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2018年1月13日 (土)

使えない巨人の歴代ドラフト1位

  過去、何度も当ブログで、巨人軍のスカウト人の目が節穴だらけだと指摘する記事を書いてきたが、今シーズンも前評判と違わぬ状況下にある。
 それは3年前の1位で大卒投手の桜井、一昨年1位だった高卒ルーキー野手の吉川尚に続き、今年は中央大卒の苦労人、鍬原投手までもが故障で出遅れ、2月のキャンプインは三軍で調整する見通しとなった。
 こうした毎年繰り返す不調を見抜けないスカウト陣にはへどが出る。まったく人を見抜く眼力もなければ、使えない選手ばかりを入団させるお粗末さだ。日本ハムを見習ってもらいたいものだ。齋藤祐樹は別として、新庄獲得→ダルビッシュ→大谷→清宮と大物スター選手を相次いで入団させ、球界でもトップクラスの人気球団となり、観客動員数も伸びている。

 私は昨秋、ドラフト1位で人気が集中するであろう清宮を避け、高校屈指のスラッガー、履正社の安田尚憲選手を単独指名して欲しいと願っていた。しかし、その願いは木っ端微塵に砕かれ、外れ1位も抽選で敗れ、結果、鍬原投手を指名した。爆弾を抱えているとの情報から鍬原は2位でも指名できたはずだ。西武から獲得した野上や鍬原では、昨シーズン14勝のマイコラスの穴を埋められるはずがない。

 どうしてこうも巨人のフロントは力量がないのか?それを証明するために、ここ10年間(H19~H28)の巨人のドラフト1位指名選手の一軍での成績を記載し、比較・検証したい。おそらく巨人命を貫き、指名拒否をした長野、菅野以外はあまり芳しくない成績だと思う。

 H19 村田透(大阪体育大学)

 1年目  0試合登板  0勝0敗 0セーブ  防御率 登板機会なし
 通算  15試合登板  1勝2敗 0セーブ  防御率 2.77

 3年間一軍登板がなく、戦力外通告となった。その後、アメリカに渡りメジャーの下部組織のAのインディアンスに入団するが、結果を残せず。2016年に日本ハムと契約、古巣巨人を相手に初勝利

 H20 大田泰示(東海大相模高校)

 1年目  3試合出場  打率 .000   0安打  0本塁打  0打点   1三振 
 通算 343試合出場  打率 .243 210安打 24本塁打 86打点 227三振

 将来の巨人の大砲を期待されたが、巨人では出場機会に恵まれず、ポジションも内野から慣れない外野へコンバート。芽が出ず、日本ハムにトレード後、出場機会を得て、水を得た魚の如く大活躍しているのは周知の通り。
 巨人には8年間在籍したが、225試合出場に留まった。巨人時代に通算100安打しか打てなかったのに、日本ハム移籍後、1年で110安打をマーク。ホームラン数も巨人の8年間でたった9本しか打てなかったのに、日本ハムでは15本と才能が開花した。いかに巨人が使い方が下手で実力を見抜けないかがわかる。

Murata Ohta
 
 H21 長野久義(ホンダ)

 1年目 128試合出場 打率.288  19本塁打  52打点  72三振
 通算 1093試合出場 打率.286 124本塁打 448打点 690三振

 巨人入団を熱望し、他球団(日本ハム・ロッテ)の指名を拒否し続けた。26歳でやっと念願の巨人に入り、独特な水平打法で1年目からレギュラーになり、2年目には首位打者を獲得したが、ここ2年間は成績はあまり芳しくない。開幕から前半戦の成績が良くない。

 H22 澤村拓一(中央大学)

 1年目 29試合登板 11勝11敗  0セーブ 174奪三振 防御率2.03
 通算 225試合登板 44勝41敗 73セーブ 641奪三振 防御率2.61

 中央大学の先輩の阿部とバッテリーを組み、2年目までは先発だった、チーム事情により原監督の命を受けセットアッパー、リリーフエースとして君臨した。しかし、トレーナーの施術ミスによって昨季はシーズンを棒に振った。近年はリリーフに失敗し、先発投手(特に菅野)の勝利投手をフイにする場面が多かった。その原因は太り過ぎで腕のしなりが無くなったから。下半身が使えずに制球を乱し、ボールが高く浮いて痛打されるケースが多かった。

Chono Sawamura

 H23 松本達也(英明高校)

 1年目 0試合登板  0勝敗 0セーブ 防御率0.00
 通算  0試合登板  0勝敗 0セーブ 防御率0.00 一軍試合出場機会なし

 2015年、10月5日に福田聡志が野球賭博に関与していた問題で、球団から告発を受けて調査していた日本野球機構の調査委員会は10月21日の中間報告で、福田、笠原将生と共に松本も2014年の試合で野球賭博に関与していたと発表した。11月10日、日本野球機構より福田、笠原とともに失格選手として公示された。残念な結果だった。

 H24 菅野智之(東海大・浪人)

 1年目 27試合登板 13勝6敗  0セーブ 155奪三振 防御率3.12
 通算 126試合登板 61勝33敗 0セーブ 763奪三振 防御率2.18

 今や巨人のエースではなく、球界を代表するエースに成長した。WBCでも好投した。とりわけ2017年シーズンは最多勝や最優秀防御率、勝率、沢村賞と総なめにする活躍だった。彼が投げると打線が沈黙し、またリリーフ陣が逆転され、勝敗がつかなくなるなど不運な一面があったが、昨季はそれも解消した。

Matsumoto Sugano2

 H25 小林誠司(日本生命)

 1年目 63試合出場  打率.255  2本塁打 14打点  26三振
 通算 400試合出場  打率.214 10本塁打 89打点 205三振

 WBCでは意外性の男やムードメーカーとして活躍したが、入団以降、鉄砲肩とは裏腹に打率が悪すぎて、いつしか吉川の台頭で正捕手の座も危うくなった。イケメンだが、成績でも男を上げて欲しい選手だ。

 H26 岡本和真(智弁学園高校)

 1年目 17試合出場 打率.214 1本塁打 4打点  4三振
 通算  35試合出場 打率.188 1本塁打 6打点 16三振

 過去3年間は高卒ということを考えても物足りない。将来のジャイアンツの4番候補として鳴り物入りで入団した大砲だが、出番が少ないため、ファーム暮らしが多い。大田泰示の二の舞になりそうな悪い予感がする。とにかく根気強く育ててほしい逸材だ。

Kobayashiseiji Okamoto

 H27 桜井俊貴(立命館大)

 1年目 1試合登板 0勝1敗 0セーブ  5奪三振  防御率8.31
 通算 20試合登板 0勝2敗 0セーブ 21奪三振  防御率6.03

 即戦力を期待されて入団した割には全く使えない。プロ初登板で肘を痛めるなど散々な結果。大卒なのに未だ勝ち星0はフロントの目がなかったことの証明だ。1試合平均6失点など並みの投手以下だ。あと2年ダメなら非情な巨人なら戦力外通告は間違いないだろう。目の色を変えて取り組んでほしい。

 H28 吉川尚輝(中京学院大学)

 1年目 5試合出場  打率.273 0本塁打 0打点 2三振
 通算  5試合出場  打率.273 0本塁打 0打点 2三振 

 こちらも大田、岡本と同じ轍を踏みそうな野手だ。高卒は4年間は育成と考えていいが、彼の場合は即戦力の大卒。出番の少ない巨人では言い訳は通じない。前述した2人が好例だろう。結果を残せなければクビになるのがプロの世界。腰を据えて危機感を持ってもらいたいものだ。

Sakurai Yoshikawa

 なぜか巨人の高卒ルーキーは芽が出ない。巨人は選手層が厚いため、選手の出場機会、つまり出番が巡ってこない。しかも即戦力ばかりをFAやトレードで集め、選手を育成するのも下手くそ。猫も杓子もこぞって巨人へというのは過去の話で、広島やソフトバンク、日本ハムなどの人気球団が台頭して来た今、巨人は魅力がなくなっている。しかもかつてのようにゴールデンタイムにナイター中継することもなくなった。出場機会がない巨人よりも、他球団で実力を発揮できる環境を望んでいる選手は多い。しかし、巨人の体質は旧態依然で何も変わらない。今年も西武の勝ち頭の野上を獲得した上、私が買っていた高木勇人を放出するハメになった。ありえない。3年前のエース級投手をプロテクトから外すという切捨て人事。
 
 さて、いろいろ巨人愛ゆえの厳しい鞭を振るったが、巨人の選手は、名門とか人気球団に在籍していることだけに満足し、死にもの狂いで戦っている印象は皆無だ。しかも入団時に莫大な契約金を貰う。ゆえに泥だらけになって血の滲む努力をしている選手はまず見当たらない。坂本に代表されるように、スマートでセンスだけで野球をやっている雰囲気だけしか感じられない。
 何が何でもスターティングオーダーに名を連ねるとかレギュラーポジションをとってやるという気概や闘志を見せてほしいものだ。
 キャンプインする前の今の状況では、昨年の4位どころか最下位転落、そして高橋監督のシーズン途中での休養、原監督復帰、あるいは村田ヘッドの監督代行が目に見えている。これ以上ファンを裏切らないで欲しい。

 最後に、気が早いが今年の戦力を見ての予想順位は以下の通りだ。

 1位 広島       1位 ソフトバンク
 2位 阪神       2位 ロッテ 
 3位 DeNA      3位 日本ハム
 4位 中日       4位 西武
 5位 巨人       5位 楽天
 6位 ヤクルト     6位 オリックス

 記事作成:1月10日(水)

 

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