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2018年4月 4日 (水)

野球の不思議

 私は学生時代に野球をやっていたが、足掛け6年の現役期間だったが、内野の要のショートを守り、ルールについて精通しているつもりだった。
 しかし、ここ数年、ルールブック(野球規則)に掲載されている項目で、私が知らなかったことが数多く存在し、しかもそれはレアケースではなく、知らないと痛い目に遭う細かい規則があることを知り愕然となった。今日は、それを話題にしたい。

 1 難しいルール

 ① フォースアウトの置き換え

 私は小学生の頃の愛読書は「ドカベン」だったので、白新と明訓の一戦で起きた「ルールブックの盲点」がそうせ、それが甲子園の高校野球で実際に複数回起きたことがあり、驚いた。まずは映像でどうぞ!

 2012年8月13日の「濟々黌vs鳴門」。7回裏の濟々黌の攻撃でそれは起こった。1死1・3塁の場面で打者がショートライナーを放ち、野手がファインプレーでノーバン捕球。スタートを切っていた3塁ランナーは通常なら塁に戻らなければならないが、間に合わないと思い、そのままホームへ。ショートは3塁にボールを転送すれば問題なかったが、スリーアウト目を飛び出していた1塁ランナーを刺した。この場合、守る側はフォースアウトの置き換えをやらずに、そのままチェンジと思い込んでファールラインを越えてベンチへ。ここで主審にアピールすれば良かったが、それを忘れてしまったため、得点が認められてしまった。

 ②キャッチャーボーク

 高校野球、徳島大会での出来事。1-1の九回裏、城東の攻撃。先頭の3番・中西雄大外野手(3年)が右中間二塁打で出塁すると、4番・武口哲也内野手(2年)の送りバントで1死三塁に。ここで、サヨナラの大ピンチを迎えた阿波の鳴川真一監督(41)は満塁策を選択し、次打者への敬遠をバッテリーに指示した。そしてエース・吉本健人投手(3年)が、5番・前野一輝内野手(2年)に投じた2球目に、岡田正幸球審がボークを宣告。三走・中西が生還となり、城東のサヨナラ勝ちが決まった。
 このキャッチャーボークは敬遠の際に、投手の投げたボールが手元を離れるまでは捕手はキャッチャーボックスから出てはならない。早く出てキャッチすると、ボークが宣告されるのだ。しかし、現役捕手でもそんなルールを知っている者は少ない。屈辱で敬遠球を投げた投手は一切責任が無い。しかも動画映像のように勝敗を決する重要場面でのボーク判定は死刑を意味する。

 この主審がとった行動は100%正しいのだが、高校生でここまで求めるのは酷。いったんは捕手に注意や指導を与えて、二度目行ったらボークを宣告しても良かった気がする。2年生捕手だっただけに、一体何が起きたのかわからず、頭が真っ白になったのは間違いない。先輩に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだったろう。

 ③走塁妨害か守備妨害か

 塁間で捕球態勢に入っている野手と走者が交錯し接触した場合、守備側が優先されるのが通例だが、一塁と二塁の一直線上で走者が走っていた場合はどうなるのか?

 ④完全捕球

 フライやフォースアウトで、いったん捕球し、その後、次の投球動作に入った際に落球した場合などは、その前のプレーは有効としてアウトが宣告される。
 混乱をきたすのは、その時間が短く、一連の動作とみなすのか、次の動作とみなすのかだ。しかしこれも誤審を招きやすいプレーだ。

 ⑤ベース上に2人の走者

 挟殺プレーの際によく起きるシーンだが、塁上に2人の走者がいる場合、前の走者に優先権(占有権)がある。それを知らずに前の走者がアウトと勘違いして塁を離れ、ボールを持った野手がタッチし、ダブルプレーになるケースが後を絶たない。

 他にベース踏み忘れや前のランナー追い越しなどがある。いずれも巨人の選手がよくやる凡ミス。

 2 アピールすればアウトだったのに

 ① バッターボックスをはみ出して打った場合

 伝統の巨人阪神戦でそれは起きた。好投手槇原が投じた敬遠のボールを打ってサヨナラ安打にした新庄剛志。しかし、よくみると、踏み込んだ際に、バッタボックスから足を出して打っている。サヨナラヒットを打たれたことで舞い上がってしまい、ピッチャーもキャッチャーも、野手もベンチの誰ひとりとしてこの「違法行為」をアピールしなかった。

 ② サヨナラホームランが取り消しに?

 それはミラクル近鉄がオリックスと戦った試合で起きた。3点ビハインドながら勝てば劇的優勝という重要な場面で、無死満塁で代打、北川が起用された。そこでミラクルが起きた。代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームランという奇跡の一撃を放ったのだ。しかし、問題はその後だった。
 まだ、走者が塁間を走っている最中にもかかわらず、興奮した近鉄ナインがベンチを飛び出し、ダイヤモンド内になだれ込み、狂喜乱舞の大騒ぎ。これも逆転の走者がホームインする前だったので、冷静にアピールすれば、アウトだった。
 勝負の世界は不思議なもので、ホームランを打たれた瞬間に勝敗は決し、潔く負けを求めるようだ。特に力同士のぶつかり合いのプロの世界では、スタンドにボールが飛び込んだ時点で負けを認めてしまっているということだろう。

 正当な判断(ジャッジ)が出来る優秀な審判ならいいが、俄かアンパイヤ―だと、そんなルールすら知らない場合がある。そうなると本来はボークなのに、誤審(ミスジャッジ)によって取り返しがつかない場合がある。シーズン144試合もあるプロ野球ならいざしらず、一試合でも負ければそこで完全終了となる高校野球ではそれが許されない。
 審判もしっかりとした知識を植え付けて欲しい。

 今日のテーマとは全く関係ないが、野球の話題なので最後に加えたい。なかなか見られない野球のレアケースを紹介し、結びとしたい。

 1 二刀流・・・大谷が初めて実現
 2 スィッチヒッターはいるが、左右投げ投手はいない・・・茂野吾郎くらいか?
 3 全ポジションを経験・・・大昔にいたそうだが、オールラウンダーは木村拓也くらいか?
 4 2番ピッチャー・・・高校野球でもなかなか見たことが無い
 5 4番セカンド・・・二塁手は小柄な選手が多いせいか長距離砲は少ない 
            ヤクルトの山田とか明秀日立の選手くらい?
 6 ピッチャー交代で捕手が投手に・・・ドカベンの山田はやったが

 記事作成:3月31日(土)
 

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