2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 私が好きだったCM33 | トップページ | 想い出のドラマ「昨日、悲別で」 »

2012年6月13日 (水)

家電量販店事情 第二弾

 5月11日(金)付の新聞各紙に家電業界を揺るがす記事が一斉掲載された。「家電量販店の業界第4位のビックカメラ(本社東京豊島区)と業界5位のコジマ(本社宇都宮市)が業務提携」との記事が一面すっぱ抜き状態で載っていた。「提携」というと聞こえがよいが、事実上はビックカメラがコジマを買収し、経営基盤の安定と業務拡張を目論む狙いはありありだ。紙面には第三者割り当て増資によって、コジマの株式の50%以上を取得するという記載だったが、これにより、両社を合わせた売上高は、1兆576億円に達し、最大手のヤマダ電機に次ぐ規模となり、業界第2位へと躍進することとなる。一応ここで両社の略歴に触れておきたい。

「ビックカメラ」

 1978年創業で34年の営業実績。本社は東京都豊島区。従業員は5,827人。直営店は34店。資本金は184億円。東証一部上場。

Bic

「コジマ」 

 1955年創業で、実績は57年。本社は栃木県宇都宮市。「安さ日本一への挑

戦」をキャッチフレーズに、主に東日本で業務を展開。従業員は4,336人。

店舗数は211店。資本金は189億円 東証一部上場。

Kojima

 5月11日の衝撃的な発表によって、一般投資家はすぐに反応し、株価への影

響は大きかった。当日、両社の株価は軒並み上昇した。当日の株価の始値と終値

は以下の通りだった。

 「ビックカメラ」 始値 38,000円  終値 38,500円 前日比 +500

 「コジマ」    始値     343円  終値   362円 前日比 +19

 この提携(買収による統合)は功を奏すのだろうか。すでにビックカメラの経営陣は、今後3年間で業績不振あるいは採算が合わない店舗50店舗を目途に閉鎖するという方針を打ち出した。経営の合理化、利潤追求の姿勢を鮮明にした。

 ところで、この業界4位と5位の業務提携のニュースは業界を駆け巡り、いよいよ経営統合や再編の波は、銀行を始めとする金融業界のみならず、一般庶民の暮らしに直結した家電業界にも及んだことで、ますます注目されるであろう。

そこで今回は、家電量販店事情の第二弾として、「年収ラボ」のDATAを基に、「家電量販店の売上げランキング」と「店員の年収」について比較分析してみたい。

 
「家電量販店売上高ランキングと従業員の年収比較」(H22~H23)

 

                売上高        年収        従業員数

   1位 ヤマダ電機 2兆1,532億円  398万円 (11位)  12,235人

   2位 エディオン   9,010億円  516万円 ( 3位)  17,117人

   3位 ケーズHD   7,709億円  641万円 ( 5位)  13,621人

   4位 ビックカメラ  6,082億円  415万円 (10位)   5,827人

   5位 コジマ     4,494億円  419万円 ( 9位)   4,336人

   6位 上新電機    4,352億円  615万円 ( 1位)   3,418人

   7位 ベスト電器   3,409億円  396万円 (12位)   3,460人

   8位 ノジマ     2,135億円  384万円 (15位)     854人

   9位 キタムラ    1,445億円  490万円 ( 4位)   1,655人

  10位 マキヤ       604億円  539万円 ( 2位)   2,600人

 これを見ると、業績が高ければ、即従業員の給与に反映されているわけではないというのが実情。業務の規模や 賢い消費者の財布の紐を緩めるためのあの手この手の値引き合戦を繰り広げ、購買意欲を煽り、薄利多売による販売を継続しているため、売上高は短門額的数字で表されているが、純利益はさほどではなさそうだ。特に、店舗数や従業員数が多い全国展開の大手家電量販店では、従業員の平均年齢にもよるが、年収はさほど高くないということがわかる。

 

 また、これまでも企業の業務提携や統合はすさまじい勢いで行われてきた。たとえば、ケーズデンキはデンコードーを吸収合併し、ビックカメラはソフマップを傘下に入れ、ベスト電器はさくらやを、さらには業界トップのヤマダはサトームセン、マツヤデンキ、キタムラセレクトを、そしてエディオンは秋葉原に王国を築いていた石丸電気を傘下に入れた。こうすることで増資を促進し、業務を拡張し、経営基盤を強固のものにしてきた。今後もこうした流れに拍車をかけることは必至だろう。

家電量販店事情と電化製品の賢い買い方の記事はコチラ↓

http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-a00c.html

 記事作成:5月11日(金)

« 私が好きだったCM33 | トップページ | 想い出のドラマ「昨日、悲別で」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 私が好きだったCM33 | トップページ | 想い出のドラマ「昨日、悲別で」 »

福島県の天気


無料ブログはココログ