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2017年10月26日 (木)

これがバブル時代のCMだ!

 平野ノラが1980年代のバブル時代の世間を代弁してくれている。当時、私は高校、大学、社会人2年目までを過ごした人生の絶頂期と重なる。それだけに時代は、空前の好景気に沸いたし、潤いと豊かさの時代だった。そんな中、それらを象徴するかのようにその時代風刺をCMに垣間見ることが出来る。
 今日はそんなバブル期を象徴するCM作品を特集したい。

 コカ・コーラ

 この時代は「爽やかテイィティー I Feel Coke」の爽やか系のコーラCMが一世を風靡していた。季節に応じて様々なシリーズが制作された。スタイル抜群の外国人人モデルやハーフを起用したり、当時、毎回登場した松本孝美さんが微笑んで私たちを癒してくれた。

 尾道を舞台にした下の作品も良かった。人生の縮図を見ているようだった。

 実は私が大好きだったのは下の「Yes Coke Yes」の作品

 大学の学食を舞台にしたノリの良い作品。大学生たちの共感を呼び、だれもが憧れた一体感がなんとも言えない。 ブラックキャッツの高田誠一さんが出演した。

 そして「Coke Is It」も爽やかさが漂う。

 三井のリハウス

 国民的美少女となった宮沢りえを一躍有名にした代表的なCMがこれ。このCMは美少女タレントの登竜門となり、その後も夏帆や井上真央、川口春奈らが出演し、毎回「あの美少女は誰?」と話題になった。

 日産アートフォース・シルビア

 ホンダプレリュードとトヨタソアラと並ぶバブル時代の三大デートカーのひとつ。街を流せば必ず一日10台は見かけた流行カー。女性は決まってワンレンスタイル、ブランドのバッグや指輪で着飾っていた。

 アルペン

 1980年代後半に巻き起こったのがスキーブームとRV車ブーム。映画「私をスキーに連れてって」が公開されるや、カラフルなスキーウエアに身を包んだ若者が、深夜発のスキーツアーバスでわんさかゲレンデを訪れた。誰もが主人公になれるようなドラマチックな展開を期待していたように思う。私も昭和63年に1シーズンに30回も通い詰め、密かに腕を上げる努力をしたものだ。

 さて、こうして見ると、いかにバブル期が輝いていたかわかる。今のCMとは勢いが違うし、日本経済、産業界が生き生きしていた。

 記事作成:10月9日(月)

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