2021年9月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

« CMの彼女① | トップページ | 北海道旅行プラン(7/30~8/1) »

2013年7月26日 (金)

捨て身の奇襲戦法(スポーツ編)

  例えは良くないが、かつて相手の油断の隙を突き、「トラトラトラ」作戦で真珠湾攻撃を実行し、戦果を挙げた零戦部隊。「われ奇襲に成功せり」の名言を残した。これを現代のスポーツ界に当てはめて、地で行くような活躍をしたアスリートたちがいる。誰も真似できないような神出鬼没の特異な戦術を編み出し、個性的かつ独善的な手法を駆使し、思いもよらぬ成果を上げた人々が・・・。今回は、そうした名選手たちをセレクトしたい。意外な共通点が見いだせる筈だ。

 1.イチロー

 振り子打法、バッターボックスでの独特な構え、レーザービーム、走攻守三拍子揃った完璧なスーパースター。

 これまで何度も私は彼の偉業を讃え、何度も記事にしてきた。誰もが認める押しも押されもしない日本国民統合の英雄。彼がすることなすこと、すべて絵になる「持っている男」。彼は、オリックス時代、仰木監督との出会いがすべての発祥の元だった。高卒ルーキーでありながら、プロに通じさせるためにフォーム改造などを矯正せず、彼を自由奔放にさせたことが当たった。彼が投手とのタイミングを合わせるのに、自らが編み出した「振り子打法」をそのまま採用した。ドラフト4位ながら、彼の才能を見抜いた監督は、彼の登録名を「イチロー」に変更。彼は期待に応え、弱冠20歳で、シーズン200本安打の新記録を樹立。その後の活躍はここで記すまでもないだろう。強肩にして俊足好打。非の打ち所がないほど完璧な選手に成長し、メジャーでも記録を次々塗り替えた。日米通算4,000本安打も間近。天才という言葉は、彼のためにあるようなものだ。まさに千両役者。タイトルとそぐわないかもしれないが、彼のオリジナルを追求する姿勢が、誰にもお呼びがつかなかった新発想での「奇襲打法」を完成させたのだった。

 2.野茂英雄

 トルネード旋風を巻き起こしたクールガイ

 打者に背中を向けるトルネード投法 切れ味鋭いフォークボールを駆使し、三振の山を築き、並み居る強打者をなで斬りして牛耳った。彼についたニックネームはドクターK。極めつけはノーヒットノーラン2回の快挙。これは見事というしかない。彼が凄いのは、常に熱くならない冷静な表情と物腰だ。どんなピンチにも顔色ひとつ変えず、淡々と自己流でピッチングをやり遂げる姿勢。快挙達成にも決して奢らず、自然体で冷静沈着。彼のメジャー殴り込み&大成功により、日本人選手のメジャー移籍の道筋をつけ、門戸を開いた功績は大きい。

 3.輪島功一

 必殺・カエル跳びパンチ、よそ見戦法、くねくねポーズ

http://www.youtube.com/watch?v=h3DWRU-HxW8

 彼もまた伝説のチャンプである。彼はとにかくユニークな戦法を次々リングで披露した。相手の意表を突くような奇抜な戦い方であった。一瞬、しゃがみこみ、相手の視界から消えたかと思うと、一気に伸び上がって、その反動を利用して必殺アッパーカットを繰り出し、相手の下顎を一撃で砕いたり、壮絶な打ち合いのさなか、わざとよそ見をして一点を見つめ、相手が油断した隙に急所を突いてKOしたり、また、ファイティングポーズ自体が、まるで軟体動物のタコのように体をくねらせて相手に向かって行ったり。それはセオリーやオーソドックススタイルとはまるで無縁の究極のオリジナリティーだった。

 4.舞の海

 猫だまし、義経八艘飛び、くるくる舞の海、二所攻め

 相撲の決まり手は48手あって、得意の形や必殺技が各力士にはある。この世界で奇襲戦法といえば、立ち合いの変化やけたぐり、肩透かし、内無双などが奇襲戦法にあたるだろうが、彼の場合、まず思いもよらぬようなアイディアとケタ外れの戦術、加えて独創的な技を編み出し、それを実践した。このような仕掛け技は、本来正統派力士からすれば極めて邪道で、姑息な手段とも受け取られかねない。しかし、誰もやらないようなことを敢えて実践し、それで勝利を得るところが凄い。彼はもとより背が低く、どうしたら体格が倍以上もある巨漢力士と互角に渡り合えるか熟慮に熟慮を重ね、このような独創的な技の数々を繰り出し、いつしか「技のデパート」とまで言わしめ、その存在感を示し、人気者となった。

 5.フレッド・ブラッシー

 奇想天外の禁断戦法

 日本では「銀髪鬼」と呼ばれ、力道山との試合などで黎明期の日本プロレス界に衝撃を与えた。1961年ロサンゼルスに新たに設立された初代WWA認定世界ヘビー級チャンピオンとなるが、力道山に敗れタイトルを奪われた。1962年4月にタイトルを奪回すべく日本プロレスに参戦するため初来日。このとき力道山、グレート東郷らとのタッグ戦でブラッシーの噛みつき口撃が炸裂、額から激しく血を滴らせるグレート東郷の姿をテレビで見た老婆がショック死したこともあるが、当のブラッシーは気にかける様子もなく「アメリカでは5 - 60人はショック死させた。」と言い放った。

 6.フリッツ・フォン・エリック

 並外れた必殺技アイアンクロー

 ギミック上の出身地はドイツ・ベルリン。「アイアンクロー」の開祖として知られ、「鉄の爪」はそのまま彼の異名にもなった。1963年7月27日にはネブラスカ州オマハでバーン・ガニアを破りAWA世界ヘビー級王座を獲得、第9代王者となった。。「アイアンクロー」誕生の逸話としては、相手の顔面あるいは胃袋を握りつける(ストマッククロー)、という単純明快な技で、一躍スターダムにのぼりつめる。その「鉄の爪」はルー・テーズのバックドロップなどとともに、20世紀のプロレスを代表する必殺技に数えられる。また、そのアイアンクローで相手選手を出血させたり、自らも試合で出血する場合があり、常に「流血」のイメージがまとわりつくようになった。

 最後に血液型の話で恐縮だが、本日紹介したスポーツ選手のうち、B型が多いのをお気づきだろうか。イチロー、野茂、舞の海、輪島、いずれもB型だ。B型というのは、よくマイペース人間と言われるが、人の模倣や真似を嫌い、自分スタイルの独創性を重んじる傾向が強い。人の真似は死んでも嫌で、オリジナルを追求するのだ。だから、個性あふれるバッティングフォームだったり、必殺技となり得るのだ。自分スタイルを貫く天才なのだ。「奇襲戦法」とは言い難いかもしれないが、彼等の追い求めたオリジナリティがああってこそ、その道で成功した理由かもしれない。

 記事作成:7月10日(水)~11日(木)

« CMの彼女① | トップページ | 北海道旅行プラン(7/30~8/1) »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« CMの彼女① | トップページ | 北海道旅行プラン(7/30~8/1) »

福島県の天気


無料ブログはココログ