年配の方々が泣いて喜ぶ番組OP(前編)
人生も半世紀近く生きていると、懐かしい名ドラマや名番組が妙に心に残っている。最近は「YOUTUBE」で簡単に当時の映像を再現でき、嬉しい反面、心の奥に大切に美しい断片映像のまま閉まっておきたいという想いもあった。今回は前編・後編の2回に分けて、そうした特に年配の方々(50代以上の先輩諸氏)が泣いて喜びそうな、懐かしい映像の数々を10番組ほどセレクトして紹介したい。もちろん個人の好みによるため、独断と偏見による部分はご容赦願います。まずは5番組どうぞ!
まんが日本昔ばなし(常田富士男・市原悦子)
OP映像は著作権が厳しく白黒映像しか存在しません。あの有名な竜の背中に乗って宙を舞う有名な作品だ。
実際私の家にあった懐かしいソノシートレコードの「三枚のお札」
小学校から高校生時代まで、このレコードを自宅にあった卓上プレーヤーで針が擦り切れるまで何度も聴いた記憶がある。
1975年(昭和50年)に開始。放送枠は30分で、作詞家の川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターを多数起用された。
エンディングはコチラ http://www.youtube.com/watch?v=Utn6QUpv5iM
ありがとう
看護婦役の水前寺清子、石坂浩二、山岡久乃、沢田雅美、長山藍子、児玉清らが熱演したホームコメディドラマ。ホームドラマ全盛期の1970年代を代表するテレビドラマで、同年代に放送された『時間ですよ』や『女と味噌汁』と共に“ドラマのTBS”の象徴的作品のひとつである。『肝っ玉かあさん』と並んでホームドラマの金字塔を打ち立てた。なおシリーズ最高視聴率は、民放ドラマ史上最高の視聴率56.3%を記録した。
どてらいやつ
1973年から1977年まで関西テレビの企画・制作によりフジテレビ系列で放送され
http://www.youtube.com/watch?v=M6DVEpZIQrI
木枯し紋次郎
フジテレビ系列で1972年1月1日より放映された中村敦夫主演のテレビドラマ。孤独主義者で世捨て人。又旅姿で口に葉っぱを加えたスタイルがトレードマーク。事件へかかわるのを嫌うが、毎回巻き込まれる。「あっしには県関係のないことでござんす」が決め台詞だった。現実を生きながらどこか義理人情が捨てきれない。優しい男気がカッコよかった。上条恒彦の歌声と、このストップモーションで竹藪を突き進むOP映像は大人気だった。
時間ですよ
http://www.youtube.com/watch?v=WgmZYn3kp5I
堺正章、悠木千帆(樹木希林)、森光子、浅田美代子、天地真理らが繰り広げたドタバタホームコメディドラマ。これが当たって、その後「寺内貫太郎一家」や「ムー一族」に引き継がれた。現代も「渡る世間は鬼ばかり」もこの路線だと思う。
さて、いかがでしたか。青春時代の想い出が蘇りましたか。昭和40~50年代を中心にお送りしましたが、懐かしんでもらえたでしょうか。今更ながらだが、「YouTube」の存在は大きい。こうした動画を当時のメディアに保存し、大切にそれを保管し、同じ気持ちでこれらを動画サイトにアップしてくれるオールドファンあってこその今回の企画である。本当に感謝したいと思う。どこかに生きた証を残したと常々思っているが、時代背景や当時の世相を語り時に、欠かせないのはやはりテレビメディアであると思う。
さて、明日は後編になるが、あなたのお気に入りだったドラマや名物番組は登場するでしょうか。
記事作成:2月19日(水)
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