ハーフタレント、今花盛り
ここ数年、テレビを見ていると、やたら二世や帰国子女が多く見受けられる。芸名に横文字やカタカナが使われる、いわゆるハーフタレントだ。正月番組で、「生き残りそうなハーフタレント」というテーマでアンケートをとっていたが、やはりその数は尋常ではない。昔なら、外タレと呼ばれていたが、今は、日本語も英語などの外国語にも堪能なハーフタレントが花盛りだ。ではそう思う根拠を示したい。
1位 ベッキー
母親が日本人で父親がロシア生まれのイギリス人とのハーフ。 亜細亜大学経営学部卒業し、現在31歳。モニタリングの「木部さん」のキャラが強い。世渡り上手なAB型で、社交性がある。年明け早々にスキャンダルを自ら告白し、謝罪したが、人気は衰えない。
2位 SHELLY
父親はシチリア系のイタリア系アメリカ人で、母が日本人である。神奈川県立磯子高等学校国際ビジネスコース卒業。31歳のA型。テレビ局の日本人社員と結婚し、出産した。
3位 ローラ
日本で活動する実父がバングラデシュ人で実母が日本人、 ロシア人のクウォーターでファッションモデル。本名は佐藤エリ。身長165センチメートル、サイズ82-58-86 。東京都出身。LIBERA所属。血液型はB。
4位 森 泉
父方の祖父は元陸軍主計少佐でハナヱモリグループ会長を務めた森賢(もり けん)。父方の祖母はファッションデザイナーの森英恵。父親は株式会社ハナヱモリ元社長の森顕(もり あきら)、母親はイタリア系アメリカ人の元ファッションモデルの森パメラ(パメラ・アン・ハリス)である。33歳のA型。財閥とも言えるような金持ちのお嬢様は間違いないが、「幸せボンビーガール」などでは100円ショップ愛好家でリフォーム好きな点など、庶民的な一面もある。
5位 春香クリスティーン
父は日本人で母はスイス人(ドイツ系)のハーフ。スイス・チューリッヒ 出身の23歳、A型。本名、日本:佐藤 春香(さとう はるか)スイス:ハルカ・クリスティー ン・サトウ、株式会社ホリプロ、Girl〈s〉ACTRY所属。上智大学文学部新聞学科在学中
6位 ダレノガレ明美
ブラジル出身。ブラジル・サンパウロで生まれ、1歳のときに日本へ移住。JJモデルとして活動した。身長164cm、 スリーサイズは83-54-86。血液型はB型。 父親は日本人とブラジル人のハーフ、母親はイタリア人。25歳。
7位 ホラン千秋
アイルランド人の父親、日本人の母親の間に生まれる。2011年3月に青山学院大学文学部英米文学科卒業。2009年から2010年にかけて一年間オレゴン州立大学に留学し、舞台を専攻。留学時は成績優秀者(Honors Student)として表された。27歳。
8位 マギー
父親はスコットランド系カナダ人でナレーターのイアン・ギブで、母親は日本人。テレビ番組『すぽると!』での愛称マギーに改名。2015年、第1回クリスマス ジュエリー プリンセス賞(タレント部門)を受賞。23歳。A型
9位 道端アンジェリカ
女性ファッション モデル。 174センチメートル(身長)、86-60-88(スリーサイズ)。福井県出身。父親がアルゼンチン人とイタリア人のハーフ、母親が日本人。姉のカレンとジェシカもファッションモデルとして活動している。30歳。O型
10位 藤田ニコル
父親はロシアとポーランドのハーフ。母親は日本人。ニュージーランド生まれで3歳までニュージーランドで生活し、その後は埼玉県育ちである。2009年にローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』の第13回ニコラモデルオーディションに応募し、1万4076人の中からグランプリの5人に選ばれ専属モデル(ニコモ)となる。17歳のA型。
他には、以下の方々がハーフタレントだ。
1992年度・・・トリンドル玲奈
1988年度・・・豊田エリー/湊ジュリアナ/メロディー洋子/May J./黒木メイサ
1987年度・・・太田莉菜/青山テルマ/渡辺直美/マリエ/加賀美セイラ/鈴木杏
1986年度・・・市川紗椰/紗羅マリー/エリーローズ/リア・ディゾン/長谷川潤/沢尻エリカ
1985年度・・・BENI/クリスタル・ケイ/加藤ローサ
1984年度・・・道端ジェシカ/木村カエラ/藤井リナ/高橋マリ子
1983年度・・・土屋アンナ/伊藤由奈
1982年度・・・仲間リサ/石田エレーヌ
1981年度・・・鮎河ナオミ/AI
1980年度・・・藤村知可/理衣
最初はファッションモデルからグラビアで活躍し、TVタレントとしても起用され、キャラが世間ウケすれば、知名度も上がるという印象が大きい。それが流行り廃りの激しい芸能界のルーティーンであり、厳しい掟だとは思うが、果たして今、活躍中のハーフタレントは、1~2年後に活躍しているという保証は何も無い。私は、他人には真似できない強烈な個性やずば抜けた才能がある人は、強いし、生き残れると思う。たとえば天然が過ぎるが、ローラはあっけらかんとして、裏表が無く、誰からも愛される得な性格だし、B型タレントは、作りキャラとは異なり、自然なスタンスなので、飽きられず長く芸能界で活躍できる存在だと思う。
一方男子のハーフタレントはというと・・・
1位 城田優・・・父親は日本人、母親はスペイン人のハーフ。
2位 JOY・・・父親がイギリス人で、母親がの日本人のハーフ。モデルからタレントへ
3位 ウエンツ瑛士・・・ドイツ系アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフ。30歳。
4位 ユージ・・・父親はアメリカ人俳優のマイケル・ゴードンで、日本人の母親のハーフ。
5位 ELLY・・・父親はアメリカ人、母親が日本人のハーフ。三代目JSB
6位 関口メンディー・・・父はナイジェリア人、母は日本人。EXILE
7位 栗原類・・・イギリス人の父と日本人の母を持つハーフ
8位 川平慈英・・・日本人の父親とアメリカ人の母親とのハーフ。
9位 白濱亜嵐・・・父親は日本人。母親はスペイン系フィリピン人ノハーフ。
10位 アントニー・・・父親がアフリカ系アメリカ人、母親が日本人のハーフ。
これくらいしか思いつかない。
最後に、私の半生の中で想い出に残っている「懐かしのハーフタレント」を取り上げ、昔を懐かしんで結びとしたい。
懐かしのハーフタレント
1位 キャロライン洋子
1960年代後半から70年代にかけて、テレビやCM、ラジオ、舞台など幅広く活躍した。アメリカ人の父と日本人の母のハーフ。クイズ番組のほか、『長くつ下のピッピ』などの吹き替え、舞台『キャンディキャンディ』で主演を務めた。19歳でアメリカに移った彼女はオレゴン州立大学に進学し、やがてタレント活動を停止。
2位 山本リンダ
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフ。66年、『こまっちゃうナ』でデビュー。刺激的なヘソ出しルックと阿久悠・都倉俊一のコンビによる作詞作曲で大ヒットした
『どうにもとまらない』や、「ウララ~・ウララ~」の特徴的歌詞でヒットした『狙いうち』は、超個性派ソング。
3位 エバ
1970年代前半にはメンバー全員がハーフという女性アイドルグループ「ゴールデンハーフ」が活躍している。お色気ソングの「黄色いサクランボ」は一世を風靡した。 そしてグループ解散後、バラエティ番組で人気を博したのが、スペイン人の父と日本人の母を持つ。私はバラエティ番組に登場し、「便所のエバで~す」という自己紹介がやけに記憶に残っている。
4位 リサ・スティッグマイヤー
父親がドイツ系アメリカ人で母親が日本人のハーフで、アメリカ合衆国 インディアナ州生まれのモデル・タレント・トライアスリートである。本名(旧姓)は松本 梨沙子・アリシア・ステッグマイヤー。身長168cm。上智大学比較文化学部日本語日本文化学科卒業。血液型B型。44歳
5位 真理アンヌ
父親がインド人で母親が日本人(インド国籍)のハーフ。67歳のAB型。1970年より5年間、『11PM』のレギュラー・ホステスとして活躍した。
記事作成:1月3日(日)
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