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2017年5月28日 (日)

我が家のバスリフォーム大作戦②

 いよいよ我が家のリフォームが始まった。寒すぎるバスルームで、ヒートショックの危険に晒されていたことから、それを回避するために1月に「バスまるごとリフォーム」を決意してから早4ヶ月、幾度に渡る打ち合わせと契約、その後の希望していたシリーズの廃盤に見舞われるアクシデントを乗り越え、それでも粘ってなんとかこの日にこぎつけた。
 さっそく一週間かけて行われた工事の模様をダイジェストでどうぞ!

 5月20日(土)

 13:40~14:20 脱衣洗面室に暖房機を取り付けるため、30Aから50Aにアンペア
            変更。そのための電気工事を実施。一時停電。
            月の基本料が700円もUPするが仕方ない。
            そして、22年間お世話になった浴室の動画撮影と写メ撮影を行った。

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 <工事前日の我が家のバスルーム>

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 5月22日(月)(工事初日) 快晴

 建売住宅で、始めから付いていたトステム製のユニットバスを解体して取り壊した。仕事を休んで作業時に立ち会った家内によれば、9時に業者5人でやってきて、僅か1時間半程度で撤去作業が終わったらしい。同時に、絶縁・器具撤去、止水&水湯配管・配水管立ち上げ作業、産業廃棄物を保管する大型の金網のBOXを駐車スペースに搬入して設置した。ボイラーから引っ張ったオレンジ色のチューブ(お湯用)とブルーのチューブ(水用)が浴室内に差し込まれてあった。

 この日は30℃を越す猛暑の中の作業となった。

 しかし、リフォーム請負元のO社の担当者が足を骨折したとかで、松葉杖を突いて登場。この担当者 I 氏はどうも頼りない。4月初旬の契約時もインフルエンザを発症し、不在。肝心な時に役に立たない。ちゃんと契約通りの施工管理が出来るのか?
 相談したことをメモも取らず、すぐに忘れてしまい、その後何度も電話してきて確認し直す。どうも信用できない。
 
 このリフォーム会社には、全自動トイレと換気扇の工事をお願いして来たが、こんなに不安材料が多いのでは、次回は考え直さなければならないかも。

 また、懸念していた下地の基礎土台部分の木材は一切腐っていなかった。22年前の施工だったが、ユニットバスだったため、水漏れはしていなかった!しかし、窓側の横柱4箇所の上にコウモリの糞が山盛り。下の二つは掃いて撤去できたが、上部2箇所は届かず、業者に任せることに・・・。

 初日の工事時点での現状

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 家内の話では土曜日竣工の予定だったが、金曜日には完工して受け渡しが出来るかもしれないとのこと。

 なお、この日から自宅での入浴が出来なくなり、一番近い「極楽湯」(720円)に通う予定だったが、料金が高いので「並木温泉湯の郷」(500円)へ。それでも車で5分とかからない。家内は諸事情により2km離れた実家で入浴。

 20:40発で出向いたら、駐車場はそんなに車がない。機械で入浴券を購入するシステム。この日の下足は76番でロッカーは25番。
 思ったよりも浴室は狭い。洗い場はカラン10人分。すでに先客が8人いた。平日の閉店近い時間帯にしては混雑気味。ここは安いのだが、水曜日が定休日。30分ほどで上がったが、ぬるぬる滑らかの泉質で、シャンプー&ボディシャンプーやドライヤーは付いているが剃刀はなし。タオルとバスタオルは持参。 

 21:10帰宅  ヒゲそり時にバスタオルを忘れてきたことに気づき、慌てて戻る。
 21:20に自宅を再出発して戻る。フロントに事情を話して脱衣所へ。ロッカーの上に置き忘れてあったバスタオルを見つける。慣れないことをすると失敗する。
 21:30に再帰宅。21時過ぎると周辺の信号が点滅になるので信号待ちがないため、めちゃ早い。

 「並木温泉 湯の郷」については「いい湯だね!温泉旅行Hack」のHPをご覧ください。
 

 5月23日(火)(工事2日目) 晴れ/くもり

 この日は家内も仕事で、工事関係者のみで工事。家の鍵はキーBOXを使用
 立会い者がいないと、手抜き工事や盗難の危険性がある。信用でやってもらうしかない。この日も30℃を越える猛暑日となった。

  17:30に帰宅すると、新品の明日施工すると思われる木材が外に出しっ放し。いい加減さがよくわかる。曇ってきて雨に降られそう。腐るだろって!雨ざらしにしても平気な感じが見栄見栄。外の廃棄物BOXの外には、取り外した古い断熱材「ロックウール・ホームマット100mm×425mm」が丸めて放置してあり、BOX内に入れないで途中で作業を終わったような感じ。さらに不信感を募らせる。

 風呂場を覗くと、柱の間に新しい断熱材「ロックウール425」が埋まっていた。22年前の断熱材と同じか・・・。それでずっと浴室が寒くて仕方なかったのに・・・。
 また、入り口のドア枠が取り払われ、足元の木枠も撤去。段差解消のためのバリアフリー化が進む。配電盤が設置されている壁の内側を見ると、薄っぺらなベニヤ板一枚。これでは冬に寒かったはず。床下には、基礎石の正方形ブロックが置かれていた。
 担当者に依頼した「コウモリの糞を片付けました」の書き置き。

 2日目の工事時点での現状

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 18:25~18:47 リフォーム会社の担当者 I氏が現れる。骨折ではなく、捻挫だったらしい。断熱材は四つ星マークの最高性能。筋交いもちゃんと入っていた。そして断熱材は窓側だけやれば法的にはOKだったが、トイレ側に加え、天井にも敷き詰めるらしい。さらにはサーモバスで防水パンも入れるため、二重三重の保温効果。これで寒い冬場、寒さに震えたり、ヒートショックの危険性は減ると思う。
 それにしてもヤバイのは、処理してもらったコウモリやハクビシンと思われる山盛りの糞で、機密性が高いどころか、隙間があって、どこからでも動物が入れるということか・・・。

 担当者曰く、風呂のリフォームでこんなに基礎材が綺麗で、コンクリベタ基礎の床下も綺麗なのは久し振りだったそうだ。あまり劣化していなかったようだ。水漏れも皆無。
 私は喫煙をしないので天井は綺麗だし、22年も経過している割に大丈夫そうだ。

 また、床がバリアフリーになるため、3cmほど高くなることで、窓枠の下に設置してあったリモコンが狭くて入らず。窓の右下に移動させるか、あるいは担当者も勧めるバスタブの頭部側のすぐ横に取り付けるか相談。結局、追い炊きの操作が楽な頭部側に移動させることで了承。

 この日は21時過ぎから並木温泉・湯の郷へ。その後、商品入荷の連絡があったみどり書房へ。ZARDの「CD&DVDコレクション⑧」を取り寄せて貰った。これが大人気で、入荷初日に完売してしまうため、第9号から定期購読に切り替えた。5月27日(土)に死後10年が経過する。東京と大阪で追悼行事があるようだ。私は、4年前に墓参りを実施したほど坂井泉水さんの大ファンだった。もちろん27日には追悼記事を掲載する予定だ。

 5月24日(水)(工事3日目)

 この日はシステムバスを設置する最も重要な工事。なのにリフォーム会社の担当者は休暇で、LIXILの請負業者のみ。細かい現場指示をせずに大丈夫なのか?怪しい。

 気になって、いつもより2時間近く早い17時半に帰宅。すでに業者は去った後。小雨模様なのに、角材を外に放置して雨ざらし。考えられない。

 浴室を確認すると、今朝とは激変。ビフォー・アフターを地で行く変わりよう。浴室はほとんど完成 ミラーも手すりも設置済み、シャワー操作、シャワーヘッド、壁タイル(全面)、照明、それに浴室暖房機や湯船カバー、ランドリーパイプも設置が完了していた。

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 残すは壁紙&リモコン設置、ドアの枠や段差の枠、電気工事を残すのみ 最後までサービスで入れると言っていた「浴槽パン」もちゃんと入っている 以前はR形状だった天井が30cm以上下がり、平になったせいで低く、狭く感じる。かなり圧迫感がある。樹脂の独特な匂い臭が強烈。
 システムバスなので、すべてがセットで組み立てるのみ。リモコン移動しなくても窓枠の下にぎりで設置できた感じ。それをヘッドの右側に移動・・・。目障り。人口大理石のバスタブはまだ見えない。シャワーの位置が一番下に持ってきても高い。

 天井に追加発注した断熱材をちゃんと入れたか確認できない状態。不安材料は尽きない。

 20:00~20:55 雨中、家内と「極楽湯」へ。水曜日が「並木温泉」が定休日のため、「郡山温泉」か「うねめ温泉」か、「ユラックス熱海」かでさんざん迷い、一番近い「極楽湯」へ初参上!
 Pは車多いが、中は空いている。すべてのお風呂に入る。ジェットバスで足壷、腰、肩マッサージ、でも強すぎて張り返し必至 720円だが、中は広くていろいろある アイス、ジュース、ゲーム、マッサージ、アカスリ、広間、レストラン、長い時間いればいいかも 午前中は400円!下駄箱と脱衣ロッカーは100円入れるが、返金タイプ

 5月25日(木)(工事4日目) 小雨/くもり

 不在の間に見知らぬ工事人を部屋に上げるのが不安。勝手に合鍵を作られていたら・・・。物が無くなっていたらなど。

 18時に帰宅して確認。ドアの周囲に白い樹脂の枠と浴室へのステップが付いたが、壁の間に古い板を剥がした時に開けた穴が隙間から目立つ。
 ドア枠のビニールの切り方が汚くて、切残しがそのままある。杜撰な工事だ。やはり現場監督が目を光らせていないとダメ。

 リモコンも付いて、バスタブと床の養生マットが外される。天井に断熱材が入っているのか不明。明日は分電盤交換やリモコン取り付けなど電気工事関係がメイン。しかし、壁を塞いだのに、浴室照明のスイッチをどうやって取り付けるのだろうか? 

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 この日は20:05~20:50に家内と「並木温泉・郷の湯」へ。500円×2=1,000円
 この日は先客5名と少なかった。

 5月26日(金)(工事5日目)くもり

 気になって17:30過ぎには帰宅。指摘しておいたドア枠のビニールの切り残し(きれっぱし)と枠の外の板の穴は壁紙クロス張りで改善済み。洗面所の壁紙とタオル掛けが設置された。
 しかし、毎日、中途半端な作業で終わっている。この日は分電盤がむき出しで外に飛び出した状態で終了。洗濯機の上に配電盤の蓋が置きっぱなし。どうも雑な仕事ぶりだ。

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  20:10~20:45 家内と並木温泉郷の湯往復 500円×2=1,000円一番少なく、カラン3人、湯船2人のみ
 カミソリで左の顎を切る 出血 まるごと野菜ジュース 温泉通いは今日で終了

 5月27日(土)(最終日)くもり

 8:21に工事人ひとり来る。電気工事関係を施工。10時前に停電になったのを機に外出。
 分電盤が大きくなり、蓋が付く。スイッチ類も取り付け完了。屋根裏に断熱材あり。

 10:50完工 壁紙業者下手くそ 4箇所に空気入っている リモコンもまっすぐじゃない。12時過ぎにO社にTELしたら、担当者が休暇。埒が明かない。壁紙の空気の浮きの件で対応をお願いする。

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 5分後に担当者が休暇返上で来家。壁紙の件で説明を受ける。パテで行っているので、どの業者がやっても少しは浮きが生じるが、2~3週間で空気が抜けて綺麗になるらしい。それでも空気が抜けない場合には、注射器で糊を注入するとのこと。業者負担で無料。リモコン操作の説明を受ける。そして養生テープ類を剥がす。
 廃材コンテナ撤去は、今日の予定が月曜日になるとのこと。風呂の蓋を収納すると、水抜き栓のボタンが半分かぶさって隠れてしまう欠点が露呈。LIXILの設計ミスではないのか・・・。ダウンライトはLED仕様だった。外光が入っているせいか、ショールームで見た時よりは明るい印象。リフォーム前は白色灯で、しかも四面全面が白壁だったため、明るすぎたのかもしれない。

 最後に、実際に湯を張って、シャワーやカランの操作方法の講習を受けた。容量が増えた割りに、お湯の量は少なくて済むという不思議な浴槽。古い浴槽時の水量設定のままでお湯を入れたのに、かなり上までお湯が達した。ということは、旧式よりも少ない湯量で入れるので、水量節約になりそうだ。また、思ったよりソフトダウンライトは明るい印象。LEDライト2つで、半永久的に切れることは無いという。浴室暖房機と洗面所暖房は入る30分前に入れて、入浴する際には、換気に切り替えて入浴するとのこと。
 13時に帰って行った。

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 リフォーム決意から4か月、工事着工から5日間で浴室丸ごとリフォームが完成した。
 正直「ヒートショック」対策のために行った工事にしては高くついた。バスの入れ替えなら、特価品で30万~50万円程度で出来ると思っていた。しかし、いざカタログを見たり、ショールームを訪ねると、あれもこれもと欲が出て来る。浴室内と洗面所に暖房機を付けたり、アンペア変更などの追加の電気工事を依頼したり、なんだかんだで150万円近くかかった。もし7年目のボイラーも新調していたらプラス30万円はかかったと思う。
 なお、正式な支払い総額は、請求書が届き次第、追記として掲載したいと思う。

 夜、実際に入ってみての感想は、まず、換気扇が強すぎて寒い印象。これだと何のために寒さ対策で断熱材を多く入れたのかわからない。しかも換気扇の音が大きい。そして、床が温かい筈なのに、前の「トステム」よりひんやり来る感じ。さらには曇りにくい「キレイ鏡」にしたのに、思い切り曇ってしまう。どうなっている?LIXILのカタログは眉唾?逆に良かった点はゆったり浴槽で脚が十分伸ばせることと、白熱灯が思ったより明るく、浴室が暗くはならなかった点。
  高いリフォームを決行しただけあって、完成品はショールームのような出来栄えで、その変わりようは凄い。まさにビフォーアフター状態。天井が下がって、周囲の壁が白色から黄色っぽくなったせいで、少し狭くなった印象は否めないが、満足感はある。

  追記

 O社の担当者が来訪し、請求書を見せてもらった。当初の見積もりは162万円だったが、電気工事がアンペア変更と配電盤交換だけで軽く済んだことと、イベントのくじ引きで当てた10万円分のクーポン券が奏功し、総額144万円で上がった。

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