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2016年8月14日 (日)

夏の高校野球都道府県別勝敗

 夏の高校野球が真っ盛りだが、今年は「リオオリンピック」中継もあって、なかなか焦点が定まらない。しかし、一戦必勝で負ければそこで敗退となる高校球児にとっては、一球入魂で向かわなければならない。そしてあの元気溢れるはつらつとしたプレーや涙を誘う爽やかで真摯な態度に心を打たれる人々が多いのも頷ける。そして長年高校野球を愛してやまないのだ。

 今回は、この長い高校野球の夏の甲子園大会において、各都道府県の通算勝敗を分析してみたい。どういう傾向が見られるのか検証もしたい。

 勝率ランキング

 第1位 大阪府 .656 162勝85敗  優勝12回

 PL学園や大阪桐蔭などの甲子園常連や強豪校がひしめき合い、しのぎを削る激戦区。全国大会進出が神奈川県と並んでもっとも難しい地区と言える。地元の利もある。

 第2位 愛媛県 .642 115勝64敗 優勝6回

 古豪・松山商業が稼いだ勝数が今も健在。新居浜工業も強かった。

 第3位 神奈川県 .639 122勝69敗  優勝7回

 桐蔭や横浜など甲子園優勝経験校がズラリ。

 第4位 和歌山県 .611 1118勝75敗 優勝7回

 昭和50年代に「やまびこ打線」で甲子園を沸かした「箕島」や「智弁和歌山」などが居並ぶ。尾藤監督や高嶋監督など名監督の指導の賜物だ。

 第5位 広島県 .609 112勝72敗 優勝7回

 かつては広島商業が常連で、宗徳も優勝経験がある。

 第6位 高知県 .607  88勝57敗 優勝2回

 高知商業が強豪校として甲子園を沸かせた。1980年代以降は明徳義塾が圧倒している。他に高知高校もかつては強豪だった。

 第7位 兵庫県 .598  134勝90敗 優勝7回

 「逆転の報徳」というフレーズが定着するほど「報徳学園」の強さが光った。また、昭和52年の「東洋大姫路」の優勝も大きい。ほかにも尼崎北や神港学園など甲子園でお馴染みの高校が多い。他にも育英も強い。

 第8位 愛知県 .596  127勝86敗 優勝8回

 中京商業(現・中京大中京)、東邦、大府、愛工大名電など強豪校揃い。

 第9位 沖縄県 .591 68勝47敗  優勝1回

 興南、沖縄尚学、沖縄水産が常連で春夏通じての優勝経験校。

 第10位 奈良県 .588 77勝54敗 優勝2回

 天理、智弁学園、郡山などが甲子園常連校。天理も智弁学園も春夏通じて優勝経験がある。

 第11位 京都府 .576 118勝87敗

 こちらも古豪平安(現・龍谷大平安)が勝ち星を稼いだ。京都商業、京都成章や東山、鳥羽、福知山成美も強い。

 第12位 東京 .563 168勝130敗 優勝7回

 こちらは東東京と西東京に現在は分かれているが、両方あわせての戦績。日大三高や法政二高、桜美林、岩倉、帝京、東亜学園、早稲田実業などが強豪校。

 第13位 千葉県 .563 92勝71敗 優勝3回

 銚子商業、習志野、印旛、拓大広陵など常連校がいる。

 第14位 徳島県 .539 62勝53敗 優勝1回

 徳島商業、鳴門工業、池田高校が有名。蔦監督が率い、全国制覇(2連覇)を果たした打線は強力だった。

 第15位 岐阜県 70勝62敗 優勝1回

 県立岐阜商や市立岐阜商が強かった。さらに中京もいる。

 第16位 福岡県 .529 91勝81敗 優勝4回 

 久留米商、福岡大大濠、西日本短大附属、柳川、九州国際大付が強豪

 第17位 山口県 .521 73勝67敗 優勝1回

 宇部商、柳井、下関商、岩国、南陽工業など有名な学校は多い。 

 第18位 静岡県 .515 85勝80敗 優勝1回

 常葉菊川、浜松商、静岡など春夏を通じて優勝経験がある学校が多い。 

 第19位 宮城県 .512 66勝63敗 優勝0回

 東北高校や仙台育英高校がいるため、強豪という印象だが、ダルビッシュや大久保投手を擁しても名将武田監督を持ってしても、未だ優勝経験は春夏通じて一度も無い。

 第20位 岡山県 .508 62勝60敗 優勝0回

 岡山南、理大附属が常連

 第21位 熊本県 .504 59勝58敗 優勝0回

 名門・熊本工業や鎮西、九州学院など甲子園でも馴染みの学校で、毎回上位に勝ち進んでいる印象だが、熊本県も優勝回数はゼロ。愛媛代表の松山商業との決勝では、延長10回サヨナラの場面で、あのライト矢野の奇跡のバックホームで初優勝の夢は潰えた。

 第22位 香川県 .503 65勝64敗 優勝2回

 香川といえば高松商業が昔から常連だったが、丸亀や尽誠学園なども最近は多く出場している。位

 第23位 群馬県 .503 67勝66敗 優勝2回

 桐生一高が初優勝。前橋工の松本投手が完全試合を達成した。他にも高崎商や東京農大二高が強いイメージ。最近は前橋育英や高崎健康大付属が出ている。

 第24位 鹿児島県 .500 64勝64敗 優勝0回

 鹿児島県がここにいるのは意外。鹿児島実業、樟南、鹿児島商、鹿児島商工、神村学園など強豪ぞろいの印象。

 第25位 埼玉県 .500 59勝59敗 優勝0回 

 花咲徳栄や浦和学院、熊谷商、埼玉栄、聖望学園、春日部共栄など甲子園でも上位に入る強豪ばかり。しかし、ここまでが勝率5割の学校。

 第26位 栃木県 .473 52勝58敗 優勝1回

 宇都宮南、作新学院、足利学園、宇都宮学園、佐野日大、文星芸大付、国学院栃木、足利工業などもっと強い印象がある。

 第27位 宮崎県 .462 49勝57敗 優勝0回

 都城高校がまず思い浮かぶ。宮崎商や高鍋も有名。日南学園、延岡学園、日章学園などの私立も甲子園では有名どころ。

 第28位 大分県 .459 56勝66敗 優勝1回

 唯一の優勝は昭和47年の津久見高校。大分商も有名。柳ヶ浦、日田林工、明豊も常連。

 第29位 茨城県 .455 50勝60敗 優勝2回

 木内監督で取手二高や常総学院が全国制覇を果たしているため、強豪というイメージだがそれほどでも無かった。他にも水戸商

 第30位 山梨県  .440 40勝41敗 優勝0回

 私の中では強いイメージ。それは東海大甲府が強豪だからだ。他にも日本航空高校、甲府工業、市川、日川が続く。

 第31位 青森県 .434 43勝56敗 優勝0回

 準優勝は過去複数。太田幸司投手を擁した三沢、青森山田、2度準優勝の八戸工大光星が常連。

 第32位 福井県 .427  53勝71敗  優勝0回

 以前はセンバツ準優勝の福井商、現在は敦賀気比が常連。

 第33位 佐賀県 .409  38勝55敗  優勝2回

 平成19年の佐賀北のフィーバーは凄かった。それまでは佐賀と言えば佐賀商業、唐津商が常連で、近年は鳥栖や佐賀学園も台頭著しい。

 第34位 滋賀県 .395  30勝46敗  優勝回

 比叡山、八幡商、近江などが常連。比叡山は選抜で前橋工に完全試合をやられた印象が強い。

 第35位 長野県 .389  58勝91敗  優勝1回

 1980年代頃までは必ず松商学園が出場しては一回戦負けだった。他にも丸子実業、東海大三、佐久長聖が有名どころ。

 第36位 石川県 .380  35勝57敗  優勝0回

 石川と言えば星稜高校。松井の母校でもある。伝説の5打席敬遠や箕島との延長死闘などが思い浮かぶ。金沢高校や遊学館も出場機会は多い。

 第37位 長崎県 .378  37勝61敗  優勝0回

 長崎と言えば海星が一番有名。最近は長崎日大、佐世保実業や清峰も有望。

 第38位 秋田県 .369  41勝70敗  優勝0回

 金足農業、秋田商、大曲工、秋田経法大が常連だった。

 第39位 福島県 .365  31勝54敗  優勝0回

 かつては磐城が小さな大投手を擁して準優勝した。福島商、学法石川、日大東北が常連だったが、今は10年連続で聖光学院が出場している。聖光学院が常連になってから勝率が上がった。

 第40位 三重県 .361  30勝53敗  優勝1回

 三重も海星高校と三重高校が有名。宇治山田商、四日市工業も複数回出場。

 第41位 鳥取県 .352  38勝70敗  優勝0回

 旧制中学時代は鳥取一中や米子中が大活躍した。現代は米子東、倉吉北が常連。この学校も外人部隊が多くなってきた。さらに近年では、八頭や鳥取城北が出場機会が多くなった。

 第42位 島根県 .330  29勝59敗  優勝0回

 かつては浜田、江の川、大社が常連。 最近では立正大淞南、開星が多い。

 第43位 新潟県 .329  27勝55敗  優勝0回

 中越、新発田農業、日本文理、新潟明訓が常連。日本文理対中京大中京の攻防は見ごたえがあり、9回2死2ストライクから6点差を1点差まで追い上げたあの粘りは感動の渦に巻き込んだ。

 第44位 北海道 .318  68勝146敗  優勝2回

 こちらも東京都同様、北北海道と南北海道を合わせての戦績。東海大四、北海、駒大岩見沢、駒大苫小牧などが頑張った。

 第44位 岩手県 .318   34勝73敗  優勝0回

 菊地遊星や大谷を擁した花巻東、盛岡大附属、専大北上などの私立が圧倒。 

 第46位 富山県 .309  25勝56敗  優勝0回

 失礼だが富山はあまり常連校が思い浮かばない。氷見高校と富山商、高岡商くらいか?新湊、桜井などもあった。

 第47位 山形県 .295  23勝55敗  優勝0回

 山形は徹底して私立上位。外人部隊が多い日大山形、東海大山形、羽黒、酒田南などが常連。県外出身者を積極的に受け入れてからは、一回戦突破は珍しくなくなった。

 総括

 残念ながら東北のチームの優勝は皆無。2年連続で駒大苫小牧が優勝したが、津軽海峡を越えて一気に北海道の地に深紅の優勝旗が渡ってしまった。そして西高東低が顕著だ。西のチームは冬でも練習時間が長く取れるメリットが大きい。北国や日本海側のチームでは雪に阻まれ、満足のいく練習が出来ない。基礎体力は鍛えられても、連携プレーや外野守備練習、シートノックやバッティング練習が不足しがちだ。東北のチームは強豪の仙台育英や東北高校が常連の宮城県を除くと5県が30位以下という散々な結果。

 また、設備的に練習環境の整った私立高校が圧倒的に強い。私立は特待生として有望な選手を全国からかき集めている傾向があるし、全寮制で共同生活を送ることで、チームプレーや連携プレーに役立っている。

 また政治的や歴史的に中心となった都道府県や地域のスポーツ大国振りが目立つ。加えて総理大臣を輩出した県は以外にも強い。鹿児島、山口、群馬などだ。

 最後にわが福島県は10年連続で聖光学院が甲子園出場を果たしているが、レギュラーの半数は他県出身者で占められている。いわゆる外人部隊だ。要は野球はチームプレーなので、強力スラッガーが独りいても勝てない。まして千葉県や東京、神奈川など強豪校が犇めき合っている状況では、甲子園出場の道のりは険しいし、レギュラー獲得すら難しい。近年、酒田南、羽黒、青森山田、敦賀気比、遊学館や山陰地方の私立高校が台頭してきたが、いずれも大阪や首都圏出身者が野球留学しての結果である。出場機会を増やしたり、少しでも甲子園出場の可能性が高い県へ移住するのだ。

 かつての国体も開催県がこぞって外人部隊を県内出身者として出場させ、優勝を果たしたように、高校野球もそのような体制になりつつある。

 高校野球は純粋な高校球児たちの夢の祭典であって、各県の面子のぶつけ合いの場ではない。3年間汗まみれになってグラウンドで歯を食いしばって練習を重ねてきた選手のひたむきさや一生懸命さに人々は心を打たれ、そのプレーの一挙手一投足に感動を覚える。その根本精神を見る側は決して忘れてはいけないと思うのである。

 参考サイト

 http://www.fanxfan.jp/bb/ranking4.html

 記事作成:8月10日(水)

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