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2015年6月16日 (火)

伝説のバンド ~トランザム~

 はじめに

 この記事は、4年前の東日本大震災の直後に、「あゝ愛しのトランザム」というタイトルで公開したものです。彼らは既に活動を停止してから34年が経過しているため、もはや再結成は難しいと思われる。したがって、本来は「伝説のバンド」シリーズに掲載すべき内容であったため、今回これをリメイクし、再掲載したいと思います。

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 「トランザム」を知っている、いや覚えているだろうか?もちろんゼネラルモータース社製作の名車「ポンティアック・トランザム」のことではないし、かつてBCLが流行した頃のフルバンドラジオのことでもない。アメリカ映画のトランザム7000でもない。まして機動戦士ガンダムに出て来たトランザムシステム、トランザムライザーのことでもない。では一体何者なのか?以前、当ブログで今から30年ほど前に放送していたNHKの「少年ドラマシリーズ」のことを書き綴ったら、大変な反響を頂いた。それを真剣に見ていた方は、世代的には40歳以上になっていると思う。その番組の主題歌やCMソングなどを歌っていたニューミュージック系のバンドが「トランザム」だった。私は、松崎しげるを彷彿させるような男性ボーカルのよく通り、伸びのある歌声が大好きで、もちろんメロディやバンドの目指すコンセプトも好きだった。とにかくスケールが大きく、人生そのものをモチーフにした曲が多く、大自然との調和や人が生きて行くことの意義をバラード調で切々と歌い上げていた。ここで「Wikipedia」に掲載された彼等に関する記事を紹介すると以下の通りだ。

 トランザム(TRANZAM)は、1974年にデビューした日本の歌謡系ロックバンド。代表曲は「あゝ青春」、「ビューティフルサンデー」、「世界は今日もまわっている」、「白いボールのファンタジー」など。コマーシャルソングの分野においても、100曲以上を手掛けていた。

 1973年頃に結成され、1974年に

  • チト河内(元「ザ・ハプニングス・フォー」、元「新六文銭」)・・・ドラム担当
  • 石間秀機(元「フラワー・トラヴヴェリン・バンド」)・・・ギター担当
  • 篠原信彦(元「ザ・ハプニングス・フォー」、元「フラワー・トラヴェリン・バンド」)・・・キーボード担当
  • 後藤次利(元「新六文銭」)・・・ベース担当
  • トメ北川(麻上冬目)(元「ザ・ハプニングス・フォー」)・・・リードボーカル担当
     

 この5人で東芝EMIからデビューする。バンド名は「アメリカ大陸横断鉄道」に由来しており、プロデューサーのジョニー野村が考案した。後にテイチクへ移籍し、テレビドラマ『俺たちの勲章』、『俺たちの旅』、『俺たちの朝』等の劇伴音楽を担当する。
 1975年より、リードボーカルに高橋のぶが参加。1976年3月発売のシングル『ビューティフル・サンデー』以降のボーカルを担当1976年に、シングルダニエルブーンがオリジナルの『ビューティフルサンデー』をカバーし、オリコンチャート9位にランクインするヒットとなる。この時点で、既にメンバーの大半が入れ替わっており、デビュー時からのメンバーはリーダーの河内だけとなっていた。1977年、ビクター音楽産業へ移籍。同年より1979年にかけてコカ・コーラのCMソングを手掛ける。1979年に古参メンバーの富倉安生が脱退。1981年には、トランザムはグループとしての活動を休止してしまった。

Tranzam Tranzam

 主なシングル

 1.あゝ青春(1975年)
 2.春の足音(1975年)
 3.俺たちの旅(1975年)
 4.刑事バレッタ(1976年)
 5.ビューティフルサンデー(1976年)
 6.カモン・イン(1976年)
 7.俺たちの朝(1976年)
 8.世界は今日もまわっている(1977年)
 9.白いボールのファンタジー(1978年)
10.はだしで地球を駆けるのさ(1978年)
11.明日の刑事のテーマ/やさしい雨を降らせておくれ(1978年)
12.地球の仲間(1981年)
13.明日に架ける虹(1983年)

 そんな中、私が彼等の曲で最も好きだったのが「少年ドラマシリーズ」の「その町を消せ!」の主題歌になっていた「季節」である。このドラマは光瀬龍原作の小説をドラマ化したもので、ミステリー&SFチックな物語だった。1978年1月から2月下旬まで、全16話で放送された。40代以上の方は聞き覚えのある懐かしい声だと思う。

   ♪ 季 節 ♪

 いつか見た絵の坂道は
 どこまで続いていたのだろう
 過ぎ去った日の想い出は 
 色の滲んだ風景画
 春を待ちわび 
 夏に出会い
 腕をすり抜け
 秋は旅立つ
 いつしか雪は降り募り
 まどろみの中 夢を見る

 「懐かしい・・・」という声が聞こえてきそうだ。あの頃、夕刻に放送されていたNHK「少年ドラマシリーズ」は、大部分の中高生が見ていた人気番組だったと思う。私は30年以上が経過した今でも、この曲の歌詞を全部言えるし歌える。釣り場などで何気ない時に口ずさむ歌になっている。

 この声を記憶の片隅にあって、思い出したという人なら、次の5曲も絶対に聞き漏らせない筈だ。

・ あゝ青春(1975年)・・・松田優作と中村雅俊がコンビで刑事役を演じた横浜が舞台のドラマ「俺たちの勲章」の主題歌だった。

・ あふれる光の中で

・ はだしで地球を駆けるのさ

 若々しさがほとばしり弾けるイメージ。コカコーラのイメージソングとして使われた。高橋んぶさんとトメ北川さんの伸びのある声が素晴らしい。

・ 地球の仲間・・・壮大なスケールで生きていることを実感し、躍動感や連帯意識を持てる名曲だ。生きている素晴らしさを感じさせてくれ、心の底から勇気が湧いてきそうだ。

・ 白いボールのファンタジー・・・NPBのパシフィックリーグの連盟歌になった曲。

Come on in.Coke あふれる光の中で・・・コカコーラのCMソング。仲間意識や同族意識、自然との調和、そして自由なカントリーライフをイメージしたメッセージ性の強い曲だ。

こちらをクリック→ http://www.youtube.com/watch?v=FuFzZ9k6zXE&feature=related

79年のCMソング→ http://www.youtube.com/watch?v=V1guNqyNsGk&feature=related

 如何でしたか?懐かしく思い出されましたか?1970年代から1980年代にかけて、当時の青春ど真ん中だった若者たちを象徴するような、あるいは青春時代を代弁してくれた爽やかな歌い手だった気がする。最近は洗練され過ぎてしまい、率直にありままの感情をぶつけたり、汗まみれとか泥臭い感じがなくなってしまった。当時中学生だった私は、彼等のメロディやストレートに語りかけてくる歌詞に魂が揺さぶられたことを覚えている。彼等のようなありのままで決して背伸びをしない身の丈の思想観や時代そのものを映し出しながら、嘘偽りない生身の感情をぶつけてくる歌手が少なくなった。生きる喜び、溢れる笑顔、ありのままの感情、素直に喜怒哀楽を表現、そして若い人たちへ訴えかける魂のメッセージ。そんなことを伝えてくれた「トランザム」に出逢えたことに感謝したいと思う。

 

 「麗しき少年ドラマシリーズ」のブログ記事はコチラ ↓

 http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-52ea.html 

 記事作成 5月/29(木)

 追記

 伝説のバンド「トランザム」のリードボーカルを務めた「高橋のぶ(伸明)」さんが、2015年7月19日に、一人暮らしの自宅にて亡くなられていたことが、訪れた長女が見つけた。65歳でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 https://www.youtube.com/watch?v=LRw7e1T3dmI

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