2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 野球小僧のひとり言 ~第4回WBCに寄せて~ | トップページ | 2017年2月期のCMベスト5 »

2017年2月27日 (月)

頑張る昭和の大御所俳優たち

 去年の暮れに俳優・根津甚八さん、そして1月に松方弘樹さん、2月には藤村俊二さんが亡くなられた。昭和生まれの人間にとって、この時代に大スターとして活躍された巨星が次々と天に召されるニュースを聞くと、一抹の寂しさを禁じえない。私は、石原裕次郎さん、美空ひばりさん、三船敏郎さん、天知茂さん、鶴田浩二さん、森繁久彌さん、勝新太郎さん、萬屋錦之助さん、緒形拳さん、藤田まことさん、夏八木勲さん、高倉健さん、菅原文太さんが亡くなられた時に、「昭和がまたひとつ終わった」と思ったが、現在、頑張っている昭和の名優や大御所がほかにもいること忘れてはいけないと思い、エールを送る意味で掲載したい。なお、還暦以上の大御所限定であることをご理解ください。

 1 里見浩太朗 

 彼こそ大御所俳優という代名詞が似合う。主に時代劇で大活躍。長らく務めた「水戸黄門」、1980年代の年末の大型時代劇シリーズ「忠臣蔵」「白虎隊」「田原坂」などで主役を張った。存在感があってオーラも他の役者とはひと味もふた味も違う。現在80歳のご高齢になられたが、歴代の黄門様は「おじいちゃん」という印象が濃かったが、里見さんは体格の大きさもあってか、若々しい以外の何者でもない。やはり長年務めた「助さん」のイメージが強いからか?

 2 高橋英樹 

 1961年、高校在学中に日活ニューフェース第5期として日活株式会社に入社。第5期の同期には、中尾彬や竜崎勝(高島彩の父)がいる。同年の映画「高原児」でデビュー。「桃太郎侍」はシリーズ化し、その風変わりな衣裳と奇抜な決め台詞で視聴率が高かった。

 3 仲代達也 

 御年84歳のベテラン俳優。劇団俳優座出身で演劇・映画・テレビドラマで活動を続け、戦後の日本を代表する名優の1人とされている。代表作は「人間の条件」、「切腹」、「新・平家物語」、「二百三高地」などで主演をはった。1975年には無名塾を開設。若手の俳優の育成にも尽力した。2003年には勲四等旭日小綬章を受章した。

 4 田中邦衛 

 加山雄三の「若大将シリーズ」では「青大将」として親しまれた。また「北の国から」はレギュラーシリーズだけではなく、数年に一度の特番として何度も登場。純と蛍の父親である黒板五郎役で、北海道富良野に大自然に包まれて、子どもたちの成長を見守る姿は感動的だった。独特な語り口調で物まねされることが多かった。

 5 松平 健 

 「暴れん坊将軍」がシリーズ化し、将軍・徳川吉宗を演じきった。あの風貌は20代からで、意外にもまだ若い。お御所ながら「マツケンサンバ」などおちゃらけコスプレなどでイメチェンを図ったり、奇想天外、天然ぶりを発揮した。

 6 渡 哲也 

 石原裕次郎の盟友。「大都会」「西部警察」シリーズなど刑事役で一世を風靡した。ハードボイルドで硬派なイメージ。 

 7 北大路欣也 

 昭和の時代劇や戦争映画などの大型番組には欠かせない存在だった。最近は社長役が板に着いて来た。

 8 梅宮辰夫 「明日の刑事」

 50年来の大親友だった松方弘樹を失い、意気消沈して憔悴しきっているとともに、自らも重病と闘っている。かつては日活映画や刑事ドラマのボス役でその存在感を示した。

 9 小林  旭

 日活映画「ギターを抱いた渡り鳥」など、「渡り鳥シリーズ」で人気を博した銀幕のスターという印象。美空ひばりと結婚・離婚し、話題となったり、「自動車唱歌」や「昔の名前で出ています」、「熱き心に」など歌手としてもヒット曲を飛ばしている。

10 宍戸  錠

 かつて銀幕を席巻した「日活」の大スター。タフでハードボイルドな役柄で、小林旭らとともに名を知られ、日活アクション映画の需要もあって、その強面から悪役が多かったが、「エースのジョー」と呼ばれて親しまれた。とりわけ「渡り鳥シリーズ」では大人気を博し、一世を風靡した。 

11 加山雄三

 「若大将シリーズ」でその時代の寵児となった。私の中では、慶應卒のお坊ちゃまで、名優だった上原謙の息子で「サラブレッド」という印象。近年はドラマ出演を控え、もっぱら歌謡ショーに出演したり、24時間テレビでしかお目にかかれなくなった。私の中では石原裕次郎と並ぶ往年の大スターという認識。

12 山崎 努

 去年80歳になられた大ベテラン俳優。「必殺シリーズ」の梅安役がハマリ役 
 2007年、秋の叙勲で旭日小綬章を受章した。ほかにも「八つ墓村」、「お葬式」、「おくりびと」に主演し、強面だが、熟達した味のある役をこなした。

13 古谷一行

 私の中では1970年代から80年代にかけて放送されたテレビドラマ版の「横溝正史」シリーズの金田一耕助役の印象が濃いが、「オレゴンから愛」とか「金曜日の妻たちへ」、「失楽園」など不倫を扱った妖しい男役が多かった。『混浴露天風呂連続殺人』シリーズにも主演した。今年73歳になられたが、数年前には自らがん告白を行っただけに健康が気遣われる。

14 役所広司

  彼の印象は「Shall We Dance?」だ。当初は所属する無名塾の舞台公演に出演。1980年(昭和55年)のNHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でテレビデビューを果たす。主に時代劇で評価を得ていた。1983年(昭和58年)のNHK大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集め、1984年(昭和59年)のNHK新大型時代劇『宮本武蔵』の主人公・武蔵役で初めて主演に抜擢される。民放の時代劇作品では、『三匹が斬る!』シリーズなどが代表作。映画では、伊丹十三監督作品の『タンポポ』などに出演。オーロラの下で』で初めて日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を獲得する。

15 渡辺 謙

 世界各国において映画を中心にテレビドラマ、舞台、テレビコマーシャルと幅広く活躍している俳優の一人。1987年(昭和62年)のNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主役(伊達政宗役)を演じ、39.7%という大河ドラマ史上最高の平均視聴率を獲得。一躍全国的な人気を獲得、スターダムにのし上がる。しかし、1989年、映画初主演となるはずであった『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板。再起はおろか生命も危ぶまれたが、約1年の闘病の後、治療を続けながらも俳優業に復帰。妻は女優の南果歩で、娘は女優の杏

 語幣があるといけないので、ここでお断りしておきますが、今回取り上げたのは、昭和しか活躍していない「往年の名優」ということではない。今も第一線で活動中であり、昭和の時代から継続して映画やテレビドラマなどで、知らない人がいないくらい有名で、平成29年1月現在もご健在で大御所となられている名優であるということを力説しておきたい。

 さて、昭和の時代から活躍している名優たちも、さすがに歳をとった。毎年のように訃報が舞い込み、ひとり去りまたひとりと天国のスターになっていく。同じ時代を生きた者として寂しい以外の何ものでもない。

 今回名を挙げた方々は、ぜひお元気で長く活躍し、ひとつでも多くの名作を残して欲しいと願ってやまない。

 記事作成:1月24日(火)

« 野球小僧のひとり言 ~第4回WBCに寄せて~ | トップページ | 2017年2月期のCMベスト5 »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

福島県の天気


無料ブログはココログ