野球小僧の妄想話
私は小学校でソフトボールに熱中し、同じ時期にV9を達成し、圧倒的な強さを誇った巨人の大ファンになり、中高時代には野球を齧っていた。つまり、私の学生時代は野球と共にあったと言って過言ではない。いや、これでは軽い気がする。相当の「野球キチ」だったと言っておこう。恐らく、私と同じ野球少年の幼少時代を過ごした方は、「私と同じことをしていたのではないか?」というのが今日のテーマだ。敢えて「妄想話」と題したが、誰もが同じことをした経験があるのではないだろうか。では早速4つに分けて話したい。
1 ドラフト会議が来るたびに、自分が指名された時のことを考えた!
絶対にありえないのに、毎年秋に行われるプロ野球ドラフト会議で自分が指名された時の模様を妄想したことがある。とんねるずの石橋貴明やSMAPの中居正広も同じことを口にしていたことを聞いたことがある。野球少年だった人は、同じことを想像したことはないだろうか。そして指名後、大勢のマスコミに囲まれる場面を空想したり、インタビューやサインの練習をしたり、自分の背番号まで思い描いたことがないだろうか?これは野球少年の永遠の夢に違いない。今ではメジャー挑戦も決して夢ではなくなったが、当時は、メジャーなどという発想自体がなかったので、その重い門戸を開いてくれた野茂英雄は、国民栄誉賞に匹敵するだけの功績であろう。当然、ドラフト会議での指名の瞬間は、今は亡きパンチョ伊東さんのアナウンス。そして勝手に複数指名で、くじを引き、念願の球団からの指名を勝ち取った時の安堵と歓喜の表情がテレビ画面に大写しになる。そしてその球団の帽子をかぶって、部員たちに胴上げをされている絵が浮かぶ・・・。
2 勝手に自分のプロ入り後の成績を想像し、引退するまでの年俸額を考えた!
例えばこんな具合である。ノートに書いて密かに楽しんだことがあったのでは?
<投手の場合>
登板 勝 敗 S 奪三振 防御率 年俸 年齢
1年目 18 8 2 3 120 1.98 900万円 19
2年目 29 15 6 0 202 2.04 2700万円 20
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10年目 32 17 8 1 218 2.31 2億8千万円 28
計 294 155 87 12 2011 2.29
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15年目 33 18 9 0 201 2.51 3億5千万円 34
20年目 19 10 7 0 151 3.10 現状維持 39
計 601 281 142 27 3911 2.54 生涯獲得 33億5千万円
<打者の場合>
試合 打数 安打 打点 本塁打 打率 年俸
1年目 88 277 67 41 12 .241 900万円
2年目 121 415 129 87 23 .310 3100万円
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10年目 144 467 155 103 45 .332 3億2千万円
計 1276 4112 1291 987 341 .314
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15年目 140 439 137 97 40 .312 5億2千万円
20年目 88 288 81 64 17 .281 引退
計 2319 8219 2585 2001 510 .314 生涯獲得 39億3千万円
3 勝手に順位を予想し、順位表の変化を勝手に作成したことがある!
試合 勝 敗 分 勝率 ゲーム差
1 阪神 65 41 22 2 .650 -
2 中日 69 40 28 1 .588 3.5
3 巨人 68 37 26 5 .587 0.5
試合 勝 敗 分 勝率 ゲーム差
1 阪神 65 41 22 2 .650 -
2 中日 69 40 28 1 .588 3.5
3 巨人 68 36 27 5 .571 1.5
試合 勝 敗 分 勝率 ゲーム差
1 阪神 102 62 37 3 .626 - マジック37
2 巨人 101 54 39 8 .580 5.0
3 中日 108 61 45 2 .575 0.0
試合 勝 敗 分 勝率 ゲーム差
1 巨人 144 80 55 9 .592 -
2 阪神 144 83 58 3 .588 0.0
3 中日 144 80 61 3 .587 3.0
こんな感じで、最後まで劣勢だった贔屓チームが、最終決戦で大逆転優勝を果たすという場面を思い描いたことはないだろうか?かつて巨人VS中日が最終戦までもつれ込み、斎藤、槇原、桑田と3本柱を投入した巨人が、敵地のナゴヤ球場で劇的な逆転Vを果たしたことがあったが、これを再現したようなペナントレース予想だ。
4 最後は超美人アナウンサーやモデル、タレントと結婚する。
古田、笘篠、石井一、緒方、和田、林、新庄、井端、松中、青木、イチロー、松坂、高橋由、斉藤和巳、黒田哲史、西岡、岩隈、岡島秀樹、内川、澤村、岩村、中村剛也、田中賢介など、みんな奥さんは綺麗。こんな絶世の美女との結婚を夢見たことはあるのでは?はっきり言って最後のこれは妄想以外の何物でもない。
この中で、私が一番美人だと思うのは、今季、楽天から古巣のヤクルトに復帰した元メジャーリーガー岩村明憲の奥様、美幸貴さんだと思う。若い頃の森高千里のようだ。
記事作成:4月8日(月)
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