」に吸収され、その後ケーズデンキと名称変更されたため、現在は自然消滅となった。続いて3番目に店を開いたのは、4号線と49号線の交差点の角地に進出して来た、栃木県を本拠地とするコジマ電気(現コジマ)だった。ここのオープンセールは華々しく、赤字覚悟の乱売価格で客寄せを図り、パソコンやエアコンなどが超激安特価。「安さ日本一への挑戦」を謳い文句に、家電戦争に殴り込みをかけて来た格好。当時、駐車場が入れないくらい4号線が大渋滞した記憶がある。「コジマ」は富田町の49号線沿いの現「開放倉庫」にも支店を出して客への融通を図り、利便性を高めた。
続いて4番目に進出して来たのは、宮城県を中心に展開している「いせやデンキ」だった。これは内環状線沿い、現在「トライアル」というディスカウントストアになっている場所に店舗を構えた。実家から場所的にも近く、小さい割に品揃えが良く、価格も手頃で重宝したため、折に触れ贔屓にした。また、「いせやデンキ」は大槻町安高通りにも小さな支店を出した。そして次に現れたのは、青森が発祥の「デンコードー」だった。元々は市内南部の安積町、4号線から西に向かって福島南インターへ繋がる4車線道路に開店した。あまり価格的には安くなかった。現在、その場所はリサイクルショップ「HARD OFF」となっている。業績があまり芳しくなかったため、場所替えを断行せざるを得なくなり、結果として市内北部の日和田町(ジャスコ隣り)へ移転し、「MAX Dencodo」として再オープンした。私はここで10年以上前、ウィンドウズMe搭載のNECのパソコン・キャノンのプリンター・カシオのデジカメ一式を買い揃えた。しかし、ディスプレイにドット欠けがあるなど、製品は最悪だった。残念なことに「デンコードー」は業績不振に陥り、その結果「ケーズデンキ」に吸収されてしまった。
その後、やってきたのはご存知「ヤマダ電機」である。こちらは群馬県に本社を置き、ポイント還元を強烈にアピールする新たな商法を展開した。場所は郡山警察署の北向かい。目と鼻の先に「コジマ」があり、安売り合戦が熾烈化した。「ヤマダ」は売り場面積が広く、逆に駐車スペースが狭小だったが、急勾配の屋上駐車場を兼ね備えることで弱点をカバーした。買い物しなくても来店者への特典として、カードを機械に通すとスロットルが回り、絵柄に応じて最低でも10円分ポイントアップとなる。この「ヤマダ」の進出で、勢いを殺がれた「コジマ」は、その後増改築し、当時フロア面積東北一の店へと生まれ変わった。そして、これに対抗するかのように「ヤマダ電機」もまた、市内北部の喜久田町に郡山2店舗目となる郡山本店を建設し、今年営業を開始した。何と売り場面積は単独の電気店では東北一の規模を誇る。その後、7番目に郡山に登場したのは、全国展開をしている「Yesそうご電器」だった。市内朝日町、うねめ通り沿いにこれまた華々しくオープンした。広告チラシには、「ノートパソコンが1万円!」という見出しが躍り、客がわんさか訪れた。2階建ての店舗が珍しかった。ここは実際あまり長続きせず、その後、ジャスコの2階に移転し、店構えも小さくなった。現在朝日町のその場所は、1階がリサイクルショップ「DOKIDOKI」、2階にはレンタルCD・DVDの「ゲオ」が入っている。ここまで見ても相当の入れ替えがあった訳だが、この大型家電狂騒曲はまだまだ続く。
8番目に郡山へやって来たのは、「よつば電機」と「カトーデンキ」、更には「デンコードー」を傘下に収めて大企業へと成長した「ケーズデンキ」だ。場所は郡山市西ノ内、うねめ通り沿いにかつて「西部自動車学校」があったが、それが奥羽大学近くの方へ移転したのを機に、その広大な跡地に大型ショッピングモールが誕生し、その1階店舗に広いフロアを独占する形でオープンした。その2階には、ゼビオスポーツが陣取り、屋内通路でイトーヨーカドーと連絡している。ここの特徴はポイントカードは設けず、あくまで現金値引きにこだわっているところだ。また、ここは不思議なところで、店内のパソコンはネットにあまり繋がらない。悪戯が多いせいなのか店の方針なのかは定かではない。もちろん、日和田町にあった「MAX dencodo」の大型店舗もそっくり「ケーズデンキ」に移管された。そして9番目に登場したのが、福岡県に本店を持ち、九州一円を縄張りとする「第一家電」だった。日和田町に「ジョイフル山新」、「ブックオフ」、回転寿司「海洋丸」、ゲーセン「SEGAワールド」を備えたショッピング基地の一角にそれは開店した。かなり広大な敷地に建造され、フロア面積は当時、郡山のどの電器店にも引けをとらないほどの広さを誇っていた。その後、過当競争に負け、数年後には郡山市内のさくら通り沿いに、昔からの老舗だった「インテリアダイイチ」の店舗を間借りして再オープンしたが、それも数年後には閉店し、今では完全撤退した。現在、日和田のその場所には、半分のスペースに100円ショップ「ダイソー」が入店している。さて、いよいよ最後となる10番目の家電量販店は、「ま~るい緑の山手線~♪」というメロディでお馴染みの「ヨドバシカメラ」である。これが進出して来た時、「我が郡山も都会になったな~」と実感した。ここはJR郡山駅に隣接し、学校帰りの高校生や仕事終わりのサラリーマンやOLでごった返す。ここは2年間有効のポイント制。価格もそれなりだが、陳列されている製品の数は多い。無料駐車場がないのが難点だが、価格の面では抜群である。以上、めまぐるしく「変幻自在」した郡山の電気店の変遷を回顧したが、一部記憶が抜けてる可能性もある。それくらい激しく変化してきた。残念ながら現在、何店かは存在しないものもある。
次に、これほど多くの家電量販店が地元郡山に進出して来た訳なので、これを上手に利用しない手はない。ここから先は、タイトルの通り「賢い電化製品の買い方」を具体的に紹介したい。電器店が聞いたら震え上がるような、私がいつも実践している買い方である。まずカタログ等で対象製品を吟味し、十分検討した上で目ぼしい製品をピックアップする。そして、週末になると決まって入ってくる家電量販店のチラシを集め、それらを比較検討する。この市場価格(実勢価格)の調査と分析は絶対に欠かせない。私の場合、「ケーズ」「コジマ」「ヤマダ」の3社を中心に、プラス「ヨドバシ」を判断材料とする。そして次にインターネットを使い、「価格.com」のページを開き、最安値(底値)を調査し、チラシとの価格差を把握する。ここまでは事前準備。次にさっそく各店舗を訪問し、値段交渉に入る。やり方はこうだ。まずは値札を見て、「価格は係員に相談」の表示があれば、すっとぼけて「この商品、どれくらいまで下がります?」と尋ねて探りを入れる。ひとまず金額を聞いてメモ。できれば店員の名刺を受取り、日付と販売価格を記入。当然この時点では、店は利益が必要なので底値までは下げない。ここで開口一番「○○円まで下がるんだったら本気で考えるんだけどな」と言って店員の顔色を見る。この時点で更に価格を下げてくれれば儲けもの。場合によっては、店員がいなくなった時を見計らって証拠の写メ(値札を撮影)しておくのも手だ。またカタログにA店~円とわざと目立つように記入しておく。次に別の店へ移動。同じことを実行するのだが、ここでは「A店ではここまで下げると言っていましたよ」と言って競争心を煽る。この時、前の店で言われた価格よりも若干低い価格(これがポイント!あまり安く言うと逆に疑われる)をその店員に伝えるのだ。そして、その証拠物件として前の店で貰った店員の名刺を出す。そして更に「でもこの価格は明日までの期限付きの価格だって言ってましたが・・・」とハッタリをかます。これで店員は、その価格が期間限定の特別な価格設定であると考え、これに負けじと1円でも安い価格を提示してくる筈だ。特に「安さ日本一への挑戦」をキャッチフレーズにしている店では、他店に負けたくないし、他店の方が安かったという印象を客に持たれたくないので(それがやがて口コミで広がってしまうのを恐れるから)、状況的に頑張るしかなくなるのだ。更に「でも私としてはA店よりもここが一番近い電気屋なので、何かあった時のためにここで是非購入したいんだけど・・・」という取って置きの決め台詞を付け加える。これを聞くと店員はイチコロだろう。「今すぐ決めてくれれば○○円まで下げますよ」と折れてくれるだろう。しかし、それで契約となるわけではない。えげつないかもしれないが、これを更に他の店舗でも繰り返し、最終的には「価格.com」に掲載されている全国最安値との差を詰めていくのだ。この方法でぎりぎり限界寸前まで購入価格は下がって行く。私は毎回、価格交渉の際、店員が事務所やカウンター内に設置された店専用のパソコン画面とにらめっこし、仕入れ値を確認し、利益幅を計算するところまでやらせるし、店内専用のインカムで店員同士が連絡をとるところまでやる。また、応対してくれた店員が事務所へ行って上司と相談する場面が出たら、恐らくそこが限界だろうと見ている。もちろんこのやりとりの途中で、白旗を上げた店はそこが限界だと判断する。そして最終的に最安値を付けたA社と二番目に安値をつけたB社が提示した価格に差がない場合やこれ以上の値引きが難しいと見たら、今度は附属品のおまけを要求する。パソコン販売などはよく、セール期間中などに成約キャンペーンを実施し、マウスやマウスパッド、メモリースティック、CD-ROM、プリンターの印刷用紙などの非売品を無料で配布したりするが、中には売れ残ったものもある。それを付けてくれとお願いしてみる。ダメもとでお願いしたことが、O.Kとなれば買い得感はアップするし、予期せぬ拾い物をゲットできてしまう。これが商売の鉄則であり、交渉術なのだ。こんなことは車の購入では商談として実際に行われていることであり、それを家電に応用したに過ぎない。間違っても買いたい商品がのどから手が出るほど欲しいという素振りを店員に見せてはいけないし、そう悟られてもいけない。まして足元を見られるようなことをしてはいけない。「あくまで値段が安かったら考えても良い」くらいの態度で臨むことだ。もちろんこのような交渉や駆け引きをしたからと言って、店員の心証を悪くし、不良品をつかませるようなことは一切ない。もしそんなことがあれば、店の信用にかかわるからだ。
一応ここで更なる留意点を述べたい。それは最近流行りのポイントカードの存在と利用法である。「ヤマダ電機」と「ヨドバシ」は値引き交渉は限界と見えて、その分ポイントによる還元を奨励した売り方をしている。これは一見賢い売り方である。現金では引かないが、「自分の店で買い物をしてくれたら、ポイント分の品物を別に買い物できますよ」というシステムだ。ご承知のように、店側にしてみれば、同じ金額でも現金よりも品物で還元した方が損益にならない。品物は元々定価の半額程度、型落ち製品では7割引きで仕入れている。よって客は、ポイント分の商品を額面通りに買い物が出来ることになり、お得感が得られるが、店側の立場で見ると、客が来店してポイントを使わない限り、本来還元すべき掛け金は、宙に浮いた状態で消化されないままだ。要は銀行の預金と同じである。また販売店にすれば、自分の店のカードを所有してくれれば、それは同時に顧客になることを意味し、何かにつけリターン客として足を運んでもらえ、以後も安定した客入りが見込めるし、それなりに売り上げも期待できる。しかし、現金値引きを第一に考える人にとっては、このシステムはマイナス。しょっちゅう電化製品やAV関連グッズを購入する用意がある人ならまだしも、そうでないなら迷わず現金値引きを常套手段にしている「ケーズ」や「コジマ」で買ったらいいと思う。正直言うと私が購入した「ケーズデンキ」の製品(液晶大画面テレビ・DVDレコーダー)は故障続きで、ろくでもない製品しか置いていないが、5年無料保証や店員の対応が早くて良いと思っている。それに他店の価格を提示すると頑張りすぎるぐらい勉強してくれる。しかし、この方法は電気店が比較的近い場所に住んでいる人に有効であって、「そんな時間がない」とか「ガソリン代の方が高くつく」といった人にはお勧めできない。幸い私の自宅は、ケーズデンキ2店舗のちょうど中間地点にあり、更に、先に述べた通り、今年始めに自宅の近所に、郡山で最大のフロア面積を誇る「ヤマダ電機郡山本店」が新設された。地の利を生かせるロケーションがあってこそ始めてこのような芸当も可能なのだ。また土日の混雑期ではなく、平日の夕方、仕事終わりにでも軽い気持ちで立ち寄ることをお勧めしたい。店員さんとじっくり話が出来ること受け合いだ。空いていると向こうから「売り」の姿勢で来るからだ。多少時間をかけても値段交渉やおまけグッズのおねだりがしやすい。また、交渉相手としてベテランではなく若手を選ぶことも大事。ベテランだと若手店員への手前、メンツがあってあまり値引かずに交渉をうまくまとめようとする傾向がある。そして大事なのは月末に商談や購入を行うこと。店員さんにもノルマがあって、毎月、一ヶ月の間に、どれだけ多くの客にどれだけ多くの商品を売ったかを示す「担当者別売上グラフ」で、その店員の営業成績が一目瞭然となる。したがって月末近くともなると、給与査定に加味されることから、どこの店員でもノルマ達成や帳尻合わせのために、多少無理をしてでも必死に「売り」を仕掛けて来ることがある。ぜひこのことも念頭に置いて買い物を考えると良い。いろいろ記述したが、これらのことを総合的に判断し、実際私は「ヤマダ電機」→「コジマ」(この2店舗は警察署の近くで競争心が強いので価格競争を煽る)で探りを入れ、実勢価格を調査した上で、最後に「安さ日本一への挑戦」を堂々と謳っている「ケーズデンキ」で勝負を賭けるようにしている。これで大抵はうまくいくと思うし、現に当初の価格(広告価格)よりもかなり安い買い物を実践して来た。
また、電化製品を買う際に注意を払わなくてはいけないのは、どんなに安かろうが決して展示品を購入してはいけない。パソコンや液晶テレビならなおさらのことで、在庫切れですぐにでも欲しい場合でも絶対妥協すべきではない。何故かと言うと、テレビなどは店内において、四六時中電源が入れっぱなしの状態で、通常使用の倍の消耗をしていると考えられるからだ。特に液晶は消耗度が激しく、耐用時間数こそがその価値を左右する。商品としての寿命が新品に比べ、数段縮んでいるのは明らかだ。これはパソコンも同様で、不特定多数の客がそれをいじくり回していると容易に想像できるし、どの部品がどれだけへたっているかわからない。だから広告に「展示品限り」という記載があったら、いかに安くても始めから無視したほうが得策だ。また、そういう意味から考えれば、電化製品は10年で壊れることを常に意識し、1年のメーカー保証だけでなく、長期無料保証が付いている店を選ぶべきだと思う。「ケーズ」で購入した「TOSHIBA」製のDVDレコーダーは、私は本体を3回交換、その後もクレーム修理で2回心臓部のユニットを丸ごと交換した。その際、長期5年保証に加入していたため、通常なら1万円以上するユニットの部品代と工賃代が無料になった。これは率直に言って助かった。そして更に、これから電化製品の購入を考えている人にアドバイスしたい。大型家電量販店の決算は、毎年2月(ヤマダ電機は3月)と相場が決まっている。したがって本社へ業績を報告する為に、決算が近づくと、少しでも売上総額を伸ばすために、在庫をいち早く整理し、あの手この手でお金の工面を図るのがちょうどこの時期なのだ。だから、それに合わせるかのように特価セールを実施する。特に、年末年始の特大広告が入る時期は電化製品購入の狙い目。型落ちであっても在庫品であれば問題はない。モデルチェンジで多少の改良やデザインの変更をしていても、基本性能は同じで機能的にはあまり変化がない。この手の商品は在庫一掃商品なので、信じられないくらい値引きをしてくる。もちろん保証は買ったその日からとなるので何ら心配はない。現に私は今年、現在使用している地デジ/BS/CS内臓の22型ワイド画面、CPUがデュアルコアのディスクトップ型パソコン(NEC)を信じられないような大特価(14万円以下)で購入できたし、半年以上経った今も、何の不都合も起きていない。
最後に、ここまで読んでくれた方にサービスの意味で付け加えるが、これは東京に本社を持つ、郡山の大手電気店に就職した私の知り合いから聞いた耳寄りな話だ。電化製品の価格は、最近のカタログを見ると、オープンという表示になっていることが多い。これはメーカーと販売店の実績や信頼関係で、メーカー希望価格を特に設けないということ。仕入れ価格にいくら利益分を上乗せするかは、販売店の判断に委ねられている。話がややこしいのは、この仕入れ値、実は一律ではなく、月ごとに流動的なのだ。しかもメーカーによって異なるし、商品を卸す電気店の販売実績に応じても異なるらしい。したがって、月によっては同じ商品でも安いプライス設定もあれば、前月よりも高くなる場合もある。折り込みチラシを例にとっても、タイムセールのように日によって目玉商品が設けられ、驚くような激安価格にプライスダウンする商品があるのはこのためだ。だから、知り合い曰く「ダメ元でも店員さんにいろいろと吹っかけてみたほうがいい」というアドバイスをされた。もちろんそんなこと、言われる前から私自身はずっと実践してきたことだが、たったこれだけのことで、劇的に支払額が下がるんだったら、恥とは思わずにやってみた方がいいに決まっているだろう。パソコンや液晶テレビなど商品単価が大きい製品の購入の際には、ぜひ試して貰いたい。
以上長々と話をしてきたが、「そんなの当たり前じゃない」とか「とっくにそんなのやっているよ」という方には釈迦に説法で申し訳ないと思う。「目からうろこ」とか「これは寝耳に水だ」という方がいれば、ただ単に安い広告が出たからと飛びつくのではなく、このような点に留意して電化製品や周辺機器を購入してもらえればこれ幸いである。経済危機が叫ばれて久しい昨今、不況からの脱却がなかなかままならない日本の経済情勢。一消費者として、自分たちにもできる工夫を凝らし、少しでも家計の足しになるような賢い買い物をして行けたらいいと願っている。
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