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2012年11月 5日 (月)

今、福島で有名な人&物

 今週はご当地福島県に関するネタをお送りします。

 昨年3月に発生した東日本大震災以降、ここ福島は、何かにつけ「被災地」として取り上げられることが多くなった。しかし、福島第一原子力発電所から西へ60km離れた郡山市に住む私だが、そんな原発放射能の汚染物質の存在をあまり身近に感じず、毎日普通の暮らしを送っている。毎日新聞やテレビやラジオのニュースで公表される環境放射線値ですら、遠い異国の地の出来事とか対岸の火事であるかのような印象さえ抱いている。訝しさも一点の曇りもない日常だ。昨春の忌々しい事故以来、何かにつけ、福島県が脚光を浴びることが多くなったが、今、福島県を代表するような人物や急に注目を浴びるようになった物を紹介したい。

 1 藺草英紀

 毎週土曜日の正午開始のFTVで放送中の「サタふく」のコーナーで、広大な福島県をくまなく自転車で旅し、土地土地で出会った方々とのふれあいを描く「自転車でGO!」を担当している。今年初めに、平成の大合併前の全90市町村をすべて制覇し、福島テレビにゴールし、コーナー終了かと思いきや、続いて震災後のレポートと、現地の方々のその後の生活を取材する目的で「シーズンⅡ」が今春リスタートした。小型サイクルの後ろにノボリを立て、撮影ワゴン車の後ろをひた走る。上り坂であろうが、険しい峠道であろうが、お構いなしに彼は突き進む。実際は走っているよりも、すぐに食堂に入り、お決まりのダブルオーダーや温泉でのんびり休憩していることのほうが圧倒的に多いが・・・。彼は県内二巡目になるが、一度は旅の途中でばったり遭遇してみたい。

 2 箭内道彦

Yanai  彼もまた震災以降、ふるさとの復興に尽力しているひとりである。「I Love You ふくしま」で様々な場所でイベントを開催して、県民を勇気づけている。正式には「クリエイティブディレクター」という肩書きを持ち、テレビ番組の制作や番組の企画、音楽イベントの開催などを担当し、幅広く活動している。当ブログで何度も紹介してきたが、何を隠そう私の中学時代の同級生である。しかも中3の頃は同じクラスだった。よって中学時代の卒業アルバムには、同じページの同じ集合写真でスナップに収まっている。まさか卒業後に市内トップの進学校に進学し、その後、選ばれし人しかはいれない国立の難関大学である東京藝術大学という超エリートコースを歩んでいるとは露知らずだった。でも当時から変わっていないのは、あの人の良さである。芸能界に友達が多いのも合点が行く。中学時代は一緒にフォークギターを弾いていた。スリーフィンガーなどのギターテクは私のほうが上手かったと記憶している。一緒に弾き語りを発表したこともあった。久しぶりに会いたいが、「猪苗代湖ズ」で紅白出場を果たしたり、福山雅治、長澤まさみと親交があったり、雲の上の存在になってしまった。個人的には郡山市の「名誉市民」に認定してあげたいくらいだ。

 3 新島八重

 その存在や名声はお世辞にも全国区ではない。おそらく知らない人のほうが多いだろう。彼女は旧姓山本八重子といい、幕末維新の頃に会津藩士の砲術家・山本覚馬の娘として生まれた。女だてらに和製ジャンヌダルクと呼ばれ、戊辰戦争にも参戦し、夜襲などを行った。しかし、会津藩が謂れのない逆賊の汚名を着せられた挙句に敗戦し、その後、波乱万丈の生涯を送る。彼女は同志社大学創立者の新島襄と結婚した。彼女が明治以来の注目を浴びることとなったのは、来年から放送開始されるNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公に抜擢されることが決まったからだ。さっそく福島県ではPR活動を開始した。震災で打ちひしがれた県民にとって、久々の明るい話題であった。地元の会津若松市内ではあちらこちらで番組の宣伝を兼ねたポスターや街灯に吊るされた旗を飾っている。観光収入が減っている会津にとって朗報であった。綾瀬はるかが新島八重に扮し、オダギリジョーなどの共演者も決まった。撮影はほぼ京都のスタジオで撮影されるが、時々出演者たちが来福し、現地ロケやPR活動を会津若松市を中心に行っている。メジャーな人物ではないだけに、視聴率はさほど高くはならないだろうが、私も期待している。おそらく新選組や白虎隊などとの絡みもあるだろう。歴史認識をここで再勉強して高めていきたい。

Niijimayae Ayase

http://www.youtube.com/watch?v=R1ULQo7N5gc

http://www.youtube.com/watch?v=jm4CmT81kvE&feature=relmfu

「明日の夜は 何国の誰かながむらん なれし御城に残す月かげ」
 
 戊辰戦争の時、鶴ヶ城に立てこもり最後まで会津藩のために戦った彼女が、落城の夜に三の丸の蔵の壁に簪で彫った句です。

 4 森  和美

Mori  この人の名を聞いただけではピンと来ないだろう。ではラジオ福島に出ている方と言えばどうだろう。まだわからないか?では最後のヒント。「おばあちゃんのむかし話」と言えばどうだろう。夕方に車を運転する方で、ラジオをよく聴くという方はすぐに思いつくはずだ。彼女はおそらく福島県で一番有名な声と喋り方(福島弁)の持ち主であることは間違いない。以下、福島民報のホットニュースから記事を抜粋したい。

 ラジオ福島の長寿番組「おばあちゃんのむかし話」は今年5月24日で放送1万回を達成した。33年前の第1回から出演している福島市の声優森和美さん(79)=本名・吉森和子さん=は「始まった当初は想像できない数字。ここまで支えてくれた方に感謝したい」と感慨深げな表情を浮かべた。
 番組は昭和54年10月、「福島のむかし話」としてスタート。毎週月-金曜日の午後6時20分から5分間放送している。森さんの味のある方言で語られる昔話が人気を集め、CD化もされた。
 スタート時は46歳だった森さん。「声を老けさせることに力を注いだ」と、おばあさん像を確立するのに苦労したという。台本も全て森さんが担当。県内外の昔話を方言に直し、番組時間に合わせて仕上げている。
 24日は放送1万回を祝うラジオ福島の番組にゲストとして出演し、本多純一郎社長から花束と感謝状を受けた。森さんは「まだまだ掘り起こしていない昔話がある。健康の続く限り頑張りたい」と語った。

 5 空間線量測定装置(モニタリングポスト)

Monitoring_post  福島県内の公共施設や公園などに設置され、リアルタイムでその場所の空間線量値がわかる。これを見るとホットスポットや放射線値の高い場所がひと目でわかる。福島県内だけでも2,700箇所に設置された。郡山市内にも361台。もちろん、こういうものが無いに越したことはないが、都合の悪いことは一切公表しない東電。東電発表のデータが、相次ぐ改ざんによって信用できない以上、こうした文科省や福島県の公的機関による正確なデータに頼る以外に真実を知る手段はない。
 実際に、私の家の僅か半径300m以内に4台設置されている。ここ数日の数値は、毎時0.38~0.4マイクロシーベルト程度である。ひと頃よりはだいぶ下がってはいるものの、60km東に離れた大熊町にある第一夏至力発電所では、4つの原子炉格納容器で蓋を外し、燃料棒の抜き取り作業を懸命に行っている最中で、相次ぐ水蒸気爆発で無残に飛び散ったコンクリートの外壁や原型をとどめないほどの悲惨な外観を曝け出している。東電は県民から言わせれば悪の巣窟だ。これまで殿様商売を続け、お高くとまっていた体質が、事故後の対応を見ても明らかに杜撰で、上から目線。何一つ信用できない言動と行動を露呈した。一番可哀想なのは命の危険と隣り合わせの現場で、昼夜なく交代制で過酷な収拾作業にあたっている労働作業員たちである。彼らの存在を無視できない。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/02/attach/1316870.htm

http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area.html

 最近ニュースで、このモニタリングポストが、相次いで破壊されている。県民にとっては、命を測る大事な代物である。それを何を血迷ったか、ソーラーパネルを壊したり、ポストを分解したりする被害が後を絶たないようだ。震災後、「絆」とは名ばかりの馬鹿な火事場泥棒のような非常識な輩はどこにでもいるのだ。同じ福島県民として実に情けないと遺憾に思う。

 6 猫の駅長

 会津若松駅から東武を乗り継いで浅草まで繋がっているのが会津鉄道。山あいを縫うように走る紅葉シーズンには最高のロケーションを満喫できる列車が走る。風光明媚な中を窓のないトロッコ列車に乗ってゆったりのんびり車窓からの風景を楽しむための鈍行列車が高原地帯を行く。そんな旅愁を誘うような単線のローカル線に、思いもよらぬ、そしてそれが目当てで訪れる観光客でごった返す駅があるのをご存知だろうか。それは会津の奥座敷「芦ノ牧温泉」にある駅だ。その名も「芦ノ牧温泉駅」。ここには、名誉駅長が何と猫なのだ。その名は「ばす」という。太っちょ猫で、待合室でのんびりとシートに座っている。ちっちゃくて可愛らしい駅長がかぶるミニチュアの制帽を被っている。詳しくは下の公式HPをクリック!

http://www.aizutetsudo.jp/info/?p=3

Bus

 また、その近辺には面白い駅舎が2つある。ひとつは塔のへつり駅。ここは木立の中にひっそりとプラットホームだけが佇む駅で、そこから200mで名勝の「塔のへつり」の絶景へとあなたをいざなう。吊り橋を渡り、岩肌の絶壁を川に落ちないように壁伝いに歩くのだ。紅葉シーズンにはたくさんの観光客で賑わう。岩魚や鮎の塩焼きが食べれる。
 そしてもうひとつの駅は、「湯野上温泉駅」。ここは全国でも珍しい屋根が茅葺き屋根で出来ている。江戸時代にタイムスリップしたかのような古い茅葺き屋根の旧宿場町である「大内宿」への最寄駅でもあるのだ。

Tounoheturi Ouchijyuku

 記事作成:10月13日(土) 作成に要した時間:30分

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