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2010年7月25日 (日)

天使の歌声

 最近はカラオケの普及により、歌が上手い人が増えたものだ。NHKの「のど自慢大会」を見ても、かつて音程を外しまくる、いわゆる音痴と呼ばれた人が結構いたものだが、このところあまり見かけなくなった。それどころか子供なのにこぶしをころころ廻して歌う大人顔負けの演歌歌手や民謡歌手も大勢いる。私自身、歳と共に高音や伸びのある声が出なくなり、辛い思いをしている。そんな私が、とりわけ歌が上手いと唸る歌手は、美空ひばり、レベッカのボーカルのNOKKO、ドリカムの吉田美和、坂本冬美、そして福原美穂である。ところが探せば誰が聞いても歌の上手い人はいる所にはいるもので、素人でもその例に漏れない。最近凝っている「You tube」を検索しただけでも、五万といる。そこで今回は、プロアマを問わず、私があくまで主観的に「歌がメチャクチャ上手い」と思う人々を紹介したいと思う。

 今春行われた、「第82回全国選抜高校野球大会」の開会式でのひとコマはあまりにも衝撃的で、語り草になっている。主人公は広島県在住の女子高生である。この澄んだ歌声と甲子園を埋めた満員の観衆の度肝を抜いたその堂々とした歌いっぷりは、まさに神に選ばれし人であろう。それもその筈、注目の野々村彩乃さんは、広島音楽高校に在籍する現役女子高生だが、全日本学生音楽コンクール全国大会の声楽部門で優勝した実力の持ち主だ。思わず鳥肌が立つ天使の歌声をとくとご覧あれ!

http://www.youtube.com/watch?v=_ORh8TKxsMU&feature=related

Nonomura

 続いては同じ高校野球だが、夏の甲子園を目指す「全国高等学校野球選手権大会」の大会歌「栄冠は君に輝く」について。毎年、長野県内では、開会式で県立小諸高校の音楽科の生徒が独唱してる。その中でのひとコマである。この映像は2007年の模様で、宮澤愛菜さんが歌ったものである。思わず引き込まれそうな高音が素晴らしいし、とにかく美人である。ぜひ才色兼備のプロの歌手を目指してほしい。

http://www.youtube.com/watch?v=_X9k72480mY&feature=related

Miyazawa

 次は、お馴染みのプロ歌手・福原美穂だ。類稀な才能の持ち主の彼女だが、意外にも芸能界デビューのきっかけは偶然の産物だった。北海道内だけで放送している夕方のニュースバラエティ番組で、たまたま「街角カラオケ大会」のコーナーに飛び入り出場した。あまりにも度肝を抜く、当時中学生とは到底思えないような凄まじい歌声に誰もが釘付けになった。その番組の模様を見ていたレコード会社関係者の目に留まり、スカウトされた。彼女はマライアキャリーの大ファンで、英語の発音がネイティブと何ら変わらない。その後、彼女はアメリカに渡り、神聖な教会で初めて讃美歌やゴスペルを歌った日本人歌手として有名になった。彼女の歌唱力は他を圧倒する迫力がある。では、西田敏行が司会を務めていた「泣き歌」番組で取り上げた時の映像でどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=qAnIwV8wp4E

Fukuhara

 国立音楽大学声楽家科卒業の経歴を持つ堀澤麻衣子。彼女にしてみれば、綺麗な声を出すことは当たり前のことだったが、或る日、突然自分の声が出なくなった。その経験をきっかけに、声がこもったり、喉が痛くなったり、明るい声がでないなどの声の悩みを解決するオリジナル発声法を10年の歳月をかけて開発。昨年、品川に堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクールを開校した。

http://www.youtube.com/watch?v=FA85c0R9jxs&feature=related

Horisawa  

 名実共に天使となってしまった本田美奈子さん。2005年11月に、急性骨髄性白血病で惜しまれつつ、享年38歳と言う、あまりにも短い生涯を閉じた。彼女の高音の伸びのあるビブラートは、率直に素晴らしい。ミュージカル「ミス・サイゴン」で培ったその声量は、他の追随を許さない。映像は、亡くなる1年半前、日米のエキシビジョンゲームとなった2004年3月29日、巨人対デビルレイズ戦でのひとコマ。アメリカ国歌「The Star-Spangled Banner」と日本国歌「君が代」を独唱。観客の大喝采を浴びた。彼女も太く短く生きた女性と言える。(下は涙なくしては見れない本田美奈子 生涯最後のコンサートと肉声メッセージ)合掌。

http://www.youtube.com/watch?v=nMQ5wc5xwBM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=6nwditU7pNk&feature=related

Honda_minako

 そして、海外からの凄すぎる「天使の歌声」をお送りしたい。その国はフィリピン。「神に選ばれし歌い手」と言うほかない。その子の名はチャリス・ペンペンコー。当時16歳だった。しかしながら他を寄せ付けない人並み外れた歌唱力は半端ではない。彼女の歌は聴く人の心を鷲掴みにする威力を持っている。しかもアメリカでデビューして、そのアルバムはビルボードの8位にランクインされたほどだった。人種のるつぼ、アメリカ。あのポールボッツですら、チャンスを掴み、一流のオペラ歌手の仲間入りを果たした。そうしたチャンスを誰にも平等に与え、本物であれば、公平な立場で評価してくれる場所こそがアメリカなのだ。まさしく「奇跡の歌声」でアメリカンドリームを実現したと言えるだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=otp1FNdSYHQ&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=WI5dDE8Palw&feature=related

Charis Charis2

 もうひとり(一組)、海外からの天使の歌声を聞かせたい。1998年に英国で発足した少年合唱団である。その名称は「Libera」という。メンバーは7-18歳までの男子であるが、正確な人数やメンバーの詳細は未公表である。曲は「Far away」。2005年の映像だが、透き通る美しい歌声に我を忘れて思わず聴き入ってしまう。

Libera

http://www.youtube.com/watch?v=hzL-5qB5uBA&feature=related 

 最後はテーマの主旨を逸脱することで恐縮である。これは歌手ではないが、感動的な場面を演出したエピソードをひとつ。私は筋書きのないドラマ・高校野球がこの上なく好きだ。真っ直ぐで純真な心、一挙手一投足に全身全霊傾け、全力でプレーし、懸命に白球を追いかける真摯な姿に感銘を受ける。特に、昨年夏の高校野球の「中京大中京」(愛知)と「日本文理」(新潟)の一戦は球史に残る名勝負となった。特に9回表二死無走者ツーストライクと追い込まれた後からの日本文理の驚異の粘りは、新潟県民の総意が乗り移ったかのような勢いが感じられた。6点差あったその差を1点差に縮め、更に一三塁で一打出れば同点の場面まで中京大中京を追い詰めた戦いぶりは、長い甲子園大会の歴史でも5本指に入るほどの試合となった。どんなに劣勢で絶体絶命の窮地に立たされても、決して諦めない、粘りの怒濤の攻めは、大観衆の感動と涙を誘った。そこで、私が最後に挙げたいのが、「春はセンバツから」の代名詞にもあるように、球春を告げる選抜高校野球大会で、1993年から大会歌となった「今ありて」を紹介し、結びとしたい。この歌は、今は亡き阿久悠と谷村新司のコンビによる作詞・作曲で、毎年、大会を盛り上げる名曲となっている。特にサビの「♪嗚呼~甲子園~草の芽萌たち~♪」のところは毎回聞く度に鳥肌が立って涙が出そうになる。青春の一ページを飾るシンボリックな凱歌としての雰囲気を持っている。毎年、神戸山手女子高校の合唱部員が熱唱している。ぜひお聞きあれ。

http://www.youtube.com/watch?v=5lTLj0QJvAc

http://www.youtube.com/watch?v=epLwo-xyCS4&feature=related

Imaarite Imaarite2 

 「今ありて」(選抜高校野球大会歌)

 新しい季節のはじめに 新しい人が集いて
 頬そめる胸のたかぶり 声高な夢の語らい
 嗚呼 甲子園草の芽 萌え立ち
 駆け巡る風は 青春の息吹か
 今ありて 未来も扉を開く
 今ありて 時代も連なり始める

 踏みしめる土の饒舌 幾万の人の想い出
 情熱は過ぎてロマンに 花ふぶく春に負けじと
 嗚呼 甲子園 緑の山脈(やまなみ)
 たなびける雲は 追いかける希望か
 今ありて 未来も扉を開く
 今ありて 時代も連なり始める

  嗚呼 甲子園 緑の山脈(やまなみ)
 たなびける雲は 追いかける希望か
 今ありて 未来も扉を開く
 今ありて 時代も連なり始める

  今ありて 時代も連なり始める

 如何だっただろう。どれも高尚で深遠、なおかつ神聖な雰囲気を醸し出し、吸い込まれそうな印象を受け、言葉を失うほどの衝撃がある。どうやら天は自ら選んだ者に二物を与えたてしまったらしい。もちろん天性の物だけではなく、歌をこよなく愛し、一生懸命練習を重ねた結果であるのは言うまでもないだろう。こうした天使の歌声は、一服の清涼剤になるし、私達は素直に心癒される。世界がこうした真の歌い手を求めるのは、昨今、世界各地で抱える解決困難な諸問題を、もはや政治の力ではなく、文化や芸術の力にまつべき風潮があるのかもしれない。彼らの歌声は言葉の垣根を超え、世界のあちこちで響き渡るに違いなし、「本物である以上、万国共通で感動の嵐を巻き起こす」原動力になるということを証明している気がしてならない。

  

 

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