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2011年5月 9日 (月)

一世を風靡したCM (昭和編 Part1)

 歳をとると何故か昔の事はよく覚えているくせに、最近の事となると無頓着でなかなか覚えられない。新しいことを脳がなかなか受け付けてくれないようだ。特に学生時代(小中高大)を過ごした昭和の出来事はある部分、鮮明に覚えていたりする。不思議なものだ。そして当時は辛かったことでも、時間がたてば美化され、それも良い想い出になっていたりする。或る意味人間とは都合のいい習性を持った生き物である。これまで私は、当ブログにおいて、自分が無類のテレビっ子で、暇さえあればテレビの電源を入れ、ジャンルを問わず様々な番組をチェックしていたことを記して来た。その中でも、学生時代はとりわけ、「いい旅夢気分」などの旅行番組ばかり見ていたし、「知ってるつもり?」や「驚き桃の木20世紀」などの教養番組、雑学知識を増殖できるクイズ番組(ベルトクイズQ&A、タイムショック、ドレミファドン!、ウルトラクイズ、連想ゲーム、霊感ヤマ感第六感・クイズダービー・クイズ100人に聞きました・三枝の国盗りゲーム・ヒントでピントなど)、「ザ・ベストテン」などの歌番組、そして更には情報やドキュメンタリータッチの物を好んで見ていたし、「忠臣蔵」や「白虎隊」などの「年末大型時代劇ドラマ」も大好きだった。社会人になってからはNHKの「プロジェクトX」や「その時歴史が動いた」、「趣味悠々」が好きだった。そして、意外と印象に残っているのがその合間に流れるTVコマーシャルだった。そこから流行語が生まれたり、コピーライター・糸井重里に代表されるようなキャッチコピーが重要度を増し、小林亜星などによってCMのBGMなども流行した。また、広告代理店やCMプロデューサーなる職業が持て囃された時期でもあった。そこで今回のテーマは一世を風靡した昭和を代表するCMをピックアップしてみたい。世代的には昭和の後期になる。昭和45年(1970年)以降で、特に流行ったと思われるようなCMを紹介したい。なお、以前に取り上げたことのある「コカコーラ」と「国鉄&JR」の作品は今回は割愛させて頂きたいと思う。では懐かしいCMの数々をどうぞ。

 文明堂のカステラ

 のっけから意に反して1930年代のCMを取り上げたが、これは今も続く文明堂のカステラCMの魁という意味で掲載した。テレビの黎明期の昭和30年代には既にこのメロディーと人形劇仕立てのこのCMが世に出ていたという事実。長い歴史と伝統を重ねて、今がある。

 スタイリー(1975年)

 これも懐かしい。♪スタイリ~スタイリ~♪という独特な節回しと、最後の「私に電話してください。どうぞよろしく」は一世を風靡した。この頃はぶら下がり健康器や高価な肩たたきマッサージ機などが世に登場し、結構売れた時代だった。残念ながら地方である我が県ではこのCMは流れていなかったのだが、あまりにも有名だったため、掲載した。

 ナボナ(亀屋万年堂)

 「世界のホームラン王」の名をほしいままにしていた王貞治選手が出演していた。「ナボナはお菓子のホームラン王です」というフレーズが未だに耳に残っていて妙に懐かしい。

 猛烈ダッシュ(丸善ガソリン-1969年)

 お色気路線の走りのCMと言って良いだろう。1969年、テレビのカラー化が始まった頃の作品である。小川ローザが出演し、世の男性の視線を釘づけにして話題をさらった伝説のCMだ。この曲を歌った「しばたはつみ」さんは昨年お亡くなりになった。合掌

 レナウン娘

 レナウンと言えば、初期のCMは「イエイエ」がすっかりお馴染みだったが、1978年のこのCMはとにかく流行った。ワンサカ娘のこの歌もヒットした。

 ハトヤ大漁苑

 「伊東に行くなら~ハ・ト・ヤ~、電話は良い風呂~」という有名なCMに加え、「4126体操」がCM業界を闊歩した。活きのいい魚を腕に抱えていた男の子は今、何をしているのだろう。

 ドレミまりちゃん自転車(天地真理ー1974年)

 当時超人気アイドルだった天地真理が出演していた。価格24,900円と当時の子ども自転車としては破格の価格だったにも拘わらず爆発的に売れた。「真理ちゃん自転車に乗ればあなたも魔法使いに」、このフレーズに当時の女児は魅せられたものだ。 

 カルビー(藤谷美和子-1977年)

 藤谷美和子と言えば1970年代後半から80年代初頭にかけて、学園ドラマの生徒役として引っ張りだこだった。特に中村雅俊が教師役だった「ゆう日ヶ丘の総理大臣」は圧巻。井上純一と共演することが多く、噂にもなった。とってもチャーミングで、少しすっとんきょうな感じがまた可愛らしかった。

 日清きつねどん兵衛(1977年) 

  今では2人とも故人となってしまった。「日清どん兵衛」と言えばこの二人が代名詞。山城新伍さんと川谷拓三さんの名コンビのCMは大好評で、シリーズ化した。チャンチキ風の「どんぶりばっちゃ浮いた浮いた~くるりっとシャンシャン」というフレーズもまた懐かしい。その他のシリーズは下をクリックすればご覧頂けます。

 http://www.youtube.com/watch?v=m1tD-40Of-U&NR=1

 エメロンクリームリンス&シャンプー

 このCMも1970年頃からシリーズ化し、10年以上放送されていた。レポーターが様々な都市を訪れ、街角で見かけた髪の綺麗な女性を追いかけてレポートし、最後に振り向かせるという内容。ハローナイツの「ふりむかないで」もヒットした。♪「ふりむかない~で~○○の女(ひと)~」♪というのが妙に頭に残っていた。

http://www.youtube.com/watch?v=TWYsXRI9g7I&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=fDIBXwNiAT0&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=4SpBxtNnVaA&NR=1

 石丸電気

 家電量販店のCMと言えば、エノデン坊や、ラオックス、カメラのさくらや、ビックカメラ、カメラのドイ、ALIC日進、そしてヨドバシカメラが有名で、これらのCMを見ない日はなかった。その中でも秋葉原に数多くの店舗を展開していた石丸電気のCMは実に想い出深いものがある。

 さて、今回はスペースの関係上ここまで。次回はPart2として昭和を代表するようなCMを10作品紹介したい。なおリンクした「YouTube」の動画は、予告なく削除されることがあることを申し添えておきます。

 記事作成:4月30日(土)

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