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2013年6月18日 (火)

私が好きだった番組「プロポーズ大作戦」

 タイトルを見て早合点してしまった方には謝りたい。本日は2007年にフジテレビ系列で放送された山下智久、長澤まさみ主演のテレビドラマの「プロポーズ大作戦」ではない。おそらくは、40代以上の方でないとオンタイムでは見ていないので理解し難いと思う。ところで、恋のキューピット役や男女の出会いを取り持つ番組には昔からいろいろあった。芸能人の出会いを演出した「ラブラブゲーム」に始まり、桂三枝と西川きよしが司会を務め、ゲーム形式の「パンチDEデート」、昭和末期には「ちょっと待った!」コールがブームとなった「ねるとん紅鯨団」、2000年代には「恋するハニカミ」と「あいのり」、現在では「ナイナイのお見合い大作戦」、さらには週末のシンデレラ「弾丸トラベラー」などが挙げられる。現代のような出会い系や「婚活」という言葉がない私が学生時代を送った昭和にあって、関西のノリの良さで一世を風靡した番組があった。それこそタイトルに掲げた「プロポーズ大作戦」である。まずは、本番組を知らない若者世代の方に、あらましを紹介したい。

 「プロポーズ大作戦」

 1973年4月2日から1985年3月26日まで朝日放送(ABCテレビ)で放映された公開恋愛バラエティ番組である。司会を横山やすし・西川きよし、桂きん枝が務めた。

 前半は、「目当てのお相手」との出会いを求めて番組に応募してくる視聴者の依頼に答えて、スタジオでの「ご対面」を実現させるというコーナーだった。ここでの依頼は、「お相手」が「通勤時にいつもすれ違う」など、どこの誰かが分からないので探して欲しいというものと、「取引先の受付嬢」など、どこの誰かは分かっているが、直接告白するきっかけがないので、番組をきっかけにして気持ちを伝えたいというものに二分された。

 コーナーの進行としては、最初に、司会者と依頼者がトークを行い、「見かけたきっかけ」や「お相手」に対する熱い思いなどを聞き出した後、やすしの「神の御前にて身を委ねたる、○○殿の願いを叶えたまえ~」という台詞とともに、「お相手」がステージのカーテンから登場するというのが、基本的なパターンだった。また、「お相手」の登場後には、キューピットが、「お相手」のプロフィールの紹介や、見つけ出すに至った経過の報告があった。さらに、司会者、キューピット、依頼者、「お相手」によるトークの後、依頼者から「お相手」に対する告白タイムが設けられていた。ただし、「情報が少なすぎる」「相手は判明したが、番組収録日までに連絡が取れなかった」「出演拒否」などの事情により、「お相手」が登場しない場合もあった。この場合には、カーテンは開かずに横からキューピットが出てきて、「経過の報告」や「出演拒否理由の説明」が行われた。

 中間部は今回のゲストに関するコーナーで、ゲストが街であっち向いてホイをやり、ゲストに勝った人はカードを引いて出た事を行う「スターが挑戦!アッチャムイテホイ」や、ゲストが何かやっているVTRを見せ、観客から募った3名がゲストは誰かを解答する「スターWho's Who」などが行われた。その後、ゲストの歌となり、後期からはそのゲストは後半の見物もする。

 そして後半は「フィーリングカップル5VS5」と題され、大学生が学校対抗形式で、それぞれ男性チーム・女性チームに分かれて5人ずつ登場し、集団お見合いをさせるというコーナーである。参加者はお気に入りの相手を第一印象で選んだ上で、それぞれの個性や学校生活などについて自由に話を持つ。そして最終的に出演者の目前にある大型テーブルを使って判断をし、両想いになるとカップル成立と判断するものであった。番組初期の頃は紐くじ方式で、カップル成立か否かを判断していた。番組中期から使用されていた、ある意味番組の象徴とも言える電光掲示による大型テーブルは、番組終了まで途中リニューアルされながら使われていたが、番組終了後は倉庫に保存される事も無く解体された。

 出場者の入場時には番組テーマ曲が流れる中、客席の入口よりチーム名の入ったプラカードを持ったエスコート役(男性チームは女性、女性チームは男性)の後から出場者が登場するものであった。カップル成立・不成立の結果を見るときは、きよしが「音楽スタート!」と叫んでから行っていたが、その前に代表者1名の結果を見るのがパターンだった。その見方は、代表者が選んだ相手に直接ラインが行く(この時やす・きよは「♪ジャ〜ンジャジャジャジャ〜ン!」と歌っていた)方式だったが、後に1人ずつラインが出る物と、一斉に放射状にラインが出るのが追加された(なお後者は、途中で意地悪く一旦止めるのがしばしば有った)。

 そしてカップルが成立したら、そのカップルにインタビューをした後、「儀式」と称して男性から女性へのキスとなる。そのキスの場所は女性が決めるのだが、時によって「おまかせ」として男性の自由となる時も有った。これが好評なので、後期からは観客が「おーまかせ!!おーまかせ!!」と叫ぶ様になった。

 福島県では福島放送で火曜日(後に水曜日へ移動)の22時から放送していた。

 

 http://www.youtube.com/watch?v=Y2qU2YFqpx8

 http://www.youtube.com/watch?v=8U-JCg4L4uk

 私が中高時代は、好きな人とカップルになれるのは稀で、「告白」や「未青年の主張」なる風潮もなかった。また、男子校・女子校が大部分だったので、交際のきっかけどころか出会いの場面も少なかった。そんな中、この番組は恋愛バイブル的な要素を多分に含んでいた。しかし、私にはこの番組について、ほろ苦い想い出がある。私が大学生になったら絶対に「フィーリングカップル5vs5」に出演したかった。しかし、1年の浪人生活の末にようやく大学生になった途端、何と放送打ち切り、番組終了となってしまったのだ。長年の夢が一瞬で潰えてしまい、そのショックは相当なものだった。その後もこの番組コンセプトは、高校や大学の文化祭、学園祭の定番イベントとなった。

 どうですか?40代以上の方々には懐かしんでもらえたでしょうか?おそらく実家に録り溜めしたVHSテープにはこの番組を録画したものも大量にあるはず。でも肝心のVHSデッキが壊れてしまったので今となっては確認しようがない。残念だ。最近は冒頭でも述べた通り、あまりにもネットや携帯主流で、若者の男女の出会いの場を提供するバラエティ向けの番組が少ない。ぜひテレビ局には再考やリバイバルをお願いしたい。

 最後に、この番組のテーマソングを歌っていた「キャンディーズ」の「ラッキーチャンスを逃さないで」をお送りして結びとしたい。

 記事作成:5月26日(日)

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