長年続くCMと最近見ないCM
例えば、CMだとタレントと1年契約で出演を依頼し、商品のPRや企業のイメージアップキャラクターとして起用される。芸能人で最もギャラが高いのは矢沢永吉と吉永小百合で、1本あたり1億5千万円(年間)とも言われている。国民に愛される芸能人やカリスマ的なスポーツアスリートだと、複数年契約や年度更新で長く出演することも多い。八千草薫の「皇潤」や長嶋茂雄の「セコム」、イチローの「ユンケル口蹄疫」などがその典型例だ。年俸よりもCM出演料のほうが高くなるケースもあるようだ。
面白いのは若手女優やタレントが、商売敵になっている企業やメーカーのCMに登場することだ。数年前、明治製菓のCMに出演したタレントが、今は「森永製菓」のCMに出ていたり、ケータイや化粧品のライバル会社に起用されたりすることもある。通常ならありえないが、そこは契約社会のしきたりで、「CM女王」などと呼ばれている人気芸能人(武井咲・広瀬すず・ローラ・綾瀬はるか)には起こり得るケースだ。
このCM事情は流行り廃りが著しく、好評につきシリーズ化(ロト7シリーズ・ホワイト家族・au三太郎など)されたりストーリー化されるものもあれば、或る特定の時期だけ放送される限定CMもある。そこで今回のテーマは、私が個人的に気に入っているCMで、長く続いているものと、最近見かけなくなったCMに隅み分けてお送りしたい。
~私の好きな長く続いているCM~
「専門学校立志舎」
お馴染みの「どこま~でもどこま~でも果てしない空~」というCMだ。合格者を祝うパーティーでべっぴんさんに焦点を当てて、そこから引いて会場全体を写すシーンが印象的。毎年その部分が変わるが、就職出陣や野球の試合、チアガールは毎年同じ構図。
~最近見かけないCM~
エキゾチックなBGMとエジプトやイランの女性の装束をモチーフにしたひと際目立つ絵づらだった「東京モード学園」のCM。テレビだけでなく、「オールナイトニッポン」のCMでも流れていた。かつては私がアルバイトしていた「新宿センタービル」の43階にあった。
もしかすると首都圏では放送されているのかもしれないが、地方ではあまり流れていない。
オロナミンC
巨人軍の選手がこぞって出演していた「元気ハツラツオロナミンC」。最後に大村混が登場し、「オロナミンCは小さな巨人です」と言う奴。
感動の「20年分のありがとう新聞」
二十歳の節目に、父親や母親、お世話になった人へ「ありがとう」を届けたい。
成人の日、新成人たちの感謝や決意をのせたオリジナルの記念新聞が、たいせつな人のもとへ届きました。
そんな「2017成人の日プロジェクト」に参加した3名の新成人。それぞれの想いに密着したドキュメンタリームービーです。
ネスカフェゴールドブレンド「違いのわかる男」
いろいろなその道に熟達したプロが出演したシリーズCM。この「ダバダ~」というBGMも聞かなくなった。阿川弘之、石丸寛、由良拓也、高倉健、宮本亜門など多くの方が出演した。
https://www.youtube.com/watch?v=labBXNzEfRg
違いのわかる男のシリーズは、ここ10年間は見かけなくなった。CMとしての役割を終えたという感じで、代わりに「ネスカフェアンバサダー」シリーズが台頭してきた。この会社はかつては「ネッスル」だったのが、21世紀に入ってからは「ネスレジャパン」と改称した。
さて、ネタに困るとCMに逃げる傾向が多くなった。実は次週は7日連続でCMネタの記事を用意している。あまりこの手の話題が好きでは無い方には申し訳ないが、昔流れた懐かしいCMなどを特集する予定ですので、前もって予告しておきます。
記事作成:3月4日(土)
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