私が好きだったCM⑱
~ au ケータイ 最後のメール~
このCMは今から6年前に放送されていた。言語障害を持った女性に恋をした男が、彼女と何とか親しくなりたい一心で手話を勉強し、習得。仲間の制止を振り切り、勇気を振り絞って声をかけた。そして二人は付き合うようになった。しかし、すれ違いが多くなり、ふとした瞬間に、些細なことで喧嘩し、愛を見失いそうになる。彼女が会社を辞めて故郷に戻る日、男は、大切なものを失う衝動に苛まれ、夢中で駆けだす。駅のホームに駆け込む直前、彼は彼女にメールを送っていた。二人が出会うきっかけとなった「キミのとなりいいですか?」の文字。そして息を切らしホームに駆け込んだ男は、彼女を見つけ、夢中で駆けだす。メールが人と人を結ぶ絆になり得るという演出である。何か「ジーン」と来て、若かりし日の記憶を思い出した。
30秒バージョンはコチラ↓
http://www.youtube.com/watch?v=iIGeMsk4D84&feature=related
ケータイに関するCMは、NTTドコモの宮崎あおいが東北各地を旅しながら、電話での交流を描いたシリーズ作品や石原さとみが出演したJ-PHONEのCMで、受験生の兄貴にメールでエールを送り、励ますCMが好きだった。この2点を紹介して結びとしたい。
NTTドコモ
(智恵子の故郷編)http://www.youtube.com/watch?v=2nk7ABoJAH8&feature=related
(ストーブ列車編)http://www.youtube.com/watch?v=8diaTKQJoDo
(奥州平泉編)http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=ywMvvrtRHKw&NR=1
(鳴子編)http://www.youtube.com/watch?v=YfIGPuIeo-0&feature=related
(温海町編)http://www.youtube.com/watch?v=LNgY_lEnkww
(山寺編)http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=BiDW6JrAWhw&NR=1
J-PHONE
ケータイ各社は契約回線を伸ばすのに誘客に必死と見えて、工夫を凝らしたCM作戦を展開しているのが見て取れる。ドラマ仕立てで、いかにも携帯が最新トレンドであることを伺わせるような魅力的なCMが目につく。特にソフトバンクのホワイト家族はシリーズ化し、出演者もあの一家だけでなく、元政治家やグラビアモデル、宇宙飛行士など大勢の著名人を使っている。これほど通信業界が賑やかになった一方ではNTTドコモの寡占商売だった分野に他社が割り込み、自由化による様々なサービス合戦が繰り広げられるのは消費者としては大歓迎だ。割引率が大きくなったり、多種多様な料金プランから自分の使用頻度に合ったものをセレクトできるのも大きい。今は、使用エリアも格段に広がり、一部の離島を除き、日本全国通話可能となりつつある。また、近年はスマートフォンが主流となり、ネットやフェイスブックなどの媒体も利用できる。機能的にはどんどん進化しているが、根底にある、人と人との会話を大事に考えて欲しいと思うこの頃である。
記事作成:12月23日(金)
« 伝説の男⑧ ~蘇る金狼~ | トップページ | 永遠の歌姫 ~テレサ・テン~ »
「テレビCM」カテゴリの記事
- 福島の見覚えのあるCM(2018.04.17)
- 私のお気に入り映像(2018.04.07)
- 2017年2月期のCMベスト5(2018.02.28)
- 2018年1月期のCMベスト5(2018.01.31)
- 彼氏・彼女が欲しくなる名作 Xmas CM(2017.12.03)
コメント