名曲と出逢う旅 ~渡良瀬橋編~
このプランは、11月4日(月)に、職場の同僚と訪れた「田中正造記念館」がきっかけとなった。館林市まで出向いたのに、その隣りにあった、ぜひとも私が訪ねてみたかった足利市をすっかり忘れていた。学生時代に、バイクで通りがてら、「足利學校」を訪れた経験はあったが、じっくりと見た記憶がない。そして、合わせて私の20代のマドンナ、森高千里の名曲「渡良瀬橋」の歌詞に登場する場所をいつか巡ってみたいと思っていた。今回、近辺まで行ったことで、ぜひここで実現させたいという思いを強くした。しかるにそのプランとは・・・。
自宅→郡山南IC→清滝IC→足尾銅山(松木村跡・本山精錬所・足尾駅・わたらせ渓流
鉄道トロッコ列車・沈殿湖)→草木ダム→桐生→足利市(緑町八雲神社・バーバー小沢電
話BOX・八雲神社・織姫神社・足利駅・足利学校・渡良瀬橋歌碑・渡良瀬橋ほか)→足利
IC→岩舟JCT→郡山南IC→自宅 参考ブログはコチラ 歌詞はコチラ
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<経緯と経過>
このプランの実施は正直きつかった。11/4(月)の佐野・館林往復で、風邪をひいてしまい、体調を崩して病院通いをし、今も7種類の薬を服用している身の上での強攻策。放射冷却は厳しいが、天気が良いのと雪が降ってからでは身動きがとれなくなること、更には思い立った時に動かないと、興味関心が薄らいでしまうなどを総合的に勘案して決めた。本当はこの日、先輩同僚宅で、採れたての大根祭りを実施しようと約束していたのに、それを反故にしての決行となった。では、さっそく当日の模様を見ていきたい。
11月9日(土) 晴れ→くもり
5:51 起床。家内は子供のための朝食作り。出づらい。風邪薬の顆粒剤をばらまく。食
事なしで服用。台湾で着用したダウンを着込む。
6:18 自宅発。朝日。気温は4℃。放射冷却で冷え込む。バイパス空いている。安積通
りを右折。静町から左折してコスモス通りから市場前へ。まうちゅう。「統商」のトラ
ックを交わす。カルチャー先で右折して県道47へ。Nシステム通過。
6:32 郡山南IC。気温6℃。統商トラック暴走140km/h以上出し追い抜く。
6:39 ループコイル。95km/hで通過。2℃。手巻き寿司齧る。伊藤園のペット茶まず
い。
6:44 矢吹IC。晴れ。BGMはZARD。坂井泉水の声が切ない。100~120km/hペー
ス。統商を抜き返す。
6:49 白河中央IC。昨日のゴミ箱から焼死体発見の「メガステージ」の近くを走行。那
須連邦の山々の稜線がくっきり。また統商猛追を振り切る。:54栃木県へ。
6:58 那須高原SAへ。57.4km。ハイウェイウォーカーあり。入手。ナビを足尾にセッ
ト。7:03発。
7:07 那須黒磯IC。7:11黒磯板室IC。蛇尾川渡る。
7:13 西那須野塩原IC。順調。紅葉した那須の山々に朝日が当たり美しい。
150km/hで前の車を煽る那須ナンバー車。
7:22 矢板・氏家IC。:25鬼怒川通過。:26レーダー95km/hで通過。
7:28 上河内SA。120km/h~。
7:32 宇都宮IC出口。1,450円。ETC出口を通過してから日光道路へ。交通量多い。
道路の両側の木々が紅葉。
7:39 大沢出口。料金所ETC通過200円。茶色の禿山に向かって突っ込んでいく。
7:42 土沢出口。:44今市出口。料金所150円。50km/h制限。対面通行。910mトン
ネル。楓や紅葉、黄色や赤彩りめちゃ綺麗。
7:52 清滝ICで有料道路を出る。車多い。2℃表示。R120号。山間道路。細尾大谷
左折。橋を渡って足尾方面へ。紅葉超綺麗。左沢川。山の斜面にいろは坂のガ
ードレール。日足トンネル。2,675m。R122小さな隧道急カーブ連続。神子内
川。河原。木立の間。
8:02 堰堤で写真。5℃。絶景スポットでUターン。
8:08 セーブオンPの端っこから徒歩往復。写メ。160.7km地点。:12リスタート。イ
チョウも綺麗。赤のアーチ橋。
8:15 田元交差点右折。県道250号へ。細いガード下の道。断崖の川沿いの縁の道。
8:17 古河キャスティック工場の路肩に駐車。歩いて戻って「藤間駅」へ。ちょうどチョコ
レート色の電車(1両)が到着。展望台に登って写メ。WC。駅舎でパンフ貰い、ス
タンプ。乗降客数名。
8:23 藤間駅発。赤倉郵便局。地元の住民が道路沿いに。川向こうに青い屋根の作
業夫の住居が連なる。やがて前方左に、足尾銅山精錬所のシンボルの煙突
が・・・。意外に近い。「足尾みんなの家」。やがてロータリー分岐路へ。古河橋は
ここにあった。赤茶けて古ぼけていた。崩落危険で立ち入り禁止。地面は木製の
板。細い道を川沿いに進む。川向に巨大煙突。タンクが2~3個。廃墟の工場。し
かし、大部分は解体撤去された。結構車が来る。狭い道も何箇所かある。旧線の
踏切が放置。線路はなく、アスファルト。右にお寺。渓谷沿い。愛宕下で右に住居
跡と石塁。向かい側はお地蔵尊。旧松木村までは道路無し。川向こうの左の山の
斜面に滝が2つ流れる。前方左に吊り橋。カモシカの道から写真。高原木の看板
あり。九段に九十九折の段差となった堰き堤。段々畑のように滝になっている。や
がて「銅親水公園」で行き止まり。ゲートあり。一般車はここまで。ダンプは自動で
ゲートオープン。左急カーブして吊り橋へ繋がるところの駐車場へ。
8:37 銅親水公園着。168.0km。松木渓谷の吊り橋。立派。まるで仮面ライダーのエ
ンディングでショッカーが滝から次々振り落とされる絵づらのまま。その大壁状の
滝の左隣には、武者返しのようにそそり立つ壁に巨大壁画。ここは何と渡良瀬川
だった。周辺はV字谷間渓谷。紅葉はまだ上のほうだけ。降雪した形跡あり。東
側は断崖で、落石防止の工事。寒くはない。徒歩にて橋の渡り終わりまで散策。
8:44 銅親水公園発。ゲートから旧松木村方面のV字谷を写メ。帽子をかぶった女性
が道沿いをウォーキング。結構写真撮っている。バッテリー持つか心配。くもり
空。来た道を戻る。古河橋のロータリーから右折。どうやら足尾銅山精錬所はゲ
ートが閉まっていて、立ち入り禁止。その先の鉄道のガードを潜って道が細くなる
手前に駐車。ここまで170km地点。マップ確認。赤茶色に変色した沈殿湖に行き
たいのだが。マップで何度も確認してタイムロス。熊出没の注意書き看板有り。そ
の立ち入り注意の橋を渡り、何とその頭上にも吊り橋のようなものが。向こう岸か
ら鉄道のガードを先を眺めるが、中には入れず。雑木林や枯れ草を分け入り、レ
ールへ。ガード側の反対側の短い隧道確認。クマの心配はなさそう。マップ確認。
行きたい箇所をピックアップ。どこにも負の遺産の沈殿湖の表示無し。
9:05 松木渓谷方面に戻って、左側の「龍蔵寺」の駐車場へ。何と親水公園のウォー
キング女性が早くも到着して墓地周辺を歩き回っていた。ここにはまるで墓石が
ピラミッドのように積まれた「無縁仏の供養塔」がある。短い坂を上がって境内
へ。本堂の左には霊安堂があり、その向かい側に小高く積まれた無縁仏塔
が・・・。真っ黒で不気味。しかもその背後には、あの精錬所の煙突が聳える。そ
れを死後まで見守るかのように眠っていた。礼を尽くし、何度も頭を垂れた。その
傍らには「つばめ来る・・・」で始まる句碑が置かれていた。その後、来た道を引き
返す。途中、左折して細い急坂を上がる。発電施設のようなものがあったが、そこ
は赤煉瓦防火壁だった。その裏手には桜の木の植樹。Uターン。穴ボコでタイヤ
ショック。パンク心配。R250へ。
9:18 道沿いの山の麓に団地が2棟並び、そのそそり立つ崖下に藤間の旧水力発電
所のパイプ菅のモニュメントを発見。空き地のような駐車場に停車。昔の写真と
解説板あり。赤茶けた歴史を感じる銅管。旧踏切、藤間駅、キャスティック前を通
過。田元交差点を右折してR250へ。次は足尾駅。
9:25 橋を渡った先の左に水掛赤煉瓦倉庫を発見。通り過ぎてバックで戻る。草ボウ
ボウボウのテニスコート。立ち入り禁止。外観の写真のみ。そこは水掛倶楽部と
いう迎賓館なのだが、休み。ジジババの団体観光客20人以上。そこの渓谷にか
かる橋が何と「渡良瀬川」に架かる「渡良瀬橋」という。足利のそれと同名。3階建
ての立派なアパートの先右側に足尾駅あり。そのご老人グループが列車待ち。駅
舎の前に陣取っていた。
9:30 足尾駅着。174.4km地点。駅の右の空き地に駐車。オレンジ色の昔の国電を
払い下げたような車両がポツンと置いてあった。駅舎内でスタンプを押し、ホーム
の風景を観察。写メ。長居無用ですぐ出発。川沿いの昔ながらの街道。コンビニ
やGSもある。ほどなく右折して通洞駅へ。客待ちタクシーが3台占拠。右に入り、
蓮慶寺の路肩に駐める。100m歩いて駅舎へ。隣が公園。駅舎は何もない無人
駅。ホームで写メのみ。海抜636mにある駅らしい。沈殿湖まで続く九十九折の
道がちらっと見えたが、その入口が車両通行禁止。つまり登山しないとたどり着け
ない?案内図の看板ではわかりづらいし、沈殿湖の表示が無い。タクシーの運ち
ゃんに聞けばよかった。わたらせ渓谷鉄道なのだが、トロッコ列車も走っている。
本数が極端に少ない。鉄道唱歌足尾編という看板があった。7分ほどで出発。
結局、沈殿湖の入口見つけられず。足尾銅山観光のテーマパークが左下に確
認。マイナス方向へ戻る形で右折して坂を登り、足尾歴史館とその先のグラウン
ドに迷い込み、Uターンしたり、廃墟工場群を通過。更には右折して住宅団地に入
り込んだり、道に迷う。この時点で沈殿湖は断念。紅葉が綺麗な川沿いルート。
青い鉄橋と紅葉と河原の図。カメラマン三脚撮影。その先の分岐点。右折。銅山
の遺構を探りに谷間の道を行く。R293の山道へ。秘境感あり。紅葉美しい。測
量中。くねくねですれ違えない箇所あり。いろいろな銅山の跡がある。小滝の里
P。182.5km地点。カップル紅葉見。石碑。小滝応援歌と小滝小学校歌が刻ま
れ、裏には、かつて住んでいた村民全員の名前が刻まれてあった。反対側の斜
面に石塁あり。探索。その後、旧小滝橋の迂回路。実は参加し回っていた浴場が
あった。10mほどのアーチの錆び付いて朽ち果てた橋。坑道跡は鉄製の門扉で
立ち禁。その先、左には火薬保管庫跡。行動閉鎖。狭い道。小川沿いルート。紅
葉絶景スポットで写真。適当にUターンするつもりが奥地の銀山平キャンプ場、そ
の先のかじか荘の庚申山登山口の通行止めまで来てしまう。184.4km地点。結
構距離走る。ラジオはNHKの寄席。チャーリーカンパニーの漫才と松鶴亭千歳の
懐かしの「わかるかな、わかんねぇだろうな」のフレーズ。中国人の慰霊碑もあっ
た。すると帰り際、坑夫浴場跡を発見し、緊急停車して写メ。
10:25 小滝坑夫浴場跡発。
http://www.nishida-s.com/main/categ4/ashiodouzann/ashiodouzann.htm
10:32 右折してR122へ復帰。交通量少ない。前方にパトライト回転のパジェロパトカ
ー。足尾トンネル後、群馬県に入り、道を譲ってくれる。対向バイクにパッシング。
次は関東の水瓶の群馬県草木ダムへ。水不足のたびにTVに出る。一本道。
10:42 草木ダムの北側の端へ。赤いアーチの橋が湖に架かる。サンレイクの文字。
10:47 赤い橋のたもとへ。何故か電話ボックスが。投身自殺を未然に防止?徒歩で橋
を50mほど渡って絶景スポットで両側の風景を写メ。対岸の展望台にセットした
が行かない。そこは199.3km地点で、草木橋という名前で昭和51年7月竣工。
向かい側が喜龍苑という蕎麦屋?石庭公園。
10:49 道の駅へ。草木ダム展望台Pへ。駐車場満車。斜線部分に停車して顰蹙。バイ
ク多い。ダムの真上の通路を写メのみ。スケールがよくわからない。御霊橋。そ
の先長い車列。後ろ車間距離取らずくっつく紺の車。50km/h道路を45km/h走
行。イラつく。予定よりも1時間近く早いがノロノロ運転。10台連なる。渋滞の先頭
は気づいていない。花輪。どんよりした空模様。
11:02 桐生市に入る。足利渡良瀬橋での夕日は難しそうな分厚い雲。天気予報大外
れ。11:04 水沼へ。わたらせ渓流鉄道水沼駅。
11:08 道の駅くろほねやまびこ。城下トンネル。川沿いだが併走してレール。貴船神社
表示。R333とR122が共有。紺の車くっつきすぎ。スリップストリーム状態。右
折。バイパス方向へ。左折。なかめ公園。踏切ちょうど列車通過で待たされる。菊
人形。ノロノロ。T字右折。左方向。右方向。踏切り。ダンプを避けようと左折却っ
て遅い。右折。桐生市街地へ。桐生高校先を右折。渡良瀬川の北側の川沿いル
ートへ。街道沿い。じいちゃんが自転車で中央を逆行。230km地点で県道67
へ。信号多い。何回も引っかかる。30~40km/hゆったりペース。
11:46 橋の先から栃木に入る。ようやく足利へ。「とちぎ」ナンバー車。やっぱり天気はく
もり。R67。300~500mごとに信号アウト。電化された両毛線の単線の線路沿
い。
11:54 足利工大入口。:59右に巨大な「赤十字病院」。渡良瀬橋方面へ向かう。左折し
て坂を上がってR40の立体へ。進行方向に電話ボックスがある目印の高層マン
ションを確認。下ってすぐに左折。T字路を左折。右手に八雲神社を見つけた。駐
車場にタクシー3台客待ち。先客1組。
12:02 緑町八雲神社着。242.1km。ここは昨年12月に不審火で火災になり、本殿が
消失してしまった。森高千里のPVでも紹介され、ここを「渡良瀬橋」の歌詞のモデ
ルになった。早速、「渡良瀬橋」にBGMを変更。早速見物開始。左側のお水取りで
手を洗う。石段を上がるとすぐ目の前に仮の本殿。中から工事の人の話し声が。
一応お参り。ここに彼女も来ている。裏手に回る。酒樽が置かれていた背の高い
社殿は跡形もない。右には神社の鳥居。おじさんが一人お参り。ここの絵馬はカ
ラーで「渡良瀬橋」の絵と「心の通う渡良瀬橋」の文言入り。夕日期待薄。
12:07 八雲神社発。すぐにR40へ戻り、通7丁目の交差点へ。赤信号時にデジカメスタ
ンバイ。通過時に電話ボックスの写メ。予告信号で停車。慌てて左折。迂回した
ら、ちょうどお寺(三宝院)の第一駐車場が。ここを借りて床屋と電話ボックスを訪
問。
12:10 三宝院着。R67方面から攻めるが、交差点の車の視線を気にして恥ずかしくて
写メ撮れない。通り過ぎる。電話ボックスの中を覗き込むと、森高千里の写真もな
ければ、「渡良瀬橋」のパンフもない。このままでは埒があかないので、勇気を出
して床屋「バーバー小沢」に入った。「こんちは~」と声を掛けても誰も出てこない。
すると待合の椅子とテーブルにあのパンフがあった。一枚貰い、そのまま店を出
た。一旦R67側から戻る。メモ後、再び逆側からアタック。歩きながら、森高のPV
の目線で写メ。信号待ちの車が少ないことを良いことに道路を渡って反対側から
写メ。すると、族車が爆音を立てながら走行。結局3周した計算。最後は車で通
過。この電話ボックスが「渡良瀬橋」に登場する。NTTは維持費が掛かるために
撤去を申し出たが、地元の強い要望で残されたという。訪問した今日もまだ残っ
ていて嬉しく感じ、安堵した。
続いて、県道40を東へ。次は3つある八雲神社の2つ目に向かう。すると西宮
町の主要交差点で、左側に朱塗りの神社と石段を確認。右手がどうやらそれらし
き社殿の屋根と境内。ちょうど右手に駐車場らしきスペース。右折して入った。し
かし、10台分のスペースは満車。反対側の入口からも車が。すると運良く、私の
後方の車が出て、速攻で割り込み駐車。
12:25 243.7km。早速対面にある織姫神社から攻める。信号待ち長い。すると長い
石段の中腹に、コスプレ制服にピンクのカツラを纏った少女が・・・。三脚を立てて
渡良瀬橋方面の風景を写真撮っている。石段を一段飛ばしで一気に駆け上がっ
た。残り何段の表示あり。コスプレ少女を追い越し、石段を登った。最後から2つ
目の段で息切れ。でも歩調は確か。振り返ると、視界が開け、待望のシルバーの
下路平行弦6連ワーレントラス橋が見えた。橋長243.27m、幅員5.5mもある。一気
に登りきると右にこじんまりした茶室のよう食事処。すると砂利で色鮮やかな本殿
が。
12:31 織姫神社到着。ここは縁結びで名高い。右に塔。すると丘の上の展望台からス
カイツリーが眺望できるとのフレーズが。あいにく雲がかって見えず。周辺には6
~7名もコスプレマニア。今日はここでコステレのイベントを実施。受付があった。
景色を堪能。今目の前に夢にまで見た「渡良瀬橋」が・・・。信じられない光景。月
曜日の館林訪問に続いてのドライブ。寒くはない。逆に階段上りの汗で暖かい。
地上の鳥居には大正12年の文字が。
12:42 続いて八雲神社着。参道ではなく、脇道から侵入。誰もいない。寂しい感じ。参
道は長いが、萎びた印象。一応鳥居まで往復。入口には大イチョウ。その後、車
でマップ確認。順調に予定を消化。1時間程度早い。次は足利學校跡。織姫交番
前を左折。県道67号線へ。そして通2丁目交差点を左折し、鑁阿寺のお堀の手
前を右折。駐車場を探すが一周半しても見つからず。お寺では門前町でイベント
らしきことをしていた。R293昭和通りを横切った先に市営駐車場があったが、有
料っぽかったので素通り。ぐるぐる回って、R67に戻り、R116へ左折し、踏切を
渡る。中橋が正面に。しかし、その手前の信号を左折。渡良瀬川の北側の川沿
いを渡良瀬橋方面へ向かう。途中、歌碑がある場所を見つけた。しかし、50代く
らいの夫婦が先客。車を停められそうもない。そのまま左折して、シルバーの「渡
良瀬橋」を渡ってみた。走りながら写メ。結構長い。幅が狭いのに対面通行だし、
右側に並走して歩道有り。渡った後、信号を左折し。川沿いに走り、また左に曲
がりS字カーブ。R116で中橋を渡って、市街地方面へ戻る。どうしていいのか右
往左往しても仕方ないので、予定表を見て、駅へ向かうことにした。踏切をいった
ん停止して渡り、右折。R67の目抜き通りを東に走り、標識に従い、右折。小さな
足利駅へ。ロータリーの左に交番。そこで停車し、駅舎の写メ。盗撮と間違われる
のでは・・・。対面には青のFE機関車が展示。駐車できないので、たまたま通りか
かった駅前の「はなまるうどん」のPへ。
13:10 はなまるうどん着。まず駅舎へ。スタンプのを駅員に尋ねる。何と改札の脇に設
置。ちょうど電車の発車時刻だった。駅構内を散策。パンフを目一杯もらう。駅前
の案内板見やすいが3つ目の八雲神社は載っていない。そしてうどん屋へ。注文
のシステムがわからず。トレイにトッピングとして150円のイカゲソ(太い2本でこ
の値段)とレジで「塩豚ネギうどん400円」を頼んで、合計550円の会計。天かす
追加し、水を汲んでテーブルへ。バックを違うテーブルに置き去り失敗。メモしな
がら昼食。水を何杯もおかわり。食後には持参した風邪薬5種類を服用。撮影済
みの写真もチェック。この後、学生時代からの持ち越しである「足利學校」へ是が
非でも行くことに。
13:33 駅前うどん屋発。通1の交差点を右折。R293昭和通りへ。歩道橋のある「太平
記館」から右折。先ほども通った、市営駐車場へ逆方向から回り込んで入庫。「観
光ですか?」と聞かれ、観光なら2時間程度無料ですと言われた。車線部分に停
めさせられた。
13:35 太平記館駐車場着。251.1km。デカイ案内看板。さっそく歩道橋を渡って、順
路に従い足利學校方面へ。古書屋の前を歩き、T字路を右折。
13:39 30m先右手に門が。するとその真向かいの「銀丸本店」の店先で、小柄な女性
店員が小さな紙コップに入った味噌汁を振舞ってくれた。参拝路の50m先に見覚
えのある「校學」の標札が。まず、右側の社務所で拝観料400円を支払う。写真
は方丈のみフラッシュ撮影不可で、フラッシュを炊かなければすべてOK。ボランテ
ィアガイドが仕切りに勧めて来る。門を潜って中へ。植樹した方々の木々がお出
迎え。湯島聖堂諧樹やかなふり松など。直進方向には孔子廟大成殿。孔子坐像
など。南庭園は立派で格式高い。茅葺き屋根の方丈へ。皇太子夫妻もここに来て
いる。展示物多数。歴代将軍の金位牌まで。衆寮、土蔵、菜園場、北庭園、歴代
学長の墓所、木立の中、北京語が響く。前の夫婦。竹林も見事。境内は銀杏の
刺激臭が強い。見学終了。寒くはない。日差しなし。マジで夕日は無理。同じタイミ
ングで見学した中年女性10名の集団が角の店へ。陸橋の下の横断歩道を渡
る。太平記という観光案内兼売店のような建物へ。パンフを根こそぎもらう。する
と、ここで3つ目の八雲神社へ行くのを忘れていた。再度、横断歩道を渡り、また
しても銀丸本店前を通る。味噌汁は1回のみ。声もかけない、T字路を右折してす
ぐ左折。松村記念館の前を通り、その隣りに八雲神社があった。
14:18 3番目の八雲神社着。しかし、ちょうどのタイミングで、わざとらしく中年オバンが
乗った薄い緑色の配達用バンが停車。シャッターチャンスを逃した。苦慮して撮
影。この八雲神社は、森高千里が訪れていない筈。PVには見られない作り。通り
沿いすぐに境内。どうも雰囲気が違う。そして、3度銀丸本店前を通過。横断歩道
を渡って、再び太平記館(インフォメーション)案内所へ。ここで重大なことに気づ
く。新品の渡良瀬橋のパンフを探していたら、足利學校の入校許可証が無くなっ
ていることに気づく。多分、来る途中、どこかに落としたに違いない。再び横断歩
道を渡って、銀丸の前へ。5度目。すると門の前に落ちていた。助かった。
14:32 市営駐車場発。次は時間的に早いが、メインの「渡良瀬橋」だ。夕日が期待でき
ない天候の今、その時間まで待つ必要はないという判断。BGMは、運転中は繰り
返し「渡良瀬橋」をリピートし、気分を高める。しかし、付近を車で周回したが、駐車
場らしきスペースは無し。踏切渡り郵便局を探すが一方通行。歌碑の下のT字路を
右折。渡良瀬橋を正面に見て、右折。隕石が中央にある狭い路地に入り込む。四
輪通り抜け不可に迷い込み、Uターン。左折して、再び踏切を渡る。すると信号の左
斜め前にスーパーが。そこは「FRESSAY」という大型スーパー。
14:40 スーパーの駐車場着。ようやく駐車スペース確保。今度は歩いてR67を渡り、
踏切を渡って、200m先のT字路を右へ。その公園には、歌碑という立て看板があ
って、青い螺旋階段があって、それを上がった先がちょうど「渡良瀬橋」の歌碑に出
られる近道。やっと無人のその歌碑へ。14:43着。本当に離れた場所にあった。
石碑は大きい、写メすると歌詞のプレートに影が映り込む。脇の鉄柱にある森高本
人も押した再生ボタンをプッシュ。すると頭上から彼女の歌声が。何とフルコーラ
ス。そして紛れもなくシルバーに塗装された渡良瀬橋が目の前に。渡良瀬川沿いの
道路は交通量は多い。反対車線に横断し、橋の写真を撮っていると、緑色だが黄
色の2本ラインを入れたロードスターが歌碑で急停車、妙にはしゃいで「あったここ
に!」と叫んでいた。駐車できないので、そのまま走り去ったが、これが目当てだっ
たのは一目瞭然。また戻ってくるだろう。結構ここは観光客が多いようだ。もう20年
前の曲なのに、未だに観光地としての価値は十分。風邪をひいている身だが、歌
の通り、河原への土手を降りてみた。やぶ蚊がいる。車からの視線を気にしつつ、
橋桁の下をくぐった。何枚も写メ。西側へ。ここで森高千里がPVの撮影を行った。
東西の各側では表情が違う。寒さは感じなかったが、曇り空で、この分では綺麗な
夕日や夕焼けは無理と判断。橋の名前のプレートを至近から撮影。竣工のプレート
は無かった。歩き回って汗をかいた。そして、戻ってみると、案の定、公園に横付け
して、見物を終えたさっきの緑のオープンカーの若者が。立ち去ったのを見届けて
から、歌碑へ。再生ボタンをまた押した。螺旋階段に公園の前にある酒屋(大黒
屋)で、「渡良瀬橋」という清酒を販売しており、その宣伝が貼られていた。歌が鳴り
止まないまま、歌碑を後にした。
15:00 FRESSAYへ。ベニマルと同規模店舗。店内を見て回り、安くなった弁当を購
入。278円のチキンステーキ弁当。レジでポイントカード持ってるか聞かれる。「旅
の者だ」 と告げると、丁寧に教えてくれた。休憩所で食すことにした。箸を一膳貰
い、そのスペースへ。隣りのばあさんがずっと見ている。レンジなし。お茶はがぶ飲
夕日を断念し、この時点で15時半を目安に足利から帰路に向かうことを決断。
15:23 スーパー発。252.9km地点。最後にあと一回、渡良瀬橋を渡ってUターンして
逆方向からも横断してみた。これが見納めとなった。橋を渡りきった後の信号を右
折。川沿いへ。歌碑には別の30代くらいのカップルがいて、森高千里の歌に聞き
入っていた。やはりここは人気のスポットになっているようだ。滞在中の車内では、
エンドレスで「渡良瀬橋」を聴いていた。この歌に出てくるスポットは網羅した。雰囲
気を味わい、旅愁に浸れたし、歌詞の通り綺麗な街だと悟った。残念ながら、天気
予報が外れ、肝心要の夕日が拝めなかったのが唯一の心残り。次回再訪する際
の宿題にしたい。左折してR116へ入り、踏切を渡り、R67へ左折。通1を直進。足
利ICを目指す。足利と惜別時刻は15:30。もうすでに薄暮。北関東自動車道の標
識があって、その通りに右折したら、急に標識が消える。ここから無駄な走りを展
開。右折左折を繰り返し、迷って遠回りに。足利女子高の手前を右折し、さらに左
折。市民会館横、ブックオフを通過。右折し350.1kmでようやく標識が出てくる。
高速入口まではずっと「渡良瀬橋」をBGMにして流して余韻に浸っていた。
<今回の足利市内の観光ルート>
15:43 足利ICから、すったもんだの挙句、ようやく高速に乗る。結構車の量多い。
15:48 佐野田沼IC。トンネル多い。何故か走行車線のほうが右の追い越し車線より早
い珍現象。
15:51 岩舟JCT。:52レーダー。12℃。3車線でも交通量多い。
15:56 栃木IC。バイク車線変更斜めに横断して危険。
16:10 大谷PA。滅茶苦茶飛ばす。:11 LHシステム。
16:15 上河内SA。飛行機が前方正面に浮かぶ。
16:21 矢板IC。飛ばしまくる。抜く方が断然多く、抜かれたのは数台。120~130km/h
ペース。10℃。
16:31 西那須野IC。
16:34 黒磯板室IC。359.0km。SA寄らず。遅い車が追い越し車線をブロク。腹立つ。
16:42 那須SA。立ち寄らず。9℃。独走状態。白のエスティマとバトル勃発。
16:45 福島県内に突入。
16:47 白河IC。ループコイルを100km/hにてクリア。燃料メーター急落。
16:55 矢吹IC。11℃。眠いが一気に帰る。
17:01 須賀川IC。かなり暗い。こっち曇り空。
17:06 郡山南IC下車。1,950円。左折、カルチャー前左折。市場前走行。そしてまう
ちゅう前。信号が変わり、右折して左折して住宅街へ。柴宮の住宅街に入る。柴
宮幼稚園からの道。大東前。しかし、R4バイパスの合流地点大渋滞。失敗タイム
ロス。右折車がいて、信号一回棒に振る。
17:18バイパス合流。
17:27 自宅着。 総走行距離 451.4km 撮影枚数 199枚
<費用>
高速代 1,450円+200円+150円=1,800円
食事代 550円+278円=828円
拝観料 400円
合計 3,028円
その他 前日の朝食代(巻き寿司・くるみパン)、ペット茶2本分
GS 40Lは使用
「関連ブログ」
http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-98af.html
「後 記」
風邪をこじらせている中での強攻策だった。何かに急き立てられているかのような進撃の旅行ラッシュを今回も実践。二週連続で栃木県・群馬県界隈を周遊することとなった。今回は、以前から思い描いていたプランだった。20代の時分に大好きだった森高千里の名曲「渡良瀬橋」。情緒に溢れ、昔付き合っていた彼氏を今でも忘れられず、その思い出に浸るという、私好みのストーリー。そこに美しい足利市内の風景が絡み、旅情と郷愁を誘う作品に仕上がった。学生時代に、寄り道して「足利學校」を訪れたことはあったが、それ以来、実に27年振りに訪れた。
実際に訪問してみての感想は、歌詞を裏切らない、とても綺麗な町並みで、人を優しい気持ちにさせてくれる印象。長閑で、それでいて日本らしい風景や人情など大切なものがたくさん残っている。願わくは、「夕日が綺麗な街」を実感したかった。天気予報はこの日一杯晴天で、日曜日から下り坂となる見込みだったのだが、あいにくの曇天に「不完全燃焼」となったのが心残り。でももう一度来るための口実になった。今度は緑町の八雲神社が再建された時に訪れたい。
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