福島県のご当地キャラクター
全国のご当地キャラクターが花盛りだ。特に日本一の人気を誇る熊本県の「くまモン」を始め、奈良県の「せんとくん」や千葉県の非公認「ふなっしー」など地元の親善大使や特産品の売り込みにも一役買っており、今や都道府県のPRには欠かせない存在となった。そこで今回は、私が暮らす福島県内にはどんなキャラクターがいるのか調べてみたいと考え、このテーマを設定した次第だ。すると意外な事実が・・・。
キビタン
平成7年に開催されたふくしま国体の公認キャラクターとして作られた。キビタンとは県の鳥の「キビタキ」を捩って作られた。まん丸の体に羽が生え、宇宙人のようなアンテナがある愛嬌ある着ぐるみ。
福島県では「キビタン体操」があり、ちびっこ達が喜んで踊っている。
楽都(がくと)くん
東北の音楽の都として郡山市が全国にその名を轟かせている。合唱で33年間も日本一に輝いた「安積女子高校(現・安積黎明高校)や合唱や合奏でも郡山第二中学校や郡山第五中学校も日本一の栄冠に輝くなど、郡山市は音楽都市として栄えている。そのため、音楽都市郡山をPRしようと設定されたのが「楽都(ガクトくん)」だ。ト音記号や音符をあしらったデザインがいかにもという感じだが、全国的なキャラクターと比較しても可愛くて人気が出そう。
さらに郡山市には「がくとくん」とペアで「おんぷちゃん」という女の子のキャラクターも登場した。
八重たん
NHKの大河ドラマで取り上げられた「八重の桜」。女優の綾瀬はるかが主演し、西島秀俊やオダギリジョーなどが共演し、話題となった。これは福島県の復興の一助として取り上げられた時代劇ドラマで、そのPRを兼ねているのが会津若松市公認の「八重たん」という女性のキャラクターだ。
バッピーちゃん
二本松市の安達が原ふるさと村内のキャラクターだ。歌舞伎にもなっている「黒塚」に登場する「鬼婆」伝説から開発されたキャラクター。事実は恐怖の人食い婆だが、それを人集めに使うあたりが二本松らしい発想。牙と鬼の如く角を生やしているが、キャラクター自体はそんなに怖さを感じない。たぶん二本松市の公認ではないと思うので、「ふるさと村」に会いに行ってほしい。
個人的には二本松が生んだ著名人である高村智恵子を広めるために、そのキャラクターを制作して欲しい。
フラおじさん
いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」が設定したキャラだが、フラガールを意識している割になぜか気色悪いおじさんが腰みのを着けてフラダンスを踊るキャラクター。よくこれを世間に公表したもので、東京タワーの「ノッポさん」と同じくらい不人気だが、これを「可愛い」と思っている方もことのほか多いようだ。
従来のキャラクターのイメージを打破した新しいコンセプトを狙ったものだ。
参考ブログ「ご当地キャラを探せ!」
http://yuruchara.info/navi.cgi?cmd=cv&Ca=1_7
他にもあまり知られていないが、各市町村には、PRする着ぐるみキャラクターが存在する。
喜多方は「みんべぇ」、矢吹町は「やぶきじくん」、二本松市は「菊松くん」、会津若松市の「あかべぇ」、「お城ポくん」などもいる。
そして県内の民放放送局独自のマスコットキャラクターもいる。福島テレビ(FTV)は「ふくたん」というキャラだ。2002年、自社番組『Lばんテレポート』内の一般公募により採用。ちなみに、福島県の放送局で初のマスコットキャラクターとなった。性別は男で、福ぶくろ犬というのが種族だそうだ。頭の福袋の中には幸せがいっぱい詰まっているというコンセプト。
記事作成:平成27年8月8日(木)~平成28年
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