郡山の魅力再発見!33~桜の花見スポット~
季節は春。いよいよ桜の便りがここ郡山でも聞こえはじめた。センバツ高校野球と共に「春の風物詩」の代表格と言える。郡山市は三春滝桜や福島の花見山ほどではないが、市民のオアシスとして花見を楽しめるスポットが点在している。
今日は足掛け40年以上、郡山に暮らす私にとって、「桜が綺麗な場所」を10箇所セレクトし、ランキング形式で紹介したい。 解説は、郡山市のウェブサイトを引用させていただきました。
1位 開成山公園
映画のロケにも使われるほど、1300本の桜が咲き乱れる。開成山公園は広大な敷地を誇り、その美しさは圧巻。個人的には公園内ではなく、さくら通りに面した土手沿いが気に入っている。夜間の照明のライトアップも幻想的でとにかく美しい。でも桜のシーズン中は、この土手の上は立ち入り禁止となる。映画「時をかける少女」のシーンのようにこの上を歩くことは出来なくなる。
2位 上石不動桜
不動明王を祀る不動堂の境内にあるため名づけられた桜。 樹齢は約350年といわれ、滝桜の子孫と考えられています。 江戸時代幕末頃、このお堂が寺子屋として使われ、その名残が天井などの落書きに見受けられます。.樹齢は約350年といわれ、滝桜の子孫と考えられています。
3位 藤田川ふれあい桜
喜久田駅のそばにある藤田川堀之内橋を中心に両岸3.0kmにわたってソメイヨシノが咲き誇ります。
4位 笹原川千本桜
奥羽山脈の高旗山を源とし、郡山市と須賀川市の境を流れる笹原川。この川にかかる明神橋を中心に上下約2kmにわたって桜並木が続いています。
5位 雪村庵
室町時代の画僧「雪村」が晩年過ごしたといわれる雪村庵。聞こえるのは風の音だけという静寂に、庵後ろの竹林の緑と桜色が美しいコントラストを奏でています。
6位 紅枝垂地蔵ザクラ(中田町)
三春滝桜の娘といわれるしだれ桜で、樹齢は約400年。近年、この桜の美しさを聞きつけ、県内外から多くの人が見にきます。この桜の下には、地蔵堂があり、昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、この地蔵に願をかけていたといわれます。
7位 日大正門の桜並木
日本大学工学部の敷地内には約350本の桜があり、正門周辺から本館前にかけての桜並木は見事です。まるで桜のトンネル状態で、散り際には文字通り桜吹雪が見られる。
8位 逢瀬川の土手沿いの桜
逢瀬川は市内の中心からやや北部を東西に横切って流れている。むかしは大重川と呼んでいた。一時期は日本一汚ない川と酷評されたが、今はボランティア活動などが実を結び、昔の美しさを取り戻しつつある。 私がお勧めなのは、若葉町と大島周辺。土手に沿って薄紅色の桜が咲き誇る様はうっとりするほど。
9位 内出の桜
この桜は、樹齢約220年と推定されるしだれ桜で、サクラの一種「ウバヒガン」が突然変異したという珍しい変種の桜です。所有者の先祖が文化、文政年間のころ、金毘羅宮(香川県)に参詣した際、苗木を持ち帰り、記念として植樹したと伝えられています。
10位 酒蓋公園
この池は江戸時代以前からありましたが、違う池を造るために区切られ、「蓋をした」という意味で名づけられました。
11位 五百淵公園の桜
かんがい用ため池のために作られたといわれる五百淵。4月には一円に植えられた桜が咲き誇ります。
また、自然のままの森が息づく五百淵池とその周辺は野鳥の楽園となっており、池のヨシ原は鳥のすみかに最適で、夏はツバメ、冬はカモなどで賑わい、市街地にある貴重な野鳥の生息地になっています。
12位 香久池公園
昔、この一帯は「香久山」と呼ばれ、そこにある池だから「香久池」と呼ばれるようになり
ました。その後、かんがい用の池としても利用されましたが、現在では公園として親しまれています。
13位 小和滝公園
郡山市の東部を流れる阿武隈川沿いにある小和滝公園は、桜並木だけでなく、この時期スイセンも身頃です。
14位 荒池公園
FCTのある坂を南に下った所にある。広大な調整池の西手のほとりに芝生の公園が広がる昔はここで早朝トレーニングの豆野球をやったものだ。園路も整備されているし、犬の散歩にも最適。池の周囲をジョギングしている光景をよく見かける。
15位 郡山市公会堂の桜
大正時代に築かれた郡山市麓山に建つ公会堂。世界遺産を思わせるような浪漫溢れる造り。その外壁と薄いピンクの桜のコントラストが青空によく映える。
16位 忠七桜
戊辰戦争時に官軍の荷運びに懲役された宗像忠七翁が、会津の惨状を目の当た
りにし、会津の人々の霊を慰めるため、自宅前に植えてあった桜などを移植。この山を寿命山と名づけ、整備したと言われています。忠七翁は遺言として桜と公園を守り、末代まで手入れを怠らぬよう言い遺しました。桜の樹齢は約160年で、現在の当主は5代目に当たります。
17位 五斗蒔田桜
藩政時代は馬の産地として知られていた木目沢地区。五斗蒔田桜のある土手下には馬頭観音様がまつられている。(地主は馬頭観音桜と命名する予定であったが、地名の五斗蒔田をとって五斗蒔田桜と呼ばれるようになった。)樹齢は約150年と言われ、滝桜の子孫と考えられています。
18位 建福寺
小和滝公園から東に向かって県道を走れば、木村公民館がある辺りで、農免道路と交差する。その左手前に建福寺がある。一本桜だが、威風堂々と長い歳月を刻み込んだ見事な枝振りで、通りかかった人は、思わずアクセルを緩め、見上げること間違いなし。
19位 天神夫婦桜
張子人形で有名な高柴デコ屋敷の近くにある桜で、樹齢は500年程度。学問の神様である菅原道真を奉り、祠建立時に梅と桜を植えられたと言われています。
20位 東山霊園の桜
ほかにも市内東部にある「花木団地の桜」や湖南町の「千手院の種蒔桜」が美しいとの
評判が専らだ。
郡山市では、観光協会が「郡山さくら物語」というパンフレットを発行している。本日
紹介した桜の名所は、大部分がそれに掲載されている。
ついでに、福島県内各地にある桜の名所で、私が個人的にベスト7を挙げると・・・
1位 滝桜(三春)
2位 日中線のしだれ桜(喜多方)
3位 富岡町夜の森桜のトンネル(富岡)
4位 合戦場のしだれ桜(二本松)
5位 夏井千本桜(小野)
6位 映画「はつ恋」小沢の桜(船引)
7位 雪村庵(郡山)
8位 石部桜(会津若松)
9位 霞ヶ城の桜(二本松)
10位 小峰城の桜(白河)
さて、桜のシーズン到来だが、満開は一週間程度。やはり「花の命は短い」。私は個人的には広葉樹の如く、大きく樹勢を広げた枝ぶりの桜も見事だが、どちらかといえばまるで滝を思わせるしだれ桜が好みだ。藤の花を思わせるような枝が無数に垂れ下がり、その威容は見るものを魅了する。上の1位、2位、4位、7位はしだれ桜だ。
この一週間という限られた時期に、思う存分楽しみたい。
記事作成:3月28日(月)
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