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2011年10月17日 (月)

悲しい現実~人間の都合で犠牲になるペットたち~

 最初にお断りしておく。今回のブログは、あまりにも残酷な動物たちの魂の叫びである。愛犬家、愛猫家の方、普段からペットに限りない愛情を注いでいる方は見ないで頂きたい。しかし、毎日のように捨てられた約2,000匹の犬猫が殺処分されている現実があることを知って頂きたく、あえて今回の記事を作成した。こからお見せする映像が運命に翻弄されるペットたちの悲しい現実であり、人間の身勝手な行動の行く末でもあり、人間の本性を映し出す鏡かもしれない。まずは現実を直視して頂きたく、敢えて悲しい映像をアップした次第だ。罪なき命が毎日のように奪われ、ひっそりとこの世から消えている。ぜひ目を背けないで現実を直視して頂きたい。

http://www.youtube.com/watch?v=QToJtVmJWPI&feature=related

<命の授業>

http://www.youtube.com/watch?v=p9apj5-YloA&feature=related

<これらの動画に寄せられたコメント>

 なんで何も悪いことをやっていない動物たちを殺処分してしまうん­でしょうか・・・。悪いのは人です。動物を飼えなくなったからと­か言って捨ててしまうのです。変えないと思うなら飼わなきゃいい­のに・・・。

 現実を直視して、理解できた時、私たちには何ができるのかな。犬猫の避妊手術、去勢手術、終身飼育の大切さを周りの人にお伝え­ください。命を慈しむことができるのが人間ですから。

 保健所に犬を連れてゆく飼い主に、これを見せてから、もう1度、­話あって殺さず里親を探す方向に行きたい・・愛される為、幸せに­なる為に命は生まれてくるのに・・悲しすぎる現実を目を背けず世­間にもっと公表しなくてはいけない。辛いupを有難うございます­。

 人間のエゴの一番の被害者達だね・・・命を選別する行為も罪だね・・・

 俺は過去に愛犬を病気で失った、その時の悲しみは今も忘れない。­そしてそれからペットを飼うのが怖くなった、また同じ悲しみは嫌­だから。

 「愛護センター」だなんて名前付けるから簡単に持ち込まれる。名­前を「殺処分センター」にして「あなたは○○(ペットの名前)を­飼う責任を放棄し、家族の一員を殺す事に同意します」と署名させ­てしまえばいい。そしてどうやって殺されるか、どれだけ苦しい思­いをして死ぬか説明を受けるべき。そしてペットを持ち込んだ飼い主は、責任もってその子が殺処分される瞬­間を看取るべきだ。動物愛護センターならきっと新しい飼い主が見­つかるよなんて無責任に思ってるから簡単に持ち込むんだ。

 動物愛護センターでボランティアした事があります。初めは愛護セ­ンターに良い感情を抱いてませんでした。しかし、いざ手伝いを始­めてみると外から感じるのとは全く違った面を見る事ができました­。何よりも犬猫を持ち込む無責任極まりない不良飼い主が多い事に­驚きを隠せませんでした。この人達は物を扱う様に犬猫を捨てに来­るのです。命ある生き物という認識は持ち合わせていない様でした­。そんな人達にセンターの職員さんは説得するのです。持ち込まれ­た後の現実も話すのです。ですがそんな話に耳を傾ける人は少ない­のです。そんな犬猫達に手を下す職員さん達の苦悩は傍で見ないと­知りえないのです。ある職員さんは涙ながらに想いを語ってくれま­した。直接手を下さなければならない辛さ・・・ 

 ごめんなさい…最後の映像は見ることができませんでした。 目をそらしてはいけないと分かっているのに見れませんでした。 可愛い、飼いたい、それだけで命を簡単に手にしてはいけないんで­す。 簡単に動物は飼ってはいけないんです。 誰もが簡単に飼えるなんてペットブームなんて作ってはいけないも­のなんです… モラルも倫理も何ももたないのに… 動物を飼うということ、食べると言うこと、ペットと食用の家畜の­違いの有無、動物工場の悲惨な状態はなにもペットだけではありま­せん。 大型畜産工場の劣悪な状況を無視して平気で過ごしています。 もし多くの人が「必要な分を必要な分だけ」とありがたみを感じる­ことができれば… とペットにおいても畜産においても強く感じます。 どうか考えてください。自分の口に入るその豚さんがどういう過程­でここまできたか。どんな処理をされてどんな風に育てられたか。­卵を産まない養卵鶏の行く末… 決して全か無かではなく、「美味しく頂く」のには忘れてはならな­いことがあるんです。 ぜひ現状を知ってください

 ~結びに~

 私はペットは飼わない主義である。それは幼少の時、インコを飼っていた友人が羨ましくて、自分も親にねだって買って貰ったが、自分の欲求が満たされたことに満足してしまい、ろくに世話もせず、死なせてしまった。或る早朝に鳴き声がしなくなり、気になって鳥かごを見に行くと、そこには冷たくなって身動き一つしない鳥がいた。僕は命の大切さに気付かず、無責任な行動をしたことに初めて気づき、後悔した。そのインコは私に飼われなければ、もっと幸せな生涯を送っていたかもしれない。その時、ようやく命の重みを実感した。それ以来、「自分には生き物を飼う資格がない」と自覚し、その件がトラウマとなって何も飼えなくなったのだ。また、こんなこともあった。姉が学生時代を送っていた時に飼っていた虎猫を実家に連れて帰って来た。その時、半年くらい我が家で家族同然に過ごした。生後1年くらいの子猫で、オスだったが、あまりにも可愛くて「小梅」と名付けて可愛がっていた。しかし、或る日を境に、家から飛び出して姿が急に見えなくなった。行方不明になって一週間後位の夜に、やっと帰って来たと思ったら、足取りもおぼつかない瀕死の状態で、フラフラになっていた。そして興奮状態で大暴れしたと思ったら、ぱたっと動かなくなった。急ぎ動物病院に連れて行って診察したが、亡くなっていた。恐らく他の猫と喧嘩したか、あるいは車にはねられたかしたのだろう。しかし、最期の力を振り絞って、必死の形相で飼い主の元へ帰って来たことが奇跡だった。そしてそれは私が愛する祖母が亡くなった一週間後の出来事だったのだ。きっと祖母のお供をするために天国へ行ったのだと思った。それ以来、私は動物を飼うことを頑なに拒んで来たのだった。

 自分の失敗を棚に上げているようで、何を言っても弁解になるし、己も命をつないで行くためには動物の肉を口にしている身分で偉そうなことは言えない立場だが、動物の命の重みを感じ得ない人間は、生き物を飼うべきではないように思える。自己都合で見放した動物たちの末路は非業の死である。どうか今回の映像を無にせず、安易な発想で動物を捨てないで頂きたい。考え方ひとつで救える小さな命もあるのだから・・・。ひたすらそれを願ってやまない。

 記事作成:10月9日(日)

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