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2017年7月 8日 (土)

開成山屋内水泳場内覧リポート

 当ブログで、過去3度に渡って郡山市開成に建設中だった「開成山屋内水泳場」の工事の進捗リポートをお送りしてきましたが、このたび工事が竣工。郡山市内の小中学生が夏休みに入る今月の22日(土)にオープンを迎える運びとなった。
 そこで7月8日(土)に現地で内覧できる機会を得たので、それに参加して来た。今日はその報告をしたい。なお、見学時間は13:20~14:45

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中は予想以上に広く、暖かい 屋内長水路は県民の悲願だった
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北側が10レーンの長水路で南側が床可動式の8レーン短水路
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コンピューター室と最新のデルPCなどが10台以上設置
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電光掲示板 これだけで数億円  内部へと潜入
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左がロッカールーム兼更衣室 ここに360名分のロッカー設置
右はシャワー室 入口にカーテンがつく
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 洗面室と下足入れ 男子は緑、女子はオレンジ色に統一
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長水路 北側を望む その先には陸上競技場が見える
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こちらは25mの短水路 車いす用のスロープまで完備
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スタンドを望む 648席あるが、ベンチタイプで仕切られてはいない
12ブロックで高さ5列 席の間がかなり広くて余裕ある 身障者を考えての仕様
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水深はなんと2m 大人も足がつかない深さ だから泳力テストが必要
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アリーナからギャラリースタンドを望む左側が階段と会議室
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採暖室 男女で仕切られている 電光掲示板の文字も大きくて見やすい
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スタート台はまだ設置されていない ロビーにあるモニター
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左が券売機 右は事務室から先に広がるロビー 正面はエレベーター
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長い通路 各部屋へと通じる     右はスタンドに上る階段
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身障者専用のエレベーター      右は階段を上がって会議室方向
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スタンドも十分 盛岡市民プールに造りがそっくり
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スタンドの南側の奥より全景を望む 結構な広さ
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ベンチの段差の間がかなりゆとりがある 車いすでも移動可能
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二階からプールを見下ろす 2階の通路も広く、マットで選手は休養可
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採暖室方面を望む 事務室兼通告(放送)室 ちょっとした会議が持てる
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各音響や空調の機械類 右は防犯カメラのモニター 不審者をシャットアウト
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機械室 普段は絶対にお目にかかれない
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左が倉庫(用具入れ)スタート台、タッチ板、バックストロークレッジを収納
右は会議室で見晴らしは最高
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これは入口ロビーにある会場の見取り図

 <注意事項>

  ここで泳ぐには、事前に泳力テストを受けて合格したものだけとなる。したがって一般の大人や高校生が飛び込みで行って泳ぐことは出来ない。
 そして泳がずにスタンドで見学だけの人は料金が無料とのこと。

 <データ>

 開館時間 9:00~21:00
 休館日 毎月第1月曜日、年末年始
 料金   一般600円 高校生400円 小中学生300円 幼児200円
 レーン数 50m(長水路)は10レーン、25m(短水路)は8レーン
 深さ・・・50mは2m 25mは0~1.4mの可動式
 観客席 長ベンチタイプで648席
 駐車場 47台分
 他の設備 会議室・事務室・ロッカールーム・更衣室・WC・温水シャワールーム・採暖室
        電光掲示板 
  総工費 43億円(34億円は復興災害交付金で9億円は郡山市負担)

 なお、西側の空きスペースはゲートボール場となり、大きな大会では駐車場として使用も可能だとか。そうなれば200台は駐車できそう。

 <感想>

 当初は、震災復興支援金で放射線被害などにより運動不足になった子供たちの解消目的で建設される筈が、市会議員の働きかけで国際大会も開催可能な施設、設備を整え、ここまで立派な屋内水泳場が完成した。
 屋内の長水路を整えたプールの建設は福島県民の念願でもあった。平成7年に開催された「ふくしま国体」では、カルチャーパークに仮設スタンドを建てて行われた。あれから22年。やっと悲願が叶った。
 7月22日(土)のオープンに向けて、最後の外回りの工事が最終段階に入った。あとは駐車場の問題をどうクリアしていくかだ。8月後半の「市民体育祭」、9月の「県高校新人体育大会」、10月の「東北新人体育大会」とすでに予定が入っているようだ。
 どのように使われていくのかが大いに楽しみであり、期待が持てると思う。

 記事作成:7月8日(土)

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