我が家のバスリフォーム大作戦①
1月のとある寒い日、ふと家内が呟いた。平成7年に購入した新築建売一戸建ての我がマイホームも21年が経過し、22年目を迎え、「これからはヒートショックが命取りになる年齢になることから、温かい洗面脱衣所が欲しい」と・・・。確かに我が家は夏は異様に暑く、冬はすこぶる寒い。幼稚園・小学校・中学校がすべて近くに揃う、子育てには抜群の教育環境が整っていることから、即決して高額の土地付き建売住宅を決めたのだった。銀行ローンがようやく終わったと思ったら、あちこちボロが出て、修繕が必要になったのだ。
すでに風呂のボイラーやトイレ、洗面台、換気扇を入れ替えるなど、姑息にも手直ししてきたが、温かいお風呂でゆったり疲れを癒したいと思うようになったのが、今回、リフォームを決意した理由だ。
今日は、1月から始まった、我が家のリフォーム大作戦を備忘録として残したいという意図と、これからシステムバスへのリフォームをお考えの方に、我が家の顛末を紹介したい。
今のユニットバスがどう変わるのか楽しみだ。では経緯をどうぞ!
1月22日(日)
リフォームを考え始めたこの日、たまたま桑野の業者の広告が入り、下見に行くことに。ひとまず、午前中にひとりでパナソニック(フォローラ)とLIXILのショールームを見に行く。そして午後に、さらにはこれまで何度もリフォームを依頼し、工事を請け負ってもらった、自宅から至近距離にあるリフォーム専門店を家内と訪ねた。こちらからの希望を言い、どれくらいの予算が必要か探りを入れる。幸いそこにはモデルルームも兼ねていて、LIXILとTOCRUSのモデルがあった。
応対した従業員の若いI氏は、音楽なんて必要ないのにしきりにYAMAHAの音源が綺麗だとか言って、「TOCRUS」製品を勧めて来た。胡散臭い感じがした。工事自体は気温が温かくなる春過ぎに行うと決めたので、下見だけに留めた。
帰り際、3月初旬に自社でキャンペーンイベントを大々的にやるとのこと。そこで契約すると、様々な特典が得られ、大変お徳だと聞かされ、その案内を待つことにした。
この日のうちに、並木のauの隣りにある「TOCRUS」のショールームも覗いてみた。こんなところにあったとは、週一で車で通っている通りなのに、まったく気づかなかった。
ほかにもヤマダ電機も覗いたが「HOUSETEC」専門店と言われ、断念した。インター線沿いにはクリナップやHOUSETEC、LIXILなどのショールームが集中してあるし、内環状線沿いには、パナソニック、TOCRUSも点在している地の利もあった。
下見には1月22日(日)に、パナソニックやそして本命のLIXILを事前に見た。この頃はLIXILのCMが盛んに流れ、攻勢を強めていた。あまり知らなかったが、LIXILはトステムとサンウェーブ、INAX、そして東洋エクステリアなど5つの会社が統合して誕生したようだ。自宅のトイレは全面自動のINAXにリフォームしたし、もともと備え付けのユニットバスがトステム製だった。したがって、LIXILに対して悪い印象はなかった。何度かひとりで訪ね、カタログを貰ったり、実際に現物を写メしたり、バスの中に入ったり、機能性や操作性、オプションなどに触れてみた。ここは飲み物が無料で飲めるのが嬉しい。ホットでもアイスでもコーヒーからお茶など至れり尽くせりで、ショールーム店内も綺麗だし、店員さんも美人が多い。
3月4日(土)
家内とふたりでリフォーム店のイベントにお邪魔する前に、LIXILのショールームへ。すると何と、カタログを見て気に入っていた「Remore」シリーズが5月で廃盤になり、すべて「Arise」というシリーズに統合されるという。これはまずい・・・。リモアが標準で付いている便利な機能が、アライズではすべてオプションになり、かえって高くついてしまうのだ。
14時過ぎにリフォーム店へ。1月の際に対応したI氏が別の客と打ち合わせをしていた。そこで代わりの女性店員のK田さんが応対してくれた。その彼女がめちゃ可愛くて、私好みの若い女性だった。女優の連佛美沙子似の店員さんで、親身になって話を聞いてくれたが、まだ入社したてくらいで、深い話はまだ対応できていないが、一生懸命さが伝わり、好感を持った。そこで、LIXILのシステムバスを間近で見た。LIXIL製品はトータルバランスが良く、デザインも機能性も操作性も私好みだった。でもアライズにランクダウンするつもりなどさらさらない。よく聞くと、5月受注文まではリモアも販売可能だという。廃盤になる前の車が大安売りされるように、大幅値引きを期待した。現に、ネットではリモアが60%OFFとか56%OFFという景気の良い文言が踊っていた。
この日のリフォーム店のイベントは凄まじかった。来場記念でスタバ1,000円カード、どんべいひと箱、ミスタードナツ、さらには福引きを回したら銀の玉が出て、10万円文のリフォーム割引券が当たる。10本中1本の確率。すでに金が出て、白ばっかり。銀は初。白い玉が多い中で100万円以上購入で10万円引き。凄い。
記念写真は断る。名前が貼り出されるかも・・・。カランカラン鳴らされる。さらには外でクレープ(いちご)貰う。タダで5つのもらい物(スタバ1,000円カード・どん兵衛ひと箱・ミスド・10万円リフォーム券・クレープ)。
こちらの希望を伝え、見積もり作成を依頼した。担当者はI氏とKさんの二人でやることになるかもと聞かされたが、その後は、残念ながらI氏ひとりが担当になり、Kさんが出てくることはなかった。
3月11日(土)
1 6:25~17:55 リフォーム業者のI氏が家に来る。現地調査。工事費嵩み、170万も行く可能性 浴槽入らないかも 壁壊し 配電盤も交換 6回路を8~10回路 30Aを50Aへ 月々基本料940円が1620円になる。
3月18日(土)
17:30に家内が帰ってきて、50分発でオノヤへ。見積もり魅せてもらうが、I氏、間違いのだらけの大チョンボ 俺の名前も違うし、LIXILから来た仕様がリモアではなく、アライズになっているし、信じられないミス。本体50%OFFになっているが、もしかすると、リモアが廃盤のため、アライズにオプションを組み立てて、リモアと同じ仕様にしている可能性大。余計な費用まで入っていて、逆に定価を吊り上げている。
もう一度、連休明けに作成してもらうことに。Kさんが不在。164万円(税込)なので、余計なものカットし、10万円のクーポン券を使えば、150万円で何とかなるかも・・・。
工期は窓は既存のものを使用し、壁を壊さないが、電気工事(30A→50A)があるので2週間かかる見込み。
18:52発で:55に帰宅。よく見積書とLIXILから来た仕様書を分析&検討。間違いだらけなのを見つける。
19:20にTELし、アライズにオプションくっつけてリモアと同じ仕様にしたことや、照明がアライズの一番安いものになっていると指摘。すべて作り直してもらうよう、I氏に再依頼。
19:40過ぎにまたTELする。リモアKMは定価105万円なのに、131万円の記載。浴槽パンや他のオプションが含まれているのに、見積もりには本体一式に何が含まれているのかの詳細内訳の明記が無し。これではダメ オプション4つ(浴槽パン、ランドリーパイプ、握りバー、開き戸)足してもその金額にならない。怪しすぎる。大丈夫なのか?信用問題だぞ!
浴槽側の水栓25,000と工事の人の仮設トイレ18,000円を削れば160万円を切り、10万円のクーポン券を使えば総額150万円を切る。
3月20日(月)春分の日
12:00 LIXILへ。クレーム 5月まで移行期間で5月まで受注するといったのに、アライズ嫌いなのにリモアではなくアライズで見積もり作ったのはダメとクレーム。お茶飲む。伊藤さんから明日TELある筈だから、必ずリモアで組むように指示。
3月21日(火)
18:15~18:40 業者のI氏とTELで2回話す。浴槽パンが入っていなかっただと。
その105,000円分は業者で持つ リモアだと45%OFFで高くなるだと LIXILのご好意でアライズでリモア仕様にして50%OFFにしてくれた。不要なものカットしてアライズとリモアの2つ見積もり出してもらう。どんどん先延ばし。4月6日までに出来るのか?
かなり声荒げて話す。このI氏、毎回言うことがコロコロ変わるため、イマイチ信用できない。
3月26日(日)
10:00~10:40 リフォーム業者往復で契約 なんと肝心な時に、担当のI氏がインフルエンザにかかり、不在。代理の男性従業員Sさんが対応。1,625,000円で契約。最初は100万円程度の予算が、なんだかんだで巨額に・・・。やっとK田さんに会える 顔小さい。ランドリーパイプ付くというが怪しい。
4月15日(土)
16:00前に業者に行ったら、I氏はLIXILに行ってしまった。現地集合だった?飴もらう
LIXIL混雑 今日だけで20人も打ち合わせ ひとつひとつオプションを選ぶ
風呂の形状をアール入りのロングタイプに変更 蓋は一個で固定だが、頭がぶつかりそう。。ベンチタイプは狭苦しい。足の指も出る メタルタイプで追金。バスタブはベージュ系のパール仕様。
最後までフロアの色を白かベージュかで迷う バスタブ、カウンター、壁パネルなど色の組み合わせがイメージしやすいように小さな模型で何パターンも入れ替え可能。
完成は左右対称だが、おそらく上の画像に近い感じになる見込み
<今後の予定>
4月30日(日)に打ち合わせ 5月13日(土)電気屋との打ち合わせ
5月22日(月)着工で5月29日(土)には完成予定
4月16日(日)
午後、I氏TEL。最終確認。フロアの色(ベージュ)、バスタブの水抜き栓のボタンが入り口側に来るようにLとRタイプを間違えないように釘を刺す。
その後、夕方、またしてもI氏からTEL 今後の打ち合わせスケジュールをメモ取るの忘れてしまい、いつだったか教えて欲しいだと。本当に営業か?こんなんで信用できんのか?あとから追加料金なんて言われないだろうな・・・。胡散臭い。
明日にはメーカーへ発注かける もう変更無し。廃盤寸前で何とか間に合わせた感じ。
すったもんだの挙句、着工までの目処がこれで立った。決して安い買い物ではないし、20年以上は使える代物を購入するため、これだけ慎重になった。もう少し時間があれば、複数の業者で見積もりを取りたかったが、10万円分の無料券が当たったのは大きい。
実際に工事が開始される5月下旬に、この続編をお送りしたいと思う。
記事作成:4月16日(日)
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