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2011年5月 4日 (水)

震災の真実を伝える映像・・・

 あの震災から54日目の今日、未だにその爪跡は消えず、人々の心からあの日の恐怖を取り去ることはできない。正直に言えば、この映像は掲載するかどうか迷いに迷った。しかし、日本では今回の震災について、あまりにも知らされていない事実が多すぎるように感じた。そこで今回は、日本ではあまり放送できない映像として「YouTube」に多数アップされていたものを紹介したい。「震災の真実」を包み隠さずに伝え、強烈なインパクトを与えるかもしれないが、決して綺麗ごとでは済まされない「本当の東北の姿」を映し出していると思われる映像を敢えて紹介します。心臓が弱い方は再生ボタンを押すのをご遠慮ください。

「日本では放送できない震災の裏側2」の映像は、犠牲者の遺体が多数映し出され、あまりにも衝撃が強いため、掲載を見送らせて頂きました。ご了承ください。

 「人間失格」 by Metis

もう帰らぬ日の青春
何より自分が大切だった
苦しむ友を救う事さえできなかった
人間失格

つまずく足元に咲いていた
頭を垂れたお人好しな花
色んな者に踏まれる為に
きっと強く立っていたのでしょう?

人を従わせ支配しそんなに自分を大きく見せたいのですか?
君の庭に咲く花は寛大ですか?
心のままにいつも咲いていますか?

涙を忘れていませんか?大事な事から逃げてませんか?
自分に嘘をついてませんか?諦める事に慣れ過ぎてませんか?
泣きたければ 泣けばいい 叫びたければ 叫べばいい
それでいいんだよ…君でいいんだよ…
全ていいんだよ…きっといいんだよ…
明日は明日の風が吹く

http://www.youtube.com/watch?v=hX6J1HdGI24

http://www.youtube.com/watch?v=ycRxtWHXOFA&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=E-PjxqTozhs&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=sAIwDTsdadU&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=GtG_e9pwWmk

http://www.youtube.com/watch?v=Np5q2RVbVG0&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=DDkLXDTaTfg&feature=related

 これらの映像を直視できますか?私は夜中にひとりで見て、大泣きしてしまった。特に最初の映像は衝撃的で、Metisの「人間失格」の歌詞には「人間としての尊厳や生きる意味」を問い正されていると感じ、身につまされて胸を締め付けられる思いがした。本当は見るのも辛いが、この現実を風化させてはいけない。後世に語り継がなくてはならないという強い衝動に駆りたてられた。私自身も福島県在住の身で、今回の出来事は切実である。実際に「震度6弱」の激震を体験したし、多くの建造物の損壊を随分目の当たりにして来た。そして未だに終息しない原発の放射性物質の問題と風評被害・・・。おそらく今年は稲作もできないだろう。酪農家にとって手塩に育てた乳牛を出荷しなければならないことがどれほど辛いことか。ここ福島県は毎日、震災のニュースで嫌というほど現実を突き付けられている。それでも人々は明日を信じ、前を向いて生きているのである。私はそんな被災地にあって、誰よりもその苦しみを知っている。マスコミで取り上げることが出来るのは、ほんの一部で、光を当てていない部分があまりにも多すぎる。私にも経験があるが、或る日突然肉親を失う悲しみほど辛いものはない。

 何度も言うが、衝撃的な場面が多々含まれているため、これらの映像を掲載するのは苦渋の決断だった。しかし、最初の映像の制作者が語るように、今回の大津波による被害、多くの何の罪もない方々が犠牲になった現実を10年先も20年先も伝えなければならない。天災は忘れた頃にやって来る。決して風化させてはならないのだ。今日もまた余震は続き、私が暮らす福島県は、県民が散りじりとなり、明日も見えない避難所生活を強いられている方が大勢いる。5月1日現在、福島県内の死者は1,500人を超え、行方不明者もまだ1,100人以上いる。「未曾有の災害」と言ってはいるが、報道規制や放送コードがあって、日本では亡くなった方(遺体)を写す訳にはいかないし、被害者感情には最大限配慮する必要がある。そして第三者であっても、あまりにも衝撃的で悲惨な映像や画像は、精神的疾患を生みだす恐れがあることから、真実の場面を我々は直接目にすることは出来ないのだ。しかし、ある日突然に肉親を奪われた遺族の深い悲しみややり場のない怒りなど被災者の本当の姿を直視して貰えれば、風評被害などと言ってられないと思う。

 これまで福島県民は、「復興支援」とは名ばかりで、方々の避難先で言われなき差別を受けたり、邪魔者扱いを受けて来た経緯と現状がある。日本では「臭いものには蓋」的な思考があり、自分に害が及ばなければいかにも善人のような立ち居振る舞いをするが、いざ自分に火の粉が降りかかってこようものなら、鬼の形相で振り払おうとする習性があるように思えてしまう。或る東海地方の県では実際に行われていたらしいが、「福島県民お断り」などという看板を幹線道路沿いに平気で出していた給油所があったという。住む家を追われた人に対し、どうしてそんなに冷たい振る舞いができるのか?そこまでして完膚なきまでに福島県民を叩き潰したいのか?病院ですら、「福島県の住所が記載された保険証を受付で出したら、そのまま別室に案内された」とか、レストランでは入店を断わられたり、スーパーの駐車場で福は、島ナンバーの車はそのまま退場を命じられた経験をさせられた県民は大勢いるという。めちゃ悔しいし、同じ日本人でありながら、こうした狭い心でしか取り合えない人間がいることにも強い憤りを覚える。もし自分がその立場だったら何とするである。東海地震が危惧されている状況下、決して対岸の火事ではない筈だ。いざ自分が避難する立場になってみて、吠え面かいても遅い。そういうぞんざいな人間は四面楚歌の状況に置かれても文句は言えないのだ。被災者や避難している方々は、家に帰りたくても帰れない。我が家がそこにあるのに帰れない辛さをわかってもらいたい。そして津波で流され、帰る家すらない人も現実にいるのだ。未だに岩手・宮城・福島3県だけでも行方不明者は1万人以上もいる。身内を失った家族は生きる力を失うほどの衝撃を受けている。どうしてそういう人に対して手前勝手な惨たらしい発言や行動が出来るのか不思議でならない。もう少し、被害者の身になって考えてほしいものだ。

 また、テレビ等で芸能人が大挙してメッセージを送ってくれているが、「日本の強さを信じてる」とか「大事なのは続けること。僕はずっと応援し続けます」と言っているが、実際あの方は「被災地域に対して何を応援し続けているのだろうか?」。思っているだけで行動しなければ傍観者と同じだ。現地を訪れて悲惨な状況を自分の目で確かめたのだろうか?テレビの映像だけ見て、真実を直視していない人間があのようなことを口走ったところで説得力は感じられない。東電の社長も遅ればせながら、福島県を始め被災地域を巡って謝罪や懺悔の日々だが、未だに社員や作業員が死闘を繰り広げている「福島第一原発」を訪れていない。どれだけの損害でどれだけ不自由な暮らしを強いられているのかわかっていない。このような方がトップにいる企業では社員が可哀相だ。どうやら私の在籍する大学を卒業したようだが、このような方を先輩に持って残念だ。人格を否定するつもりはないが、病気で入院していたとはいえ、やることが後手後手で遅すぎることが不信感を強めているのに他ならない。

 悪いことばかり書き並べてしまったので、ここで多少良いことを書きたい。この度の未曾有の震災被害にあって、被災者を始め、日本人の統率のとれた行動、規律と礼節、道徳心、公共心を備えた日本人の礼儀正しい行動に、外国からは賞賛の声が上がっている。ともすればこれだけの生活難に見舞われると、略奪や暴動が起きるのが国際社会だが、日本人は、この苦難に直面しても、自分の利益より他人との調和を優先し、秩序を保ち、平常心を見失わず、協力して避難所生活を送っている。そのマナーの良さに驚愕されている。特に東北人は冬の寒さに耐えるだけの強い精神力と忍耐力が備わっている。これは世界に誇れることである。そして一つの出来事や大きな問題が生じると、日本人全体の問題として共感し、連帯意識を持って解決策を見出そうとしたり、ボランティア活動が活発に行われることも同様である。様々なCMが作られ、各テレビ局が「繋がろう日本」とか「助け合おう日本」、「ひとつになろう日本」、「絆プロジェクト」などのキャッチフレーズの下、助け合いの精神を呼びかけるのも日本ならではであろう。現に、芸能人やアスリート達が被災地を訪れ、様々な復興支援を行っているのは頭が下がる思いだ。そして「サントリー」のCMでも「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」を様々な歌手が歌い、チャリティーに協力しているのも有り難い。これらの駆け引きゼロの純粋な試みは大いに評価できるし、賞賛したい。

Suntory_song

 最後に、今も原発で必死に闘っている社員や作業員、いつ終わるか知れない行方不明者捜索で、何千体もの遺体を発見し、収容し、遺族に引き渡す最も辛い仕事に従事している方々も大勢いる。自らもストレスを抱え、寝る間もないくらいの重労働をされている自衛隊員、消防団、警察官、そして自治体の方々に感謝し、敬意を払う意味で、ここにもう一つ感動的な動画を紹介したい。

 自らの命を顧みず、防災無線で避難を呼び掛け続けて行方不明になった24歳の女性の話(この動画はNHKニュースのため、予告なく削除されることがあります。ご容赦ください)

 この動画は命をかけて数多くの方々を守った真実の行動記録として削除されないことを願います。涙なくしては見れない映像です。どうしてこのような最期まで人の為に尽くした立派な方まで神様は召されるのか、居た堪れない。謹んで彼女のご冥福をお祈り申し上げます。

http://www.youtube.com/watch?v=QMI1L8mB5ps&feature=player_embedded

↑残念ですがNHKの申し立てにより削除されました。このような後世まで残さなければならない貴重な映像まで単に「著作権」を盾に根こそぎカットするNHKは信じられない。

 そして、追加でもうひとつ、日本人らしさを教えてくれ、誇りを取り戻させてくれた動画を紹介して結びとします。

 「がんばろう福島、がんばろう東北、がんばろうニッポン!」

 真実から目を背けずに・・・。

 記事作成:5月3日(火)

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