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2013年11月 8日 (金)

懐かしのスポ根ドラマ

 昭和39年の「東京オリンピック」開催以降、テレビが一般家庭に普及し、昭和46年頃を境にして、カラーテレビ、クーラー、カーといういわゆる3Cが時代の顔となった。民放のテレビ局が続々と開局し、福島県内のテレビ局もNHKに加え、福島市に本拠地を置く福島テレビ、交通の利便性を考慮して郡山市に置かれた福島中央テレビと3局態勢となり、県民の娯楽は映画から大幅な路線変更を実現した。昭和40年代はテレビの革命期にあたり、テレビドラマも学園ドラマと並行してスポーツ根性もののドラマ、いわゆる「スポ根もの」が主流となった。その代表格は、立木大和の活躍を描いた「サインはV」だった。コーチ役の中山仁、選手役の岡田可愛、中山麻理が大人気となった。回転レシーブや稲妻サーブ、X攻撃も流行った。もちろん、これだけでなく、様々なスポーツを題材にして、躍動するスポ根ものは次々と制作され、テレビ業界を彩った。

 サインはV(バレーボール) 

 神保史郎、望月あきらの漫画作品。『サインはV』はその 漫画を原作とした実写映画もしくはテレビドラマ。
 1969年版のテレビドラマはTBS系で放送。実写スポ根ドラマの草分け的番組。大人から子供まで広い年齢層に熱狂的な支持を受け、最高視聴率39.3%、平均視聴率32.3%を誇る大ヒット・ドラマとなった。その後1973年版もTBS系で放送されている。『アタックNo.1』とともに、1964年の東京オリンピック・女子バレーボール"東洋の魔女"の登場から始まった日本のバレーボールブームを巻き起こしたが、当作はもともと「『アタックNo.1』への対抗馬が欲しい」という少女フレンド編集部の要請から企画された。
 1969年版は朝丘ユミが主人公。彼女は、バレーボールの練習中に姉を亡くしたため、天性の才能を持ちながらもバレーボールを憎み一度は離れようとしていたが、「立木大和」の牧圭介にスカウトされ、再びバレーボールと向き合おうと決意する。「立木大和」は立木製作所の新設バレーボール部だが、厳しい練習のために退部する選手が続出していた。

朝丘ユミ:岡田可愛
椿麻理(立木大和 → レインボー):中山麻理
ジュン・サンダース:范文雀(第10回 - )
松原かおり:岸ユキ
久保田さち子:青木洋子
小山チイ子:小山いく子
岡田きみえ:和田良子
泉洋子:泉洋子(第27回 - )
朝丘ミヨ(朝丘ユミの姉):西尾三枝子
朝丘志津(ミヨ・ユミ姉妹の母):三宅邦子
立木大和・社長:十朱久雄
牧圭介(立木大和チーム・コーチ → 監督):中山仁

 美しきチャレンジャー(ボウリング)

 1971年4月4日から1971年10月17 日まで、国際放映が制作し、TBS系列で日曜19:30から30分枠『不二家の時間』( 不二家一社提供)にて放送されたテレビドラマ(テレビ映画)である。全29話放送。
 高校時代、大学のボウリング部員「高峰明久」にボウリングの楽しさと厳しさを教わった少女「小鹿みどり」は、ボウリング部を推奨する会社(日本PM商事)に入る。先輩の天才的ボウラー「七瀬茜」に激しいライバル心を燃やしつつ、偶然にもボウリング部のコーチに招かれた高峰と共に勝利を目指して戦い抜いていく。ボウリングが大ブームを巻き起こした頃に登場したスポ根ドラマで、魔球を武器にしのぎを削る。最終回のラスト、アメリカ遠征に旅立つみどりは空港で高峰に思いを告白する。しかし、その言葉は飛行機の轟音にかき消され、高峰の耳には届かなかった…。
 当時の人気女子プロボウラー である中山律子や石井利枝などもゲスト出演し、全盛期の映像を見られるのも特典である。出演者は以下の通り。

  • 小鹿みどり:新藤恵美
  • 高峰明久:森次浩司

  • 七瀬茜:進千賀子
  • 松木幸恵:高樹蓉子
  • 庄司千恵子:泉洋子
  • 三波玲子:左時枝
  • 堀川敏江:戸部夕子
  • 上田亜子:紅理子
  • 里見のり子:松尾悦子 など 
  •  金メダルへのターン(競泳)

    1970年(昭和45年)7月6日 - 1971年(昭和46年)9月27日、毎週月曜日19時00分 - 19時30分→木曜日19時00分 - 19時30分→月曜日19時00分 - 19時30分にフジテレビ系列で放送されていたドラマ。全65話。
     豊島区の東京スイミングセンターが舞台(ドラマでは「中央スイミングセンター」となっていた)。「飛び魚ターン」(空中を飛んで全ての選手を追い越す)や「ジェットターン」(津波をおこし両脇の選手を妨害する)といった荒唐無稽な技が多数登場した。

  • 速水鮎子(千葉鮎子) - 梅田智子
  • 速水理恵(千葉理恵) - 青木英美
  • 速水四郎 - 小泉博
  • 速水よしえ - 三ツ矢歌子
  • 黒木進介 - 水谷邦久
  • 木原美知子 - 木原美知子
  • 海門政美 - 吉田未来
  • 聖園泉 - 森田敏子
  • 水島コーチ - 前田吟
  • 沢木久美 - 大田黒美波
  • 立花一平 - 沖雅也
  •  柔道一直線(柔道)

     原作:梶原一騎、作画:永島慎二・斎藤 ゆずるによる日本の劇画漫画、および、それを原作としたテレビドラマ。『週刊少年キング 』(少年画報社)誌上に1967年から1971年まで連載された。 「地獄車」など荒唐無稽な技が多く出てくるが、柔道の知名度アップなどで当時の柔道界に果たした貢献度は計り知れない。
     作品の時代背景は1968年のメキシコ五輪の前後に相当し、1972年のミュンヘン五輪を目指す日本勢を描いている。梶原一騎が『巨人の星』、『侍ジャイアンツ』と『柔道讃歌』で親子を描いたのに対し、本作では『あしたのジョー』と同様、師弟の絆を描いている。

  • 一条直也(演:桜木健一)
  • 車周作(演:高松英郎)
  • 嵐先生(演:牧冬吉)
  • 高原ミキ(演:吉沢京子)
  • 一条トメ(演:青木和子)
  • 高原三平(演:藤江喜幸)
  • 鶴田先生(演:名古屋章)
  • 香川先生(演:岸田森)
  • 結城真吾(演:近藤正臣)
  •  コートにかける青春(テニス)

     志賀公江による日本の漫画作品・『 スマッシュをきめろ!』を原作とした同国のテレビドラマ。1971年9月3日から1972年8月 25日まで毎週金曜日19時から19時30分までフジテレビ系列にて放映された。テニスの天才プレーヤーだった東城博之はあまりにテニスに熱中しすぎて家庭を顧みず、妻・晴子と離婚し一人娘の真琴を連れ信州へ向かった。晴子は亡くなった姉の子・さおりを実の子として育てた。
      やがて博之は病に倒れ、死の直前「東京にいる母と姉の元へ行き、さおりとともにウィンブルドンの栄光を目指せ」と遺言を残す。真琴は父の形見である「銀のラケット」を手に東京へ向かった。しかしさおりが「実の姉ではない」ことは全く知らなかった……。時にダブルスでコンビを組み、またある時は敵味方に分かれてさおりと真琴はテニスプレーヤーとして成長していく。

  • 槇さおり - 紀比呂子
  • 東城真琴 - 森川千恵子
  • 甲山健 - 大出俊
  • 水島譲二 - 小野進也
  • 高岡美津子 - 皆川妙子
  • 尾崎 - 中尾彬
  • 東城博之 - 安井昌二
  • 槇晴子 - 稲垣美穂子
  • 沢田京子 - 黒沢のり子
  • 堀川絵美 - テレサ野田
  • 田淵豪 - 睦五郎
  • 田中友子 - 児島美ゆき
  • 藤沢悦子 - 戸部夕子
  • 清水 - 桐生かほる
  • 実況アナ - 逸見政孝(フジテレビアナウンサー)
  •  飛び出せ青春(サッカー)

    http://www.youtube.com/watch?v=PdM9XF-FetI

    http://www.youtube.com/watch?v=t3KLxzdRmvE

     村野武範主演による東宝制作、テアトル・プロ 共同制作の日本テレビ系で放送された『青春とはなんだ』(1965年)を起点とする青春 学園シリーズの1作である。1972年2月から翌年2月にかけて一年間放送された。スポ根というより、学園ドラマの要素の方が強い。
     「来る者は拒まない」という校長の方針により、無試験入学制度をとっている太陽学園高等学校には全国から落ちこぼれが集まっていた。中でもサッカー部は劣等生の集まりだった。新任の教師・河野武は、赴任早々のトラブルで教頭に疎んじられ、さっそくサッカー部の部長を押し付けられる。だが、河野は持ち前のチャレンジ精神と同僚の女教師・本倉明子の協力を得て生徒たちに熱き思いを伝えてゆくのだった。第1話のタイトルでもある「レッツ・ビギン Let's begin!」がこのドラマを通しての合言葉でテーマである。

    河野武(英語):村野武範
    本倉明子(国語):酒井和歌子
    杉田良策校長:有島一郎
    江川俊介教頭:穂積隆信
    塚本信二(世界史):柳生博
    後藤梅子(寮母):菅井きん
    名和半次郎(ラーメン屋):名古屋章
    本倉惣之介(理事長):佐藤慶
    瀬川陽子(養護室担当):増田佳子(第30話・第34話・第43話)
    高木勇作:石橋正次
    片桐次郎:剛達人
    柴田良吉:頭師佳孝
    山本大作:保積ぺぺ

     われら青春(ラグビー)



     中村雅俊主演の太陽学園ラグビー部を舞台とした青春 学園ドラマ。製作は東宝。前作『飛び出せ!青春』と同じ太陽学園を舞台とした続編的な手法で製作された。主人公の沖田俊は、河野先生(村野武範)の大学の後輩であるという設定。前作より卒業できずに2年留年した生徒・山本大作(保積ぺぺ)、ラーメン屋の店主(名古屋章)、その店で働く真樹(青木英美)、杉田校長(有島一郎)に江川教頭(穂積隆信)、教頭の腰ぎんちゃく塚本先生(柳生博)、寮母の梅子(菅井きん)といった面々が前作から引き続いての出演となっている。
     取り扱うスポーツは、『青春とはなんだ』以降の青春学園シリーズの恒例(ラグビーとサッカーをできるだけ交互に取り上げる)にのっとり、前作のサッカーからラグビーとなっている。よって山本大作は、『飛び出せ!青春』時のサッカー部のユニフォームを着てラグビー部の設立に参加している。これにラグビーの名門校・星山学院の部員だった神野吾郎(千葉裕)を中心とする男子生徒と、ボス的存在の白川梨絵(大原福美)を中心とした女生徒たちが絡み合って物語が展開していく。中村雅俊の出世作だが、半年で放映終了となった。ボールパスしながらホームを走るシーンは語り草。青春群像の決定版。

     スクールウォーズ(ラグビー)

     TBSで1984年10月6日から1985年4月6日まで放送された大映テレビ制作、TBSで放送されていた日本の テレビドラマである。正式名称は『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』。 続編は『スクールウォーズ2』。京都市立伏見工業高等学校ラグビー部と同部監督で元日本代表フランカーの山口良治をモデルとして、作家・馬場信浩が執筆したノンフイクション『落ちこぼれ軍団の奇跡』を基に制作されたフィクションドラマ。高校ラグビー界において、全く無名の弱体チームが、ある一人の教師が赴任してから、わずか数年にして、全国優勝を果たすまでの軌跡をあますことなく描くことで、健全な生徒の育成に取り組もうとする教師と生徒の葛藤と成長を表現したドラマである。ドラマの舞台は神奈川県内の「川浜市」という架空の自治体である。また同校が、常に生徒の非行問題が絶えなかったというところもドラマの中のみのことである。

     ウォーターボーイズ(水泳) 

    http://www.youtube.com/watch?v=j5pmYpoMT2A

    http://www.youtube.com/watch?v=Qu8rlnbiTHo

     2003 年から2005年にフジテレビ系で放送されたテレビドラマである。男子高校生たちが、シンクロに挑む青春活劇。モデルは男子校の埼玉県立川越高校の水泳部が実際に1988年から文化祭の演目として行っているシンクロ公演。1999年、プロデューサーが『ニュースステーション』(テレビ朝日)で放送された川越高校水泳部のドキュメンタリーを見て映画化を決意。後に矢口史靖監督が加わり2001年に映画化された。公開から徐々に口コミと地方キャンペーンで話題となり、結果的に大ヒット映画となった。

  • 鈴木智:妻夫木聡
  • 佐藤勝正:玉木宏
    早乙女聖:金子貴俊

  • 太田祐一:三浦哲郁(現:三浦アキフミ)
  • 金沢孝志:近藤公園
  • 木内静子:平山綾(現:平山あや)
  • 伊丹弥生:秋定里穂
  • 佐久間恵:眞鍋かをり
  • 杉田:杉本哲太
  • 尾崎校長:谷啓
  • 磯村:竹中直人
  •  プロゴルファー祈子
  •  フジテレビ系列で1987年10月21日 - 1988年4月20日に放送されたテレビドラマ。全23話。大映テレビ製作のいわゆる「大映ドラマ」の一つ。製作者の談話によれば、漫画『プロゴルファー猿』にヒントを得て作られた作品だという。主人公・神島祈子役はオーディションで選ばれ、安永亜衣と土家里織が最終選考に残った末に安永が主演の座を獲得し、ドラマの製作が行われた。また同オーディションには常盤貴子も参加していた。
     神よ、父の祈りの中、九死に一生を得てこの世に生を受けた祈子(れいこ)。“祈る子”と書いて祈子。 今、祈子は神に何を祈るか…。 

    安永亜衣
    風見慎吾
    沢向要士
    生田智子
    土家里織
    松居直美
    音無美紀子
    萩原流行
    中条静夫
    久我美子
    岩本多代
    長門裕之

     ROOKIES(高校野球)

     2008年4月19日から7月26日まで、TBS系列で毎週土曜19:56 - 20:54で連続テレビドラマとして放送。
     二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一(かわとうこういち)。そこで彼が出会ったのは部員の起こした不祥事により活動停止中の野球部。かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部も、現在では不良達の溜まり場と化し、部員達は自暴自棄になっていた。しかしそんな部員達の心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤。彼は野球の「や」の字も知らなかったが自ら顧問となって、野球部の再建に乗り出す。そんな川藤の親身になって根性を叩きなおそうとしてくれる態度に動かされた不良部員達が、やがて夢の甲子園を目指す物語。「夢にときめけ!明日にきらめけ!」は名言。

    佐藤隆太
    市原隼人
    小出恵介
    城田優
    中尾明慶
    高岡蒼甫
    桐谷健太
    村川絵梨
    浅野和之
    吹石一恵
    大杉漣
    伊武雅刀

     他には「姿三四郎」(柔道)、「俺は男だ」(剣道)などもあった。挙げたらキリがないかもしれない。

     一方、同時期にアニメでも「スポ根」ものは脚光を浴びた。アニメでは、「巨人の星」(野球)、「エースをねらえ」(テニス)、「アタックNo.1」(バレーボール)、「タイガーマスク」(プロレス)、「キックの鬼」(キックボクシング)、「あしたのジョー」(ボクシング)など、その時代思想を語る上でも格好の材料だろうと考える。いずれも一時代を築き上げ、ちびっ子たちの熱い視線を浴びたのは言うに及ばない。現代では、時代を反映してサッカーやバスケマンガが人気。「SLAM DUNK」、「黒子のバスケ」。「キャプテン翼」や「テニスの王子様」、「MAJOR」(野球)など。マイケルジョーダンやマジックジョンソンなどが活躍して一躍NBAが大ブームを博した時期がその頃で、またJリーグが発足し、ワールドカップ出場を果たした頃に人気が出たのも納得。「MAJOR」では、野茂英雄がメジャー挑戦の門戸を開放し、またWBCが開催され、スモール野球が世界を席巻した時期。「実に面白い!」しわかりやすい仕掛けだ。かつては「ドカベン」や「侍ジャイアンツ」、「あぶさん」など野球が主流だったことを考えれば、その時代での子供に人気のスポーツも窺い知ることができる。私は個人的に「ドカベン」と「プロゴルファー猿」が大好きだった。そのマンガでそのスポーツのルールを覚え、自らも実践した。スポーツドラマやマンガはやはり、「時代を映す鏡」と言うことが出来る。

     記事作成:11月5日(火)

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