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2015年3月23日 (月)

「ポスト百恵」争奪戦

 昭和を代表する大スターと言えば「山口百恵」だろう。「スター誕生」から彗星の如くデビューした時、彼女はまだ弱冠15歳。つまり中学生だった。桜田淳子や森昌子と中3トリオを結成し、互いに切磋琢磨し、歌手として成長した。そして彼女は押しも押されもしない超一流アイドルとしてファンの人気を得、絶頂期の22歳で、俳優・三浦友和との結婚を機に芸能界を潔く引退。その後は、一度もマスコミの前に姿を見せることはなく、家庭に入り、良き主婦、良き母親として良妻賢母を励行。したがって、私たちが知っている彼女の姿は、人気絶頂期の若かりし頃の姿のままで、伝説の歌手としてその栄華が色褪せることはない。

Momoe2 Momoe

 彼女が芸能界を引退したのが1980年10月。つまり、1970年代を鮮やかに彩り、そして駆け抜けた青春歌手と表現することも出来る。キャンディーズ解散、ピンクレディー解散と相次いでトップアイドルたちが芸能界を去ったことに加え、山口百恵まで引退。芸能界全体がアイドル不毛時代を懸念し、危機感を抱いたのは当然の成り行きだった。彼女の座を狙い、各芸能事務所がいきり立ち、こぞって新人アイドルを世に送り出したのだった。つまりこれが「ポスト百恵」争奪戦だ。この相次ぐアイドル投入の風潮が、やがて1980年代の空前のアイドルブームをもたらしたのだ。

では、「ポスト百恵」を目指したアイドル達を振り返ってみたい。コンセプトが酷似している方もいれば、歌い方を真似していた方など様々だ。

 1 三原順子 

 1979年放送の「3年B組金八先生」(第一シリーズ)でデビューした彼女。その中学生には似合わぬ大人びた雰囲気と「ツッパリ少女」を地のまま熱演。雰囲気も「ロックンロールウィドウ」や「絶体絶命」などを歌った時の山口百恵に似ていたことで、「ポスト百恵」最有力候補と見られた。1980年9月に「セクシー・ナイト」でデビュー。オリコン8位に入ったが、爆発的なヒットまでは至らなかった。その後も「ド・ラ・ム」などをリリースするが、毎回楽曲のコンセプトやイメージがブレるため、ブレイクするのは難しかった。その後、彼女の言動や行動は劇的に変化した。「ケンちゃんシリーズ」で人気子役だった宮脇康之との交際宣言をしたかと思えば、カーレースに没頭したり、実業家として活躍したり、介護施設まで経営している。現在は「三原じゅん子」と改め、国会議員にまで上り詰めた。輝かしい芸歴と職歴だ。私と同い年の50歳。血液型はB型。

Mihara1 Mihara2

https://www.youtube.com/watch?v=onOPQZ3Ely4

https://www.youtube.com/watch?v=JW7850T9T1o

 2 浜田朱里

 1980年のデビュー当時、芸能界引退を表明した山口百恵の持つ独特の雰囲気に彼女が似ていたため、周囲のスタッフは「ポスト百恵」を狙っていた。だが同期に松田聖子、河合奈保子、柏原芳恵、三原順子、岩崎良美、などの強豪がいたため、セールス的には伸び悩んだ。それでも、ややハスキーで独特の雰囲気の歌声と整ったルックスのアンマッチさは、当時の女性アイドルの中では目立つ存在だったため、現役時代も現在も根強いファンが存在している。
 彼女はA級とまではいかないまでも、テレビの歌番組やアイドル系の番組への露出度は高かった。O型特有の色白で丸い顔がチャームポイントで、声や歌というよりも、顔が似ている印象だった。

Hamada1 Hamada2

 上の「さよなら好き」のレコードジャケットは、いかにも百恵を意識した、似せた髪型や表情。「百ロス」のファンに、彼女を想い出させ、重ね合わせる意図がありありだ。

https://www.youtube.com/watch?v=uA3CIufqqZ4

https://www.youtube.com/watch?v=XiH3BW7fUYc

 3 小出広美

 中学生の頃より名古屋の芸能事務所巣山プロダクションに在籍。
 1981年、『ぱろぱろエブリデイ』(CBCテレビ)に火曜日アシスタントとしてレギュラー出演。番組内で彼女をモチーフにしたドラマも作られ、番組を見たキングレコードの関係者にスカウトされ、東京に進出。 『レッツゴーヤング』(NHK)の番組内グループサンデーズのメンバーに選抜され、1983年にはキングレコードより「タブー」でアイドル歌手としてデビュー。デビュー時のキャッチフレーズは「'83 誰もがKOIDE(恋で)狂いです」。マイナー調の中森明菜路線の歌謡曲で、「ポスト山口百恵」というより、“ポスト明菜”として注目を浴びた。可愛い顔立ちとは裏腹に、曲のイメージはハード系だったため、そのギャップに苦しんだに違いない。「タブー」、チェンジLOVE」などだ。1984年に、シングル「最近のム・ス・メ」を発売する予定がお蔵入りとなり、研音から契約を破棄され、事実上の引退となる。血液型はA

Koide1 Koide2

https://www.youtube.com/watch?v=UjwrouTqxxg

 4 佐藤恵利

  •   ポスト山口百恵として売り出され、『レッツゴーヤング』のサンデーズのメンバーとして活動した。期待の新人であったが、なかなか人気が出なかった。
  • アイドル活動終了後は、女優として活動している。特にドラマでは、1980年4月3日から1992年3月26日まで日本テレビ系で放送された「木曜ゴールデンドラマ」の脇役出演の常連の一人でもあった。
  • 「木曜ゴールデンドラマ」と「オフィス・ヘンミ製作のドラマ」に出演することが多かった。血液型はB
  • Satoeri1 Satoeri2

    1. 「ラブ・スケッチ/サヨナラの陽ざし」(1980年1月10日)
    2. 「まぶしいねチャイニーズ・ハーフ/シャワー」(1980年4月25日)
    3. 「ラブ・ギャンブル/傷だらけのピリオド」(1980年9月10日)

    https://www.youtube.com/watch?v=iSWvsNpQWhQ

     5 中森明菜

     彼女もまた「スター誕生」出身。この番組で初めて彼女を見た時、1970年代のアイドルだった「香坂みゆき」に似ていると思った。あどけなく可愛らしい雰囲気で、誰もがスターになると確信したに違いない。案の定、過去最多の芸能事務所のスカウトのプラカードが上がった。そして1982年5月に「スローモーション」でデビュー。たちまち人気が上昇し、女性ファンにも好かれた。しかし、おっとり系でお嬢様風の彼女の印象とは裏腹に、その後は「ツッパリ」路線を歩むこととなった。「少女A」や「禁区」、「十戒」、「飾りじゃないのよ涙は」などだ。これは明らかに事務所の意向であり、イメチェンを図ったもの。「百恵」のロック調の歌を意識していることは見栄見栄だった。ベストテン番組やオリコンでも常に1位を獲得するトップアイドルとなったが、近藤真彦との失恋で自殺未遂騒動を起こすなど、気まぐれや気性の激しい面が顔を覗かせると、徐々に人気に陰りが見え始め、一時期活動停止するに至った。山口百恵と同じA型。

  • Nakamori1 Nakamori2

  • https://www.youtube.com/watch?v=AMCRPkAiflY

  •  ちなみに「香坂みゆき」さんはコチラ

    Kousaka1 Kousaka2

  • https://www.youtube.com/watch?v=s3YFiotI3N8

     「ポスト百恵」は、1980年代のトップアイドルとして君臨した「松田聖子」というファンが多いが、私は彼女の場合、コンセプトやポジショニングが異なると考えている。彼女は「ポスト」や「○○二世」などではなく、紛れもなく「松田聖子一世」なのだ。「ぶりっ子」や「聖子ちゃんカット」などブームを巻き起こし、トップスターとしての地位に君臨した。誰かの二番煎じなどではない。

  •  さて、今日もまた性懲りもなくアイドルの話題に落ち着いてしまった・・・。私が小中高の学生時代を回顧する際に、やはり野球とアイドルは欠かせないものがある。当時、夢中になったアイドルは、今日挙げた方々ではないが、やはり1970年代~1980年代に登場し、鮮やかに音楽シーンにその名を刻んだ方々達だ。ご本人達は「ポスト百恵」などと言われたら憤慨するかもしれないが、そうした触れ込みでテレビに登場し、活躍された歌手だと思う。今は、引退された方々が多いが、若い頃に打ち込んで輝いた時代があったことは誇りに思って頂きたいと思う。

     記事作成:2月21日(土)

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    コメント

    はじめまして。松田聖子にしても、山口百恵にしても、彼女たちの個性は強烈で、ポスト百恵、ポスト聖子は幻に終わり、今後も出てこないでしょうね。

    ・・・はじめまして。コメントありがとうございます。同感ですね。最近はアイドルといえばジャニーズ系とAKBグループくらいしか思い浮かびませんね。ひとり勝ちで、70~80年代はアイドルの宝庫だった気がします。失礼ながらA級だのB級だのと勝手に分類してしまっていますが、山口百恵さんと松田聖子さんの人気は別格でした。正統派の国民的アイドルだったと思います。21世紀に彼女たちに続くピンのアイドルがいないのが寂しいですね。(SUZU)

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