私が好きだったCM⑫
<1970年代 マンダム>
このCMはロングランだった。アメリカ人大物俳優のチャールズ・ブロンソンを起用したこのCMは、男臭さをプンプン漂わせた男性用化粧品「マンダム」だった。BGMのこの曲「男の世界」もすっかりお馴染みで、最後の決め台詞「う~ん、マンダム」というのも流行語になった。1970年から1980年まで11年間出演し、彼と言えばマンダムが代名詞だった。
名曲のジェリー・ウォレス Lovers Of The World/「男の世界」は下をクリック!
http://www.youtube.com/watch?v=SH4QKICO3iI&feature=fvwrel
<チャールズブロンソン>
1921年11月3日、アメリカペンシルバニア州生まれ。本名はCharles Buchinsky。リトアニア移民の父の下、15人兄弟の五男として生まれる 。高校卒業後、家計を助けるために炭坑夫など様々な職に就き、43年空軍に入隊。 B29の射撃手となった。46年に除隊後美術学学校に入学して舞台の裏方となりエキストラも経験。48年に友人と共にNYに移住して舞台に端役として出演するように。その後LAへ移りパサディナ・プレイハウスで演技を勉強。51年映画デビュー。当時は本名を名乗っていたがその後“Charles Buchinski”に改名。「太鼓の響き」からブロンソン名義になった。そして60年の「荒野の七人」、63年の「大脱走」で共に男臭い風貌が人気を呼んで俳優としての地位を確立。「さらば友よ」や「雨の訪問者」で国際的にもスターとなった。日本ではマンダムのCMで一世を風靡。外人タレントのCM起用の先駆けとなった。その後も独特の個性を活かしてアクション作品で活躍。近年は「狼よさらば」の主人公、ポール・カージイの復讐劇を描いた“デス・ウィッシュ”シリーズで健在なところをアピールした。49年の女優と結婚してふたりの子供も出来たが67年に離婚。翌年ジル・アイアランドと再婚して多数の作品で共演。しかし彼女が乳ガンを患い90年に死別。その後98年に再婚した。しかし彼自身もアルツハイマーとの闘いの末、03年に肺炎でこの世を去った。
記事作成:12月上旬
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