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2012年2月15日 (水)

私が好きだったCM⑲

 トリス ~雨と子犬編~

 このCMは1981年に放送され、大ヒットした。今では「アイフル」のチワワ犬「くぅ~ちゃん」やソフトバンクの「カイくん」など犬を使ったCMは多様にある。このCMはいわば、その先駆け的な作品だった。雨が降りしきる門前町を雨に濡れながら、子犬が古い町並みを放浪する。途中、危うく自転車とぶつかりそうになったり、大木の下で雨宿りをする光景は愛らしく、妙に感動でき、民衆ウケして大人気となった。これがなぜウィスキーの「トリス」と結び付くのかは疑問だが、企画的にも興行的にも大成功だった。「ダディダディダ~ディダ~♪」というBGM(菅原進の「琥珀色の日々」)も映像と合っていたし、思わず守ってあげたくなるストーリーも共感できる内容だった。「癒し」と「温もり」を感じさせる秀作だった。この作品は、カンヌ国際広告映画祭のCM部門で金賞を受賞した。

http://www.youtube.com/watch?v=6b0cOimGSCo&feature=related

<このCMをご覧になった方からのメッセージ>

子犬が走るだけの映像でこんなに感動するのはなぜだろう。
映像美­の不思議さに驚愕。
生きることの大切さ、その意味を教えてくれたCMです。

動物を使った下品でウケ狙いなだけのCMは短期間で忘れる。
しかし、このCMは30年経っても忘れていない。
作り手の「体温」の差。作り手の「魂」の差。その差でしょうか。

素晴らしいCMですね。釘づけになってしまいました。
物語がありますね。
最近の動物を使ったCMにはない「ぬくもり」という温度感にあふ­れていました。
CMに「心」が見えた気がします

東日本大震災が発生した今、「いろんな命が生きているんだな..­.」「みんな元気で...」の言葉が心に染み渡ります。

 何か30年以上前に制作された物なのに、時空を越え、昨年の大震災を見越してリバイバルしそうなCM内容である。こんな心洗われるようなCMがこれから先も数多くこの世に登場することを期待したい。

 記事作成:1月27日(金)

 追記

 年配の方がイメージする「トリス」のCMはコチラをどうぞ!

 http://www.youtube.com/watch?v=UFfJ4x9DtD0&feature=related

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