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2012年7月16日 (月)

「郡山発!おもしろオブジェ大集合」第二弾

 以前、「郡山発!おもしろオブジェ大集合」というタイトルの記事(2010年5月24日付)を書いた。その中で、郡山市内に点在する奇妙奇天烈で、風変わりな造形物(オブジェ)を8体取り上げて紹介した。我が故郷である郡山市は、別名「楽都」と呼ばれるほど古より音楽文化が栄え、それに造詣が深く、「音楽都市」として名を馳せた土地柄であった。論より証拠、偉大な作詞家作曲家を数多く輩出していることで証明できるだろう。湯浅譲二、丘灯至夫(生まれは小野町)、市川昭介、本名徹次、文壇では久米正雄や宮本百合子(東京生まれ)らがいる。

 また、郡山市というところは、音楽ばかりでなく、芸術性にも優れ、市街地の至るところで様々なオブジェを目にすることができ、私たちを楽しませている。駅前大通りや中央通り商店街の目抜き通りには、楽器を象ったベンチを多数目にすることが出来る。ピアノ、ハープ、バイオリン、オカリナ、ハーモニカ、サックス、リコーダー、木琴、音符などである。毎年、一般公募でコンクールを開き、市内外から広くデザインを募集し、入賞者の作品が日大工学部の協力のもと、タイアップしてそれを実物化しているというユニークな試みを行っているのだ。そこで今回は、2年前の続編として、郡山市内の街角で見かけたさらなるオブジェを紹介したい。今回は趣向を凝らし、あえて答えは掲載せず、クイズ形式の出題とし、それがどこにあるのかを当ててもらいたい。答えがわかったらコメントでお知らせください。

 ① 巨大ネズミ現る!

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 県道を走行中、いきなり現れた巨大ネズミ・・・。高さ6m以上、幅3mもあろうかという巨大なディスプレイ。道路沿いではなく、50mほど引っ込んだ或る会社の敷地内にある。さてどこでしょうか? ヒントは郡山市でも西の方にある。「まうちゅう」と言えばわかるかな?

 ② 親子の牛

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 観光地でよく見かける「牛のオブジェ」。しかしこれは町中にある。母親の牛が子供たちを温かく見守っている構図で、いかにもほのぼのするような配置。私は定休日に訪れたが、店内に仕舞うことなく屋外に置かれていた。さてどこでしょう?誰でも目に触れる屋外にあります。

 ③ 招き猫

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 見通しの良い道路を走っていると、店舗もないような道端で、突如目の前に現れた巨大な猫!よく見ると御影石製の「招き猫」・・・。高さは1m50cm程度。さぁ、どこにあるでしょうか?ヒントは国道沿いです。

 ④ 街中にド派手なロケットが出現!(煙突?鉄柱?)

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 いつ建てたのかも不明だが、まるで「アサンテ」のイメージカラーをパクって建てたかのような高さ10mほどのド派手なロケット型の鉄柱(鉄塔)。楳図かずおのカラフル住宅のよう。もしかして夕刻になると、あの辺の電線を覆い尽くすカラスやムクドリの騒音や糞対策で建てたのか?けばけばしく、およそ周辺の景観に合わず、完全に浮きまくっている。ある建設会社の店先にあるのだが、接する道路がかなり交通量が多い場所だけに、やたら目立つ。巨大台風が襲来したら吹っ飛ばされそうだ。さてどこにあるでしょう?

 ⑤ 「住宅街にある自由の女神 !」

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 よくパチンコ店とかラブホの屋上のシンボルや店先の看板代わりのラウンドマークとして置かれてあるミニチュア版の「自由の女神像」を目にしたことは多い。しかし、住宅街の一角にひっそりと佇んでいたこの像は、ちょっと前までは信じられない状態にあった。あろうことかその自由の象徴であるはずの「自由の女神」に有刺鉄線を張り巡らし、がんじがらめにしているディスプレイが現実にあるとしたらどうだろう。誰が何の目的で建てたのか?アメリカ政府からクレームが来てもおかしくないような景観がそこにあった。初めて目にした人は、驚愕を覚え、背筋が冷たく感じたことだろう。神をも恐れぬ冒涜・・・。これを紹介したら、反響は大きそうだ。幸いにして有刺鉄線は今は取り除かれた。もしかして盗難防止措置だった?さてどこにある?

  追記(H29年3月7日)

 夕方のKFBの「ふくしまスーパーJチャンネル」の中で猪俣アナがここを取材し、なぜここに建てたのかが判明した。
 三春街道のカーブに鍋島さんという社長が店を出していたが、あまりにも交通事故が多いために、パトライトを手にしたこの「自由の女神像」を建てたところ、事故が減ったらしい。その知り合いの秋元さんが、ボルゾイ通り(自称)にアパートを建てる時に、この像を寄贈されたそうだ。

 ⑥ どでかい鯉のオブジェ出現!

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 9月4日(火)に取材を敢行し、追記という形でお送りしたい。郡山は実は知る人ぞ知る錦鯉の養殖日本一なのだ。だから郡山の西部地区を中心に鯉の養殖場が点在している。残念ながら、震災でその出荷が危ぶまれている節は否めないが、まるでそれをモチーフにした巨大なオブジェが郡山のと或る場所に飾られている。飾られてというのは表現が悪いが、実際は聳え立っているといったほうが妥当だろう。今年6月、このオブジェのある場所にほど近い別の養殖場で、経営者の5歳の息子さんが自転車で遊んでいて、屋外にあるその養殖場の生簀に落ちて亡くなるという痛ましい事故が起きた。謹んでご冥福をお祈りしたい。

 さて、この巨大な錦鯉のオブジェ、おそらく長さ5mはあると思えるのだが、さてどこにあるでしょうか?

  ⑦ なぜ郡山にパルテノン神殿が・・・。

Campus Castle

 最後はオブジェではないが、郡山の市街地から10Km以上離れた田園風景に、昭和末期頃に突如現れた白亜の神殿。まるでパルテノン神殿を再現したかのような佇まいで、丘の上にいぶかしそうに聳え立っている。もちろんここは古代遺跡の宝庫、ギリシャでもローマでもない。さて一体どこでしょう?そして何の目的で建てられた?

 さぁ、いくつわかったでしょうか。郡山市内を見ただけでもこれだけ面白いオブジェが点在している。あなたがお住まいの街にも、探せばこんなおかしな造形物がきっとあるでしょう。さてさて、今回の記事のクイズ、答えがわかったらコメントでお知らせください。全問正解でも懸賞等はありませんのであしからず・・・。そしてまた、他に郡山市内で面白いオブジェや置物を知っている方はご一報ください。取材を行い、第三弾としてお送りしたいと思います。

 郡山発!おもしろオブジェ大集合の記事はコチラ↓

http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-9e13.html

 すでに8月末までの記事が完成し、この記事は本来8月末日に掲載する予定でしたが、急遽予定を変更して、本日、差込み記事として掲載しました。

 記事作成:7月11日(水)~7月14日(土) 

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