私が好きだったCM33
今日は、少し前まで放送されていた保険会社「日本生命」のCMをお送りしたい。人生プランを設計する保険会社だけあって、CMのストーリーも心を打つ内容のものが多い。ニッセイのおばちゃんの時代から見続けているこのシリーズも、時代のニーズに応じた作風へと切り替わって来た。今日は、その長いシリーズ作品の中で、私が好きなCMを2篇お送りしたい。
日本生命 「愛する人のために~改札編~」
舞台は、少し古びた、でもどこか懐かしさを感じさせる小さな駅の前。
仕事を終えて帰ってきた父親を待っていてくれたのは、母に手を引かれた5歳の愛娘。思わず娘を抱き上げる父親の笑顔は本当に幸せそうです。
その後、10歳になった娘は小学校の友達と一緒に、仕事に向かうお父さんを駅前まで見送りにきてくれます。
月日は流れ、中学生になった娘はある雨の日、傘をもっていない父親を迎えにいつもの駅前まで。難しい年頃とはいえ夕食の話をする笑顔はやはりいつもの愛娘です。
さらに高校生ともなると、まぶしい笑顔に父親も少し照れるくらいですが、定期券を忘れるお父さんの癖にはちょっとキツイ一言も...。娘もそんなしっかりしたことを言う年
そして最後のシーン。愛する家族のために雨の日も風の日も仕事に向かう父親。
そんな彼も月日の流れとともに髪の毛にだいぶ白いものが混じりはじめました。
仕事からの帰り、改札口を出た後姿にもどこか疲れが見えます。
その後姿に走り寄る若い女性。そうです、母親に手を引かれ迎えに来てくれた娘はもう23歳になったのです。
嬉しくも気恥ずかしいような娘との駅からの帰り道、笑顔でお父さんに語りかける娘の言葉は、CMの中でははっきりとは聞き取れません。もしかしたら娘の職場での話なのかも
そこには、愛する人と生きる喜びと希望がみえるかのようです。(Youtubeより)
谷川俊太郎の詩も素晴らしい・・・。
「保険にはダイヤモンドの輝きもなければ、パソコンの便利さもありません。けれど目に見えぬこの商品には、人間の血が通っています。人間の未来への切ない望みがこめられています。愛情をお金であがなうことはできません。けれどお金に、愛情をこめることはできます。生命をふきこむことはできます。もし愛する人のためにお金が使われるなら。ずっと支える、もっと役立つ、保険口座の日本生命」。
出演:田口トモロヲ、肘井美佳
~ニッセイ 夕立編~
相合傘、いいものですね。加藤美央のOL姿も素敵だ。
「もくせいの花」をBGMのニッセイのおばちゃんに始まり、「日本生命」は人生物語を感じさせるストーリーのCMが満載だ。今年はオリンピックイヤー。ゆずの名曲に乗せてまたアスリートたちがテレビを闊歩し、私たちに夢と希望と与えてくれるCMを伝えてくれるだろう。
記事作成:5月4日(金)
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