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2011年11月22日 (火)

映画「フラガール」感動場面ベスト5

 今年のマイブームは何と言っても「てっぱん」と「フラガール」に尽きる。上半期は、今年3月までテレビ放送していたNHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」に感化され、その後、DVDまで購入し、30回以上繰り返し見た。それだけでは留まらず、片道1,000kmものロングドライブを決行し、そのロケ地を巡り、ドラマの雰囲気に解け込んだ。そして秋以降は「フラガール全国きずなキャラバン」のフラガール達の地道な活動と笑顔と元気を分け与えてくれるような全国行脚の活動を「Youtube」などで知り、彼女たちの足跡を辿る意味で、映画「フラガール」を何度も見直した。すると「フラガール」にもどっぷりハマってしまった。この作品は5年前に上映されたのだが、温かい人間味を感じさせる内容がふんだんに盛り込まれ、笑いあり涙ありの感動作品にすっかり嵌り、虜になった。

 そして、同様に11月にはいわき市や北茨城市周辺に出没して、ロケ現場を探してはその余韻に浸ったものだった。そういう経緯もあって、今回は「てっぱん」の時と同様に映画「フラガール」の感動場面と傑作珍場面をランキング形式で紹介&発表したい。もちろん独断と偏見で選んだ順位であることを予めお断りしておく。半世紀近く前に廃鉱の危機に直面し、仕事を追われてもがき苦しむ人々が、いかにして逆境をはね除け、力強く歯を食いしばって生き抜いたか、そして苦労に苦労を重ねながら如何にして今の暮らしを築き上げて来たか、その生々しい姿を映し出している映画だった。

 そして、今年起きた東日本大震災で、まるでその苦境を再現するかのような大災害にあって、46年ぶりに行われたフラガール達の全国キャラバン。被災者にとっても、可憐な乙女たちの健気な活動は、何よりの励ましになったことだろうし、どれほど勇気づけられたことか計り知れない。暗い闇に煌々と光を射し、生きる希望与え続けてくれている気がしてならない。世代を越えてのこの試みは何か不思議な縁を感じるし、とてつもない大きな見えざる神の手によって動かされているようにも思える。歴史は繰り返されることを実感する契機にもなった出来事だった。それではまず今回は、あらすじと感動場面を記載したいと思う。

 ~あらすじ~

 舞台となるのは、昭和40年の福島県いわき市の炭鉱町。今や 石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいるなか、町の危機を 救うため、人々は「常夏の楽園」をつくろうと立ち上がる。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生から成功までの実話を描いた。ハワイアンミュージックと本格的なフラダンスショーが描かれている。

 第1位 「まどか先生を引き留めるようと無言の手話で訴えたシーン」

 このシーンは文句なし1位。フラガールの一員の熊野小百合の父親が炭鉱事故で重体となり、そんな中でもキャラバン巡業から帰さなかった責任を一身に背負い、平山まどか先生が辞めることに。東京に戻るために列車の中で出発を待つ先生の元に、教え子であるフラガール達が駆けつけた。必死の呼びかけにも応えてくれない先生に、リーダーの紀美子がとった最後の説得工作は、先生から教わったフラダンスの手話だった。「愛しい人よ、愛しています」という振りを無言で伝えた。このパフォーマンスによって決心を変え、先生は走り出した列車を無理矢理急停車させ、タラップを降りて生徒の元へ帰って来るのだった。ここの駅は、映画では架空の「湯本南駅」となっていたが、実際は那珂湊駅が使用された。BGMの「Wish on my star」もまた効果的で涙を誘った。

I wouldn't change a thing about you
I wouldn't ask the green to be blue
I wouldn't ask the birds not to fly,
or change a thing in the sky, or turn hello to good-bye

I wouldn't ask the birds not to sing
I wouldn't ask the phone not to ring
I just couldn't ask the wind not to blow,
or a boat not to row, or a trio to go solo

You are amazing just as you are
You are a flower in the spring,
and you're the light each morning brings
And I adore you, just the way you are
You are not the star that I wish on
You are the wish on my star

 第2位 「夕張へ旅立つ早苗を見送るシーン」

 炭鉱を解雇された木村早苗の父・清二。炭鉱夫としての仕事を求めて夕張へ一家転住することになった。それまで人一倍辛い練習にも耐え、頑張って来た早苗がダンサーとしての夢を諦めることになった。別れの朝、踊り仲間に精一杯感謝の気持ちを込めて挨拶する痛々しい姿に、いたたまれず駆け寄って早苗を抱き寄せる平山先生。愛用のメガネを愛弟子の彼女に贈る。しかし肝心の親友・紀美子の姿は無い。そして出発。涙の別れの後、彼女を荷台に乗せて走りだした軽トラックは土手沿いの道へ。すると土手の陰から必死でトラックを追いかける人影が・・・。紀美子だった。手を振りながら必死にトラックを追いかける。お互い「さよなら」を言わず、「じゃ~な~」を繰り返す。そして一本橋まで見送る紀美子。このシーンは涙が止まらなかった。

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 第3位 「炭鉱事故で父親が重体であることを知った小百合が踊ることを決意する場面」

 フラガール達が常磐ハワイアンセンターオープンに向けて必死の練習を行い、PRも兼ねた全国キャラバンに出掛けている矢先に、炭鉱事故が発生。熊野小百合の父・五郎が巻き込まれた。父親が重体であるという事実を知った小百合は、飛んで帰りたい気持ちを仕舞い込み、「お父ちゃんならきっとそう言うと思うから」と踊りを続けることを先生や仲間に訴える。まどかもこれを了承した。そして巡業を終え、世話所に戻った小百合は、「この親不孝もんが!」という周囲の罵声を浴びる。「息を引き取るまで自分の名前を呼び続けていた」と聞かされ、抑えていた感情が爆発し、号泣して泣き崩れる小百合だった。

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 第4位 「紀美子の母親が翻意し、ストーブを貸してと懇願するシーン」

 炭鉱の石炭堀りだった夫を事故で亡くした紀美子の母・千代は、女手ひとつで二人の子供を育てた。しかし無理して高校へ行かせていた娘の紀美子がハワイアンダンサーの道を目指したことに猛反対。紀美子はいたたまれず、家出してレッスン場に寝泊まりすることに。或る日早苗からの小包を届けるため、レッスン場を訪れた千代は、必死に血の滲むような練習を繰り返し、上達した娘の姿を見て気持ちを改める。オープンを間近に控え、台湾から運んだヤシの木が枯れそうになったことを知り、「こんな木枯らしぐれぇであの娘らの夢を潰したくねぇ」と労働組合の幹部や住民たちに「ストーブ貸してくんち」とお願いして廻る場面は涙がこぼれた。そして千代役の冨司純子と紀美子の兄・洋ニ朗役の豊川悦司のいわき弁は完璧だった。洋ニ朗の「でれすけ!」は口癖のように劇中何度も使われた。

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 第5位 「ラストシーンでフラガール達が最後まで踊りきって号泣する場面」

 父親の炭鉱解雇&転勤によって夢半ばでダンサーを諦め、夕張へ行ってしまった親友・早苗が贈ってくれた花飾りを髪につけ、ステージに立つ紀美子。彼女の分まで必死に練習を積み、人一倍練習に励んだ彼女。客席に一途に反対していた母親の姿を見つける。無我夢中で踊り、最高のパフォーマンスで観客の声援に応える。最後のタヒチアンダンスでは、カラフルなスポットライトを一身に浴びた総勢19名のフラガール達の一糸乱れぬ最高のパフォーマンスが繰り広げられる。ダンス終了後、満場の客たちの大歓声がこだまし、スタンディングオーベーションと大きな拍手の嵐。暗く沈んだ炭鉱に光が再び射したことを確信した瞬間だった。ダンスを終え、ポーズを決めたフラガール達は、何かを成し遂げたという満足感に溢れ、晴れやかな表情と頬を伝う涙には感動。そしてラストシーンで登場する一枚の集合写真。「北国にハワイを」など誰もが「不可能な夢物語だ」と馬鹿にした途方も無い一大プロジェクトを成功へと導いた、その象徴的な記念写真となった。

 その他、劇中で使われた「虹」に乗せて名場面を集めた動画をどうぞ!

http://www.youtube.com/watch?v=dBE6nDhA39E&feature=related

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=VdZYWfyGqqs

 さて、如何だったでしょうか?5年前に封切されて、日本アカデミー賞を始め、2006年の映画賞を総なめにしたこの作品の興奮と感動を思い出して頂けたら幸いだ。今年、初代フラガール達が残した功績を、その末裔たちが東日本大震災という新たな苦悩に敢然と立ち向かい、46年振りとなる全国キャラバンに出向き、各地で福島の復興をPRして回った。スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)も昔の栄華を取り戻すべく、10月1日におよそ7か月ぶりに一部再オープンし、フラガール達も元気にダンスを披露している。来年にはグランドオープンの見込みだ。彼女達の一生懸命な姿に心を打たれた人々は大勢いて、大手都市銀行も100億円を超える融資をスパリゾートハワイアンズ再建に対して行うことを決めた。彼女たちの頑張りが今、逆風を追い風に変えた。その立役者は言うまでもなく、フラガールたちである。彼女たちの晴れ姿を観に、一度湯本まで足を運んで頂けたら幸いです。
 最後に、「フラガール最高!」と声高らかに宣言して今回の記事の結びとしたい。

 記事作成:11月18日(金)・19日(土)

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【リンク報告】
 こんにちは。カミタク
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。

 私が運営しております、鹿児島温泉(鹿児島市内温泉)を中心にして、鹿児島県内外の温泉と観光スポットを紹介するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「スパリゾートハワイアンズ入湯記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/FUKUSK02.HTM
のHP欄から、この貴ブログ日記記事にリンクを張りましたので、その旨、報告申し上げます。

 今後共、よろしくお願い申し上げます。

ーカミタクさん、こんにちは。リンクの件、了解です。私の拙いブログ記事でよろしいのなら、関連する記事などにリンクを貼ることになんら支障はございません。今後もよろしくお願いします。(SUZU)

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