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2014年8月 8日 (金)

流行語メーカー(ザ・ドリフターズ)

 私は物心ついた頃から大のテレビっ子だった。今で言う娯楽系のバラエティ番組の王道を行っていたのは、シャボン玉ホリデイで活躍した「クレイジーキャッツ」。そのメンバーは犬塚弘さん一人を除き、鬼籍に入られた。次に、1970年代に一世を風靡したのが「コント55号」。萩本欽一と絶妙なコントを繰り広げた名エンターテイナーであり、刑事ドラマなどで活躍して名優でもあった坂上二郎さんもまた天国へと旅立たれた。続いて入れ替わるように、テレビ界を席巻したのが「ザ・ドリフターズ」だった。映画も数多く制作され、1960年代の「ザ・ビートルズ」来日の際には、武道館公演の前座を務めたのが、誰あろう彼らだった。代表作は「8時だヨ!全員集合」と「ドリフ大爆笑」だろう。彼らが行った生放送中のコントやパフォーマンスは、決してアドリブではなく、リハーサルを入念に行い、計算尽くされた喜劇、いや活劇であった。その番組では数多くの流行語を生んだ。最初のメンバーは、いかりや長介、荒井注、加藤茶、高木ブー、仲本工事だった。一時小野ヤスシもメンバーにいた。しかし、荒井注が脱退し、付き人だった志村けんがメンバーに昇格すると、面白いように進化を遂げたのだった。ではドリフターズが残した名言や名句、あるいは流行語や流行歌を取り上げたい。

 荒井注 「This is a pen.」「なんだバカヤロウ」

 ドリフのメンバーで彼が最初に脱退し、最初にこの世を去った。すっとんきょうな味のある役者だった。私は彼と三遊亭小遊三がダブってしまう時がある。

 加藤茶 「カトちゃんぺ」「ヒィックション」「ちょっとだけよ~あんたも好きねぇ」

 志村けんが出現するまではドリフの人気を一手に引き受けていたのが、我が福島県出身の「加藤茶」だった。ハゲかつらスタイルやヨッパライ警官がよろよろ自転車を漕ぐ様、丸いメガネをかけて、くしゃみの真似をして「ヒッヒッ、ヒックション」というくしゃみネタも絶妙だったし、あるいはタブーと呼ばれた怪しいストリップダンス。いずれも一世を風靡した。

 いかりや長介「だめだこりゃ」 https://www.youtube.com/watch?v=nucPCQhdIf4

 しかし、最も多くの流行を生み出したのは、新入りだった「志村けん」だった。ちびっ子の人気者になった彼が生み出したのは以下の通りだ。

 1.「七つの子替え歌」

 「♪か~ら~す~なぜ鳴くの~、カラスの勝手でしょ~♪」

 生放送の会場は、カラスの鳴き声と志村の「さんハイ!」の掛け声で、子供たちの大きな歌声で大合唱。「教育上よろしくない」と教育委員会から睨まれた替え歌だった。ドリフのコントでは、しばし、食べ物を粗末に扱い、問題視されたことが多かった。

 2.「東村山音頭」

 「少年少女合唱隊」のコーナーで志村けんが故郷を取り上げたご当地ソングを歌い、これがバカウケした。1丁目から4丁目まであり、これが爆発的に流行った。もちろんこれがウケてレコードまで発売したし、東村山市を全国に知らしめたとして彼は名誉市民として表彰されたほどだった。私は4丁目の音頭が好きだった。2丁目は聴いたことがないのが残念だった。

 3.「ヒゲダンス」

 これは「8時だヨ!全員集合」の後半のコーナーを盛り上げるために、燕尾服にマリオ張りのヒゲを蓄えたコスチュームで志村と加藤茶が登場し、一見難しい技にチャレンジし、もしこれが成功したら、得意満面で両手を両脇で上下に振る踊りが流行した。うまくいくと悪乗りした加藤が客席にアンコールを催促し、調子に乗った志村が、更に高難度の技に挑むというもの。宴会ネタとしても使われ、大流行した。

 4.「変なおじさん」

 「♪変なおじさ~ん、だから変なおじさ~ん」。周囲の白けた眼差しを確認し、「だっふんだ!」と一発かまして周囲が転げまわるオチ。これは「志村けんのだいじょうぶだぁ」の中で生まれたギャグ。ピンク色のコスチュームと変態オヤジのメイクというお決まりのスタイルになったのは、ずいぶん後になってから。今でもこのギャグは「バカ殿」の中で使われている。

 5.「早口言葉」

 こちらも「少年少女合唱隊」の中で生まれたコーナー。ゲストが独特なリズムと振り付けしながらノリノリで早口言葉に挑戦。「生麦生米生卵」から始まり、お約束の「竹藪」や「赤巻紙」などと発展していく。松田聖子、和田アキ子、小泉今日子、郷ひろみらが果敢に挑戦した。でも一番ノッていたのは誰あろう「いかりや長介」だった。志村はボイスチェンジャーのマイクを用い、ひときわ甲高い声で歌っていた。

 さて、45歳以上の方には懐かしい映像だったのではないでしょうか。ついつい私も小学生~高校生まで続いた長寿番組の余韻に酔いしれてしまった。こうした生放送の公開番組が影を潜めている昨今のバラエティ番組。昔はドリフだけでなく、萩本欽一の「欽どこ」や「欽ドン」など、家族が茶の間で揃って笑える一家団欒の時間があった。今はケータイやらゲームやらでこうした時間が取れないのが実情だ。家族の絆が薄らいで来ている近年の家族関係を改善するためにも、こうしたアットホームなファミリー的な番組が増えてほしいと思う。

 そして、リーダーのいかりや長介さんが亡くなって以降、ドリフ全員が揃っての活動がめっきり影を潜めてしまった。志村けんと加藤茶は、バラ売りで芸人としてテレビへの露出度は多いが、仲本工事と髙木ブーはほとんど見なくなってしまい、残念だ。やはり、メンバーを束ねていたいかりや長介の存在は偉大だったと改めて感心している。実は、昨年の大物芸能人3人(天知茂・坂井泉水・石原裕次郎)の墓参りに引き続き、この数年の間にまた、別の芸能人の方々の墓参りに首都圏方面へ出かけようと計画している。
 その大物芸能人は、尾崎豊、坂本九、そしていかりや長介だ。坂本九といかりや長介のお墓は同じ寺の墓地にある。葛飾区小菅の蓮昌寺というお寺に眠っている。決して物見遊山とか俗物根性ではなく、彼らの生前の活躍に敬意と感謝の意を表し、ご冥福をお祈りして来たいのだ。

 最後に、本日のテーマから多少ズレるが、かつて一家が揃ってみていた懐かしの番組(前述した番組を除く)を列挙し、本日の記事の結びとしたい。

 1 家族そろって歌合戦
 2 クイズ100人に聞きました
 3 ムー一族
 4 ロッテ歌のアルバム
 5 連想ゲーム
 6 ぴったしカンカン(司会:久米宏)
 7 天才たけしの元気が出るテレビ
 8 底抜け脱線ゲーム
 9 クイズ面白ゼミナール
10 なるほど・ザ・ワールド
11 クイズダービー
12 飛び出せものまね大作戦
13 かくし芸大会(正月番組)
14 NHK紅白歌合戦
15 輝け日本レコード大賞(大晦日)
16 アメリカ横断ウルトラクイズ
17 木曜スペシャル(どっきりカメラ・超能力・UFO・鳥人間コンテスト・仮装大賞・大脱出)
18 スポーツ中継(プロ野球ナイター・ボクシング・プロレス・大相撲)
19 それは秘密です
20 びっくり日本新記録
21 24時間テレビ愛は地球を救う
22 ザ・ベストテン
23 がっちり買いまショウ
24 ラブラブショー
25 プロポーズ大作戦
26 笑点
27 スター誕生
28 野生の王国
29 水曜(金曜)ロードショー
30 サザエさん

 もちろんNHKの連続テレビ小説や大河ドラマ、「ウルトラアイ」なども家族が一緒に見た番組だった。ドラマでは「3年B組金八先生」「西遊記」「太陽にほえろ」「俺たちの旅シリーズ」「学園青春ドラマ」などが挙げられる。

 記事作成:7月23日(水)

 

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