緊急掲載~JR東日本沿線スマイルプロジェクト~
8月29日(水)にTUFで放送した「キラリ☆ふくしま」を見て感動し、涙が止まらなかった。福島の復興を祈念して、JR東日本が、かつて東北本線を走っていた「C61」を復活させて、福島県民を元気づけようという企画。しかし、プロジェクト当日に運転士が見たものは、沿線を埋め尽くすようにSLに向かって手を振る大勢の人の姿だった。そして思い思いの自作のメッセージカードや横断幕で、全国の方々の温かい支援に感謝を伝える感動的な光景を目の当たりにした。情に厚い福島の県民性が垣間見れた。ではその時の熱い映像をご覧ください。
この一大プロジェクトは、先月7月28日(土)の一日限定の復活イベントだった。郡山駅を出発したSLは一路終着の福島駅を目指して約50kmを北上した。あいにく私はこの日、出張で会津若松にいたので、このようなプロジェクトがあったことすらわからなかった。テレビでその時の模様を見て、ようやくその感動を味わえたのだった。SLに向かって手を振るだけのイベントなのにこんなに感動するのはなぜだろう。昨年3月11日の震災を時同じくして経験し、被災者になった私たち福島県の人々。そして住む場所を追われ、明日をも見えない生活を強いられた。今でも目に見えない放射線との闘いは続いているが、全国の方々の心からの支援に、「ありがとう」を伝えたくて一堂に会し感謝の意を表したのだった。乗客たちがこの日、車窓を通して見たものは、「感動」という二文字だけでない。間違いなく「福島は大丈夫」「福島は元気です」というメッセージを受け取ってくれたと思う。福島県の人は情に厚く涙もろい。そんな福島県民のひとりに生まれ育った私は、いつまでもこの福島を愛し続けていきたいと考えている。
卒 業 by 高橋優
愛する人よどうか 顔上げてくれないか?
あなたの悲しみは 計り知れないけれど
頼る宛も無くて 行き先も曖昧で
何が正しいんだか よく分からないけれど
このままでは終わらないさ 終着地点はまだずっと先の方で僕らを待っている
振り返る景色に 鮮やかな想い出と
失くした風景たちを蘇えらせて 悲しみに暮れる
過去から卒業の時 僕らの目の前には ほら
どんな昨日さえも敵わない 真新しい「今」があるから
抱きしめ合う人も 憎しみ合う人も
どこかでつながってて 影響し合って生きてる
取るに足らないくらいの 微笑みの欠片を
一つまた一つと 見付けていけるんなら
また始められるハズさ 今あなたが居るその場所からでも そう何度でも
涙は枯れ果てた 望みも断たれちまった
それでも尚生きている今日という日を どんな風に受け取ろう?
とき隔ていつの日か 笑い合えたらいいな
どんな苦悩さえもあってよかったと 讃え合える日が来ればいいな
銀の鍍金が剥がれ落ちた後の
地金姿で尚も生く僕ら
流した涙のその上に立って
絆も恥もぶら下げたままで明日へ踏み出す
巡り合えてよかった あなたと出会えてよかった
どんなに堪え難い今日という日でも 幸せと呼べるよ
あなたとまたいつか 笑い合えたらいいな
どんな昨日さえもあってよかったと讃え合おう 呆れるほど
<関連動画>
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記事作成:8月30日(木)
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