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2015年5月11日 (月)

THE 変化球

 今週は5日連続で「野球」ネタをお送りします。

 昭和の頃は、野球の変化球と言えば、「カーブ」、「シュート」、「フォーク」、「シンカー」くらいしかなかった。もっと昔になると落ちる系のボールはすべて「ドロップ」と言った。それがメジャーへの門戸が開かれてから、聞きなれない名前の変化球が使われるようになった。その主なものはスライダーだ。かつてカーブと呼ばれた球種は、あまり呼ばれなくなり、スライダーが主流となった。他にも最近多く耳にするのは「スプリット」とか「カットボール」という名称だ。英語かぶれのこの言い回しに戸惑う人も多いに違いない。
 では、最近の変化球事情について、その球種を紹介し、それらがどのような変化をするのか探ってみたい。

 スライダー

 人差し指と中指でボールに回転 を掛けることにより利き腕と反対方向、または下方に変化する。バックスピンとサイドスピン(利き腕と反対方向)の間の回転軸を持ち、投手の利き腕と反対方向へ滑るように曲がる物と、ジャイロ回転の成分を有して縦に落下する物の2種類がある。両者を区別するために前者を「横スライダー」(日本人選手では伊藤智仁や岩瀬仁紀が代表的)、後者を「縦スライダー」(日本人選手では松坂大輔や田中将大、大塚晶則などが代表的)、「落ちるスライダー」、または「ヴァーティカル・スライダー」 (英: Vertical Slider) 、「Vスライダー」と呼ぶことがある。投法が近いことから両方を投げる投手も多い。「カーブ」や「カットボール」など他の球種との区別が曖昧な場合があるからややこしい。

 高速スライダー・・・郭泰源や伊藤智仁、松坂大輔

 スピリット・フィンガード・ファストボール(SFF)

 フォークボールよりもスピードがあり、落差の小さな変化球です。わかりやすく言うと、握りの浅いフォークボールのことです。 フォークボールが空振りを奪うボールであるのに対し、「スプリットフィンガード・ファストボール」はあくまで打者の芯を外す変化球。ストレートと思って打ちにいくと、微妙に芯を外されます。
 スプリット・フィンガード・ファストボールの投げ方はストレートと同じ。握り方はフォークボールの握りを浅くしたもの。縫い目に指を掛けないほうが抜け易くなり、親指はボールを支える程度。リリースの瞬間は、人差し指と中指の間から抜くようなイメージ。

 カットボール

ストレートと同じ軌道で、手元で微妙にスライドする変化球です。「真っスラ」とよばれるボールに近く、文字通り真っ直ぐとスライダーの中間のような変化球です。空振りを奪うためのボールというよりも、バットの芯を少し外して打ちとるボールです。

 ツーシーム

 ストレートと同じ軌道で、打者の手元で微妙にスライド、シュートする変化球です。実際には変化球というよりも、自然と変化するストレートと言ったほうが正しい。ツーシームは鋭く変化するボールではないので、空振りを奪うために投げる球ではありません。バッターからすると、くせ球のストレートといった感じで、微妙に芯を外される。

 ナックル

 現代の魔球と呼ばれる球種。メジャー出投げる投手がいるが、日本人はあまりいない。人差し指~薬指までの3本指を折り曲げ、親指と小指でボールを支えて押し出すようにして投げる。無回転状態となるため、ゆらゆらと左右に揺れ、ブレながら打者の手元に届く。キャッチャーも捕球困難な魔球と呼ばれ、風のある日などは、球筋が定まらず、どういう変化をするかわからない。

 パームボール

 最近はあまり聞かない。真ん中お3本指を伸ばした状態のまま手のひらでボールを支え、抜くように投げる。リリースした瞬間に一瞬浮いたように見える。そこからカーブの軌道で大きく沈み込む。手が大きく指の長い外国人投手が投げるが、日本人はほとんど使い手はいない。球威は遅いが、ナックルと同じように、無回転状態となるため、ブレながら打者の手元に届く。

 チェンジアップ

 ストレートと同じ軌道で、速度が遅く、シュート回転して多少沈む変化球です。バッターからするとストレートを予測して待っていても、ボールがなかなか来ないのでタイミングを崩されます。チェンジアップの一番の目的は打者のタイミングを外すことです。
 チェンジアップは別名「OKボール」と呼ばれています。これは握った時の指の形が「OKサイン」に似ていることによります。親指と人差し指でOKサインをつくり、親指、人差指、中指でボールを押さえます。リリースする瞬間に、親指、人差指、中指を抜くような感覚で投げます。

 スクリューボール

 野球における球種の 一つで、投手の利き腕方向に曲がりながら落ちる球種。人差し指と中指を揃えてボールを握り、回転をかけて投げる。投手によっては中指と薬指でボールを弾きながら手首を外側に捻る場合や、中指と薬指の間から抜くように投げる場合もある。ボールに回転を与える動作の制約からサイドスロー・アンダースローの投手がこの変化球を使うことが多い。

 ジャイロボール

 投手が投げるボールの回転の一種。投げ方や握りがスライダーに近いことや縦に落ちる変化から縦スライダーとされるのが一般的であるが、減速が少ないことから速球とされることもある。マンガ「MAJOR」でクローズアップされ、主人公が投げるボールの回転がジャイロ回転の初速と終速が変らない伸びのあるボールを指した。

  フォークボール

 投手の投げたボールが打者の近くで落下する変化球である。代表的な投げ方は、人差し指と中指の間にボールを挟み、手首の関節を固定しリリースする。この指で挟む握り方がフォークに似ていることから名付けられた。親指をボールの下に添える投手が比較的多いが、親指を人差指の横へ添えるように握る投手もいる。この投げ方によりボールのバックスピンが直球より減少して上向きのマグヌス効果も小さくなり、ボールは重力に引っ張られ放物線に近い軌道を描く

 代表的な日本人投手・・・杉下、野茂、佐々木主浩

 <テレビアニメの魔球>

 ちかいの魔球
   止まる魔球、消える魔球、分身魔球

 黒い秘密兵器
黒い秘球、まぼろしの秘球、魔の秘球、光る秘球、0の秘球、かすみの秘球
 ミラクルA
ジェット快球、スモーク快球
 巨人の星
大リーグボール1号、2号=消える魔球、3号
 新・巨人の星
大リーグボール右1号=蜃気楼の魔球
 アストロ球団
三段ドロップ、殺人L字ボール、スカイラブ投法、七色の変化球、ファントム大魔球、ファイナル大魔球
 侍ジャイアンツ
ハイジャンプ魔球、エビ投げハイジャンプ魔球、大回転魔球、分身魔球(横)、分身魔球(縦)、ミラクルボール=ハイジャンプ+大回転+分身魔球
 野球狂の詩
ドリームボール

 近年、NPBでは投高打低傾向が強い。打撃戦となったり、10得点を上げるのは稀で、好投手による投げあいの様相を呈している。これは過去よりも多彩な球種を操るピッチャーが多くなり、打者の手元で鋭く変化することで、芯を食わなくなり、凡打で終わったり、バットが空を切るケースが多くなったためだ。大谷翔平のように、160km/h台の剛速球を投げる長身ピッチャガーがいたり、10種類近い球種を使い分け、打者に的を絞らせない好投手が次々登場しているからだ。

 記事作成:4月14日(火)

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