1980年代のB級アイドルたち Part4
今週3日連続で、シリーズで行ってきた「1980年代のB級アイドルたち」も、いよいよ今回と明日の最終回を迎えるだけとなった。既に30名の元アイドルを紹介してきたが、本日も10名のアイドルを回顧して行きたい。この時期は「ブーム」と読んで差し支えないくらいアイドル歌手が五万といた。彗星の如く現れては、花開かず、人知れず芸能界から去っていった方たちもいる。特に女性アイドルは、その輝く時期が極めて短いため、その限られた僅かな時期に、歌や踊りを通して精一杯自己表現しようという意識が見て取れる。健気だし10代のパワーも感じる。では本日も早速、彼女たちが一番輝いていた時期に一緒にタイムスリップしてみよう。
31.吹田明日香



34.伊藤美紀
1971年4月9日生まれで、愛知県名古屋市出身の日本の女優、歌手、元アイドル。ホリプロ所属で血液型はB型だった。1986年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得して翌年の5月に CBS/SONY(HOLLYWOOD LABEL)より『小娘ハートブレイク』で歌手デビュー。1987年に『生徒諸君!』で初主演。1989年に総理府の消費税導入を告知するポスターに採用され、「消費税アイドル」として有名になる。2002年に一般のサラリーマンと結婚。翌年出産。堀越高校の同級生には、水谷麻里、若林志穂、本田理沙、久松由実、田中律子、仁藤優子、大根夕佳、岡谷章子などがいた。モココクラブのメンバーでもあり、同名を冠したTV番組にもレギュラー出演していた。デビュー曲以外の主なシングル曲は、「哀愁ビュセル」、「UBU」、「誘惑88」、「しゃきしゃきビーチタウン」など計7曲。端正な顔立ちで、アイドル顔していた。
http://www.youtube.com/watch?v=ueDQVbf-vqY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=5qGXv7cASIY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=r0wxsL7wPzg
35.小沢なつき 1972年4月19日、東京都練馬区出身。1980年代後半にデビューしアイドル歌手・女優。2004年以降はAV女優に転身し、活動している。堀越高校卒業。アイドル時代に公表されていた本名は、山下純子。血液型はアイドル時代はA型と公表していたが、AV女優ではB型と発表。1986年に、神部和夫、イルカが社長を務める芸能事務所K-HOUSEのマネジャーに新宿でスカウトされ芸能界入り。同年7月、ドラマ『パパ合格ママは失格』でテレビデビュー。1987年6月にはレコードデビューも果たした。1989年には特撮番組、『魔法少女ちゅうかなばいばい!』(東映、フジテレビ)で、テレビドラマ初主演を果たした。しかし、途中降板という形で番組が終了。小沢は、そのまま芸能界から引退となった。この事態に付いては当時、「撮影予定時間に撮影所に現れずに、恋人であるマネージャーの部屋にいるというスキャンダルを起こした」、「妊娠による引退」、「結婚し男児を出産」、などと噂された。後年、出演したテレビ番組で小沢は、「忙し過ぎて訳がわからなくなり、マネジャーと駆け落ちまがいのことを計画したが、待ち合わせ場所に相手は来なかった」と、事態の背景を話した。その後、1993年、小沢はヌードグラビアへの出演で芸能活動に復帰した。さらにVシネマにも出演し、断続的に芸能活動を続けていたが、次第に仕事が無くなり、一時期はキャバクラで働くなど、水商売で生計を立てていたという。2004年4月、AV女優に転身した。同年9月にいったんAV引退を宣言するが、翌年末に復帰を果たした。しかし、その後再び休業状態に入っている。
http://www.youtube.com/watch?v=Ca9rkIwNk3M
http://www.youtube.com/watch?v=Jab00IHHvBc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=-aqAg41CE_g&feature=related
36.吉田真里子
1970年11月19日生まれの兵庫県姫路市出身。身長156cm、体重45kg。血液型はB型。1980年代後半から1990年代前半にかけて活躍した日本の女性アイドル、シンガーソングライター。 スリーサイズはB79cm W59cm H80cm。とにかく美形で、私にとってベビーフェイスな感じと清楚なお嬢さんタイプは好きになる要素を十二分に満たしていた。何を隠そう私は彼女の写真入りの詩集を持っていた。どことなく菊池桃子に雰囲気が似ていた。やはり二人ともB型アイドルである。1987年に第6回ミスマガジン特別賞を受賞。1988年に「とまどい」でメジャーデビュー。シングル8枚、アルバム5枚をリリース。1993年、インディーズレーベル「ブルータートル」を設立。1999年、最後のライブ。以降オフィシャルHP開設し時々日記更新、ラジオ番組出演、ファン向けイベントのみ活動。2002年、自身のHPにて、2001年9月に入籍した事を発表。あわせて芸能活動引退を発表。主なシングルカット「とまどい」(1988/05/21)、「さよならリフレイン」(1988/09/21)、「夢を追いかけて」(1989/02/10)、 「夏の恋人達」(1989/06/01)、「嘆きの天使」(1989/12/10)、「陽ざしのソリチュード」(1990/05/21)、「Roman〜ロマン〜 」(1990/10/21)、「すべては空の下」(1991/11/21)
http://www.youtube.com/watch?v=NcOWsuhJkzU
http://www.youtube.com/watch?v=TAd5Q9xuPhA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=T585bzUyq4k&feature=related
37.CoCo
1989年、フジテレビのテレビ番組『パラダイスGoGo!!』内の乙女塾から誕生した、女性アイドルグループである。当初メンバーは5人(宮前真樹・羽田恵理香・大野幹代・三浦理恵子・瀬能あづさ)だったが、1992年に瀬能あづさが脱退し、その後は4人で活動を続け、1994年に解散した。「アイドル冬の時代」と言われた、90年代前半の代表的なアイドルグループであり、セールスも同時期に活動していた多くの他のアイドルグループを常に上回っていた。シングル全14枚中、デビュー曲「EQUALロマンス」から「横浜Boy Style」まで、11曲連続ベスト10入り、3枚目のシングル「夏の友達」から「Newsな未来」まで、4曲連続ベスト3入りを果たしている。乙女塾全体としてのレギュラー番組である『パラダイスGoGo!!』と『週刊スタミナ天国』を除くと、これといったレギュラー番組を持たなかったにもかかわらず、レギュラー番組・出演CM等を持つ同時期の後発グループに、セールス面においては常に水を開けていた。5人の時代が全盛期であり日本武道館でのコンサートを開催させた実績などから、歴代で数少ない女性5人組アイドルの中でも最も成功した女性5人アイドルグループである。「最後の正統派アイドルグループ」とも言われるCoCoだが、楽曲においては正統的なアイドルポップス(男女の恋愛を謳ったいわゆるラブソング)偏重というわけではない。シングルを見ても、幻想的なダンスナンバー「Live Version」、当時の世界情勢をモチーフとした「Newsな未来」、そしてCoCoそのもののテーマとも言うべき「夢」を謳った「夢だけ見てる」や、「夢」でもアイドルが歌うには少し重すぎる(しかし全ての人間が確実に自覚すべき)視点からのメッセージソング「ちいさな一歩で」など、バラエティに富んでいる。シングルのカップリングにはメイン曲と対照的な曲が取り入れられることが多かった。全く恋愛を扱っていない「Live Version」のカップリングには、失恋から立ち直る男女を描いた「神様はいじわるじゃない」、メッセージソングの「Newsな未来」には明るくコミカルな「幸せかもね」、情熱的なラブソング「無敵のOnly You」には静かな「キミがくれた宝石」、そしてラストシングル「You're my treasure〜遠い約束」には、別離、終焉といった要素を全く含まない正統派ラブソング「あなただから好きなの」といった具合である。中心メンバーだった瀬能あづさがソロ活動専念を理由に、1992年5月の日本武道館公演を最後に脱退。その後1994年9月に解散するまで、4人での活動を継続した。1990年代中盤の女性アイドルグループで正式解散したのは、CoCoとMelodyの2組だけである。
http://www.youtube.com/watch?v=FloeAak06ks&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=5pfNm81aiC0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=htQGMoiADhk&feature=related
38.田村英里子



« 1980年代のB級アイドルたち Part3 | トップページ | 1980年代のB級アイドルたち Part5 »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 福島県出身タレント増殖中!(2018.03.25)
最近のコメント