想い出のドラマ三本立て
これまで当ブログでは、「想い出のドラマ」と銘打って、以下の記事を掲載してきました。
1.「麗しき少年ドラマシリーズ」2010/6/14掲載
2.想い出のドラマ「同窓会へようこそ~遅すぎた夏の帰郷~」2012/5/5
3.想い出のドラマ「昨日、悲別で」2012/6/14
4.想い出のドラマ「季節はずれの海岸物語」2012/7/6
5.想い出のドラマ「世界で一番君が好き」2013/1/30
6.想い出のドラマ「白線流し」2013/3/12
7.想い出のドラマ「キスの温度~いちばん近い他人~」2013/4/9
ほかにも、私が大好きだった「刑事ドラマ」や「学園ドラマ」について、数多くの作品を取り上げ、記事にして来たのは周知のところだ。詳しくご覧になりたい方は、カテゴリーの「テレビ」からどうぞ。
今日は小中高を通して、ミーハーにも「テレビ大好き人間」だった私が、個人的に紹介しておきたい3作品をセレクトしたい。それは少年が大人に成長する世代で、家族関係や親友との仲間意識や恋愛感情などを描いたものだった。いずれも私は毎週欠かさず視聴していた番組だった。然るにその三本とは・・・。
1.「俺はあばれはっちゃく」
1979年 - 1985年にテレビ朝日系列で毎週土曜日にテレビ映画として放送された。桜間長太郎(さくらま・ちょうたろう)という少年を通して様々な家庭・学校問題を描いた。
いろいろなシリーズが生まれ、主人公の男の子も2代目・3代目あばれはっちゃくと代替わりしてきた。私は初代の「吉田友紀」のはっちゃくが好きだった。もっとも一番好きだったのは、マドンナ宮村瞳ちゃん役の早瀬優香子だったが。ドラえもんでいう静香ちゃん役のような役柄だった。また、「がんばれロボコン」のロビン役だった島田歌穂がお姉ちゃん役で出演し、東野英心と久里千春が親役だった。先生役はお馴染みの山内賢さんだった。
主人公・長太郎は「手におえない暴れん坊」というキャラクター設定だが、不良小学生ではなく「正義感が強い」「ドジで慌て者」という視聴者にとって憎めないキャラクターであり、このことがシリーズを長期間存続させる要素になったとされる。最後にドジを踏む形でオチがつく。これに続けて、オープニング曲「タンゴ!むりすんな」が流れる。
2.「生徒諸君!ナッキーはつむじ風」
1980年9月1日から1981年3月30日まで、テレビ朝日系で毎週月曜日、19:00 - 19:30に放映された。全28話。
中学生の学園ドラマで、ナッキーを中心にして仲間たちとの温かい交流や人間関係の絆を描いた。中学生特有の友人関係のつまずきや様々な悩みを抱えながらも、共感的に協力して壁を乗り越えようという強い絆を感じられる作品に仕上がっていた。いろいろな俳優やアイドル(榊原郁恵や小泉今日子)が続編で登場したが、私は第一作が好きだった。
聖美第四中学校2年A組にやってきた転校生・北城尚子。ナッキーの愛称を持つ彼女は、自分に素直な感性と快活さで学園生活に新たな風を巻き起こす。やがて彼女を慕うクラスメイトたちと悪たれ団を結成。中学、高校、大学、そして社会に出るまで間に、学校行事や進学、恋愛、家庭事情などさまざまな出来事を経験しながら、ナッキーと彼らは強い友情を育みつつ成長していく。
キャストは、ナッキーに上田美穂、親友グループにバスケが得意な岩崎祝こと田島理司、しっかり者のお姉さんの五月野舞子役に金久保美幸、お下げ髪が可愛かった小西初音役に古川雅子、そして親分肌で男っぽい不良役に松村雄基が出演していた。
主題歌はコチラ http://www.nicovideo.jp/watch/nm6777667
3.「陽あたり良好!」
1982年3月21日より9月19日まで毎週日曜日20:00 - 20:54に、日本テレビ系列で放送された。全19話。「ひだまり荘」という下宿屋の高校生住人が織り成す人間ドラマ。
若手俳優として売り出した竹本孝之(高杉勇作役)を主役に、その相手役としてこのドラマをきっかけに人気が沸騰した岸本かすみ役の伊藤さやか、下宿屋の女主人に木内みどりらが脇を固めた。応援団や高校野球にスポットをあて、九州男児の男臭い主人公とそれを陰で支える心優しい少女との交流がテーマだった。
私は浪人時代にこのドラマを見て、大学ではこういう人間関係を構築したいと願ったものだ。また、東京に住んだ1986年頃には、この舞台となった田園調布界隈のロケ現場をバイクで周遊したものだ。ひだまり荘の建物を突き止めたくて、東急東横線の沿線沿いをぐるぐる探し回った。
伊藤さやかはB型だが、男っぽい性格で、大のハードロック好き。当時の男性は、彼女の笑顔とそのパワフルな元気に励まされたり、癒されたに違いない。
主題歌はコチラ https://www.youtube.com/watch?v=9tf0J82qk18
挿入歌「二度とない時に」
「陽あたり良好!」同窓会の模様はコチラ
さて、三本立てでお送りした今日の記事ですがいかがでしたか?同世代の方々には青春時代の想い出の一コマとして懐かしんで貰えたのではないでしょうか?
失恋などの嫌な出来事も、過ぎ去ってしまえば、貴重な想い出になっているし、多少美化されて、心や記憶に残っていくように思える。今回はドラマを通して当時を懐かしんでみたが、若かりし頃は誰にでもあって、若気の至りもあるが、青春時代の想い出は、振り返ればキラキラしているように思う。
記事作成:1月27日(水)
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