私が好きだったドラマのOP・エンディング
名作ドラマは何年経っても記憶に刻み込まれるらしい。30年前に放送された青春ドラマであっても、主人公の名セリフさえも忘れないものだ。これまで40年以上の長きに渡って、テレビドラマを見てきたが、今日は、私が特にお気に入りで、毎週欠かさず視聴していた番組の中から、印象に残るオープニングやエンディングをお送りしたいと思う。
なお、リンクした埋め込み映像は予告なく削除される場合があります。今日紹介するOP、ED映像はその可能性が特に高い作品ばかりです。
1. 白線流し(オープニング)
1990年代を代表する青春ドラマ。シリーズの本編が終了した後も、主人公の成長ぶりを単発で何度も制作・放映された。人を信じること、人を好きになること、仲間をいたわること、人を思いやる大切さなど随所に人間として大切なことが盛り込まれていた。
ロリ顔でアンニュイな印象を醸す酒井美紀はこのドラマで人気が爆発した。松本市が舞台となり、観光客が押し寄せた。地方ドラマの草分け的な役割を果たした。同時期に放送された「夏子の酒」も高視聴率だった。
2. 噂の刑事トミーとマツ(エンディング)
松崎しげるが歌う「ワンダグフルモーメント」。これは私が中学時代の人気ドラマだった。
パロディの刑事ドラマで、当時中高生の間で大人気だった。「男女のと・み・こ~!」と絶叫すると、弱弱しいトミーが大激変し、犯人をとっつかまえる趣旨。ドラマが終わってしまう寂しさを、このエンドロールがクールダウンしてくれた。
3. 明日の刑事(エンディング)
https://www.youtube.com/watch?v=huAeEkcdxYk (埋め込み処理禁止映像)
坂上二郎演じる鈴木刑事が、人情で犯人を説得し、自供させる。エンディングでは、今は亡き鈴木ヒロミツさんが歌っていた「愛に野菊を」。これを聴くと、水曜日が終わることを実感したものだ。重みがあり、人生を感じられる歌だった。
4. 愛という名のもとに
大学のボート部を舞台にした青春群像劇。当時トレンディ女優の代表格だった鈴木保奈美と好青年として人気があった唐沢寿明の名コンビだった。中野英雄演じる「チョロ」が漕艇部の倉庫で首吊り自殺を遂げた映像は衝撃的だった。
5. 東京ラブストーリー
恋愛に積極的な赤名リカと優柔不断な永尾完治(カンチ)が織り成す恋愛ストーリーだった。若者を中心に高視聴率を叩き出し、流行語を数多く生み出した。ハッピーエンドで終わらなかった。私は関口さとみ役を演じた有森也実が好きだった。江口洋介のロン毛も流行った。
6.すてきな片想い
中山美穂、柳葉敏郎、石黒賢、原田貴和子などが共演した「フジテレビ月9」のトレンディドラマ。当時プロ野球で大活躍していた「野茂」や「潮崎」などの名前が使われていた。
7. 男女7人夏物語
私が大学生の頃に放送していた。当時、私は東京で大学生活を送っていたため、ドラマに登場した場所は、週末にはバイクを駆ってそのスポットを探しては訪れたものだ。どれだけミーハーで俗物根性に長けていたのか・・・。隅田川沿いの清洲橋、萬代橋、さくら橋、木更津~川崎フェリーなども訪問したものだ。
8位 ラブジェネレーション
今は亡き大瀧詠一が歌った「幸せな結末」が主題歌だった。木村拓哉と松たか子が共演した月9ドラマだ。1997年の秋放送だったので、もう18年も前のドラマだ。
私は個人的に、下のカラオケ映像が気に入っている。昔の同じシチュエーションだった自分の若かりし頃の想い出が甦るからだ。何度か掲載しているが、凝りもせずまたリンクしたい。
他にも「君の瞳をタイホする!」や続編の「世界でいちばん君が好き」、「姿三四郎」は大好きだったが、残念ながら動画が無いため、掲載はできないが勘弁してほしい。
ところで、私が中高生時代は1970年代後半から1980年代、社会人として20代の頃を過ごしていたのが1990年代。恋愛に奥手だった私は、ファッションを始め、デートスポットなど恋愛バイブルとしてドラマを活用していた。この頃はトレンディドラマがフジテレビの月9を代表格に、主流だった。男優では木村拓哉、三上博史、柳葉敏郎、織田裕二、反町隆史、吉田栄作、奥田瑛二、豊川悦司、福山雅治が牛耳っていたし、女優は鈴木保奈美、浅野温子、中山美穂、山口智子、和久井映見、鈴木杏樹、松嶋菜々子、松たか子が、チャンネルを回せば主演していた。
最後に、ドラマの代表格フジテレビの主題歌で売り上げが高い順位を掲載した動画をどうぞ!
振り返れば、1990年代のドラマが多い。恋愛ストーリーや青春もの、そして昔から好きだった刑事アクションものと大別できる。それらは学生時代や社会人になりたての20代を過ごし、同じような恋愛体験をした時期と重なるからにほかならない。実に思い出深い時代だし、何でも出来る世代だった。
こうして振り返って懐かしむのも自分が知らないうちに歳をとっていた証拠だし、自分が確かにその時代を生きた証でもある。過ぎ去った過去は脚色されて美化されるというが、若い時代にも苦労は多かったが、年老いた今の自分から見れば、確かに輝いていたと思う。
記事作成:6月27日(土)
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