2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

« プロ野球監督のデータ分析  | トップページ | 浜田省吾に心酔した学生時代 »

2017年10月12日 (木)

命の洗濯(紅葉と温泉)

 現在ブログを休止中ですが、15日の再開を前に、本日12日(木)、久々の休暇を利用して命の洗濯をさせて貰ったため、今日だけ特別に記事を掲載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ブログを休んでいる間、念願の休暇を取った。夏に土日なく働きづくめだった日々から、ようやく解放され、振り替え休暇が貰えた。
 本音を言えば、ゆっくり家でゴロゴロするか釣りに出かけたいところだったが、天気がイマイチで風も強く、波も2m、小潮という最悪のコンディションで、山に切り替えた。といってもトレッキングや登山ではなく、かねてから行きたかった磐梯熱海温泉の「ケヤキの森」遊歩道を歩き、その後、母成峠を北へ向かい、中ノ沢温泉の露天風呂に入りたいという計画を練った。もちろん、働きに出ている家内に言える訳もなく、内々に仕事に行く振りで、いつもと同じ7時前に家を出て行くことになった。以下は経過を綴りたい。

 10月12日(木)くもり/小雨/晴れ

 6:59 自宅発ー東原セブンイレブンから喜久田街道へ。
 7:12 喜久田のトライアルへ 店内ガラガラ 気温19℃ ヨーグルト、お茶、生寿司、お
     にぎり、のど飴、パン、そして衣料品を購入して1,486円 7:19発
 7:32 「ケヤキの森散策路」のため駐車場探し 美術館のPはダメ 清稜山倶楽部Pへ
     従業員が見回り、監視カメラもあって断念 華の湯方面の足湯の先に「ケヤキの
     森」専用駐車場という表示あり その中へ入って駐車 湯溜槽タンク2つの西隣り
     ここまで13.7km走行
 7:35 標識入口から入り、橋を渡ると目の前に朱い鳥居 源泉神社 標識に従って散
     策 お茶を持って飲みながら歩く。川沿いの清稜山倶楽部の裏手を進む 木の説
     明や野鳥の説明図などが所々にある。森林地帯 紅葉はまだまだでまだ木々の
     葉は緑。緩やかなアップダウンでまさに散歩コース しかしインターロッキングに苔
     が生えて滑りやすい。マムシ、ミツバチの巣注意の看板 熊は大丈夫か 蜘蛛の
     巣多い。「天空のケヤキ」という標識あり 木立の中なので意外に暗い カメラの
     感度を上げる。展望スペースに向かう三差路で犬連れのおじさんと挨拶「この急
     な階段はきついですか?」と尋ねたらさほでもないらしい。熊出ますか?と聞いた
     ら出ないという返答。一応は「365日の紙飛行機」を口ずさみ、口笛を吹くなど警
     戒しながら進む。息切れは多少。時々写メしながらなのでそんなにきつくはない

Img_5705_r Img_5706_r
Img_5711_r Img_5712_r
Img_5713_r Img_5714_r
Img_5715_r Img_5725_r
Img_5724_r Img_5728_r
Img_5730_r Img_5733_r
Img_5736_r Img_5739_r

 7:53 展望スペースへ ベンチあり。帰りは雨に濡れた散策路で靴底が汚れる。足元
     を気遣いながら下る。東屋あり。元の石畳みの散策路に戻る。そのままカーブし
     て200m歩けば朱塗りの橋で終点。川も風情があって素敵。橋の先のゴールは
     なんと美術館の駐車場。

Img_5742_r Img_5745_r
Img_5747_r Img_5748_r
Img_5751_r Img_5750_r
Img_5753_r Img_5756_r
Img_5758_r Img_5760_r

 8:00には散策路終了 実際の散歩はゆっくりでも30分かからない。ここから風が強い 
     中、旧49号線沿いを歩く。結構遠くて時間かかる。太田熱海病院前、すると磐越
     西線を2両の電車が郡山方面へ走って行った。さきほどの犬連れのおじさんと再
     びすれ違う。東屋のある温泉街入口を左折。清稜山倶楽部の斜め向かいに足湯
     を発見。

Img_5764_r Img_5765_r

 8:10 登山の疲れを癒すのに入ってみる。無人で貸し切り。結構暑い。脚の疲れがと
     れる。なんとテレビまである。フリーWI-FI完備。12分くらい湯につかる。誰も来な
     い。そして駐車場に戻る。メモ書きする。腰痛が・・・。目の前に容量130㎥もので
     かい黄緑色の丸い貯湯槽が2つ並ぶ。

Img_5767_r Img_5766_r
Img_5768_r Img_5773_r
Img_5774_r Img_5775_r
Img_5777_r Img_5778_r

 8:27 駐車場発 母成方面へ向かう いったん西に走り、セブンイレブンから右折して
     熱海トンネル経由で左折。磐梯熱海ICの前を素通り 県道24へ 高速の高架橋
    下をくぐり、観音様の石仏が並ぶ駐車エリアで停車し、いつもの卑猥な岩を撮影
 8:33 進行方向に虹が・・・。

Img_5782_r Img_5784_r

 8:38 やがて目と鼻の先に虹が最接近したところで路肩に停車して写メ。
     取り締まり警戒でのろのろ走行 小雨ぱらつく ピラミッド形の三角山

Img_5788_r Img_5789_r

 8:42 釣り堀&あやめ園通過
 8:43 石莚ふれあい牧場入口(25.9km) そして母成峠へ ゆっくり走行
     すこしずつ葉が色づき始める 後続車を気にしながらのんびり走行
 8:48 水無川 気温は16℃ 路側帯で停車して紅葉の写真 やっとバス通過
     谷を挟み、向こう岸の山肌は紅葉が綺麗  路面がウエットに

Img_5796_r Img_5797_r
Img_5801_r Img_5803_r
 
 8:56 畜産試験場手前にあるP入口から右折 すると探し求めていた「戊辰戦争古戦
     場」を示す石碑があった。私に釣られて別の乗用車も来たがすぐ退参。トイレを探
     していた模様。その後私ひとり 一礼して戊辰戦争の活躍に感謝
     確かに石碑には大鳥圭介や土方歳三の文字が・・・。ここで会津のために戦って
     くれたことを感謝 周辺の防塁や砲台跡などを記した地形図があるが、風が強い
     一度、紅葉の写真を撮りながら、ガードレールの先まで歩いて砲台の方へ向かう
     が、万が一熊に襲われでもしたら、発見されないと思い、怖くなって、引き返す。
     タバコの箱を捨てて行った不届きものがいるようなので、周辺のゴミを拾い車内
     へ  私も腹ペコでトイレに行きたくなるが、神聖な場所で立ちションは出来ない。
     デジカメのメモリーカード残量不足に 車内で不要な画像を50枚程度削除し容量
     を確保する。気温は14℃に さすがに山の上は寒い

Img_5808_r Img_5809_r
Img_5810_r

Img_5812_r Img_5815_r
Img_5817_r
Img_5818_r Img_5820_r

 9:15 母成峠のPを出発 するとすぐその先の右側に「戊辰の役戦没者慰霊碑」の標
    識   時間があれば帰りに立ち寄りたい。 また牧場草原地帯の坂の途中で右側
    に、沼尻スキー場の男坂・女坂の急斜面の壁が見えた。
 9:20 農園食堂あり そして下り坂から中ノ沢温泉街へ HPで見て興味があった大阪
    屋を探す。先に花見屋があって、その先の左側に建物、そしてその斜め向かいに
    大阪屋の専用P
 9:22 大阪屋P到着 ここまでで37.5km 店先に入浴500円の小さい標識あり
    呼び出して店主のおじさん登場 これから温泉入浴できますか?と聞くといつでもO
    Kという返事 9時からだと思って時間を調整して来たがそれも不要 500円を払い
    通路に従って10m先の浴場暖簾をくぐる。すぐに脱衣場 そして無人の温泉へ
    硫黄の香りが凄い 屋内を素通りしていきなり「夢の湯」という石段を下って露天風
    呂へ。紅葉もあり。湯船の地面が青白い塗装により、乳白色。岩風呂であちこちか
    ら岩が湯船から突き出し、右側に戻る感じで洞窟風呂がある。探検気分。念のた
    めデジカメと財布、メガネを持参。奥まった先にも旅館宿泊者専用の入口があり、
    脱衣棚と籠がある。そこに財布類を置いた。気持ちよく無人の貸切風呂状態で湯
    に浸かっていると、おばさんが掃除にやって来た。いろいろ話しかけた。温泉宿自
    体は昭和を思わせる造りと、古民家、民芸茶屋を想像させる雰囲気で旅情を誘う
    が、平日の朝ということもあって、ガラ空き状態は有り難い。湯気でメガネが曇る。
    他に客が誰もいないことをいいことに、写メ撮りまくる。最後に屋内風呂で体を洗
    い、上がる。洗面所で髪と体をドライヤーで乾燥させ、服を着て出ようとして、メガネ
    が無いことに気づく。慌てて戻る。しかし、ジャージのズボンをまくり上げ、飛び石を
    ジャンプしながら洞窟内を捜索しても脱衣カゴにも見当たらなく焦る。すると、岩風
    呂の石の上に置き去りしてあった。硫黄の香りが全身を包む、これは家内に一発
    でバレる。
    ロビーへ戻る。右手に食事会場と思しき囲炉裏が4つ並ぶ和室がある。雰囲気が
    あってGOOD!民芸の調度品が素晴らしい。天狗や昭和初期の三菱製のミシン
    中ノ沢温泉街のパンフとドライブマップを頂戴した。おじさんに声を掛けて退去

Img_5843_r Img_5844_r
Img_5835_r Img_5830_rImg_5834_r Img_5821_r
Img_5822_r Img_5823_r
Img_5824_r Img_5825_r
Img_5827_r Img_5828_r
Img_5831_r Img_5836_r
Img_5837_r Img_5838_r
Img_5839_r Img_5840_r
Img_5841_r Img_5845_r



 9:57 車へ戻り、宿全体の写メ 出発 次はせっかくここまで来たので姫沼へ
    下り坂で工事のためS字カーブ 片側通行 右手に旧沼尻軽便鉄道の駅舎だった
    建物を写メ その先の丁字路を右折して国道115へ 前回訪問で入口見つから
    なかった反省から、注意してスローペースで進むと、すぐにそれらしき場所を発見
    左折して林へ分け入ると、何もない廃墟同然の姫沼からおばさん運転の軽が出て
    きてびっくり・・・なぜあそこから出て来た?犯罪の匂いが・・・・。死体でも捨てに来
    たのか?
                                       Img_5846_r

10:01 4年前に続き2度目の訪問。正確には幼少の頃、亡き父親に連れられ、ここで
    釣りをした想い出があるので3回目。昔は姫沼アートランドというレジャー施設だっ
    た。ひっそりと誰もいない秘境。今日も訪問者は私くらい。しかし、紅葉には早過
    ぎ。やはりここは隠れた紅葉スポットだが、11月の晴天青空の日に来ると湖面に
    映る紅葉もあってなおさら綺麗。車でその先まで行ったが、電力会社の施設があっ
    て、Uターン。もう使われることのないブランコや滑り台などの遊具が放置されてい
    た。あと二週間後が紅葉にはベストだ。

Img_5847_r

Img_5848_r Img_5851_r
Img_5852_r Img_5853_r

 姫沼の詳細 http://bunbun.hatenablog.com/entry/2016/08/24/072534

 http://www.interact-photogallery.net/lake/pondHimenuma/pondhimenuma.html

10:07 姫沼レストランの廃屋を見送り、退去。交通量が多く、なかなか国道に出られな
    い。わかくさ幼稚園のマイクロバスを追って再び母成峠へ向かう。途中、沼尻スキ
    ー場が見える地点で停車して写メ。14℃あったので、まだ紅葉も雪も先のようだ。
    途中、車が左側の路側帯に停車し、ポリタンクに清水を汲んでいた。
    幼稚園バスが意外に飛ばす。煽るつもりもないので十分車間距離をとって、ゆった
    り走行。怖くなって慰霊碑は立ち寄らず。くねくね。この道はおそらく20回以上は
    走っているはず。仕事終わりにナイタースキーに随分通った。凍結した雪の峠道を
    よく走ったものだ。怖さを知らず若かった・・・・。

Img_5854_r

10:23 ゆっくり制限速度を守っても交通量がほとんどないのでスイスイで料金所へ
     前を飛ばす幼稚園バスはそのまま「ふれあい牧場」へ。どうやら遠足だったよう
    だ。懐かしいCDを聴く 三角山へ 古墳ではないのか?
10:32 高玉城址へ 石碑が見えた。その先の磐梯熱海ICのすぐ先の歩道にロケ隊
    が!5人ほどの撮影スタッフとカメラに向かって話す若い女性。知っているアナウン
    サーかと思ったら、全く知らない顔だった。旅番組か食べ物屋の紹介か?もしかし
    たら地元の高校生女優、「箭内夢菜」のVR動画の撮影?
       18℃ そのままバイパスを郡山方面へ。
10:41 トライアル左折し、喜久田小学校方面へ右折 喜久田街道をばく進 
10:48 帰宅 走行距離は73.3kmだった。

 仕事を休み、ブログも休止中の12日、命の洗濯をさせていただいた。しかしやっぱりそこは習慣と言うのは恐ろしいもので、やはりチョイ旅でもこうして記録として残して置きたいと思うのはやはり悲しい性か。
 先週金曜日、仕事のストレスから血圧が180に上昇し、下も100を越えるという非常事態に見舞われた。これ以上働きすぎると、脳血管障害か心臓病の危機と思い、今回の休養となったが、まさしく命の洗濯をさせていただいた思いだ。今週末と来週末、いずれも仕事で休めないことから、ここいらで休息をとらないとマジで過労死するかもしれないとの不安感いっぱいだった。半日でも体を休め、精神のリラックスを図れて何よりだった。

 しかし磐梯熱海温泉よりは多少遠いが、硫黄泉が強く湯量も多い中ノ沢温泉も片道30kmちょっと思えば楽。平日ならば他の客の視線を浴びることなく、ゆったりとした気分で温泉に浸かれ、しかも貸し切り状態だ。タオル持参で入浴だけなら500円ポッキリ。ワンコインで旅情満喫は嬉しい。大阪屋さんの露天風呂はなかなかいい。ぜひ4か月に1回、年3回は訪れてみたい温泉場だ。他には花見屋、西村屋、平澤屋旅館も日帰り入浴が500円。

 さて、今日は7時から11時前の4時間弱だけでこれだけのことが出来た。今日の一日は、7年後に退職する私のモデルケースになるかもしれない。たぶんこんな休日を過ごしているに違いない。    

« プロ野球監督のデータ分析  | トップページ | 浜田省吾に心酔した学生時代 »

旅行・地域」カテゴリの記事

福島県の天気


無料ブログはココログ