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2016年3月21日 (月)

歴代の話題作となったドラマ

 各テレビ局のテレビはそれぞれ特徴と言うか特有の傾向がある。もちろん、テレビ局自体が制作するのではなく、ドラマの制作会社に委託し、演出家や脚本家などを選定し、撮影を手がけるのが通例だ。

 しかし、各局には独自色というのがある。下の例を見て欲しい。

 <日本テレビ>

 青春学園ドラマや家族のふれあいなどを描いたアットホームな印象がある。「飛び出せ青春」「われら青春」、「ゆうひヶ丘の総理大臣」、「俺たちの旅」シリーズ、「熱中時代」など日テレは特定の世代にターゲットを絞るのではなく、家族ぐるみで楽しめるような明るいドラマが多かった。
 刑事ドラマでも「太陽にほえろ」や探偵の「俺たちは天使だ」などが印象に残る。最近では「あぶない刑事」シリーズだろう。

 ほかには話題作として挙げられるのは「同情するなら金をくれ」という名台詞で高視聴率を叩き出した「家なき子」。しかし、21世紀以降は「家政婦のミタ」以外の高視聴率のドラマはなく、不作状態。唯一「ごくせん」や「金田一少年の事件簿」くらいが記憶に残る程度。

 やはり日テレはドラマ部門は昔から不調で、ドキュメンタリーや19時台に放送されたバラエティ部門、娯楽系エンターテイメントに力を入れすぎる。
 「木曜スペシャル」、「びっくり日本新記録」、「それは秘密です」、「天才たけしの元気がでるテレビ」、「鉄腕DASH」、「笑点」、「スーパーテレビ情報最前線」などがいい例だ。

 <TBS> 

 昔から話題作はTBSだった。人間の本質に焦点を当てたドラマが多かった。

 「ありがとう」、「積み木くずし」、「時間ですよ」「3年B組金八先生」、「寺内貫太郎一家」、「ムー一族」、「スチュワーデス物語」、「スクールウォーズ」、「渡る世間は鬼ばかり」、「金曜日の妻たちへ」、「高校教師」、「誰にも言えない」、「魔女の条件」、「ずっとあなたが好きだった」など、人生そのものを包み隠さず泥臭く描写したり、家族とは何かとか時節の社会問題を取り上げ社会風刺を巧みにドラマの題材として利用した。したがって、その時代の話題作になることが多かった。
 「金妻」の不倫や「冬彦さん」などがブームになったのもTBS作品からだ。

 最近でも「半沢直樹」や「下町ロケット」などの話題作を世に送ったのは記憶に新しい。
 TBSは昔からJNNで報道に力を入れてきたが、実はドラマの分野でも問題提起して力を
注いできた。大映テレビの無理があるコンセプト設定や台詞の臭さはどうかと思うが、歴代ドラマでは、人間の心理を突いたり、情に訴えるような番組が多かった。その最たるものが坂上二郎主演の「明日の刑事」だった。

 <テレビ朝日>

 アクション系やシリアスな刑事ドラマ

 「大都会」や「西部警察」シリーズに代表されるようなド派手な爆破やアクション系の刑事ドラマのイメージが強い。1970年代以降、「土曜ワイド劇場」にあるような殺人事件や探偵シリーズの作品が目を引く。
 ほかにも「特捜最前線」や、「科捜研の女」「相棒」などが一種独特な作風を醸すのがこの局の特徴だと思う。


 

 <フジテレビ>

 昔は「白い巨塔」のような大作があったが、1980年代頃からは、月9に代表されるように、若いカップルの恋愛模様を描いたトレンディドラマがまず目に浮かぶ。
 「あすなろ白書」、「東京ラブストーリー」、「愛という名のもとに」、「逢いたい時にあなたはいない」、「ラブジェネレーション」、「やまとなでしこ」、「プライド」、「101回目のプロポーズ」 

 木村拓哉、織田裕二、鈴木保奈美、柳葉敏郎、三上博史、江口洋介、中山美穂、小泉今日子、松嶋菜々子

 申し訳ないが、私が居住する福島県では「テレビ東京系」の番組はネットしていないため、ドラマはほぼ見られないので、今回は割愛させていただいた。
 NHKもまた同様で、「連続テレビ小説」や「大河ドラマ」と民放ドラマでは比較にならないからだ。

 ではここで、これまでにいったいどの放送局のドラマが人気を博し、国民的支持を得たかたか「視聴率のランキング」をご覧いただきたい。

 「歴代ドラマの視聴率ランキング」

 1位 積み木くずし        1983年   45.3% TBS
 2位 水戸黄門9部        1979年   43.7% TBS
 3位 半沢直樹          2013年   42.2% TBS
 4位 ビューティフルライフ    2000年   41.3% TBS
 5位 熱中時代             1979年    40.0% 日本テレビ
 5位 太陽にほえろ          1979年    40.0% 日本テレビ
 5位 家政婦のミタ           2011年    40.0% 日本テレビ
 8位 3年B組金八先生       1980年    39.9% TBS
 9位 ひとつ屋根の下        1993年    37.8% フジテレビ
10位 GOOD LUCK!         2003年    37.6% TBS
11位 赤い激流             1977年    37.2% TBS
11位 家なき子              1994年    37.2% 日本テレビ
13位 HERO                2001年    36.8% フジテレビ
14位 江戸を斬る            1979年    36.7% TBS
14位 101回目のプロポーズ   1991年    36.7% フジテレビ
14位 ロングバケーション      1996年    36.7% フジテレビ
17位 男女7人秋物語        1987年    36.6% TBS
18位 GTO                 1998年    35.7%  フジテレビ 
19位 ドラマ人間模様        1978年    34.8%  NHK
19位 3年B組金八先生第2シリーズ1981年 34.8% TBS

 ざっと20位までの歴代高視聴率の順位を見たが、TBSの上位が目に付く。半分の10作品がTBS系列のドラマだ。しかも10位以内には6作品というひとり勝ちの様相。フジテレビの恋愛シチュエーションドラマは、1990年代以降で、大掛かりなてこ入れによって改革が奏功した結果だ。しかしここ数年は大苦戦。奥様世代に迎合し、韓国ドラマばかりBSで放送してきたツケが回って来た。
 上位を見てもわかるように、恋愛ドラマは10~20代限定のターゲットであり、やはり全世代に幅広く見て貰える話題作の番組でないと高視聴率を残せない。そのことを念頭に置いて製作者側は番組コンセプトを考えて貰いたいものだ。

   記事作成:2月18日(木)

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