再ブレイクするバブリーソング
昨年、30年前のバブル期のヒットソングである荻野目洋子が歌った「ダンシングヒーロー」がリバイバルで再ブレイクした。そのきっかけは登美丘高校ダンス部の奇抜な80年代ファッションによるパフォーマンスと独特な踊り、そして平野ノラの芸風で80年代のバブル景気が再脚光を浴びた相乗効果によるものだった。
1 ダンシングヒーロー by 荻野目洋子
元祖本家本元のアイドル時代の映像です。
登美丘高校ダンス部のPVはなんと3,500万件を超えるアクセス数があった。
2 Venus by 長山洋子
私は荻野目洋子の次にヒットを予想するのは、やはり元アイドルで、現在は演歌歌手に転身した長山洋子が、やはり30年前の1986年に歌ってヒットした洋楽のカヴァーである「Venus」だと思う。ノリノリダンス曲なので、登美丘高校ダンス部にぜひ踊ってもらいたい。
3 淋しい熱帯魚 by Wink
アイドルとしてピンクレディー以来の「レコード大賞」を受賞した大ヒット曲。腕を交差させる独特な振りを皆なカラオケで真似していた。フランス人形を彷彿させる可愛らしい女性デュオだった。相田翔子は和服が良く似合う典型的な純日本美人だ。
4 CHA-CHA-CHA by 石井明美
この曲は1980年代に流行った明石家さんま主演のドラマ「男女7人夏物語」の主題歌として脚光を浴びた。こちらも同時期に流行した「ランバダ」と同様にダンスミュージックで、この曲で石井明美が大ブレイクした。
私はこの80年代のバブリーソングが再ブレイクする理由は、当時流行歌として聴いていた若者たちが、40代以上の親世代となり、その子供たちには新鮮に映ること、そしてもうひとつは、80年代はアイドルブームがあって、バブルの好景気と相まって、歌謡曲が全盛期を迎え、カラオケ等の普及によって、世にこうしたノリノリの曲が流行したことによる。だから、親世代がカラオケで歌っているのを聴いたその子供たちが、耳に残る曲として歌い継いでいるのだと思う。
本日挙げた4曲は、30年も前の古歌だが、「ダンシングヒーロー」の再ブレイクによって、今後、脚光を浴びるであろう曲を先取りしてお送りした。
記事作成:1月5日(金)
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