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2011年12月20日 (火)

世界三大思考

 2009年の11月20日に当ブログで「日本三大思考」という記事を書いた。2年も前のことで、私自身が忘れていたが、それにちなんで今日は「世界三大思考」をお送りしたい。私はふとした思いつきで、何でもかんでもブログ記事にしてしまう恐ろしい習性を持っている。おそらくは、それを胸の内に仕舞っておくことが出来ないタイプ。したがって、秘密を守るのが大の苦手で、幼少の頃から「誰にも言うなよ」と言われて打ち明けられたことは、黙っていられない。だからといって秘密を暴露してしまうことはしないが、「だったら初めから何も言わないでくれ」という性質だった。今回もその例に漏れず、「思い立ったが吉日」とばかりに単なる思いつき企画でお送りしたい。あまり構えずに気楽に読んで頂けたら幸いかと思う。もちろん取り上げる内容も独断と偏見で無作為に選んだものばかりだ。そして今回は画像は割愛させて頂く。

 世界三大美女・・・クレオパトラ・楊貴妃・小野小町

 これも異論他論入り乱れている。大体世界の人が小野小町を知っている筈がなかろう。日本人が小賢しい知恵で勝手に美女に奉っただけの話ではないか?世界の通説では小野小町のところにヘレネが入るらしいし、インドでは「メンカ、シャクントラ、ルップマティ」、ギリシャでは「アフロディーテ(ビーナス)、アテナ、ヘラ」、中国では「楊貴妃、貂蝉、王昭君、西施」なのだそうだ。なお、美人と美女の違いは、お互いに容姿端麗であることに違いはないが、美女はセクシーさを併せ持ち、男性にとってセックスシンボル的な妄想を感じさせる存在なのだそうだ。ちなみに、現代の日本人女性で三大美女を選ぶなら、檀れい・松嶋菜々子・吉瀬美智子あたりか。なぜか3人ともA型なのだ。美しさなら夏帆や蒼井優も群を抜いている。やっぱりこのふたりもA型。所詮個人の好みになってしまうようだ。

 世界三大珍味・・・フォワグラ・キャビア・トリュフ

 この中でトリュフはなかなか出てこない解答だ。よく間違い探しのクイズで、同じ茸ということで松茸となっている場合がある。それくらいトリュフは日本人には馴染みのない食材だった。もちろん貧乏人の私は、ガチョウの肝臓のフォワグラもチョウザメの卵のキャビアも人生で一度か二度しか食べていない。質より量の人間にとってはおよそ無縁の豪華料理なのだろう。ちなみに世界三大スープなるものもあって、フカヒレ・ボルシチ・トムヤンクンだそうだ。

 世界三大秘宝・・・ツタンカーメンの黄金のマスク・ミロのヴィーナス・モナリザ

 エジプトのピラミッドの王家の棺から出土し、発掘されたツタンカーメンの黄金マスク。若くして王位に就いたが、死亡するのも早かった。毒殺説など憶測が飛び交っている。その黄金のマスクもまた訳ありで、発掘に関わった考古学者等が相次いで怪死を遂げている。これを俗に「ツタンカーメンの呪い」という。結局は棺を荒らしているのは間違いないところで、言うなれば現代の調査とは名ばかりの盗賊集団と同じで、遺体を暴き、埋葬品を持ち帰るなど神への冒涜で天罰が下っても当然の報いだというのが一般的な見方のようだ。ミロのヴィーナスは言わずもがなだが、古代ギリシャ時代に制作された女性彫刻。制作者不詳で、現在はパリのルーブル美術館にある。モナリザはレオナルドダビンチ作による深緑の衣装を着た一人の女性が、僅かに微笑んだ半身の肖像画である。こちらもルーブル美術館収蔵。

 世界三大夜景・・・ナポリ・香港・函館

 私は函館の夜景(3回)しか見たことがないが、写真で見るナポリや香港よりは、眼下に湾曲して両側に海がある光景は函館が世界一だと思っている。日本では六甲山からの神戸の夜景や長崎の夜景も素晴らしいと聞くので一度見てみたい。

 世界三大発明・・・方位磁針(羅針盤)・火薬・印刷

 火薬の発明自体は画期的で、その後の物的な進歩に貢献しているが、人を殺す道具や武器として使われるケースも多々あって、個人的にはあまり重要だとは思えない。羅針盤と活版印刷は当時革命的で文化的発達をもらたした点で評価できる。要はそれを使う側の良識がもっとも重要だろう。

 世界三大通貨・・・ドル・ユーロ・円

 今はもう「円(\)」ではなく、「元」に間違いないだろう。GDPはアメリカに次いで世界第2位に躍進した。もとから人口12億円の脅威は感じていたが、経済力を付けた中国ほど恐ろしいものはない。中国人は歴史的な観点から未だに日本人を敵視し、一般的には我が強い民族である。他人への気遣いや思いやりよりも自分の権利や利益を優先する傾向が強い。主義主張は立派である。そうでなければあの人口の中で、個人が埋没してしまい、自分の存在を知らしめることなど出来ないからだ。しかし反面、利己主義が故に、著作権や商標、盗作に関する意識が希薄であることは過去の事象から明白だ。この民族が経済力をつけた日には始末に悪い。軍事力を増強し、東シナ海や日本海を領海・領空侵犯し、威圧をかけてくるのは必至。沖縄にアメリカ軍基地があるために中国は日本に手出し出来ないことを我々日本人は認識しておく必要がある。沖縄の方々には申し訳ないが、もしアメリカ軍が政治的混乱の末に、沖縄から全面撤退するようなことになれば、間違いなく中国軍が沖縄に進出して来ることは明らかだ。憲法第9条がある限り、軍隊を持たない日本は、有事の際アメリカに軍事依存していることを忘れてはならない。つまり、中国が日本に手出しできないのは、アメリカ軍が沖縄に駐留し、絶えず東シナ海を監視し、防衛線を張ってくれているからこそである。もしそれを反故にし、白紙に戻したければ、国際平和の概念に逆行していると思われるかもしれないが、憲法を改正し、日本も軍事力を増強しなければ、力の均衡は保てないことを現実問題として、あるいは国際問題として絶えず念頭に置かなければならない。

 世界三大都市・・・ニューヨーク・ロンドン・東京

 いわゆるメガロポリスとして人口が集中し、国家の中枢を成し、そして経済発展もめざましい一極集中都市である。近年はドバイ、香港、サンパウロもその台頭が目覚ましい。いずれ東京は過去の栄華とされ、中国のシャンハイや香港などと入れ替わる日も近いのではないか?ちなみに私が選ぶ現存する古代都市はローマ、アテネ、カイロで、滅亡した三大国は「古代ローマ帝国」「インカ帝国」「アトランティス」だと考えている。

 世界三大映画祭・・・ヴェネチア国際映画祭・カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭

 日本でも何人かこの由緒ある映画祭に出品し、監督賞などを貰っていることから判断して、日本映画も世界では高い評価を得ていることが証明できる。北野武(ビートたけし)は世界では名監督の誉れ高い。

 世界三大宗教・・・イスラム教・キリスト教・仏教

 本来宗教とは、平和を願い、人を救うために存在する目的であるべきなのに、世界各地で宗教紛争によって多数の死者を出す現状は、一体何の意味があるのだろうか?宗教にのめり込むと周囲が見えなくなり、自分の信仰以外は断じて認めたくなくなるようで恐ろしい。ちなみに世界三大聖地はバチカン・エルサレム・メッカである。ある時期だけ決まって全世界から巡礼にやって来る。そして世界三大聖人とはムハンマドイブンアブドゥッラーフ・イエスキリスト・釈迦

 世界三大交響曲・・・運命・新世界・未完成

 それぞれベートーヴェン、ドボルザーク、シューベルトの名作である。シンフォニーは管弦楽の頂点と目され、音楽家にとって憧れの存在である。

 世界三大作曲家(3B)・・・バッハ・ブラームス・ベートーヴェン

 これもつまり、ドイツの偉大な作曲家だけを取り上げる妙な三大思考である。オーストリア出身のシューベルトやロシアのチャイコフスキー、ポーランド出身のショパンだって同系ではないのか?私はクラッシックにはあまり造詣が深くないが、小学生時分に合奏部でメロフォンを吹いていた。カール・E・キング作曲の「印度の女王」という意味ありげな曲で、福島県小中学校合奏コンクール(県大会)で金賞を頂いた。携帯電話もなかった時代にどうして知ったのかは不明だが、福島県文化センターでの演奏終了後の帰りのバスの中でその知らせを聞いて皆、狂喜乱舞したことを覚えている。

 世界三名瀑・・・イグアスの滝・ヴィクトリアの滝・ナイアガラの滝

 名瀑とは巨大な滝のことである。瀑布とも言う。日本でも那智の滝(和歌山県)、袋田の滝(茨城県)、華厳の滝(栃木県)が日本三大瀑布と呼ばれているが、世界のそれは、高さも幅もスケールがまるで違う。

 世界三大文豪・・・シェークスピア・ダンテ・ゲーテ

 イギリス人劇作家で、四大悲劇(リア王・オセロ・マクベス・ハムレット)や「ロミオとジュリエット」、「真夏の夜の夢」などの名作を遺したのはシェークスピア、同じくイギリス人の詩人のダンテは「神曲」があまりにも有名、ドイツ人の詩人で劇作家でもあったゲーテは「若きウェルテルの悩み」や「ヘルマンとドロテーア」などの秀逸した作品を遺したことで知られている。

 世界三大料理・・・中華料理・フランス料理・トルコ料理

 日本料理が入っていないのは仕方ないにしても、メキシコ料理や印度料理も捨てがたい。私は基本的に中華料理は好かない。調味料が濃くて辛い印象がある。どちらかといえばあっさり系が自分の舌に合う感じがする。ちなみに世界三大穀物は小麦・米・トウモロコシらしい。関係ないが、最近はサトウキビやトウモロコシから燃料を造るバイオマス発電が欧州では盛んに行われている。

 世界三大コーヒー・・・ブル-マウンテン・キリマンジャロ・コナ

 ブルマンはとにかく高い。高いから珍重されるのだろうか?私は庶民的で香りも味も楽しめる「モカ」が大好きだ。一時期、残留農薬問題で1年くらいモカが飲めずやきもきした。ついでに世界三大嗜好飲料を加えると、コーヒー・紅茶・マテ茶(ココア)なのだそうだ。また、世界三大美酒はワイン・大吟醸酒・紹興酒らしい。日本酒が入っていることが何より嬉しい。

 世界三大サッカーリーグ ・・・プレミアムリーグ(イギリス)・リーガエスパニョーラ(スペイン)・ブンデスリーガ(ドイツ)

 世界最高峰の一流プレーヤー達が一堂に会すACミランやインテルミラノ、ユベントスなどが所属するセリエA(イタリア)が入っていないのはおかしい・・・。

 世界三大モーターレース

 インディ500・モナコグランプリ・ルマン24時間

 ちなみに世界三大選手権レースは、世界ツーリングカー選手権・世界ラリー選手権・フォーミュラ1だそうだ。

 結構日本の物も含まれていて嬉しい感じがするのは俗物根性の表れか?中にはこんなリスト、一体「だれが、いつ、どこで決めたんだ?」という代物もある。また、異説も多数あるようである。本日紹介したのはほんの一部。気が向いたら続編を考えたいと思う。

 今回参考にした文献はコチラ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7

日本三大思考はコチラ↓

http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-e50f.html

 記事作成:11月29日(火)

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