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2012年7月 6日 (金)

想い出のドラマ「季節はずれの海岸物語」

 夏が似合うグループと言えば「サザンオールスターズ」や「TUBE」が定番だが、ことテレビドラマと言えば私は真っ先にこの作品を挙げたい。それは湘南や江の島の海岸線を舞台に1980年代後半から90年代にかけて放送された片岡鶴太郎主演のトレンディードラマ「季節はずれの海岸物語」だ。不器用な生き方しかできないが、底抜けに優しい喫茶店のマスター・圭介を取り巻く人間模様をつぶさに描き、「ひと夏の恋」をテーマにすることが多かった。寅さんシリーズのように毎回マドンナ役の女性が登場した。今は亡き可愛かずみや芸能界復帰の道を自ら断ってしまった田代まさしなども脇を固めていた。そして昔の日テレの青春ドラマ風にエンディングで「詩」を掲載する点も高評価だった。残念ながらこの作品はシリーズながら未だにDVD化されていない。おそらく若い人たちはこれほどストーリー性に優れたトレンディードラマだったこの作品を知らないと思うので、ここで簡単に紹介したい。

 『季節はずれの海岸物語』(きせつはずれのかいがんものがたり)は、1988年から1994 年にかけてフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。同局の第二制作部(現:バラエティ制作センター)が制作していた。連続ドラマではなく年に1~2本の割合で放送された。「季節はずれの海岸」というタイトル通り、秋や冬バージョンが多かった。第1弾は1988年1月1日。お正月のスペシャルドラマだったが、好評だったため、同年10月には第2弾を放送。その後も不定期に放送され、1994年の完結までに計14回も放送する人気ドラマとなった。そのため、放送終了後も何度か再放送が行われていた(最後の再放送は関東地区で2000年の9月頃)。

Kisetsu Kisetsu2

Kisetsu3 Kisetsu4

 出演者 

 高村圭介:片岡鶴太郎・・・喫茶店「QUE」のマスター。

 新井徳子:可愛かずみ・・・圭介の女友達。

 玉川春文:田代まさし・・・圭介の大学時代の同級生。

 渡辺理恵:渡辺美奈代・・・ (「砂浜のDESTINY」以降全話出演)

 山本幸一:山本陽一 (「'90冬」以降全話出演)

 遠藤和彦:古尾谷雅人 (「'89夏」、「'92秋」、「'93秋」、最終回に出演)

 初期の頃、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンがQUEのバイト(?)・春文の弟分役として数回出演していた。

http://www.ne.jp/asahi/kuma560/kaiganmonogatari/dete/kisetu1.pdf

 概要

 圭介は海岸沿いの喫茶店「QUE」(キュー)を切り盛りするマスター。マスターの女友達である徳子が店を手伝っている。圭介の隣に住むのが理恵。この3人の恋物語を中心にドラマは展開される。徳子は学生時代からの悪友春文の元妻という設定で、少し苦味のある大人の恋が描かれた。

 田代まさしの一連の事件以降、一度も再放送されていない。また、全話にわたって出演していた可愛かずみと古尾谷雅人の自殺や、挿入歌の版権問題などが原因なのか、ソフト化もされておらず、封印作品の一つとなってしまっている。現在では、過去に地上波で放送されたものを録画したものしか視聴する手段はない。ビデオ化もDVD化もしていないが、番組完結から15年以上経過した現在も、あちこちのサイト(主に掲示板など)で「DVD化してほしい」といった書き込みが後を絶たず、このドラマの人気をうかがい知ることが出来る。しかし、劇中で使われるサザンオールスターズや松任谷由実などの楽曲の著作権問題をクリアするのは容易ではない。また、ドラマの中で中心的な役割を担っていた田代まさしが盗撮や覚醒剤などの様々な犯罪を犯した事や、可愛かずみや古尾谷雅人が自殺したということもあり、今後ソフト化するのは困難であろう。そしてこの作品のコンセプトにこれらの事件等により、イメージを損ねてしまったというのが痛い。

 主役の圭介の恋の相手として毎回違うマドンナが出演し(下記参照)、放送当時は「現代版寅さん」と言われたこともある。

 作品(放送日・タイトル・テーマ曲・マドンナの名前・マドンナ役)

1 1988年1月1日 「涙のSeaside Cafe Terrace」 真澄 石野真子

2 1988年10月3日 「真夏のヒコーキ雲」 夏海 美保純

3 1989年1月3日   「砂浜のDESTINY」 真由美 斉藤慶子 中森明菜

4 1989年8月25日 「’89夏 Good byそしてGood luck」 麗子 鈴木保奈美

5 1990年1月2日  「’90冬 Sweet Christmas Again」  明子 樋口可南子

6 1990年10月11日 「1990年暑かった夏 あの夏のDestiny」 久美子 森尾由美

7 1991年1月2日 「’91冬 想い出は美しすぎて」 未散 つみきみほ

8 1991年11月8日「’91秋 フィルムの中の想い出」 かおり 南野陽子

9 1992年1月2日 「’92冬 恋は夢の彼方に」 友美 石田ゆり子/冴子 中村あずさ

10 1992年10月8日 「’92秋 通り過ぎた夏」 優香子 松田聖子

11 1993年1月7日 「’93冬 ひとりぼっちの波」 祥子 麻生祐未

12 1993年9月27日 「’93秋 愛に微笑みたくて」 ゆかり 西田ひかる

13 1993年12月24日 「X'mas スペシャル」 未収録 里美 財前直見/愛子 室井滋

14 1994年10月13日 「~いつも海があった~」 未収録 徳子 可愛かずみ 松田聖子

 全作品について詳細を記載したサイトを発見しました。下をクリックしてご覧ください。

http://simanchu.com/seasidestory/b/

 では「YouTube」にアップされている動画を幾つか紹介したい。

 「’89年冬 砂浜のDESTINY」

 「’89年夏」


季節はずれの海岸物語'90冬 Sweet ChristmasAgain

 「1990年暑かった夏」

 「最終回スペシャル」(ラストシーン)

 このドラマの人気を不動のものにした要因に、海とほどよくマッチングしたおしゃれなBGMがある。サザンの「栞のテーマ」やユーミンの「DESTINY」が使われ、番組の情感を効果的に盛り上げた。とにもかくにもこのドラマは、当時長きに渡ってかなりの人気を博した。フジテレビの手法で、高視聴率を稼ぎ人気が出ると続編が数年おきに登場する。これまでも「オレゴンから愛」や「北の国から」、「白線流し」もまた同様の番組制作を実施した。実は個人的に上の作品のうち、10本程度はビデオに録画した。でもVHSテープが埃をかぶってどこにあるかわからない状態だし、8ミリハイエイト方式のテープに録画した分も相当ある。おそらくは歪みなどで映像が再生できなかったり、横線ノイズが酷かったり、場合によっては音が出なかったりするであろう。BSやCS(スカパー)で再放送を期待しているが、一切放送しない。残念だ。

 最後に、放送終了後18年もの歳月が経過したにもかかわらず、この作品がいかに人気がすごいかを証明するためにブロガーの方々が制作した、この番組にかんするHP等を紹介して結びとしたい。

http://www.ne.jp/asahi/kuma560/kaiganmonogatari/

http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-29865

http://keikyubus.cocolog-nifty.com/diary/2010/09/10que-6d3e.html

http://blogs.yahoo.co.jp/kk12120928/35709998.html

Kamakurakoukou

 記事作成:5月26日(土)

 追記(H27/1/28)

 この記事を掲載してから2年半が経過し、リンクした動画映像が期限切れで削除になった物が多くなったため、動画部分を再編集し、再アップしました。それにしてもこのドラマが放送終了して21年経過したなんてとても信じられない。私の20代の頃の恋愛バイブル的なドラマで、「キスの温度~一番近い他人~」、「東京ラブストーリー」、「季節はずれの海岸物語」、「同窓会へようこそ~遅すぎた夏の帰郷~」の4作品が私にとっての1990年代のベストドラマだった。

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