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2016年1月17日 (日)

「○○ジャパン」

 かつて、札幌オリンピック(1972年)で活躍した日本純飛躍団体。表彰台を独占し、日の丸が3本並んだ快挙は記憶に新しい。人は彼ら(笠谷・金野・青地)を「日の丸飛行隊」と呼び、一大ブームを巻き起こした。
 現代のスポーツ競技は、以前は体格に勝る外国人アスリートとの差が大きく、国際大会では太刀打ちできない状況が長く続いた。しかし、最近は、体格差が減り、科学的トレーニングや筋トレによって、互角以上に戦えるまでになった。
 日本人として、喜ばしい限り出し、衛星放送でテレビ画面の前で応援のし甲斐もあるようになった。そして、日本人の意識として、親近感がある競技ほど応援にも熱が入るというのがある。古来から日本で人気がある「野球」に加え、Jリーグ発足に伴い、サッカー熱が過熱した。そしてW杯や世界選手権、オリンピックでの、日本人アスリートの活躍でさらにスポーツ人気が高まった。そしてさらに、日本人特有の発想として、親しみを覚えるネーミングで呼ぶ風習が、スポーツ界にも及んだ。すでにご存知のことだが「○○JAPAN」という愛称だ。これによって、選手自身も日本代表としての自覚やプライドが芽生え、古臭い言い方だが、日の丸を背負って頑張れるように思う。私たちも応援に熱が入るというものだ。それでは、この「○○ジャパン」という言い方が広まった2000年以降、どのようなスポーツ競技が何という愛称で呼ばれているのかを列挙してみたい。

 1 野球・・・「侍ジャパン」 

 かつては王ジャパンという表現だったが、原監督の頃から、主役は選手という観点から、このように呼ぶようになった。

 2 野球女子・「マドンナJAPAN」

 2014年現在の愛称は、「マドンナジャパン」または男子の野球日本代表と同じ「侍ジャパン」(女子であることを強調するため「侍ジャパン女子代表」と表記される場合もある)。

 3 サッカー女子「なでしこJAPAN」

 澤を中心にW杯ドイツ大会を勝ち進み、一度も勝ったことのない強敵アメリカにPK戦の末に倒し、見事初優勝を成し遂げた。その後のロンドン五輪、W杯でも準優勝という快挙を成し遂げ、その実力を不動のものとした。澤が引退し、今後、どのように進化するのか、不安と期待が入り混じる。

Samurai Nadeshiko

 4 カーリング女子「クリスタルJAPAN」
 
 長野五輪でこの競技が注目され、「チーム青森」や「長野」がブームを牽引し、その後、オリンピック強豪の次々と北欧諸国チームを撃破。この活躍でメジャーになり、また若き美人選手が数多くいたことでも華やかさを添えた。当初は「カーリング娘」という愛称だったが、
小笠原(旧姓小野寺)歩さん&船山(旧姓林)弓枝さん、アイドル的存在だった本橋麻里さんや市川美余さんなど美人選手がこのブレイクを支えた。

 5 競泳・・・「トビウオJAPAN」

 かつてはアメリカや豪州勢、そして欧州選手の独壇場だった。中国の魚群団がまず覚醒し、日本人スイマーも科学的トレーニングを導入し、記録も飛躍的に伸びた。世界と渡り合える若手選手が台頭し、14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子選手や北島康介選手のオリンピック2連覇はその強化が結実した結果だった。女子は体型的に見ても中学生くらいが
一番ピークかもしれない。あとは筋肉をどれだけ強化し、体重を維持できるかだろうと思う。 彼らを讃える音楽「水夢」もなかなかいい。

 6 シンクロ・・「マーメイドJAPAN」

 一時は中国の代表コーチを務めた飯村コーチがナショナルチーム監督に戻り、再スタートを切った。しかし、団結力が秀でている日本の女性陣を持ってしても、どんなに練習を頑張ってもロシアには敵わない。この牙城を崩せるかが大きな鍵となっていることは言うまでもない。

Crystal Mermaid

 7 ホッケー・・・「さくらジャパン」

 全国から寄せられた651通、493種類の案から「親しまれ、愛され、気品と優しさを持つ チームになれ」などの願いを込め、日本を代表する花「さくら」の名にちなみ「さくら ジャパン」に決定した。

 8 ハンドボール・・・「ムササビJAPAN」

 イケメン選手の宮崎が登場した際には、このスポーツも脚光を浴びたが、日本では野球やバレーほどメジャーになりきれない。ルールがわかりづらいことと、今一つ、心を合わせた応援がしにくい点がその理由だ。

 9 ハンド女子・・・「おりひめジャパン」

 女子チームの愛称は、1チーム7人でプレーすることから「七夕」にちなんで名付けられ、公募で決まった。

10 バスケットボール・・・「隼JAPAN」

 日本では競技人口は多く、学校の体育の時間や部活動でも好んで行われるのだが、ことプロリーグとなると、試合の放送が極端に少ない。アメリカNBAのようなスーパー人気には至らない。「スラムダンク」などの人気漫画で脚光を浴びたものの、国民的な支持を取り付けたとは言い難い。

Orihime Hayabusa

11 ボート・・・「クルーJAPAN」

 早慶レガッタのような大学対抗はある程度盛り上がると思うが、はっきり言ってマイナー競技。ルールを知っている人や国民的認知度は10%くらいではないか。高校生は入学後、弓道部を選ぶ者は多いが、ボート部は限られた学校にしかない。よって、もとより競技人口が少ないと思われる。

12 空手・・・「雷神JAPAN」

 近年、美人空手家が登場し、マスコミの注目を浴びているが、日本発祥の武道でありながら、イマイチ人気がない。少年たちの心身の鍛錬に習わせる家庭があるが、競技人口は日本よりもフランスなどの欧米に多いように思う。

13 ボブスレー「DANGAN JAPAN」

 冬季限定の競技で、なかなか認知度は低い。一体どうすればこのスポーツに親しめるのか。特定の者しか体験できない分野というイメージで、一般的に普及しないと思う。

14 アイスホッケー女子「スマイルJAPAN」

15 飛び込み・・・「翼JAPAN」 

こちらもスポ少など特別な団体しか競技として行われない。もとより高所恐怖症の人は無理。しかも高さ10mもの場所から、何回転もしながら飛び降りるなど、並の心臓ではできない。相当の覚悟と痛みに耐えられる強い精神力が求められる。
 

16 水球・・・「ポセイドンJAPAN」

 今年、19年振りにオリンピック出場を果たし、俄かに注目されつつある。昔は「水中の格闘技」と言われるほど、ハードなスポーツだった。逆三角形の鍛え抜かれた筋肉美で、激しくボールを奪い合い、鋭い腕振りでシュートを放ち、相手ゴールに迫る。かつて吉川晃司がその選手だったことで注目度が上がったが、誰でもやれる訳ではなく、ボールが来なくても、ずっと足をバタバタさせて立ち泳ぎしないと沈むため、半端ない体力を使う。

17 新体操・・・「フェアリーJAPAN」

 新体操=美人女子の競技というイメージから、この愛称がついたと想像できる。ボールやリボンなどを使った個性的な技や、時には離れ業を醸す。柔軟性と瞬発力が求められ、見た目の華やかさとは裏腹に、激しい練習の賜物であのような美しい演技(パフォーマンス)ができるのだ。

Smile_japan Poseidon

18 バレーボール「火の鳥NIPPON」

バレーボールというと、男子より女子の方が強い時代が長く続いている。前回のロンドン五輪でも、女子はロス以来の銅メダルを獲得した。男子は、五輪出場もできない暗黒の時代が続いたが、救世主として中央大学の石川佑希が新風を吹き込んでくれ、新しい未来を感じさせてくれた。

Hinotori

19 サッカー「ハリルJAPAN」

 サッカーは、Jリーグ発足時から日本代表の試合も注目され、オフトジャパンくらいから監督の名前が接頭辞につくJPANAN名で呼ばれるようになった。岡田ジャパンとかジーコジャパン、ザックジャパンなどというようにだ。

20 7人制ラグビー 「セブンジャパンズ」

 今年、活躍したラグビー日本代表は、海外からは「サムライズ」と呼ばれ、恐れられ、同時に賞賛された。時にWカップイングランド大会において、初戦で強豪で優勝候補の南アフリカを破り、一躍脚光を浴びた。しかし、不可解なポイント制により、3勝1敗の好成績にもかかわらず、予選敗退という憂き目に遭った。
 
 しかしながら、過去50年を振り返れば、日本人選手たちの国際大会での活躍は目覚しいものがある。冒頭で述べたように、種目によっては表彰台も決して夢ではないレベルまで達している日本人の競技力。とりわけ女子に比べて男子の活躍が寂しいものがあるが、バレーの石川祐希のようなイケメン救世主が登場するため、女性ファンの黄色い歓声が選手を後押しするのは間違いない。
また、グラチャンバレーやWBC予選など、決まって日本が会場になることが多く、それがずっと疑問だったが、日本ほど安全で宿泊施設が整い、そして何より大会運営や試合の進行が完璧に行き届いている国は、日本をおいてほかにないことを知り納得した。

 さて、今日は「○○ジャパン」というテーマだったが、愛国心や宗教心が薄い日本人ではあるが、国を挙げて行うスポーツでは、途端に一致団結し、応援する性質がある。サッカーでは勝つと渋谷のスクランブル交差点で大騒ぎ、大阪では道頓堀川にダイブする若者が多く存在する。交通の妨げにならない範囲、ゴミを散らかすなど他人に迷惑をかけないならば、ある程度は許されていいと思う。そういう発散の場を提供するのも、行政の役目だと思う。盛り上がった後は、切り替えてまた平常の生活に戻ればいいのだ。

 最後に、「○○ジャパン」という愛称は、時に日本人の心をひとつに結びつける役目を果たしているように思えるのだ。
 来年はいよいよオリンピックイヤー。私たちにどんな感動を与えてくれるのか、「○○ジャパン」の活躍を心待ちにしたいと思う。

 記事作成:12月25日(金) 

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