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2015年4月 8日 (水)

巨人軍の監督成績比較

 巨人は常勝を宿命づけられた球団であり、他球団には無いプレッシャーが襲い掛かる。球団創設以来、何度も優勝を成し遂げているが、幼少の頃に見たV9時代の強すぎる巨人を知っている世代にとっては、最近の戦いぶりは何か物足りない感じはする。かくいう私自身、物心ついた頃から、巨人ファンを続けてきたため、「巨人愛」は誰よりも強いが、ここ30年は、他球団に辛酸を舐めさせられるケースが多くなった。それはまず、戦力の均衡を目的にドラフト制度が導入されたことが挙げられるが、巨人自体が結果を求めるあまり、新人育成に力を入れず、FAやトレードで、他球団のエースクラスの選手や4番打者ばかりを集めた結果だと思っている。大金を叩いて獲得したはいいが、極度の重圧に加え、先に相当な年俸を貰いうけるために、それで満足してしまっているためにハングリー精神が欠如してしまうのは明白だ。そして何よりマスコミやファンの注目度は予想以上だし、負けた時の書かれようは半端ではない。言い知れぬプレッシャーが巨人の選手には襲い掛かるのだ。

 今年の状況を見ると、競争原理に拍車をかけたようなチーム編成が見え隠れしている。阿部を打撃に専念させる意図で一塁コンバートし、新人の強肩捕手の小林をスタメン起用して育てるのかと思いきや、FAでヤクルトの正捕手だった相川を半ば強奪気味に獲得した、まったく意味がわからない。しかも相川がケガで登録を外れると小林を使わずに、99%復帰はないと明言した筈の阿部を早々と捕手に復帰させる始末。お家の大事とはいえブレまくりの原采配だ。もしかすると、小林が噂されるフジテレビアナの宮澤智とお泊りデートか何かで門限破りを働いたかなど内部での不祥事を招いたことに対する罰則なのか?と勘繰ってしまう。
 若手を起用(登用)しないだけではない。ほかにもありえない戦力補強があった。外野戦争がただでさえ熾烈極まりないのに、なぜかベテランの金城までDeNAから獲得した。これも理解できない。巨人の首脳陣は何を考えて補強しているのか疑問だ。

 また、巨人は球界の盟主で、人気球団ということで、他球団の敵愾心を一手に集める。他球団で大活躍した主力選手も、巨人に来る頃はピーク期を過ぎている晩年に当たるため、出場機会もさほど多いわけではない。また、そうした大物選手を高い年俸で引っ張って来た手前、使わないわけには行かず、それゆえ他の有望な選手の出番が少ない。いわゆるしわ寄せによる飼い殺しの状態も多いのが現状。

 憧れの巨人軍に入団できたとしても、試合に出場できなければ、何の意味も無いのがプロの選手だ。駒田選手や仁志選手、最近の一岡投手のように、他球団に移籍後、水を得た魚のように生き生きするのも納得できる。

 加えて、巨人に来る外国人はポンコツだらけだ。昨年まで在籍したロペスも放出した途端に大活躍。開幕から10戦で3ホームラン。私が買っているアンダーソンは1軍枠に残れず、逆に中日の外国人は、エルナンデスにしてもルナにしてもバルデスにしても非の打ちどころがない。スカウトの見る目は凄いと思う。一方、巨人に来る外国人助っ人は、高い年俸で契約しているにもかかわらず、額面以上の活躍をした験しがないのも周知のところだ。巨人は、仕事をする前から大金を渡して獲得するから生活が保証され、ハングリー精神が欠如するのだ。多くのレギュラークラスの選手を抱えて、監督は誰を取捨選択するのか余計な神経を使わざるを得ないのだ。

 以上のように、出番が限られている巨人選手のプレッシャーは生半可ではない。その責任を負う監督への誹謗や中傷はそれ以上だ。かつて、巨人の監督をした者は、歴代巨人のOBに限られている。しかも生え抜きだ。一度でも他球団の監督を引き受け、巨人軍に牙を剥いた者は、二度と巨人の監督には就任していない。広岡、森など優勝請負監督ですら巨人監督の椅子には座れなかった。また、ダーティーなイメージの江川は招聘されていない。そういう意味からも、今後も松井や桑田を監督候補にする声は上がっても、落合や清原を監督に推すことはないだろう。これはあくまで想像だが、渡辺恒雄読売グループ会長の強い意向が働いているからだろう。外国人にさえ、髭を剃らせ、紳士的な振る舞いを強要し、選手にはベンツなどの外車に乗ることを勧める超絶集団と言うことも出来る。

 いつものことながら、前置きが長くなったが、それでは巨人軍の歴代監督の中で、私が生を受けた昭和39年以降、半世紀間の監督について、その成績を比較したい。ただし川上監督は1961年の就任。

          年数  勝利  敗戦  引分  勝率  リーグ優勝  日本シリーズ優勝

1 川上哲治  14  1066  739  61  .591   11回    11回 9連覇

2 長嶋茂雄  15  1034  889  59  .538    5回     2回 二度就任

3 藤田元司   7   516  361  33  .588    4回     2回 二度就任

4 王  貞治   5   347  264  39  .568    1回     0回 他球団へ

5 原  辰徳  11   876  646  55  .576    7回     3回 3連覇中

6 堀内恒夫   2   133  144   7  .480    0回     0回 優勝無し

 こうしてみると、一番長く監督に居座ったのは、長嶋茂雄だ。しかし、選手としては超一流だったが、監督としては並みの成績しか残せなかった。彼は野球界の神的存在であり、カリスマにして「ミスタープロ野球」の異名をとるほどの偉大な人物。絶対的かつ国民的人気を誇る英雄であり、誰も解任など出来るはずはなかった。
 また、巨人軍の歴代監督で、優勝していないのは藤本英雄と堀内恒夫氏だけ。堀内氏は、原監督の電撃辞任を受け、急遽監督に指名されたものの、原信者のコーチたちが原と運命を共にする意向を示し、こぞって退団。スタッフも満足に揃えられなかった。また、評論家として巨人OBでありながら、江川卓と同様、巨人を手厳しく批判していたことから、選手の信望も得られず、またファンからも総スカンを喰った形だった。

 このように一覧にして戦績を比較すれば一目瞭然で、歴代監督の中でも、原監督の戦績は抜群で、非の打ち所が無いことがわかる。川上監督時代はONを始め、他チームとの実力差が歴然だったことを考えれば、ドラフト制導入で戦力が均衡にならされた今では、原監督の功績は傑出している。「大日本東京野球倶楽部」がその前身だが、創立時の「東京巨人軍」となって以降、巨人軍の監督経験者は僅か11人しかいない。上記以外では、藤本定義、中島治康、藤本英雄、三原脩、水原茂(円裕)だ。その中でも原監督の成績は突出しており、2014年終了時点で、通算11年監督をやって7回ものリーグ優勝、3回の日本シリーズ制覇は、群を抜いている。巨人軍の監督は、現役時代の実績はもちろん、人間性、野球への情熱など、どれをとっても非の打ち所がない、選ばれし人物ということになる。

 巨人が昨年まで、リーグ3連覇を達成しているうちは、原監督が自らが後進に道を譲るという勇退の意思表明が無い限り、私は監督の首を挿げ替えるのは難しいと思っている。もし、電撃的に原監督を解任し、次期監督候補として名前が取りざたされることが多い松井秀喜氏を新監督に抜擢したら、ファンが黙っていないはずだ。巨人一筋で、巨人のために尽くし、実績もピカイチの原監督を辞任させることはあり得ない所業だ。万が一、今年、巨人がBクラスに沈むような時には、原監督が自ら決断し、勇退の意思を表明することになる。しかし、原監督自身はまだ56歳と若い。数年後、松井秀喜が長期政権になった場合、他球団が原監督を招聘するのは明らかで、有能な原監督が他球団の指揮をとり、采配を奮うことは、巨人軍にとっては相当の脅威となりえるからだ。

 私は監督交代論が先行するのではなく、原監督のこれまでの功績を存分に讃え、その上で、原監督の意思を伺い、辞任の意向が強い場合には、そこから新監督の人選に入るべきだ。水面下での交渉などもってのほかで、原監督が辞任を発表してから、動き出してもらいたい。もちろん、私個人は、原監督続投を願ってやまない。

 最後に、V9時代を始め、私が巨人の戦いでもっとも印象に残る名シーンを番外編も含め30位までを取り上げ、ランキング形式で振り返りながら結びとしたい。

 1 王貞治、756号世界記録樹立!

https://www.youtube.com/watch?v=BcDtDNxyU6Q

 2 昭和48年、巨人、最終阪神戦でV9決定!

https://www.youtube.com/watch?v=SoO0N3OmSiM

 3 天覧試合で阪神・村山から決勝サヨナラホームラン!

https://www.youtube.com/watch?v=ErOkGVziuN8

 4 長嶋茂雄、引退セレモニー

https://www.youtube.com/watch?v=0RBSYtpBvlY

 5 江藤同点満塁弾、二岡、決勝サヨナラ優勝決定弾!メイクミラクル完結!

https://www.youtube.com/watch?v=xHDOz5nEg0E

 6 吉村、怪我を克服し、優勝決定サヨナラホームラン

https://www.youtube.com/watch?v=gk59JOWYRX4

 7 長嶋のデビュー戦、金田に4打席4三振

https://www.youtube.com/watch?v=vJsP7x3lbsI

 8 土井、奇跡のホームイン!対阪急日本シリーズ

https://www.youtube.com/watch?v=nMxGX2_701g

 9 末次、逆転ホームランで長嶋の歓迎を受ける。

https://www.youtube.com/watch?v=ejI1BfIbxi4

10 1994年10.8決戦、斎藤・槇原・桑田三本柱投入で劇的優勝!

https://www.youtube.com/watch?v=PIsk33pT7Tg

11 巨人、広岡西武に敗れ、球界の盟主交代

https://www.youtube.com/watch?v=b3i5xg8eP4U

https://www.youtube.com/watch?v=Uwv3Lyo1HZs

12 日本シリーズで清原、西武・松坂から特大看板直撃アーチ

https://www.youtube.com/watch?v=kBuvdLa-vVA

13 王貞治、715号を放ち、野球の神様ベーブ・ルースを抜く

https://www.youtube.com/watch?v=2c_OJ3NpL6U

14 王者阪急との日本シリーズ、6点差を大逆転勝ち

https://www.youtube.com/watch?v=RdasaWuFdC0

15 槇原、完全試合達成、なぜか長嶋一茂が大喜び

https://www.youtube.com/watch?v=jOQJw_mxmYc

16 ガルベス乱闘事件

https://www.youtube.com/watch?v=4Cw839CY-WI

17 屋敷、最後の打者のセンターライナーを拝み捕りで優勝決定!

18 長嶋茂雄、キャンプで背番号3をお披露目

https://www.youtube.com/watch?v=wuStvZ464Qk

19 江川卓、空白の一日、我がままこねて、小林を放出トレード劇に発展

https://www.youtube.com/watch?v=mHE2Rckb0fM

20 9回二死、石井浩郎、大魔神佐々木から起死回生の同点アーチ

https://www.youtube.com/watch?v=jg0JHbQq5kY

21 桑田、ダイビングキャッチで右肘靭帯損傷、選手生命の危機に・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=d94Dy3uM9OI

22 8時半の男「宮田」、颯爽と登場。リリーフ投手の地位を確立!

23 運命のドラフト会議、明暗を分けた原、桑田と清原、松井、元木

https://www.youtube.com/watch?v=JGQkV-DwTFk

https://www.youtube.com/watch?v=CjiV-G0meu8

24 江川卓、オールスターで8者連続三振の快投! カーブ投げて大石に打たれる。

https://www.youtube.com/watch?v=kXOVks_lm1E

25 吉村と栄村が札幌で激突。吉村は選手生命の危機の大怪我を負う。

https://www.youtube.com/watch?v=rJrG3Kfs6AU

26 槇原が阪神クリーンアップにバックスクリーン3連発を浴びる!

https://www.youtube.com/watch?v=1CEQKUqy42k

27 吉村、原、呂が3連発

https://www.youtube.com/watch?v=73By1mRL5M4

28 松井秀喜の50号ホームラン

https://www.youtube.com/watch?v=HHwlW7IEaeo

29 絵になる男・長嶋の名シーン集

https://www.youtube.com/watch?v=iupYEI0FP-I

30 鈴木尚広、好走塁でホームイン!

https://www.youtube.com/watch?v=3h_b2RBT_l0

https://www.youtube.com/watch?v=817T6lurWKM

 記事作成:3月23日(月)

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