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2011年1月 6日 (木)

懐かしの学園ドラマ 後編

 さて、本日は昨日アップして、大変な反響を頂いた「懐かしの学園ドラマ」の続編をお送りしたい。やはり40代以上の方々は、当時繰り返し放映されていた学園ものの青春ドラマと自身の学生時代との思い出が重なる人も多いようだ。私の場合、「飛び出せ青春」と「われら青春」は小学生時代、「ゆうひが丘の総理大臣」、「あさひが丘の大統領」が中学生時代、そして本日紹介する分が中学2年生以降から高校時代、そして大学時代に流行していたテレビドラマということになる。ちょうど青春真っ直中の時期に、人生観を養い、生き方や在り方の手本となる様な番組であった。とりわけ高校時代は、アイドルブームに加え、原宿を闊歩した「竹の子族」や横浜銀蝿に代表されるような「ツッパリ」ブームの渦中にいた。そんな多感な時期にあって、放映されていた番組は以下のようなものである。

Nettyu  「熱中時代~教師編~」 

 放送時期・・・1978年10月~1979年3月(全26話)日本テレビ系列
 内容・・・1987年春、1988年秋と1989年秋にもそれぞれ2時間の単発ドラマが製作され、家庭を持ち、時代と共に変わっていく子供達の気質に戸惑いながらも奮闘を続ける現在の姿が描かれた。当時社会問題になり始めていた教育現場でのさまざまな困難に、北海道の離島出身の田舎教師、北野先生が体当たりで熱中する姿が共感を呼び大ヒットした。特に独特なイントネーションの北海道弁は、親しみが持てた。実際、私が大学時代の2年間、北海道に住んでみて、地元の人が語尾にアクセントを置く「~ダネ」「~だなぁ~」という話し方は、まさに北野先生そのものだった。妙に感激し嬉しかった覚えがある。最終回の視聴率は46.7%を記録。本作の大ヒットに触発され、他局でも「3年B組金八先生」などの学園ドラマが多数制作された。その後、第2シリーズやスペシャル版も制作された。高校生くらいまで個人的に水谷豊が大好きだった。 

 主題歌:第1シリーズ「ぼくの先生はフィーバー」
      第2シリーズ「やさしさ紙芝居」
Nettyu2  出演者
 北野広大:水谷豊
 小糸桃子:志穂美悦子(校長宅に下宿する教師で同僚)
 花井恵子:音無美紀子(校長宅に下宿する教師で同僚)
 魚津早苗:島村佳江(校長宅に下宿する教師)
 小嶋田徳次:小倉一郎(同僚教師)
 八代徹:山口崇(綾子の実弟で校長宅に下宿)
 前田きく:執行佐智子(同僚教師で学年主任)
 安達勝也:小松方正(教頭)
 天城順三郎:船越英二(校長)
 天城綾子:草笛光子(順三郎の妻)
 天城育民:太川陽介(順三郎の息子)
 北野青空:池上季実子(広大の実妹)
 小宮新八郎:谷隼人(近所の派出所の警察官)

 映像・・・http://www.youtube.com/watch?v=xJJUTrHl16Q&feature=related

             http://www.youtube.com/watch?v=b81NvPgE9no&feature=related

Kinpachi2  「3年B組金八先生」 

 放送時期・・・1979年10月~1980年3月第1シリーズ(全23話)TBS系列

 内容・・・坂本金八は、世田谷第一中学校から桜中学校に転任し、3年B組を担任することになった。諸問題の解決に励む金八だったが、優等生の浅井雪乃が妊娠していたことがわかる。相手は同じ3年B組の宮沢保だった。また、雪乃の家庭では兄の自殺という事件も起きていた。このシリーズでは、雪乃の妊娠について「十五歳の母」という副題で6回に渡って放送され、その中の「愛の授業」などで命の大切さが訴えられた。ストーリーの主要部は連続ドラマとして放送され、第1シリーズから第8シリーズまでの放送が完了。このほか、連続ドラマの各シリーズ間に挿入される形で、単発のスペシャルドラマが11作品放送されている。また、レギュラーシリーズでも一部の回がスペシャル版での放送になる回もある。ドラマで扱われるテーマには時勢も反映され、教育現場においての時代に応じた課題が扱われることも多い。受験戦争、中学生の恋愛、性、家庭不和、暴力、いいめ、友情、命の大切さなど多岐に渡っていた。この作品は武田鉄矢の金八先生だけでなく、さとう宗幸の仙八先生や岸田智史の新八先生などシリーズ化し、そこから生まれたスターも多かった。たのきんトリオ、三原順子、杉田かおる、沖田浩之、伊藤つかさなどである。本当は武田鉄矢ではなく、当時「君の朝」が大ヒットしていた岸田智史がこの役を演じることになっていたと聞いて驚いた。武田鉄矢の金八先生は幻になっていたかもしれないと知り、ぞっとした。

Kinpachi 主題歌・・・「贈る言葉」(海援隊)
 出演者  武田鉄矢
        鶴見慎吾
                杉田かおる
                田原俊彦
                近藤真彦
                野村義男
                三原順子
                赤木春恵
                倍賞美津子
                鈴木正幸

 映像・・・http://www.youtube.com/watch?v=6bm3cIQvO-4&feature=related

            

Tadaima  「ただいま放課後」 

 放送時期・・・1980年5月~ 1981年3月(第1シリーズは全14話、第2シリーズが14話)フジテレビ系列。首都圏では月曜日20時からの放送だったが、ここ福島県では土曜日の21時から遅れて放送されていた。
 
 内容・・・新設の高校「隼学園」を舞台に、性格も経歴も対照的な二人の教師と個性的な生徒達との交流と活躍を描く。3ねんB組金八先生に続いての、たのきんトリオの出演が話題となり、人気ドラマとなった。テーマソングもヒットした。ロケ地は神奈川県厚木市及び海老名市。 番組冒頭のタイトルではくす玉が割られ、紙テープや紙吹雪が降るシーンがあった。各回ごとに「なぜか、それが愛」とか「きっと、これが青春」というようなサブタイトルが付いていた。キャスティングを替えて第3シリーズまで続いた。私は近藤真彦と同い年のため、よく髪型や服装を真似したものだ。人からマッチに似ていると言われ、調子に乗っていた時期があった。

Tadaima2  主題歌・・・「青春ひとりじめ」(田原俊彦)
 出演者
 森雄太(ドンガメ先生):本田博太郎
 広岡大助(チョロ先生):寺泉哲章
 岡田達也:近藤真彦…28話まで出演
 北川豪史:田原俊彦…15話まで出演
 杉原忠雄:野村義男…15話まで出演
 奈美:川島なお美…15話から出演
 坂上紀美子:早坂あきよ…15話から出演
 松岡譲:松原秀樹…15話から出演
 沢田美沙子(婦人警官):古手川祐子…28話まで出演
 
映像・・・https://www.youtube.com/watch?v=QRUH408eTHU


School_wars1  「スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~」 

 放送時期・・・1984年10月~1985年4月(全26話)TBS系列
 
 内容・・・大映テレビ取締役でプロデューサーでもある春日千春が、山下真司が演じた教師のモデルとなった山口良治の講演会をたまたまテレビで観た。当時、校内暴力が社会現象化しており、それを無くそうという意図でドラマを作ることを思い立ち、1週間で企画を書いてドラマ化に至った。あらすじは、元日本代表の名フランカーだった滝沢賢治は現役引退後、川浜市教育委員会に勤務し、ラグビー指導等をしていた。それに目をつけた市立川浜高校の山城校長から川浜高校体育教師の職にと懇願されたが、その悪いことなら県下一のワースト校が川浜高校であったため、妻・節子は反対した。しかし、一方では賢治の夢は教師になることで、悩みぬいた末、川浜高校に赴任した。生徒たちの反乱、そして屈辱の大敗を経て、ラグビー部として始動していき、全国大会の決勝戦に臨んだ。オープニングの冒頭近くに、モデルとなった伏見工業-大阪工大高校の決勝戦のキックオフ前後の映像が流れる。シュールでハードな作りは、さすがに大映テレビ制作だと思った。
School_wars_2
 主題歌・・・「HERO」(麻倉未稀)
 出演者
 山下真司    鶴見辰吾
 岡田奈々    大石悟朗
 松村雄基    谷村昌彦
 宮田恭男    チャールズ・モーガン
 伊藤かずえ   四方堂 亘
 岩崎良美    和田アキ子
 下川辰平    梅宮辰夫 
 名古屋 章   倉石 功 
 三浦浩一    坂上二郎 
 小沢仁志    宮田 洲    
 高野浩和    岩本宗規    
 坂上亜樹    間下このみ
 諏佐理恵子   近藤洋介 ほか    

 映像・・・http://www.youtube.com/watch?v=I5DkJ_afwoQ&feature=related

Kyoushi  「教師びんびん物語」 

 放送時期・・・1988年4月~6月(全13話)フジテレビ系列

 内容・・・ドーナツ化現象の進展により大幅に生徒数が減少した東京・銀座の銀座第一小学校(中央区立泰明小学校がモデルとされている)を舞台とした学園ドラマ。シリーズ平均視聴率22.1%、最高視聴率24.9%を記録した。新米の熱血教師・徳川龍之介とその後輩の教師・榎本英樹のコンビを中心に、小学生の揺れ動く心理状態や、近隣の小学校との統廃合問題で揺れる学校運営などを描いた。好評につき、1989年4月からシリーズ2作目(全13話)が放映された。東京・御茶ノ水の名門私立小学校「聖橋大学附属小学校」に赴任し、中学受験を目指す児童たちを教えることに。慣れない進学校での勤務でも相変わらずの熱血指導を行う徳川と、受験戦争の中で苦しむ児童達とのふれあいを描いた。
 
Kyoushi2  主題歌・・・田原俊彦が歌う主題歌「抱きしめてTONIGHT」、「ごめんよ涙」が大ヒットした。 
 出演者
 田原俊彦:徳川龍之介
 野村宏伸:榎本英樹
 五十嵐いづみ:奥沢いづみ
 五十嵐淳子:国立響子
 萩原流行:満田亀造
 阿藤海:御前崎マキオ・長曽我部権三
 大竹まこと:江崎次郎
 長塚京三:三田不動産社長
 佐藤允:仲山校長
 紺野美沙子:奥沢まゆみ
 麻生祐未:三井祐子
 生田智子:木下玲子
 渡辺美奈代:木下ますみ
 生徒役:観月ありさ

 映像・・・http://www.youtube.com/watch?v=pAVQng4t99I&feature=related

      http://www.youtube.com/watch?v=oDgjd01GkJE

      http://www.youtube.com/watch?v=QapNRWlP1As&feature=related

 
 さて、2日間に渡ってお送りした「懐かしの学園ドラマ」、如何だっただろうか?自分の青春時代の懐かしい思い出が甦って来ただろうか?これ以外にも上田美穂主演の「生徒諸君!」や吉田友紀主演の「俺はあばれはっちゃく」も好きなドラマだった。最近は、このような若い人の苦悩を真っ正面から受け止めて、共に考えさせるようなドラマがめっきり影を潜めている。昨年暮れに放送していた「サンデーモーニング年末スペシャル」で特集として取り上げていたように、「豊かなのに幸せになれない」というのは、個性の重視や個人の尊重ばかりが持て囃され、個人主義に陥ってしまい、かつての同族意識や所属感、地域や集団との関わりという体験が減ってしまい、遊びにしても、私が子供の頃には近所の子供同士で集まって鬼ごっこや缶蹴り、ソフトボール、雪だるまやかまくら作り、雪合戦など集団で遊んだものだ。しかし、今は「風邪を引いたら一大事」とか「事件や事故に巻き込まれる危険が増大する」といわんばかりに自宅でゲームばかりやらせる親が多くなった。近所のおじさんに叱られるような場面や地域ぐるみで子供を育てるといった風習や風潮がなくなった。学園ドラマを取り上げても、何か人間味や人間臭さらしきものが感じられない。どこか他人行儀である。最近の学園ドラマでは、前田敦子主演のドラマ「Q10」やAKBの「マジすか学園」などがあったが、設定がどこか非日常的で異質な印象だった。堀北真希と小栗旬が出演した「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」もまたしかり。恋愛にばかり話題が行き、人間としての生き様や生き方・在り方を取り上げていない。昔は教育問題や社会問題を泥臭く追究し、それを体当たりで描写し、如実に物語っていた。若さゆえのつまずきや若者特有の苦悩を包み隠さず露骨に取り上げ、番組の中で切実に考えさせたものだ。そして「柔道一直線」や「サインはV」などのスポ根ものも多かった。そして、最近のドラマの傾向として1クール3ヶ月(11~12話完結)で終わってしまうものが大部分だ。これも残念である。短いから心に響かないし、記憶にもあまり残らない。テレビの制作会社は、青春時代の投影として、仲間意識や命の大切さを訴えるようなドラマを増やして貰いたいと切に願い、今回2日間に渡ってお送りした記事を閉じたいと思う。

記事作成:12/27(月)

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コメント

同意!いつもこのブログを見るのがとっても楽しみです(*^^)vこれからも楽しみにしていますね☆

ー高田馬場@美容室さん、初めまして。そう言って頂けるとこちらも書き甲斐があります。いつもバラエティな話題を自由気ままに、そして長々と書き綴っているだけですので、ウケはどうだろうか?とか、アクセス数がイマイチだとつまらなかったのか?とか気にかかっています。お世辞でも有り難いです。また何かございましたらコメントよろしくお願いします。ちなみに明日は「美しきアスリートたち」というタイトルの記事です。お楽しみに!(SUZU)

素敵です。自分もこんなブログをつくりたいと思っていました。参考にさせてもらっていいですか?

ーこんばんは。何回もコメント頂きありがとうございます。最大の賛辞まで頂き恐縮です。こんなブログで良かったらいくらでも参考にしてください。私のテーマのコンセプトとして、昔流行したものや懐かしい出来事を取り上げ、みんなで追憶したり、懐かしむことにあります。ステレオタイプの人間ですので、現代的な技法は使えませんが、テーマに関した画像や「You tube」の映像をアップしていますので、ぜひご覧下さい。(SUZU)

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