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グルメ・クッキング

2017年5月19日 (金)

緊急掲載 福島県産酒が5年連続日本一!

 毎年、全国の酒蔵がその出来を競う「全国新酒鑑評会」。そこで我が福島県産の地酒が、金賞受賞の数で5年連続日本一の快挙を達成した。金賞受賞数は昨年の18を上回る22銘柄で、2位の宮城県の20銘柄を超えた。福島県からの出品数は45銘柄で、入賞数が30銘柄、金賞受賞は22銘柄だったため、出品数の約半数が金賞に輝いたことになる。
 この記録は過去最多記録の広島県と並んで過去最多であり、福島県の酒造りの技術力と質の高さを改めて証明した。
 震災以降、風評被害で苦しむ福島県にあって、その確かな味を全国にアピールできるものとなった。5月18日(木)の結果発表以降、福島県では号外が配られ、報道各局も大々的に放送するなど、福島県民はこの快挙に喜びに溢れている。
 福島県の酒蔵は、30代~40代の若い杜氏が多いが、日々の鍛錬と、苦労と努力の積み重ねがあってこその日本一獲得になったと思う。

 では、平成28酒造年度(平成29年発表)の新酒鑑評会で、最高賞である金賞を受賞した栄えある銘柄と蔵元を紹介したい。(リンク先は関連する動画です)

 1 金水晶      (有)金水晶酒造店

 2 廣戸川      松崎酒造店 https://www.youtube.com/watch?v=YWJROpuPPHI

 3 雪小町      (有)渡辺酒造本店

 4 あぶくま      (有)玄葉本店   民進党 玄葉光一郎議員のご実家

 5 三春駒      佐藤酒造(株)https://www.youtube.com/watch?v=Eh-DLQpZ4tk

 6 東豊国      豊国酒造(資)https://www.youtube.com/watch?v=NBcYaGX73eE

 7 人気一      人気酒造(株)https://www.youtube.com/watch?v=g563MhpaE0s 

 8 奥の松   東日本酒造協業組合https://www.youtube.com/watch?v=mGNv_fCLZb4

 9 会津中将     鶴乃江酒造(株)https://www.youtube.com/watch?v=MneApFRuvPg

10 名倉山        名倉山酒造 https://www.youtube.com/watch?v=2FoMiWr_Xec

11 夢心        夢心酒造(株) https://www.youtube.com/watch?v=yXvHgC9iqP0 

12 弥右衛門   (資)大和川酒造店https://www.youtube.com/watch?v=Zj8R9LKCwwI

13 会津吉の川   (資)吉の川酒造店

14 大吟醸きたのはな  (資)喜多の華酒造場

  https://www.youtube.com/watch?v=y8Ui6-y96X4

15 会津ほまれ   ほまれ酒造(株) 唐橋ユミアナウンサーのご実家

16 國権        國権酒造(株)https://www.youtube.com/watch?v=MciM7AlM-E4

17 稲川       (資)稲川酒造店https://www.youtube.com/watch?v=MN1mNV8WcrI

18 榮四郎 榮川酒造(株)磐梯工場https://www.youtube.com/watch?v=TefXqdFnFQM

19 玄宰       末廣酒造(株)博士蔵 https://www.youtube.com/watch?v=IiKjAxiSvcQ

20 萬代芳       (資)白井酒造店

21 一生青春      曙酒造(資) https://www.youtube.com/watch?v=rFYgHfiOd44

22 又兵衛      (名)四家酒造店 https://www.youtube.com/watch?v=7qabY4S7gLQ

 出典 http://www.nrib.go.jp/kan/h28by/h28bymoku_top.htm

 ニュース映像はこちら

 詳しくは、私が行きつけの酒販店のホームページに記載がありますので、そちらをご覧ください。

http://tsuriten.la.coocan.jp/My%20homepage%2020.htm

Jizake

 福島県では、今、「乾杯」を日本酒で行う運動を繰り広げている。それは日本屈指の酒どころにあって、誉れ高き日本一の称号を5年連続で受賞していることが要因である。福島が育んだ銘酒。それをとことん味わいたいものだ。
 今回、何が素晴らしい快挙かというと、福島県は東西に広いが、浜通り・中通り・会津の3つの地方に分かれるが、今回はすべての地方で金賞を受賞した点。放射線被害の影響が未だに残る浜通りでも、その酒造りの確かな技術と味が全国的に認められたことが評価に値する。また、海に一番近いことから、津波被害を受け、また東京電力福島第一原子力発電所の事故で、山形県に避難して間借りして酒造りを行っていた浪江町の酒蔵も、このたび金賞を受賞した。酒造りに賭ける思いが伝わったことが何より嬉しい。
 来年は、もし日本一に輝けば、今年1位タイの広島県を超える6年連続となる。しかし、うかうかはしていられない。お隣りの宮城県は、出品数が僅か23で、そのうち21の銘柄が入賞酒し、さらに20銘柄が金賞に輝いた。なんと金賞受賞率は約87%という凄まじさだ。

 おそらく、来年は相当な激戦で、東北各県や米どころ新潟県などに首位を奪われる可能性が一段と高くなった。ぜひ、来年も福島県の総力を挙げて、金賞受賞日本一を継続することを願うばかりだ。

 ところで、全国では手に入りにくい福島県産の地酒が、ここ福島県内では容易に手に入る。私は郡山市内在住だが、小売りの酒販店で、有名な酒販店を二店を取り上げるとすれば、開成にある「和泉屋」と、さくら通り沿いにある「会津屋酒店」だ。この二店は古くから操業し、日本酒専門店として、入手困難な地酒も多数揃えてある。しかも適正価格(定価)で売られてあるからありがたい。
 ぜひ福島に訪れた際には、一度店を覗いてみてはいかがだろう。お土産に「日本一」のお墨付きの名酒を差し上げれば、喜ばれることうけあいで、コミュニケーションの向上にも役立つだろう。

 

  記事作成:5月18日(木)

2016年9月24日 (土)

どっちが好き?

 今日の話題は個人の趣向。人はそれぞれ生まれも育った環境も違う。また地域でも考え方が異なって然るべきだ。個人には必ず好き嫌いや得意不得意がある。食べ物についても大好物があれば、苦手なものが人それぞれ違う。つまり、好みは十人十色、千差万別だ。おそらくは、子どもに多い好き嫌いはピーマン、ニンジン、セロリ、トマトは苦手でもカレーや寿司、ラーメン、ハンバーグを嫌いと聞いたことはあまりない。個々の趣向というのは年齢と共に変化するものだろう。かくいう私も、昔は茄子は食べられなかったが、今では大好きになった。幼少期から今もって苦手なのは、牛乳、甘酒、干しぶどう、そしてマーマレードだ。それ以外で極端に辛いものを除けば何でもイケる性質だ。

 では日本人の好みを考えた場合、択一式でどっちが好きか?と聞かれたら一体どちらに軍配が上がるだろうか?今回は、クイズ形式でお送りしますので、自分の好みに置き換えてご覧ください。さて次の食べ物であなたが好きなのはどっちでしょう?

 うどんとそば

 私は中学生くらいの頃まではうどん、特にてんかす入りのたぬきうどんが大好きだった。風邪をひいたときなどは、近所の食堂から出前をとって食べさせてくれた。あの「安達屋」のおばちゃんが作る、たぬきうどんの味が忘れられない。しかし、就職した後は、そばを食べることが多く、あの喉ごしがたまらなく、タレの味も店によって様々だし、麺自体も十割そばや二八蕎麦だったり、その店によって個性が異なり、興味を持った。今は7対3で蕎麦が好きになった。とくにざる蕎麦は堪らない。

 カレーとラーメン

 こちらは甲乙つけがたいが、恐らくは中学生くらいまではカレーと答えるほどの長人気メニューだろうが、年齢が経つと、必ずと言ってよいほど宴会の締めで頼むほどラーメン好きに移行する。ラーメンも置くが深く、その出汁スープの味わいも違う。とんこつや煮干、鶏がらなどその店独自の製法があり、ラーメンの食べ歩きやハシゴして食べ比べをする人も多い。誰もが行きつけのこだわりの味のラーメン屋がある。

 冷麺と冷やし中華

 冷麺は冷やしラーメンで、盛岡が有名。私はきゅうりや生ハム、玉子、トマトの具を乗っけた練り辛子入りの冷やし中華が大好物だ。

 すき焼きとしゃぶしゃぶ

 すき焼きのほうがメジャーで一般家庭向き。どちらも牛や豚肉を使うが、鍋にできるすき焼きのほうが日本人の多くが口にするはず。私も季節にもよるが、秋から冬は「すき焼き」のほうが多く食卓に出る。

 手巻きとおにぎり

 こちらは手軽に作れるし、持ち運びに便利なおにぎりが有利。私は母がきゅうりや納豆、ホモソーセージを巻いた酢飯の手巻き寿司をよく作ってくれたので、そちらのほうが好きだ。

 焼肉とステーキ

 焼肉のほうが分がある。おそらく7対3で焼肉好きが多いはず。焼肉は手軽でいつでも食べられるが、ステーキは焼き方とか大きさとかあって、上品そうで敷居が高い。

 おでんと鍋もの

 共に冬の定番というか人気メニュー。日本人独特な夕食で、玉子をバクダンと呼んだり、ちくわや大根、昆布巻き、はんぺんなど普段はあまり食べないものが活躍する。鍋も多彩で、寄せ鍋もあれば高価なフグ鍋、てっちり、柳川鍋など地域によって入れる具も味付けも異なる。鍋奉行の意向が最優先。

 目玉焼きと玉子焼き

 私は断然目玉焼き派。しかもサニーサイドアップ。炊き立てのご飯の上に目玉焼きを乗せる玉子どんぶりでも構わない。しかし本当に好きなのは、ご飯に生卵を掛けた「玉子掛けご飯」だ。外国人はまずやらないが、私は何よりのご馳走だと思っている。だから、毎週訪れて朝食にしている「まるまつ」の納豆定食は安価だが大好物だ。

 焼きそばと焼きうどん

 これもそばとうどんの議論と同じで、幼少の頃は焼きうどんだったが、今では断然に焼きそばのほうが食卓に出る確率は高いし、昼飯にもなるし、小腹が空いたときの補助食品にもなる。パック入りで298円程度で食べられるし、あの青海苔に紅しょうがもつけたしとしては最高。かつおぶしも焼きそばによく合う。

 ドリアとグラタン

 全くの別物なのだが、どちらも洋風料理系で、おしゃれ。私は20代に彼女ができるまで、ドリアを知らなかった。私は食べなれているイタリアンっぽいグラタンのほうが好き。理由はあのチーズ味やマカロニとのマッチングは最高。恥ずかしながら、彼女に教えてもらうまで私は「リゾット」も知らなかった。洋風の雑炊?

 プリンとヨーグルト

 私は食後には、胃腸の働きを活発にしてくれるヨーグルトを食べる習慣がある。ビフィダスを食べて、腸内環境を整えている。プリンはお子様ランチやおじゃる丸に登場するように、子どものデザートという印象があるからだ。

 カツ丼と天丼

 かつては天丼は高価な食べ物で、庶民の食卓に出るのは稀で、プチ贅沢な食べ物だった。一方カツ丼は豚肉なので、そんなに効果ではなく

 食べ物以外

 ウルトラマンと仮面ライダー

 昔は仮面ライダーだったが、今はストーリーが難しく、手の込んだ内容なので、子ども向きではない。ましてイケメンばかりを起用するため、どちらかといえば、小さな子どものいる若いママや主婦層に高い人気を誇る。 

 さて、今回の記事は私個人の趣向をカミングアウトした感が強いが、タイトルが「ひとりごと」なので、備忘録の意をあるし、自分の過去からの生活を回顧すれば、そうした好みは年齢と共に変化するということを身を持って証明できたような気がする。正直、私は個性が無いし、これといったとりえもないつまらない人間だ。でもごく一般的な日本人だと思っているし、日本人の標準だと認識している。 

 記事作成:9月18日(日)~

2015年2月 4日 (水)

燗して旨い福島の地酒

 これまで過去五度、当ブログで「日本酒」について記事を書いたことがある。第一弾は「日本酒の魅力」と題して2009年5月に公開した。以来、「日本酒天国福島」、「この秋おすすめの福島の地酒」、「会津清酒のCM」、「福島県の地酒CM」というように、好き勝手に書き綴っては、日本酒の利点について紹介してきた。 
 私自身は、近所に酒屋さんがあったこともあり、20歳を過ぎてからは足しげく通い、その魅力に取りつかれたものだ。もっとも20代はもっぱらビール、30代は焼酎やチューハイ、40代は日本酒というように酒の嗜好も年齢とともに変わった。昔は日本酒といえば、酔っ払いを思い出すくらいのあのアルコール臭い匂いを思い浮かべる筈だ。それは添加された醸造用アルコールの臭いであってまともな純米酒はそのような激臭はしないものだ。もちろん、ちゃんぽんせずに、自分が好きなお酒だけを適量飲んでいれば、悪酔いするこことも無い。
 もとより「酒は百薬の長」の呼ばれるほど、節制し、飲み過ぎにさえ気をつければ、健康には欠かせないものとなっている。実は女性の美容にも日本酒は効果覿面なのである。今のような寒い季節には、熱燗でキューっと一杯やれば、身も心も温まるというものだ。

 そこで私が当ブログにリンクするほど通いつめている酒屋さんの情報から、この一段と寒さが身に染みるこの季節に、ぜひとも燗で召し上がりたい地酒についてリサーチしたので、それを紹介したい。

 まずは基礎知識から。熱燗は徳利に入った日本酒を温め、お猪口に注いで召し上がるのが一般的だが、何でもかんでも燗して良い訳ではない。冷酒を燗しても、風味が飛んでしまい、逆に不味くなる。その適温も大事だし、酒の種類について知らなければ名酒と呼ばれる銘柄も台無しになってしまう。ではまずはその辺から攻めてみたい。

 1 (熱)燗に良い日本酒

 日本酒にも色々な種類があるのをご存じだろう。1989年の酒税法改正までは、一級酒、二級酒、特級酒という区分だった。それが今や、製法や精米度合いなどに細分化され、大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒などに分けられるようになった。 
 最近は冷酒がブームで、大吟醸酒、吟醸酒がもてはやされているが、これらは熱燗には向かない。一般的には左側にいくほど熱燗に向かないと思って間違いない。しかし等級が低く、安いからといって何にでも飛びつき、熱燗にすれば良いという発想は愚の骨頂。熱燗に向いている銘柄というのもあるので日本酒の世界も奥が深い。
もしも、「ぬる燗」のほうが好きというのなら、純米酒、本醸造酒、普通酒がおすすめで、熱燗のほうがお好みなら本醸造酒、普通酒から選ぶのが得策。日本酒は高温に熱すれば熱するほど、その風味が飛んでしまう生き物であり、本当に日本酒本来のお米本来の味や麹を味わいたいならば、冷酒が一番だ。また、 熱燗は香りが強く出るので、辛口の(日本酒度が高い)日本酒が適していることになる。

 仕込みの段階で熱燗仕様にしている「燗あがり」(お燗でおいしくなる)するお酒は生もとつくりとか山廃のお酒に多い。吟醸酒というよりは、純米酒もしくは特別純米酒程度のお酒のほうが向いている。とはいえ熱燗よりはぬる燗でというお酒のほうが多く存在する。
 いくら熱燗好きでも、間違えても純米大吟醸以上のモノや高い酒を熱燗にしてはいけない。ハッキリいってもったいない。丹精込めて醸した杜氏や蔵人が泣きます。

 2 適温

 お燗の温度は55℃~60℃を「熱燗(あつかん)」、40℃~45℃を「ぬる燗」、その中間の50℃前後を「適燗(てきかん)」または「上燗(じょうかん)」とい言う。お燗の温度は、45℃~55℃位(適燗)が最も好まれるようだ。60℃以上の温度になるとお酒本来の風味が損なわれますし、熱すぎて徳利が持てなくなる。

 燗した酒の温度

燗温度 40℃ 45℃
ぬる燗      
50℃
適燗      
55℃
熱燗      
60℃
好まれ方 4% 33% 38% 25% 0%

  お酒の種類とお燗の相性 ... また、吟醸酒、生貯蔵酒はお燗よりも「冷やして 」もしくは「常温」がお薦めですが、日本酒は嗜好品なので目安としてお考えください。

冷やして
7~10℃      
常温
        約15℃      
ぬる燗
        約45℃      
適燗
        約50℃      
熱燗
        約55℃      
吟醸酒 × ×
純米酒
本醸造酒
普通酒
樽 酒 ×
生貯蔵酒 × × ×

 3 効用

 健康効果を期待するなら醸造酒である日本酒がおすすめ。醸造酒には原料や発酵で生じる栄養成分がそのまま含まれているからだ。さらに、米と米麹を発酵させて造った日本酒はとりわけその栄養成分が多く、なんと700種類も含まれているという説もある。アミノ酸、ビタミン、肝臓によいペプチドといった新陳代謝を高めるものや、体に必要な微量栄養素であるミネラルも豊富だ。特にアミノ酸はワインの10~20倍もあるという。

 また、日本酒は生活習慣病などの予防にもつながると言われている。糖尿病、がん、心臓疾患、アレルギー抑制、ストレス解消、うつ病…。そして、特に注目されているのが動脈硬化予防だ。動脈硬化は血中のコレステロール値が高くなることで促進されるが、このとき問題になるのが悪玉コレステロール。
だからと言って悪玉コレステロールがひたすら悪者というわけではない。最近の研究では、悪玉コレステロールそのものが悪いわけではないことがわかってきている。悪玉コレステロールを摂り過ぎると血中に長く留まることになる。すると、活性酸素の影響を受けて酸化変性を起こし、動脈硬化を引き起こすのだ。日本酒など醸造酒に含まれる抗酸化物は、悪玉コレステロールの酸化変性を抑制してくれる。そして日本酒には、血栓を溶かす作用もあり、生活習慣病予防には心強い味方と言えそうだ。

 4 「熱燗」「ぬる燗」にお勧めの福島の地酒

 第1位 「大七酛元(きもと)」 地元よりも全国で高い評価を得ている。毎回金賞受賞。
                                           福島県民はさほど有難味を感じないが、世界モンドセレ
                    クションで金賞など日本でも燗酒日本一に輝いた名酒!

 第2位 「奈良萬」 熱燗日本一に選ばれた純米酒

 第3位 「國権 純米酒」 口当たりが優しく、ぬる燗に最適

 第4位 「天明 焔 山廃酛 特別純米」 温められた酸味から来る、ふくよかな香りと伸び
                         やかな味わいが口の中で豊かに広がります。

 第5位 「金寶自然酒・燗誂」 キレが良くしっかりとした味わい

 上に挙げた酒はすべて私の行きつけの酒屋さんで正規価格にて手に入ります。

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 上の写真は、店の人に頼んで酒を並べて撮らせて貰ったものです。

 5 「燗」に最適な県外酒 

 第1位 「宗玄」(石川県)

 第2位 「十旭日」(島根県)

 第3位 「玉乃光」(京都府)

 第4位 「刈穂山廃純米酒ひやおろし」(秋田県)

 第5位 「枯山水」(山形県)

 第6位 「刈穂・燗あがり」(秋田県)

 第7位 「豊盃 ん」(青森県)

 第8位 「弐乃越州」(新潟県) 特別本醸造酒   純米酒の「参乃越州」も旨い

 日本酒を燗して飲む地域は、冬の気象条件が厳しい寒い地方ばかりだ。体を温める効果的な方法として実践しているからだ。

http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=1869

 熱燗に合う日本酒ランキング

 第4位から第8位までは私の行きつけの酒屋さんでも手に入ります。

 続いて私が行きつけの酒屋さんは、郡山でも一・二を争う老舗で、大正時代創業という昔ながらの郡山に根差した酒屋さんだ。利き酒師の資格を持つ、本物の味がわかるお店だ。品質管理も行き届き、温度設定や照明を控えめにするなどの徹底ぶりだ。たぶん店に入るとひんやりするのですぐにわかるだろう。その酒屋さんは、郡山でもそこでしか手に入らない酒を置いている。山形の「くどき上手」(現在は取引停止)、秋田の「能代」などがそうだ。
 県内の地酒は大部分が手に入る。本数は極少で、なかなか手に入らないが、郡山で2店舗しか取り扱っていない「飛露喜」も月一回入荷するし、花泉や春一番、大七、箕輪門、天明、栄四郎、千功成、奥の松、蔵粋など、全国で人気が高い銘柄も定価で販売している。

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 「飛露喜」について

 飲み屋などでは比較的容易に「飛露喜」を飲むことができるので、簡単に買えると思っている方が多いようだが、これはとんでもない間違い。郡山で正規価格で入手できるのは、僅か2店。ほとんどは東京など大都市圏に流れている。裏ルートで入手した店などは、1万円ものプレミア価格で売り出しているし、ネットオークションでは3万円台の高値がつくこともある。ではなぜ正規の取扱店が少ないのか。
 もともと蔵元は丹精込めて、わが子同然に酒を大切に仕込み、多くの工程を経て醸造している。もちろん、時期によって仕込めるタンクの量は決まっていて、また、日本酒自体が「生き物」であることから、温度や湿度、照明など品質管理が難しいため、たくさん仕込むとそれだけ目が行き届かなくなる。つまり日本酒はそもそもが大量生産(醸造)できないものなので、管理体制が万全でないとすぐに味が落ちてしまうのだ。したがって、一時期に醸造できる量は常に一定であり、小売店に卸せる量も予め決まっているのだ。

 逆に言えば、その1年がかりで醸した大切な酒を、照明調節や温度管理もせず、ぞんざいに扱うような小売の酒販店には絶対に卸さない。したがって、取り扱い酒店は、あししげく蔵元を訪れ、その年の酒の出来具合や酒質、味などを社長や杜氏に直に尋ねるなど、陰ながら企業努力をしているのです。また、その蔵元の人が、抜き打ちで取引のある酒販店を訪れて、酒の保管状態をチェックして回ることもあると聞く。

 だから、ここまで酒屋さんが頑張っているからこそ、お客さんにもきちんと説明ができるし、私たち消費者は酒本来の味が落ちない状態で美味しくいただけるのだ。
 だから、「人気のある酒だから試しに飲んでみるか」程度の感覚や「ご贈答にしたら喜ばれる」くらいの考えで買おうとしても、日本酒に対する知識や確かな舌がなければ「酒がもったいない」ということになってしまうのです。

 そして、この「飛露喜」は、正規取り扱いになっている郡山のその2店舗でも、簡単には手に入らないのが実状だ。予約は不可だし、入荷日は未定で、月によって異なる。いきなり店に行ってもまず買えることはない。毎月1回60本入荷したとしたら、それを欲しがる客は300人はいると思ったほうが間違いない。つまり5人にひとりしか入手できない超人気酒だ。本当に欲しい方は、こまめに店に通ったほうが良い。間違ってもいきなり電話をかけて、「飛露喜ありますか?」などと聞かないほうがいい。酒のことを何も知らないズブの素人としか映らないからだ。
 大量生産、大量消費のビールなどとは違い、日本酒は手をかけている分、いかにも奥が深い飲み物で、逆に言えば、安売りするような酒などは何の値打ちもないということになる。だからネームバリューに躍らせれるのではなく、実際に幾つかの銘柄を飲み比べてみて、自分の舌に合う日本酒を選んで欲しいと思う。

 以下、その店の主な取扱銘柄を列挙したい。(酒を買えば「取り扱い一覧」が貰えます。)

 県内酒           県外酒

 國 権            南部美人
 天 明            浦  霞
 飛露喜            一ノ蔵 
 泉 川            刈  穂
 春一番            田  酒
 大 七              ん
 花 泉            燗あがり
 花 春            良  寛
 栄 川            能  代
 名倉山            くどき上手   
 奈良萬            出羽桜(雪漫々・枯山水・桜花) 
 末 廣            豊   盃
 栄四郎            久保田(生原酒・百寿・千寿・紅寿・碧寿・翠寿・萬寿) 
 自然郷            ゆく年くる年
 金 寶            元旦しぼり
 雪小町            立  山
 穏(おだやか)       天狗舞
 石 背(いわせ)      越  州
 玄 宰            洗  心 
 月 弓            得  月
 笹の川            麒麟山
  開当男山          美の川
 さかみずき         ばっけ
 壺中有天          喜三郎の酒 
 福島の心          六  舟
 千 駒            親父の小言
 七十郎            喜一郎の酒 
 会州一            喜久泉 
 宮 泉            荒澤岳
 東豊国「超」        
 三春駒                
 金水晶
 磐城「壽」
 会津中将
 辰 泉
 南郷「ひやおろし」
 蔵太鼓
 春高楼
 龍ヶ沢
 風のうつろひ
 
 

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 店主いわく、遠くからわざわざ買い求めに来てくださるお客さんや足しげく通ってくれる顧客を大切にしたいため、本来はこのようなブログ記事に掲載されるのは気が引けると話していた。したがって、私の独断で今回掲載させていただいた。今どき、なかなか入手困難な地酒を多数取り揃え、しかも良心的にも、価格を一切釣り上げずに、正規の価格で販売している、その心意気に惚れたから、敢えて取り上げさせて頂いた次第です。

 さて、あることないこと書き並べたが、日本酒はあくまで嗜好品なので、人によって好き嫌いがあるのは必然。要は、自分の舌に合う日本酒を飲み比べてみて、お気に入りの一献を選んでほしいと思う。もちろん料理や酒の肴との相性も考えてだ。
 そして、ひとつだけ覚えておいて欲しいのは、日本酒は日本の文化そのものだということ。ビールや洋酒のように、雰囲気を楽しんだり、大量に飲むためのものではない。まして酔えればいいという発想ではない。その酒の素性、つまり原料米の品種、精米歩合、アルコール度数、日本酒度、酸度、酒質などをよく知り、じっくりと自分の舌で心ゆくまで味わってほしい。酒本来の味、言ってみれば、その銘柄の「酒の力」を味わってほしいのだ。

 若い人の中には、「日本酒一升飲んでも肝臓はなんとも無い」などと酒の強さを自慢する人がいるが、それは愚の骨頂。酒の質や味など一切感じていないからそんな真似が出来るのだ。賢い酒好きは、決してそんな振る舞いはしない。行きつけの酒屋さんを持ち、店員さんと仲良くし、四季を通じて今が旬の酒を買い求め、内臓をいたわりながら、毎日少しずつ晩酌するのが本当の酒呑みだと思う。
 それに本当の日本酒通は「純米酒」しか買わない。見栄を張って大吟醸を買ったとしても、本当に味がわかるのは日本人の10人にひとりだ。あとは能書きやウンチク垂れで、さも知ったかぶりし、自分の好みを人にひけらかしているだけのホラ吹きだ。
 本当の日本酒通は、特定の銘柄を何度も買い求めるものなのだ。それは自分の味を追求し、本当に自分に合っている酒を見出している。だから呑み飽きることがないのだ。

 ここで地元の方が制作した「ふくしま日本酒」を紹介した動画をどうぞ!



 さて、私が本日紹介した日本酒は、どちらかと言えば万人受けするもので、クセがないものばかりだ。どうせ酒を飲むなら、美味しい日本酒を、じっくりと心ゆくまで味わいたいものだ。
 こんな話をしていたら、無性に日本酒が飲みたくなってきた。そうだ!週末にはあの酒屋さん行って、この時期お勧めの日本酒を楽しむとしよう!

 記事作成:1月26日(月)

2012年4月13日 (金)

昔流行ったお菓子・デザート②

 前回思いのほか長くなってしまったので、今回は商品説明を可能な限り割愛し、画像で代用したい。たぶん写真で見れば、「あ~あの商品か」と懐かしく思い出されるし、子供の頃に入り浸ったお気に入りの駄菓子屋のことも回顧できるだろう。

<煎餅・スナック・ビスケット系>

 麩菓子・・・駄菓子の代表格。、グルテンを主原料とした加工食品。グルテンは、水で練った小麦粉に含まれるタンパク質のひとつである。生地に着色して砂糖を練り込み、江戸時代では常備食や保存食として重用された。

 人参ポン菓子・・・ポン菓子は米などの穀物に圧力をかけた後に一気に開放することによって膨らませた駄菓子の一種である。

 水飴・ニッキを挟んだ煎餅・・・こちらは年代を感じるお菓子。よく紙芝居屋が子供向けに食べやすいようにして売っていた。

 蛸煎餅・海老煎餅・・・こちらは朱色の円形の大きな煎餅だ。歯形を付けながら齧って食べる。

 ビスコ・・・こちらもロングセラーの人気商品。栄養の補助食品としても人気がある。今食べても味が変わらないし、大人にも保存食として持て囃されている。

 かっぱえびせん・・・ご存知大ベストセラー食品。「やめられない止まらないかっぱえびせん!」のフレーズでお馴染みの煎餅。塩気が強く、食べた後指に塩が付く。私が血圧が高くなったのは、このようなスナック菓子の過剰摂取が原因?

Mizuame Ebisen Bisco

 湖池屋ポテトチップス・・・「イケイケGO!GO!湖池屋~ポテトチ~プス!」というCMが一世を風靡した。のり塩味などがあった。真空パックの袋を破ると香ばしい匂いがしたのを覚えている。

 カルビー仮面ライダースナック・・・私が小学生時分の大人気商品。一袋20円という激安。もっとも対象が小学生向けだったため、妥当な価格設定。お菓子の袋自体は小さかった。しかし子供にとっては一緒に付いてくる仮面ライダーカードが何よりのお宝で、お菓子を捨ててカードだけ集めていた友人もいた。今考えるとおさつスナックを小さくした感じで、甘いスナックだった。もう一度食べたい・・・。

 キャラメルコーン・・・この商品も昭和40年代後半に発売されて以降、爆発的に売れた。落花生のような形で甘くて独特な味だった。キャラメルコーンは、東ハトが1971年から製造販売するスナック菓子。オールレーズンと 並び、同社のロングセラー商品。 パフ状のスナックに加え、小さなピーナッツが封入され ていることが特徴。これは口直しとスナックに甘味を引き立てる塩味をつけやすくするためである。

 ドライフルーツ(カラフルなミニバナナ形)・・・これはバナナなどの形をした縮小版のスナック菓子。

 東ハトハーベスト・・・東鳩と言えばキャラメルコーンやオールレーズンで有名な老舗スナック菓子製造メーカー。薄手の丸いスナック菓子。ビスケットよりもかなり軽い味わい。

Koikeya Kamenridersnack Caramelcorn 

<飴系>

 明治チェルシー・・・欧州の少女が「あなたにもチェルシー、あげたい」という名文句を残したCMがあまりにも有名。スコットランド伝統のおいしさ。定番の人気味バタースカッチ、ヨーグルトスカッチ。3種の味が楽しめるス カッチアソートがあった。この商品をメジャーにした「チェルシーの唄」は1971年に作られ、それ以降伝統的に流れるようになった。

 カルミン・・・「カルミン」とは - 明治製菓株式会社より発売されているタブレット状の菓子。 大正10年( 1921)以来のロングセラー商品。「カルミン」の由来は,原料の「炭酸カルシウム」と「 ミント」の組みあわせである。遠足のおやつとして結構持っていった。

 カバヤ食品 ジューCフルーツ・・・いちご・オレンジ・青りんご・ぶどうなど定番の味に加えて、グレープフルーツやキウイ など、当時流行した素材や目新しい素材を取り入れた味のジューC。1979年 グレープフルーツ; 1993年 メロン; 1985年 キウイフルーツ; 1989年 ミックス。 1980年頃からは子どもの成長に欠かせない栄養素としてカルシウムが入るようになりました。現在は栄養過多と言われるほどの飽食の時代だが、そんな現代人にも不足しているカルシウムは今でも配合されている。当時から子どもたちの間でポピュラーだった「ラムネ」がやわらかかったのに対して、固く清涼感のあるタブレット型の「ジューC」は子どもたちの目に新しく映り、見事大ヒット商品となった。

 不二家ミルキー・・・「ミルキーはママの味~」で有名なキャンディー。練乳をたっぷり使用し、濃厚なミルクの味わいとクリーミーで なめらかな食感が楽しめた。

Chelcy Calmin Juicy 

 森下仁丹・・・桂皮や薄荷脳など、16種類の生薬を配合して丸め、銀箔(発売当初から戦前まではベンガラ)でコーティングした丸薬。独特の匂いをもつ。そのためもあって、携帯する際には専用の携帯ケースを使う。

 肝油ドロップ・・・これも時代を感じさせる食べ物。実際私が小学生低学年の際は、補助栄養食品として、担任から定期的に配られたし、また学校で販売もしていた。肝油(かんゆ)は、タラやサメ、エイの肝臓に含まれる液体、およびそれから抽出した 脂肪分。サメの仲間は浮き袋を ... 本来は液体のまま服用するが、ドロップに甘みをつけ たことから爆発的に普及し、肝油=ドロップのイメージが固定化した。

 浅田飴・・・永六輔が出演したCMが大ブレイクした。「せき・こえ・のどに浅田飴」というフレーズが市民権を勝ち取った。大正15年から愛用されている「固形浅田飴」、現在はカロリーや糖分が気になる方も服用できるシュガーレス。もちろん、薬用成分である生薬はそのまま配合、つらいせきやのどの痛みに効果を発揮。メントールのクールな味がのどにスーッと広がる。

 ハイシー・・・武田薬品が出していたハイシーは私の大好物だった。黄色いパッケージだった。ビタミンCwo摂取する補助食品だったが、子供の頃、あの酸っぱさに虜になった。高価なのに、一度に10粒食べたり、「なんちゅう金のかかるガキだったんだ」と今思えば「親の心子知らず」である。

 丸い穴あき飴(口笛のような音が出る)・・・これは説明を割愛させて頂きたい。トローチのような形状のお菓子だった。

 ラムネ菓子(森永ラムネ)・・・一見ラムネのようなプラの容器に入っている。ラムネは、錠剤の形をした、固体の菓子。 材料として、片栗粉、ブドウ糖、 クエン酸が一般的。昔は清涼感を出すために重曹を加えていたようだが、現在市販され ているラムネには含まれていないことが多い。 昔ながらの駄菓子屋などで販売されていた。

Kanyudrop Hic Ramune 

<ガム系>

 ドンパッチ・・・口に入れると「パチパチ」とはじけ飛ぶような食感が画期的だった。小学生の頃、一大ブームを巻き起こした。

 フーセンガム・・・FLEXのイラストが包み紙に描かれている。とにかく出来るだけ大きく膨らませようと何度も試みては弾けて鼻や口の周りにくっついて悲惨な目にあった。

Donpachi Gum

 <その他>

 ブルボンルマンド・・・サクッと香ばしいクレープクッキー. 幾重にも重ねて焼きあげたサクサクした歯ざわりのクレープクッキーをココアクリームで包み込んだ商品。 昭和49年に発売されて以来、長き にわたり、愛され続けている。

 東鳩オールレーズン・・・オールレーズンは、東ハトが製造販売するスナック菓子。ビスケットの一種で、レーズン が生地に練り込まれ焼かれている。芳醇な ラム酒が香るしっとり食感のオールレーズンで、ふんわりとした口どけのなめらかな ホイップクリームをサンドしたお菓子。

 さくらんぼ餅・こざくら餅・・・昔懐かしい駄菓子屋さんのグミ餅。トレーに整列して並べられた小さな四角いグミ。 つまようじ付きで、ひと粒ずつ口に運んで食べるのが楽しい駄菓子の商品。最近、グータンヌーボーで紹介されて再ブレイクした。

 モロッコヨーグル・・・これを覚えているか?ヨーグルトのような形状のプラの極小容器に入り、多彩な味(いちごやメロンなど)のクリームをアイスのスプーンですくい取るお菓子。私は10円で買えるのも魅力だったが、これが大好物だった。モロッコ~」のネーミングは、地中海沿岸はヨーグルト(ブルガリア)で有名なことから、 地中海にちょっとだけかかっているモロッコのイメージを取り入れてみたとのこと。(

 ベビースターラーメン・チキンラーメン・・・未だに売れ線の商品。スナック菓子としてそのまま食べても美味しいし、お湯に入れれば、即席麺の出来上がり。

 酸イカ・・・これは串に刺さって酢漬けにされたスルメイカ。とにかく旨い。時々歯の間に挟まって悲惨なことになる。病みつきになった。これを目当てで駄菓子屋に入り浸っていた。

Allraisen CherryMorocco 

<デザート系>

 ハウスフルーツェ・・・これもホームメイドで作れるお手軽ヨーグルト。カロリー控え目の定番のおやつとして特に女の子に人気が高い。

 パンナコッタ・・・これも一時期大ブームとなった。ブルーベリーソースのかかったパンナコッタ. パンナ・コッタ (Panna cotta) または パンナコッタ (Pannacotta) はイタリア発祥の洋菓子の一種である。 つるりとした 口当たりで、食後のデザートとしてもすんなり口に入るが、生クリームがたっぷり入っているので比較的高カロリーである。個人的には昼下がり、お洒落なカフェでセレブが食すデザートというイメージを持っている。

 ナタ・デ・ココ・・・ナタデココのふるさとはフィリピン。約100年ほど前には既に作られていたといわれている。フィリピンには「ハロハロ」と呼ばれる日本の蜜豆のようなデザートがあったが、ナタデココはそのハロハロによく使われ、ちょうど蜜豆に寒天を加えるような感覚で食べられている。 そんなフィリピンのデザートが、日本で知られるようになったのは1992年の夏頃。最初はデザート好きの若い女性の間で話題になっていたのが、マスコミで取り上げられて一大ブームになったのだった。不思議な食感。柔らかそうでありながら固い独特な歯ごたえ。摩訶不思議なデザートだった。

 ティラミス・・・北イタリア生まれのチーズケーキの一種。適度な大きさの型にエスプレッソを染み込ませたビスコッティ・サヴォイアルディ(サヴォイアのフィンガービスケット)を敷き詰め、その上からマルサラワイン・砂糖と共に卵黄を温めながらかき立てたカスタードソース「ザバイオーネ」とマスカルポーネチーズを合わせた「ザバイオーネ・クリーム」を流し入れ、同工程を2~3層繰り返し、型を埋め尽くし冷し固める。仕上げは表面にココアパウダー、時にエスプレッソの豆を挽いた粉をふりかけて風味付ける。

 ザッハトルテ・・・オーストリアの代表的な菓子(トルテ)である。小麦粉、バター、砂糖、卵、チョコレートなどで作った生地を焼いてチョコレート味のバターケーキを作り、アンズのジャムを塗った後に、表面全体を溶かしチョコレート入りの糖衣でコーティングする。スポンジを上下に切り分けて、間にジャムを塗る場合もある。箸休めとして砂糖を入れずに泡立てた生クリームを添えて食べる。こってりとした濃厚な味わいを特徴とする。ウィーンのホテル・ザッハーの名物菓子であるが、今日では広く世界各地で作られており、チョコレートケーキの王様と称される。

 ワッフル・・・焼き菓子のひとつ。 元々は、小麦粉、鶏卵、バター、牛乳、砂糖、イーストなどを混ぜ、醗酵させて作った 生地を、格子模様などを刻んだ2枚の鉄板(ワッフル型)に挟んで焼き上げた菓子。ベルギーの首都ブリュッセルやリエージュのものが有名であり、「ベルギーワッフル」とも呼ばれる。

FruiceNatade Waffule 

 2回にわたってお送りした今回のテーマは如何だったでしょう?よだれまくりで、明日にでも駄菓子屋あるいはお菓子屋直行なのでは?私自身も甘い物には目がないが、スナック菓子を学生時分から継続して食べている割に、体重はあまり増えない。やはり体質なのか?178cm68kgがベストだが、冬場は多少70kgオーバーもあり得る。冬場の運動だったスキーなどをあまりやらなくなり、歳と共に豚になっていくかもしれない。そういう意味では今回の記事はミイラ取りがミイラになってしまうだけだったのかもしれない。

 記事作成:3月22日(木)

2012年4月12日 (木)

昔流行ったお菓子・デザート①

 前回、当ブログで「昔流行った懐かしい飲み物」というテーマで記事を書いたところ、結構な反響があった。そこで気を良くした小生が、「ならばお菓子・デザートでも書けないか?」と一案閃き、思うがままPCのキーボードを叩いてみた。しかるに今回のテーマは「お菓子・デザート編」である。私の小学生~大学生時代に流行ったものに焦点を当てたい。したがって今から四半世紀も前の駄菓子屋世代のことで、若い世代にはわからないものばかりだ。しかし、これらのお菓子をこよなく愛した世代がいることも紛れもない事実。第一次&第二次ベビーブームを反映して「3時のおやつ」が定着した昭和40年代の世相から、続々とお菓子業界は新商品を開発し、市場に投入した。その牽引役となったのは、間違いなく日本全国あちこちの町に点在していた駄菓子屋で、そこには必ずと言って良いほど店番をしてる白い割烹着スタイルのおばあちゃんがいたのだった。15時以降、駄菓子屋の店先や店内はいつも小学生の子供たちで溢れていた。言ってみれば子供たちの社交場的な雰囲気さえあった。そこで多種多様なクジを楽しんだり、一個10円から買えるより取り見取りの旨そうなお菓子に囲まれ、それは夢のようなひと時を過ごしたものだ。それでは今回のテーマである「昔流行ったお菓子・デザート」について取り上げたい。

<チョコレート系>

 明治アポロチョコレート

  円錐形の小粒のチョコ。上半分がイチゴチョコで下半分がミルクチョコ。1969年7月21日午前5時17分39秒(日本時間)に、アポロ11号が史上初の有人月面着陸を果たしたのだ。その司令船をイメージして作ったからだそう。

 グリコアーモンドチョコレート

 このCMはアイドルの登竜門。田原俊彦や松田聖子、小泉今日子などが出演した。姉妹品のようなセシルチョコもあった。

 不二家ハートチョコ(粒ピーナッツ入り)

 私が小学生時分に流行ったチョコレート。ピーナツ入りのハート型の板チョコ。“バレンタインデーにチョコ”がポピュラーになった時代だった。割るとハートが欠けるので、食べるのを躊躇う感じがした。つぶつぶのアーモンドが入って、食感が良かった。

 明治チョコベビー

  株式会社明治から発売されているチョコレート菓子。もとは明治製菓から発売されていた。小さな円柱状の粒チョコレートがロッテのふーせんの実と同じような円筒状のケースに入って発売されている。赤いパッケージが特徴。市販されているものは34g入りの通常サイズと102g入りのジャンボサイズの2タイプがある。ジャンボサイズは、通常サイズの約3.4倍、同社板チョコレート(70g)の約1.6倍にもなる。

 宮田製菓チョコバー

 チョコレートバーといえば、スニッカーズ。今では駅のキオスクやコンビニには必ず置いてある。明治のチョコバーが登場したのは昭和42年。東京オリンピックと大阪万博のちょうど真ん中。ヒッピーとかサイケとか、アメリカのポップカルチャーが流行った頃だ。
チョコレートを全面にコーティングした棒状の洋菓子の総称である。コーティングされる菓子には、スナック菓子やシリアル食品を固めたものや、クッキーやビスケットなどが使われることが多い。登録商標では、「スニッカーズ」や「キットカット」、「チョコバット」、「ブラックサンダー」、「うまい棒 チョコ味」などもある。

Apollo Alond Heartchoco   

 森永チョコフレーク

 細かく砕いたようなチョコの欠片を袋に詰め込んだお菓子というイメージで、食感がよく歯ごたえもあり、舌触りもなかなかだった。チョコをフレークにするという、当時としては斬新で画期的な商品で、結構ヒットしたように思う。今は袋入りが主流だが、当時は箱入りが爆発的に売れた。

 グリコ カプリコCaplico

 アイスクリームの形をしたお菓子だった。もちろん冷たいわけではなく、軽量の甘菓子という感じ。齧るとカリッという音と共に香ばしさが漂う不思議なお菓子だった。ウエファースのコーンに乗っかった、おそらく日本初のエアインチョコ。

 不二家パラソルチョコ

 閉じた傘をイメージし、女の子ウケを狙ったような特異なデザインだった。量が足りないが、それでも一時期流行った。畳んだ傘の形のチョコ。当時は雨傘だと思っていたが、パラソルなので日傘。当時は日傘を差したご婦人をよく見かけたけど、最近はあまり見ない。

Chocoflake_2 Capurico Parasol 

 森永ハイクラウンチョコレート

 タバコの箱入りのようなパッケージ、一口サイズで長方形型のスティックタイプチョコレート。お洒落な感じのおやつだった。これはかつて一世を風靡した「ハイライト」という煙草のハードBOXのパクリだ。でも硬くて齧るとポキッという音を立てて割れるのがたまらなかった。

 ロッテ ビックリマンチョコ(どっきりシール)

 1977年にロッテによって発売された「どっきりシール」、およびそれに続く一連のお菓子やそれにオマケとして封入されたシールシリーズ。「立体ドッキリシール」「ウッシッシール」「マンギャシール」「まじゃりんこシール」などとマイナーチェンジを繰り返していた。

 海賊金貨チョコ海賊金貨柄のアルミ箔に包まれたゴールドのかわいい丸型チョコ。類似品で硬貨チョコもあった。

Hicrown Bikkuriman Goldcoin 

 ステッキチョコ

カリッと甘い糖衣の中は美味しいチョコレート。これは味を楽しむのではなく、食べ終わった後も小物として使えるプラスチックの容器が大人気となった。

 麦チョコ
 
 丸い小さなつぶつぶのチョコが数多く入った。麦がチョコになっているというイメージ。ついつい食べ過ぎてしまう。

 チロルチョコ

  小さな立方体型のひと口サイズのチョコ。硬くて歯ごたえ十分。これもロングセラー商品となった。チロルチョコは松尾製菓2代目社長の松尾喜宣が考案。「チロル」の名は、松尾がチョコレートを作るにあたって訪れたオーストリアのチロルから採られたもので、爽やかなイメージを狙っている。松尾は貧しい子供たちにもお菓子を食べさせたいという思いからキャラメルのバラ売りを始め、これが大ヒットする。これを足がかりに、当時高級だったチョコレートも子供たちが買える値段で販売することを考えた。このため、作る前から売価を10円と決めていたという。

Stickchoco Mugichoco Chirol   

 明治マーブルチョコレート

 株式会社明治が製造・販売している日本初の粒状のチョコレートである。同社の菓子製品のロングセラーである。1961年に当時の明治製菓が開発し、「7つの色が揃ったチョコレート」と言うキャッチフレーズで発売。7つの色のチョコレートとして一躍子供達に爆発的な人気となる。発売当初よりシールをおまけとして付けるなどが話題になった(詳細は後述する)。また、初期のTVCMでは、「マーブルちゃん」(上原ゆかり)を起用して注目を浴びた。2010年に発売50周年を迎えた。マーブルには大理石という意味のほかに「遊びに使うおはじき」「色のついた変わり玉」という意味がある。マーブルチョコレートの名前はここからつけられたものである。

 輪投げチョコレート

 大阪のフルタ製菓の商品。駄菓子屋には必ず置いてあった。子供には人気だったと思う。

 チューブチョコ

 練り歯磨きのチューブを思わせる容器に入ったチョコ。ラミネートチューブなんて無い時代だったから金属チューブで、口金に虫歯の詰め物が触れると嫌~な味がした(キットカット参照)。でも、最後まで意地汚く絞りだして食べていた。虫歯の元が歯磨き粉のチューブに入っているのは、シュールでブラックだった。今も売ってるロングセラー。

Marble Wanage Tube 

<キャラメル系>

 森永ミルクキャラメル

明治、大正、昭和、そして平成と、変わらないおいしさで4つの時代の移り変わりを見守っ てきた「黄色い箱のミルクキャラメル。大人も、子供も一緒に食べることのできるおいしさこそ、つねに時代のお手本です。1899年生まれのロングセラー商品です。

 森永ハイソフト

 フレッシュなミルクの甘さとキャラメルのコクが優しく調和した「ハイソフト」。こちらもBOXタイプ。

想い出のCM http://www.youtube.com/watch?v=Mp-fUw1Rm0M

 明治サイコロキャラメル

ミルクたっぷりの大粒キャラメルをサイコロ型の箱に詰めた定番商品です。

 グリコおまけ付きキャラメル

 グリコのキャラメルには、グリコーゲンが含まれている。これは江崎グリコ創業者の江崎 利一が、グリコーゲンを成長ざかりの子供に摂ってほしいとの思いからグリコが作られ たからである。 形状は、珍しい立体的なハート型である。パッケージもおまけ部分が男の子用と女の子用が一目で区別できた。

Morinaga_milk_caramel Saikoro Guriko   

 本日の記事はここまで。本来は1回で終了するつもりが、つい熱が入ってしまい、容量オーバーとなってしまった。次回続きをお送りしたい。

 記事作成:2月下旬~3月21日(水)

2012年2月13日 (月)

昔流行った懐かしい飲み物

  昔のことばかり言うのは歳をとった証拠とはいえ、どうも子供の頃に流行った物とか体験したことばかり懐かしく思い出される此の頃。つい古き佳き時代の想い出に浸りたくなる。そこで今回は少年時代に流行った飲食物をテーマにしてみたいと考えた。では早速話を進めるが、小学生の頃にコマーシャルで「ファンタッスティック!」というフレーズが大流行したことがあった。これは「ファンタオレンジ」や「ファンタグレープ」などのジュースのCMだ。また、1970年~80年代には「yes coke yes」や「スカッと爽やかコカコーラ」のフレーズが一世を風靡した時代があったのをご存知だろうか。残念ながら、今では知らない人が多くなってしまった。つい30年ほど前に流行した物なのに、遠い記憶の片隅に追いやられてしまった感が強い。したがって、本日の記事は、そういう忘れ去られた飲み物や製造中止に追い込まれたジュースなどにスポットを当てたいと思う。もちろん今でも現役バリバリのものもある。それでは、いつもながらのランキング形式で、昔懐かしいジュースを50品目紹介したい。なお、付随するアドレスをクリックすれば、当時の懐かしいCMがご覧になれます。

 第1位 スプライト
 第2位 ファンタ(オレンジ・グレープ・レモン・フルーツパンチ) 
 第3位 バャリースオレンジ
 第4位 マウンテンデュー
 第5位 つぶつぶオレンジ
 第6位 メローイエロー
 第7位 プラッシー
 第8位 ハイシーオレンジ(HI-C)
 第9位 ペプシコーラ
第10位 ミルセーキ

SpriteMountaindiew Melloyellow

http://www.youtube.com/watch?v=gJvBiWuJgYE

http://www.youtube.com/watch?v=8tgymZ6RPXg

http://www.youtube.com/watch?v=F8SrivIserI&feature=results_video&playnext=1&list=PLE243EDC64D699A43

 第10位までは、AKB風に言えば一時代を築いた「神10」である。特に1位に挙げた「スプライト」は「コカコーラ」と並ぶ知名度抜群の炭酸飲料だった。数多くCMが制作され、大々的に宣伝していた。9位の「ペプシ」もまた30年以上前までは「コカコーラ」並みのメジャーな飲み物だった。「ペプシマ~ン♪」という節のCMがこれまた懐かしい・・・。

第11位 ミルメーク(コーヒー)
第12位 サンキスト(つぶゼリー)
第13位 ポンジュース(カゴメ) 
第14位 カナダドライ・ジンジャエール 
第15位 キリンレモン 
第16位 三ツ矢サイダー
第17位 鉄骨飲料
第18位 リボンシトロン
第19位 サントリー・エード
第20位 ロッテ・グァバ

Milmake Sunkist Kirinlemon 

http://www.youtube.com/watch?v=hEBdscdrIkg&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=YWNFPyOfcjs

http://www.youtube.com/watch?v=bMg-GDVk-Sw

http://www.youtube.com/watch?v=mmcT524k67o&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Bh3Av2vUOqE

 「ミルメーク」は小中学校の学校給食で大人気だった。粉末状のそれを瓶牛乳に溶かして珈琲味にして楽しめた。牛乳が苦手な児童にも大好評を博した。「サンキスト」の缶デザインも斬新だったし、「キリンレモン」もまたこのロゴが懐かしい・・・。健康に良ろしくないとは言え、炭酸飲料が全盛だった。

第21位 こつぶ(はごろも)
第22位 不二家ネクター 
第23位 サントリー・ホップ
第24位 リボンオレンジ
第25位 スコール
第26位 ベルミーコーヒー
第27位 ゲータレード 
第28位 NCAA
第29位 カルピスソーダ 
第30位 キリンMets

Kotsubu Nectar Gatorade    

http://www.youtube.com/watch?v=mb0wJhYjzkM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=DxTDGkhtA5w&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=oy1rva2bpDE&feature=related

 「はごろもこつぶ」は衝撃的だった。果汁たっぷりのジュースに具まで入れ、その舌触りと食感は半端ではかった。「不二家ネクター(桃味)」もまた、果物の旨味を凝縮した味わいに虜(ひと味惚れ)になった。また私が中学時代に登場した画期的な栄養剤が「ゲータレード」だった。粉末を専用ボトルに入れ、水で溶かして飲用する新たなスタイルだった。要はタンパク質の補給なのだが、アスリート御用達のスタミナ栄養補助飲料水的なステータスを得た。

第31位 アンバサ 
第32位 パティオ
第33位 ミリンダオレンジ
第34位 熱血飲料
第35位 NOVAコーヒー
第36位 チェリーコーク
第37位 桃の天然水サプリ 
第38位 カルピスウォーター
第39位 はちみつレモン
第40位 レモンスカッシュ

Ambasa Cherrycoke Hachimitsulemon 

http://www.youtube.com/watch?v=cxDEWlKxAsY&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=mGRLOsZeUtI&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=J2a-DYD5w2c&feature=related

 「カルピスウォーター」や「桃の天然水」、「アンバサ」は、ソフトで甘ったるいイメージの夏の清涼剤という印象があった。どちらかと言えば薄味で、爆発的なヒットはないものの、何故か街の自販機には必ずあった代物ばかり。自販機もその飲料水メーカー専用のものばかりがあった。例えばコカコーラ、伊藤園、ダイドー、ヤクルト、KIRINなどである。

第41位 ポストウォーター
第42位 ミスティオ
第43位 チェリオ
第44位 ラムネ
第45位 OFF SIDE
第46位 アクエリアスレモン
第47位 ネーポン 
第48位 sasuke
第49位  パレード 
第50位 テトラパック牛乳

Ramune Nepon Tetrapack 

http://www.youtube.com/watch?v=CwS25IUIVHg

http://www.youtube.com/watch?v=Z-b6jvkljB4

 41位以下は、どちらかと言えば地域限定やマニアックな商品が多い。製造中止などの歴史を感じさせる飲料が多い気がする。そして「ラムネ」は今でもビー玉をネックに入れた形状を貫き、「ネーポン」や「パレード」は庶民の代表的な飲み物というイメージがあった。銭湯などで風呂上がりに一杯お目にかかれそうな物ばかりだ。50位に挙げたテトラパック型のコーヒー牛乳は、今では過去の遺物的な印象すら与える。今でも全国で販売されているだろうが、あまり見かけなくなった。何か時代を感じ、古くさくなった。テトラパックや肝油などは私が小学校低学年で姿を消したと思う。

 他にも「きりり」、「C.C.レモン」、「シーホープ」、「パインサイダー」、森永「マミー」や粉末で水に溶いて飲む「フレッシュソーダ」や「ハイレモンドリンク」、「メロン(アップル・パイン)ソーダの素」などもあった。水前寺清子さんが歌っていた「シーシーレモン!シーシーレモン♪」というフレーズも懐かしい。

http://www.youtube.com/watch?v=y2rp0HTPlm8 (水前寺清子 編)

http://www.youtube.com/watch?v=TCb_lJpOAxM&feature=related (相武紗季 編)    

 ジュース・コーヒー関係のCM集はコチラ↓

http://www.youtube.com/watch?v=y6uec2ZnMrQ

http://www.youtube.com/watch?v=8AY86nLF7wg&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=KNHlN8sYwhA&feature=related

 また、1980年代を中心に外国産のお洒落なビールが持て囃されたことがあった。「バドワイザー」(アメリカ)、「カールスバーグ」(デンマーク)、「ハイネケン」(オランダ)などである。その頃の日本はバブル景気絶頂期で、飽食の時代。国産ビールだけでは飽き足らず、外国産に手を出した。缶のデザインも格好良く、缶ピースと同様、時代の寵児扱いだった。映画「私をスキーに連れてって」に登場したのもこの類のアルコール飲料。その他、アルコール飲料では、サントリーの「ペンギンズバー」、「カンチューハイすりおろしりんご」なども一時期流行った。

Budwiser Carlsberg Heineken 

 これだけ時代時代で多彩な商品ラインアップがあったということは、飲料水にも流行があるということだ。ジュースやコーヒーも嗜好品の一種だけに、万人受けする商品を開発すること自体難しいし、その味に飽きずに人気を長続きさせるのも至難の業だ。一世を風靡した「メローイエロー」や、鷲尾いさ子を起用して大々的に宣伝しまくり、1989年の新発売後の1年間で1億5000万本を販売した「鉄骨飲料」も20年以上後の現代まで人気は続いていない。車と同じで、味自体が革命的に変わった訳ではないのに、消費者に飽きられたらとメーカー側が感じれば、ネーミングを替えただけで同じような商品を次々と市場投入を図って行く。日本のビールの名前と似ている気がするのは私だけだろうか。

 結論めいたことを述べれば、人間歳をとると、昔飲んだジュースや新商品として出された革新的な飲料水がやけに美味しかったと美化してしまうものだ。それは記憶が薄れているから具体的な味の詳細まで思い出せないがために、余計そう思うのだ。しかし、日本人の味覚は東日本と西日本では微妙に異なるものらしい。やはり、万人受けする飲み物を開発せよというほうが無理なのかもしれない。化学調味料や着色料がふんだんに入れられ、見てくれだけ良い物を有り難がっている日本人にはなりたくないものである。

 記事作成:1月25日(水)~26日(木)

2011年3月 3日 (木)

全国B級グルメランキング

 ここ数年、B級グルメブームである。A級とB級の違いは何なのか?イメージでは何となくわかるのだが、それをイザ説明するとなるとなかなか言葉にならない。そこでB級グルメの定義について「Wikipedia」で調べてみた。するとB級グルメとは、贅沢でなく、安価で日常的に食される庶民的な飲食物のことである。外食以外に、家庭料理に該当する場合もある。すなわち一般庶民に愛され、決して豪華ではなく、質素な料理であって、大金を叩かなくても気軽に、手頃な価格でいつでも楽しめる庶民の味ということが出来る。

 Yahoo!で「B級グルメランキング」と入力すると、アンケート調査を行う主催者ごとにその順位が違うし、毎年変動している。

 「ぐるたび」

 1位 たこ焼き(大阪)
 2位 ハンバーガー(函館)
 3位 ブルーシ-ルアイス(沖縄)
 4位 博多ラーメン(福岡)
 5位 崎陽軒のシュウマイ(横浜)
 6位 札幌ラーメン(札幌)
 7位 横浜家系ラーメン(横浜)
 8位 厚木シロコロ・ホルモン(神奈川)
 9位 富士宮焼きそば(静岡)
10位 もつ鍋(福岡)

 gooの「一度はチャレンジしてみたいご当地B級グルメ」ランキング

 1位 佐世保バーガー
 2位 ひつまぶし(名古屋)
 3位 みそかつ(名古屋)
 4位 月島もんじゃ焼(東京)
 5位 タコライス(沖縄)
 6位 会津ソースカツ丼(福島)
 7位 ホワイトカレー(北海道)
 8位 そばめし(神戸)
 9位 トルコライス(長崎)
10位 じゃじゃめん(岩手)

 「じゃらん人気投票」

 1位 ええじゃん鍋(広島)
 2位 門司港ホテルの焼きカレー(山口)
 3位 鹿籠豚(かごぶた)角煮ラーメン 
 4位 焼きカレー(門司)
 5位 屋台のちゃんぽん(久留米)
 6位 焼き鳥(久留米)
 7位 かつお丼(枕崎)
 8位 かつおラーメン(鹿児島)
 9位 塩焼きそば(富士宮)
10位 お好み焼き(広島)

 「第5回B-1グランプリin厚木」
 
 1位 甲府鳥もつ煮(山梨)
 2位 ひるぜん焼きそば(岡山)
 3位 八戸せんべい汁(青森)
 4位  津山ホルモンうどん(岡山)
 5位  三崎まぐろラーメン(神奈川)
 6位 豊川いなり寿司(愛知)
 7位 黒石つゆやきそば(青森)
 8位 十和田バラ焼き(青森)
 9位 みしまコロッケ(静岡)
10位 オホーツク北見塩やきそば(北海道)

 これほどバラエティに富んだランキングになる理由は二つ。ひとつは、郷里の味は一番だという日本人のご当地愛や思い入れが味を支配してしまう。関西が薄口、関東が濃い口を好むように、寒暖の差が東西で激しい日本において、人の好みや味わい方が異なる。幼少から慣れ親しんだ故郷の味が一番旨いという理由。ふたつ目は、有名と言われたり、幻の味なる宣伝文句に踊らされるということ。料理評論家がマスコミを通じて流した情報に乗っかる便乗派がいるということ。誰かが旨いと言えば、大挙してそれに群がり有り難がる風潮が日本人にはあるのだ。化学調味料で麻痺した自分の舌では微妙な味わいが識別できず、口コミや超有名評論家の寸評、ネットなどのランキングに振りまわされてしまうのである。実際は、遠い地の料理などは、自分の舌で味わうことがままならず、噂や評判だけで判断していることが少なくない。日本全国で味わうことが可能なメジャーな食べ物が上位にランキングされるのは当然のことであろう。したがって、ランキングされるB級グルメ料理は、実際はすべて食べ比べたものではないということだ。要は万人受けし、日本人の味覚に合致した料理が上位に顔を出すという仕掛けだろう。

 では理由の一つ目の主旨から考えて、我が福島県を考えてみたい。ご当地福島県のB級グルメと言えば何なのか?喜多方ラーメンや白河ラーメンは立派なA級グルメ。名物で言えば、天ぷら饅頭、会津のこづゆ、味噌田楽、いわきのメヒカリ、鮟鱇鍋、伊達市のあんぽ柿だろうか?残念ながら我が街・郡山には全国に胸を張れるようなグルメ料理はない。布引大根やあさか米(舞い)というブランドの野菜や米などの食材(素材)は多いのだが・・・。でもせっかくなので私が一押しする福島県のB級グルメ10傑を挙げて結びとしたい。

 1位 強清水のてんぷら饅頭(ニシンも美味)
 2位 会津の味噌田楽
 3位 会津の味噌カツ(白孔雀)
 4位 メヒカリの天ぷら(いわき)
 5位 山都そば(喜多方)
 6位 こづゆ(会津周辺)
 7位 ウニの貝焼き(いわき)
 8位 いかにんじん(福島県全域)
 9位 ニシンの山椒漬(只見)
10位 あんこう鍋(浜通り)

 他には、郡山のクリームボックスや霊山の紅葉漬け、会津の馬刺し、柳津のあわ饅頭、塔のへつりで食べる鮎の塩焼き、阿武隈川流域で食されるイノシシ鍋、三五八漬なども捨てがたい。また、大内宿で食べる蕎麦は箸の代わりに1本のネギで食べるのも乙なものだ。まぁ旅先でしか味わえないご当地料理(郷土料理)を堪能すれば旅情や旅愁もまた格別であろう。山しかない場所で「海の幸」を食べてもさほど感動しないし、海辺で浜鍋や磯料理に舌鼓を打てば、旅の情感も一入に違いない。ぜひ旅に出て、その土地でしか味わえない郷土料理を心行くまで堪能しては如何だろうか。

 記事作成:2/27(日)

2010年10月23日 (土)

この秋おすすめの福島の地酒

 10月下旬だというのに、まだまだ平均気温からみれば温かい毎日で、今日も秋晴れで気温がぐんぐん上がり、過ごしやすい一日だった。寒さが大の苦手な自分にとっては、厄介な季節になるが、ここ3年間スキーに一度も行っていない身からすれば、冬はうっとうしい以外の何物でもない。しかし、この季節から忘年会シーズンの師走に向けて、酒を飲む機会が増えるし、新米が出回るこの時期は鍋を囲んで一杯というのも乙なものだ。とりわけ日本酒に目が無い私には、この秋は堪えられない季節だ。そこで今日は手短かながら、先に福島県酒造組合が発表した「平成22年県秋季鑑評会」で入賞を果たした、この秋お勧めの日本酒(地酒)を掲載したい。今年は、冬に仕込み、夏を越した吟醸酒84点、純米酒60点、県オリジナルの吟醸酒用酵母「うつくしま煌酵母」を使った19点が出品され、44銘柄が見事入賞を果たした。「香り」「味」「香味の調和」などが念入りにチェックされ、選ばれた逸品揃いである。では入賞作品を見てみたい。

 <吟醸酒部門>

 精米歩合(コメの外側を削ること)は60%以下の米を使い、低音でゆっくりと発酵させるなど特別に吟味して醸造された酒。果物の様な香りが特徴。

 県知事賞・・・名倉山酒造株式会社 名倉山

 金 賞

(資) 吉の川酒造店 会津吉の川

東日本酒造協同組合 奥の松
鶴乃江酒造株式会社 会津中将
有限会社金水晶酒造店 金水晶

渡部謙一 開當男山

(有)渡辺酒造本店 雪小町

(名)四家酒造店 又兵衛

豊國酒造(資) 古殿町 東豊国

(有)仁井田本家 穏

末廣酒造(株) 博士蔵 玄宰

佐藤酒造(株) 三春駒

末廣酒造(株) 嘉永蔵 玄宰

國権酒造(株) 國権

笹の川酒造(株) 笹の川

山口(名) 会州一

(資) 白井酒造店 萬代芳

ほまれ酒造(株) 会津ほまれ

(資) 大和川酒造店 大和川

(資)辰泉酒造 京の華

たに川酒造 (株) さかみずき
(有) 玄葉本店 あぶくま

(資)稲川酒造店 稲川

榮川酒造(株) 榮四郎

人気酒造(株) 人気一


 <純米酒部門>

 米、米麹を原料にして製造された清酒で、香味、色沢が良好なもの。一般に吟醸酒や本醸造に比べて濃厚な味わいで、蔵ごとの個性が強いと言われている。

 県知事賞・・・渡部謙一 開當男山

 金 賞

東日本酒造(協) 奥の松
(資)吉の川酒造店 会津吉の川
ほまれ酒造(株) 会津ほまれ
鶴乃江酒造(株) 会津中将
(名)四家酒造店 又兵衛
豊国酒造(資)坂下町 夫婦さくら
(有)渡辺酒造本店 雪小町
名倉山酒造(株) 善き哉
笹の川酒造(株) 山桜
(資)辰泉酒造 京の華
國権酒造(株) 國権夢の香
(資)稲川酒造店 七重郎
会津酒造(株) 會津
小原酒造(株) 蔵粋
(有)仁井田本家 山廃燗誂

 <煌酵母部門>

 県知事賞・・・夢心酒造(株) 夢心 
 
 金賞
(資)稲川酒造店 七重郎

山口(名) 会州一

県知事賞の酒(左から名倉山(吟醸)、開當男山(純米酒)、夢心(煌酵母)
Nagurayama Otokoyama Yumegokoro
 
 さて、あなたはどれだけの銘柄を知っていましたか?ここ3年、全国新酒鑑評会で、日本一の金賞受賞数を誇る我が福島県は、米どころ、酒どころの揺るぎない地位を確立し、それは全国に誇れる名物になった。清冽な水と豊かな風土に育まれた地酒を心ゆくまで味わって頂きたい。「飛露喜」や「大七」だけが福島県の地酒ではない。あなたの舌に合う酒こそが一番おいしいお酒である筈だ。秋の夜長、自分だけの酒の肴をお共にゆったりした時の流れに身を委ね、「日本人に生まれて良かった~」と実感するためにもこだわりのある日本酒をとことん味わいたいものだ。

2010年5月 7日 (金)

食べ物の話

 私達が日々の生活の中で、普段何気なしに口にしている食べ物だが、人によっては大変なこだわりを持つ方もいれば、無頓着であまりこだわりを持たぬ無精の方もいる。ここ数年、巷ではB級グルメが脚光を浴び、安価で庶民的な地域特産の食材や料理が持て囃される一方で、相変わらず高級志向で、ミシュランが順位付けする三ツ星レストランなども注目され、日本人の食に関する意識は両極端のような気がしてならない。かくいう私は、若い頃から食には疎い方で、どちらかと言えば質より量を重んじるB級グルメ派だった。ところが我が職場や周囲の人々は、味に五月蠅い真のグルメ派と呼ばれる人が大勢いて、料理によって訪れる店、つまりお気に入りのマイレストラン、マイショップを決めている方までいる。しかしながら、そういう人に限って他人に自分の舌自慢をしたがるもので、いっぱしの講釈や蘊蓄を垂れることが多い。「ラーメンならどこどこが美味しいから行ってごらん」とか「寿司を食べるならこの店に限る」とか耳にタコが出来るほど聞かされたものだ。所詮、人が気に入った物が自分の舌にも合うかどうかは、ひとそれぞれ味覚や好みがあって十人十色ではないのか。「この店のシュークリームは最高だ」と言われても、元来甘いものが苦手な人やダイエット中の人にしてみれば、そうした甘い誘いは大幅に値上げとなった煙草と同じで「百害あって一利なし」にほかならないのだ。また、食べ方一つをとっても日本人は変なこだわりを持つ民族のようだ。例えば、目玉焼きを例にしても、醤油を掛ける人もいれば胡椒をぱらっと掛けて、食す人もいる。また、私の大好きな納豆にしても、世間一般的には醤油を掛けて粘り気が出るまで充分にかき混ぜて召し上がるのが通例なのだろうが、私はネギも混ぜないし、辛子も備え付けのタレも一切何も掛けない。掻き混ぜることすらしないでそのままご飯の上に乗せて食べる。そして、人は誰しも好きな食べ物と嫌いな食べ物が存在することも今回のテーマを語る上では重要な要素となる。そこで今回は、日常、口にしている、そしてまた、生きて行く上で必要不可欠な「食べ物」について、私なりの視点から幾つかのテーマで論述してみたい。

 1.栄養素について

  食べ物には人体の機能に重大な影響を及ぼす様々な栄養素が含まれている。三大栄養素とか五大栄養素という観点がそれで、何を今更だが、私自身も忘れかけていたことなので、ここで振り返ってみたい。まず、俗に言う三大栄養素だが、蛋白質・糖質(炭水化物)・脂質(脂肪)である。蛋白質は身体を構成する細胞質の主成分である。人の身体は、体重の50~60%が水分だが、これを除いた乾燥成分の30~40%がタンパク質である。筋肉・爪・皮膚・臓器・毛髪・血液・酵素・インスリン消化酵素・脳下垂体ホルモンなど多くのホルモン・免疫抗体・遺伝子・ヘモグロビンなど、様々な部分を構成している。蛋白質は、エネルギー源としても利用され、成長と細胞の維持、筋肉の収縮にも関与している。続いて糖質だが、ごはん・パン・麺・果実類・いも類などに多く含まれている。糖質(炭水化物)は、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(ショ糖、乳糖、麦芽糖など)、多糖類(でんぷん、グリコーゲンなど)の3種類に分けられ、炭水化物の構成成分である糖質は消化がよく、体内で速効性の高いエネルギー源となり、筋肉の運動や体温を維持しする働きがある。グリコーゲンとして体内に貯蔵され、血糖として体内を循環してエネルギーを供給する。糖質を摂りすぎると肥満や、糖尿病などの生活習慣病の原因となる。そして脂質は、肉の脂や植物油、コレステロールなどをまとめた呼び方で、中性脂肪として体内に貯蔵されたり、ホルモンや細胞膜の構成成分である。ビタミンA・D・Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける作用をしている。脂質はエネルギー効率が高い栄養素で、1g当たり9kcalのエネルギーを作りだす。食生活の欧米化により日本人の脂質摂取量は増え、それによる肥満や動脈硬化などの生活習慣病が問題となっている。

 そして五大栄養素はこの三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)にビタミンとミネラルを足したもの。ビタミンには、緑黄色野菜(にんじん・にら・ほうれん草・かぼちゃなど)に多く含まれるビタミンA、肩凝りの改善に役立つ動物性肉や納豆、レバーなどに含まれるビタミンB1、大豆や乳製品、卵などに多いビタミンB2、肌荒れや貧血の防止になる小麦胚芽、マグロの赤身、サバ・カツオなどの魚に多く含めれるビタミンB6、牡蠣やホッキ貝、アサリに含有しめまい防止や記憶力や集中力増進にプラスになるB12、また檸檬や蜜柑、苺、柿などに豊富に含まれているビタミンCは、抗酸化作用による発ガン防止の働き、シミの原因であるメラニン色素の抑制、抗ストレスなどの働きがある。そしてビタミンDだが、脂溶性のビタミンで骨の生成に欠かせない物だ。ビタミンDは、腸でカルシウムやリンの吸収を高める働きがある。ビタミンDが不足すると、骨粗しょう症、くる病、骨軟化症、虫歯などになりやすくなる。ビタミンDを摂取するためには、サケ、マグロ、イワシ、干し椎茸、卵、レバーなどを食べると良いとされている。ビタミンEは、溶性ビタミンで、抗酸化作用があり、過酸化脂質の生成を抑えてくれる。血行を改善して、がん、肩こり、冷え性、更年期障害を改善してくれる。ビタミンEが不足すると、髪のパサツキ、抜け毛、生殖機能障害、筋力衰弱などが表れる。ビタミンEを摂取するためには、ウナギ、シジミ、ピーナッツ、緑黄色野菜、小麦胚芽、アーモンド、植物油などを食べると良い。それ以外のビタミンには、ピロロキノリンキノンがある。また、ミネラルは無機質のことで、12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されており、食品の栄養表示基準となっている。ちなみに向学の為に六大栄養素は、更に五大栄養素に食物繊維を加えたものだ。大腸癌の予防効果があるという触れ込みで関連商品が販売・促進されているケースが見られるが、食物繊維をたくさん食べても、大腸がんの予防効果は期待できないと最新の研究結果が発表された。したがって、日々の食生活では、栄養のバランスを考えた食事がもっとも大切であろう。栄養素に偏りがなく、各品目をバランスよく摂取し、不足分はサプリメントで補うようにすれば完璧である。くれぐれも暴飲暴食を避け、よく噛んでゆっくり食すこともまた肝要である。

 2 食べ合わせ

 よく聞く言葉で食い合わせが悪くて食当たりしたという話を聞く。また、賞味期限切れの食材やよく火を通さずに生肉や生牡蠣などを食べ、食中毒になったり、腹を下したなどという憂き目にあった人も多いのではないか。そこでここでは、命の危険にもかかわる食べ物の中で、一般的に良くないとされる食べ合わせについて語りたい。良く耳にするのが、梅干しに関する食い合わせ。西瓜と梅干、鰻と梅干などとよく言う。梅干は胃酸を濃くして、うなぎの油分の消化を助けるので逆に好ましい。食べ合わせの言い伝えには、迷信と思しき事例が多々あり、科学的、医学的な根拠はないのが実情のようだ。また、西瓜と梅干も同様である。食いしん坊が食べすぎたあまりに腹を壊し、原因を振り返った時に、胃酸が多く分泌され、げっぷなどをした時に、口の中が酸っぱくなることから、梅干しに原因があるものと短絡的に思い込んだ結果に過ぎない。事実、昔人は様々な言い伝えを作り出し、戒めとして来た。鰻と梅干はそうした過食を警告したものではないのか。うなぎも梅干も、食がすすむ食材だ。脂っこい鰻も、梅干を食べながらだと口の中がスッキリして、つい食べ過ぎてしまうので、食べ過ぎを防ぐ意味で、この様に言われたのではないだろうか。また、食中毒を未然に防ぐための戒めとも受け取れる。万が一、うなぎが腐っていたら、酸味が出る。もし梅干しを一緒に食べると、梅の酸味のせいで、うなぎが腐っていることが判らなくなるため、注意を促しす目的だったのだろう。つまり、「食べ合わせの言い伝え」の中には、食べ物に敏感で、大切に考えた昔の人の知恵が詰まっていると考える方が自然のようだ。

 他の昔から言い伝えのある「食い合わせの例」を挙げよう。「西瓜と天ぷら」は、油の多い食物(天ぷら・うなぎ)と、水分の多い食物(スイカ)を一緒に食べると、胃液が薄まり、消化不良を起こすことがある。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難。「天ぷらと氷またはアイスクリーム」は、体を温める食物(天ぷら)と、体を冷やす食物(氷・アイス)を一緒に食べると、胃腸に負担をかける場合がある。「蟹と柿」「蟹とかき氷」「柿とそば」は傷みやすい蟹(かに)と、消化の悪い柿の組み合わせ。蟹も柿も体を冷やすので、一緒に食べると身体を冷やす。冷え性の人は症状が重くなるので、要注意。また両者は、山のものと海のものの組み合わせでもある。昔は両方を一緒に食べようとすると、食材を調達するまでに時間が要して、どちらかが傷んでしまう場合があったため、食中毒の戒め。「トコロテンと生卵」は消化が悪いものどうしの組み合わせ。両方とも消化に時間がかかるので、胃腸に負担が掛かる。これらも医学的な根拠はなく、そうなることを恐れての警告だったと見るのが一般的。普段から胃腸の弱い人が、刺激物や冷たい食材をくちにすれば、消化器系統を始め、体に負担がかかるのは無理からぬことであろう。

 しかしながら、私は医師ではないが、医学的に見た悪い食べ合わせというのもあるようだ。衝撃の事実だが、よくサラダに入っている「きゅうりとトマト」「大根と人参」は避けた方が無難だという。トマト・大根には、豊富なビタミンCが含まれているが、生のきゅうり・人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用がある。アスコルビナーゼは酸に弱いので、生で食べる時は、酢やレモン汁をかけると良い。アスコルビナーゼは熱にも弱いので、加熱してもOK。私は生のきゅうりを水洗いして味噌を付けてガリガリ齧るのが好きだが、野菜は健康に良いと思って行っていたことが、実は体調不良を引き起こす要因になろうとは。無知ほど怖いものはない。「レバーとみょうが」もいけないらしい。レバーの栄養素を十分に吸収できない。「栄養素の宝庫」と呼ばれるレバーには、新陳代謝を活発にする働きがあるが、みょうがの苦味物質が胃腸の働きを抑えるため、栄養素の吸収を妨げてしまう。「豚肉または茄子の漬物と冷えたそば」も良くないらしい。体温低下を招き、ビタミンB1が豊富な豚肉は、体や脳の働きを活発にするが、体を冷やす作用も。この食べ合わせは胃を冷やし、栄養素や有効成分の吸収を妨げるので要注意。「酒と辛子」も危険。炎症を悪化させる。特に胃に持病がある人は胃壁に穴があいたり、吐き下しや消化不良の原因を作る。酒と辛子は、血行を促すため、かゆみや発疹が出てしまう可能性がある。蕁麻疹や湿疹が出やすい人は、注意が必要。

 また、血圧の薬(降圧剤)を服用している人は特に必要で、いくら大好物とは言ってもグレープフルーツとの食べ合わせは決してやってはいけない。飲み合わせる薬と薬、薬と飲食物との関係で、薬効がなかったり、逆に効き目がありすぎて、体に悪影響が出ることがある。これを「相互作用」と言っている。飲み薬の多くは小腸から吸収され、肝臓に運ばれ分解・排泄される。肝臓で薬を分解する代謝酵素は40種類以上が知られていて、血圧を下げる薬のうち、「カルシウム(Ca)拮抗薬」という種類の薬は、「CYP3A4」という酵素で分解され排泄される。グレープフルーツジュースは、この酵素の力を弱めてCa拮抗薬の分解を遅くするため、薬が効きすぎて血圧が異常に下がってしまう危険性があるのだ。酵素を弱める作用は、グレープフルーツジュースを飲んでから4時間までが最も強く現れ、徐々に弱くなるが、24時間後もその作用は残っていると言われている。

 3 体に良い付け合わせ

 食事が人の健康に大きな影響を与えることは概ね理解してもらえたと思うが、では、逆に健康に良い付け合わせは何かを考えてみたい。まずは定食屋には付き物の「トンカツとキャベツ」だが、これにも列記とした理由がある。老化防止と疲労回復に役立つ作用がある。キャベツは食物繊維を多く含むため、とんかつの油分の吸収を抑制する。また、トンカツ自体は高カロリーだが、キャベツにはカロリーを燃やす働きもある。続いて「寿司と甘酢生姜(ガリ)」だが、殺菌と消化促進の役割を担う。殺菌作用のあるガリ。その抗菌効果で生魚の毒を消し、食中毒を防止する。また、胃の働きを整え、消化を促進する働きがある。脂っこいネタを食べた後、口直しとして食べれば、口の中がサッパリする。寿司は元来生物だけに、傷みやすく、毒消しの作用が必要になるのも理解できよう。次にサンドイッチには付き物のピクルス。これにも訳がある。むくみを解消する働きがあるのだ。キュウリを酢漬けした西洋風の漬け物が、ピクルス。パンは塩分が多いので、むくみやすい人は注意が必要なのだが、キュウリには、むくみを解消する働きがあるのでGood。サンドイッチに使われる、マーガリンやバターの油っぽさをピクルスによってサッパリさせる効果もある。「カレー+らっきょ」だが、これもどうしてセットになっているのか疑問に思われた人も多いだろう。これには胃もたれを治し食欲増進させる働きがある。カレーは脂っこいため、食後に胃がもたれることもあるが、らっきょの香りに含まれる硫化アリルが、胃の働きを助けてくれる。甘酢漬けのらっきょが、カレーの辛味を軽減し、食欲を増進させる作用もある。最後は「刺身+山葵+紫蘇の実」だ。刺身も寿司と同様生物であるがゆえに殺菌作用で食中毒を防止する働きのある食材ご必要となる。殺菌作用の強いわさび・しその実は、食中毒の防止にもなる。さらに、胃の働きを高めて、消化を助ける働きもある。

 普段何気なく口にしていた付け合わせにもちゃんとした理由があってのことだったのだ。見栄えや彩りを豊かにし、食欲を増進させるだけではなかったという訳だ。浅学な私自身も、目から鱗状態だった。

 4 化学調味料

 私は「美味しんぼ」という漫画が大好きで、全巻を読破した。中でも山岡士郎とその実の父である海原雄山との対決は見応えがある。所謂「究極のメニューVS至高のメニュー」だ。私は前に述べたように、日本酒は大好きだが、決して高級志向のグルメではない。しかし、この漫画は食に関するあらゆる情報が満載で、それぞれの料理がこんなにも奥深く、かつ調理方法も独特なのかと感心することしきりである。おかげで食べ物に関する知識も深まった。その中で、日本人の味覚のなさを象徴する題材として、化学調味料の摂取過多について取り上げてあった。今や日本人は濃い味を好む傾向にあり、それは微妙な味覚が、化学調味料の摂りすぎによって舌が麻痺してしまっていることを鋭く指摘した内容だった。言われてみれば、日本人の大好物のカレーにしても、わざわざ何種類ものスパイスを組み合わせて独自の味わいを作り出して調理する人は稀で、大凡市販の既製品のカレールーを入れるだけという家庭が圧倒的多数を占めるのではないか。そして大方、調理が楽でレンジでチンすればすぐに食べられるインスタント食品やレトルト食品、冷凍食品だらけである。要は誰の舌にも合うように、調理されている。その味を整える名目で添加されるのが化学調味なのである。ちなみに自宅の冷蔵庫や冷凍庫を覗いて貰いたい。冷凍食品や様々買い置きしてある具材の表示を見て貰うとわかるだろう。一体どれだけの化学調味料や長持ちや見栄えを良くする目的で保存料や着色料が添加されているか。これらが果たして健康に問題がないのかという疑念を抱かざるを得ない。子供に与えているおやつや飲み物であっても、食品表示にまで目を配り、与えている母親がどれだけいるのだろう。ちなみに我が家の食品庫を開けてみた。まず、昨日買い置きした半額の冷凍食品(スパゲッティー)だが、乳化剤・カラメル色素・増粘多糖類・発色剤なる物が含まれていた。また、子供に食べさせているおやつには保存料・合成着色料・凝固剤などが添加されていた。また、パック入りの漬物には酸化防止剤・漂白剤まで含まれていた。これらはいずれも人工的なもので、口にしないほうが健康上は良いに決まっている。要は、日本人の舌は、化学調味料が含まれていない天然の薄味には「美味しくない」という固定観念が染みついてしまっているように思えてならないのである。

 5 味覚の違い(関東と関西の味付け)

 私は、仕事柄、三年に一度は遠くへ出張することが多い。それこそ関西や沖縄、北海道は数多く出向いている。特に日本のフォサマグナ(富士川)を境に東日本の西日本という区分がなされるようだが、面白いことに、そこで周波数が50MHzと60MHに分かれている。今でこそ両方共用の電化製品となったが、昔は切り替えスイッチが付いていた。それはさておき、日本人の味覚も関東を始めとする東日本と関西を中心とする西日本では、天地ほどの差があることを知り、驚愕した。ご承知のように、大阪は「天下の台所」として古くから「商業の町」として反映し、「義理人情」の世界である。そして奈良や京都などかつて都があり、政治や文化の中心であったという自負がある。だから、関西人が東京に移住したところで、関西弁を押し通し、関東人にへりくだる真似は断じてしない。大阪は現在も「食い倒れの町」として有名で、美味しいものが多分に(大阪の言葉だとぎょうさん)ある。有名な串カツ、どて焼き(牛スジ味噌仕立て煮込み)、お好み焼、たこ焼き、豚まん、きつねうどん、フグ鍋(フグ天丼)、テッチリ、チジミ、箱寿司、鯨料理、おでんなど。特にうどんを食べると気づくが、関西風は味付けがかなり薄味で、私達東北人からすると物足りなく感じてしまう。これは温暖な気候にもよるものらしい。食塩の消費量も、関西以南は関東以北と比べても随分少ないということが総務省の家計調査のDATA結果から解かっている。事実、大阪人が冬に好んで食べる関東煮(かんとだき)も薄口醤油だそうだ。一方関東は、昆布や鰹節で時間を掛けてしっかりと出汁をとる。濃い口醤油を使用し、食塩もざっくり使う。東北人は、寒冷な土地柄からか濃い目の味付けを好むことが多い。全国的に見ても高血圧者の割合が高く、脳疾患で亡くなる率が自ずと高くなる。蕎麦ツユにも同じことが言える。これはYahoo知恵袋に掲載された疑問解決の例であった。関西出身者で現在は関東在住の方の見解が示されていたのでやけに説得力があった。関東は色が濃い、関西は色が薄い。 これだけは衆目の一致するところで、両方で食した感想は、関西風/関東風は味の組み立て方が違う別の料理方法で、「美味い不味いは個人の好みの問題」「濃い薄いも店による」というのである。関西風は、主役は昆布を中心に鰹節、鯖節、そうだ節等を加えた濃厚な出汁の旨味を出し、脇役として薄口醤油は風味付けのために用いる。一方関東風は、味の主役が濃口醤油を中心に塩、砂糖等の調味料による味付けが主流で、脇役として鰹節を中心とした出汁は風味付けにすぎない。また、追記として関西出身者が関東風を食して「塩辛い!」、関東出身者が関西風を食して「しょっぱい!」両方とも良く聞く話だが、感じ方は習慣とか舌の馴れに密接に関係があるので、関東関西どちらが塩気があるとは一概には言えないと結論付けている。要は、個人の好みの問題によるところが大きいし、生活習慣や食習慣にもよるものらしいと言うのだ。なのになぜ「関西は薄味、関東は濃い味」という言葉が存在するのか。その答えとして相応しいサイトを発見したのでこれを参考にして頂きたい。

 http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/01/10/1028.html

 以上、5つの点について、自分なりの考えと、様々なサイトの助けを借りて考察してみた。日本人に限らず、人類やあらゆる生きとし生ける生物は、食事をしなければその機能を果たさず、子孫を残すことも不能となり、やがては人類滅亡に追い込まれる。全地球を支配する食物連鎖の頂点に立つ私たち人類だが、ともすれば昨日の夕飯のおかずも思い出せないような日常の中で、農業生産者に感謝することも忘れ、私達の血となり骨となるために、生命を犠牲にしてくれた動植物にも畏敬の念を払うことすら忘れていた。そこで、それらを始め、文字通り「血沸き肉躍る」喜びを与えてくれる万物に、そして何より料理をしてくれる人の存在にも、この場を借りて感謝の気持ちを表さずにはいられない。

 

2010年3月10日 (水)

日本酒天国「福島」

 二日続けての食べ物ネタで恐縮だが、私は度々当ブログで紹介して来た通り、日本酒が大好きである。もちろん好きだからと言って、四六時中酒浸りではないし、あるいは深酒ばかりしている訳ではない。自らを律し、適度に休肝日を設け、嗜む程度にしている。そもそも酒は「百薬の長」として古来から人々の生活にとけ込んで来た。適量を考え自分の体調と相談しながら、季節に応じて様々な種類の日本酒を楽しめるのは日本人に与えられた特権であり、「よくぞ日本人に生まれけり」である。日本酒は「酔っ払いの臭い匂いがするから嫌い」と言って敬遠する人がいるが、それはあまり良い酒を飲まず、安いからと言って大量に飲み干してしまい、結果として悪酔いしてしまうからだ。そしてそれは、本醸造酒に多く使われる醸造用アルコールの臭いでもある。本当に旨い酒は量より質を重視した造りをしている。だから大規模メーカーの大量生産よりも田舎の小さな造り酒屋で丹精込めて醸す、本数限定の希少酒に人気が集中するのも頷ける。私は純米酒や吟醸酒しか飲まない。しかも1回当たりの摂取量は2合を越えることはない。それ以上飲むと、せっかくの良い酒も酔ってしまって、能が麻痺して味覚が利かなくなり、味そのものを楽しむことが出来なくなるからだ。そして私は、日本酒の飲み方にも気を付けている。これは私がしょっちゅう出入りしている酒屋の店員さん(なんと利き酒師の資格を持っている!)から教わった吞み方だ。日本酒はまず、保存状態が最も大事で、これが美味しく味を保つ秘訣で決め手となる。冷酒を間違っても高温多湿の場所に保管してはいけない。そして温度が命。冷やして楽しめる酒、燗にしたほうが美味しく頂ける酒、貯蔵法や醸造法によってそれぞれである。最近は、企業努力で瓶のラベルに、原料米や掛け米、精米歩合、アルコール度数、日本酒度、酸度、アミノ酸度などを表示したり、「美味しい召し上がり方」として冷や・ロック・常温・ぬる燗・熱燗などを丁寧に記載している。では実際の飲み方だが、日本酒はやはり香りとその色を楽しむ。これはワインと同じ。そしてほんの一口だけ含んだら、すぐにゴクンとは飲まず、口の中で(舌の上で)泳がすようにする。するとその酒本来が持つ味と香りが鼻孔を通って脳に伝わり、心地よい気分を誘う。そして舌の位置によって「甘味・酸味・辛味・苦味」などの感覚が異なるので、それぞれ酒の特徴が如実に理解できる。しかし、日本酒は決して舌だけで楽しむのではない。ゴクンと一気に飲み干すのではなく、ゆっくり食道に流し込むようにするのがポイントだそうだ。それを2~3度繰り返せば、味そのものの奥深さに触れられ、量を飲まずとも十分楽しめるのだと言う。日本酒が苦手な人は、日本酒本来のその楽しみ方を知らない人である。そして最近では、合間に水を飲むのが上手な飲み方だと言われている。これは和らぎの水、和みの水と呼ぶのだが、日本酒のグラスやお猪口の隣に美味しい水を用意して、時々飲んで貰いたい。悪酔いを防ぎ、日本酒を更に美味しく味わえる秘訣なのだそうだ。

 更に特筆すべき点は、その効能である。その酒屋さんのホームページに興味深い記事を見つけた。それは、日本酒は美容と健康に最適だというのだ。第一に「体への効能」として、血行を促進し、肩凝りや冷え性を解消してくれる働き。毛細血管の働きを活性化し、入浴やマッサージと同じ筋肉の凝りをほぐしてくれる。 第二に「心への効能」。ストレスが蓄積すると血管は収縮してしまうが、日本酒はアセトアルデヒドとアデノシンが血管を拡張し、体の緊張を和らげ、陽気にかつ元気にさせ、ストレスを上手に解消してくれる。第三は「美容効果」についても言及している。日本酒にはアミノ酸が豊富に含まれ、美肌効果がある。血流が良くなることで毛細血管の先々まで酸素を運び、毛穴も広がり、肌荒れを防いでくれる。そして最後が「上手な活用法」。適量(1日1~2合程度)なら健康の増進、体質改善に大いに役立つというのだ。また、お酒の飲み方は、胃を痛めないようにアルコールの吸収は穏やかに、旬の肴と一緒に召し上がると一層日本酒の味わいが際立つことだろう。まさにそれは、私が日々実践していることを裏付けるものであった。

 さて、私の住む福島県は米どころ、酒どころとして有名である。米の生産量及び収穫高は、日本の穀倉地帯と呼ばれる新潟県がトップで、続いて国土の広い北海道が第2位。以下、第3位がブランド米「あきたこまち」で名高い秋田県、そして我が福島県は、堂々第4位にランキングしている。米と水が美味しい場所は、イコール酒どころという図式が成り立つようだ。例えば、関西の兵庫県は「六甲のおいしい水」がミネラルウォーターになるくらい昔から湧き水の美味さでは天下一品で、その清冽な地下水を汲み上げて古くから酒造りに活かし、「灘の酒」として大いに持て囃された時期があったのは周知の事実だし、蔵元の数も日本国内では屈指であろう。

 ところで、日本酒を醸している酒蔵は、全国酒蔵名簿2009年版によると1,709社ほど存在する。ここでデータをひとつ紹介しよう。日本国内で蔵元の数が多い都道府県10傑を挙げると、以下の通りである。

  1. 新潟県 96社     6.  広島県  60社
  2. 長野県 90社     7.  山形県  57社
  3. 兵庫県 87社     8.  茨城県  56社   
  4. 福島県 77社     9.  岐阜県  55社  
  5. 福岡県 63社      9. 岡山県   55社

 そして、各社それぞれに、少なくとも5種類以上の特定銘柄を仕込み、市場に販売しているから、品種は優に1万を越えるだろう。その中から、「自分の舌に合う、自分好みの理想の酒」を探し出すのは至難の業だ。入手困難な地方の酒(地酒)などは、一生かかってもありつけないプレミアになってしまっている物さえある。そこで、その年の日本酒の出来不出来の具合を測る上で、バロメーター(尺度)のひとつになり得そうな物が、例年5月に行われる「全国新酒鑑評会」である。この鑑評会は、国の機関である独立行政法人。酒類総合研究所が、酒の研究と酒蔵の奨励を目的に明治44年から始めたもので、平成20酒造年度(平成21年開催)で通算97回を迎えた、歴史的にもかなり古いものである。近年は、金賞を受賞すると、「確かな味の保証」の折り紙つきを貰え、その銘柄の売れ行きが上がる為、参加蔵元が大手メーカーを含め大規模化した。まさに日本酒の質を競い合う「全国コンクール」と言えるほどの存在価値があるようだ。実は、この鑑評会、かなり厳しい基準をクリアし、審査を勝ち抜かなければならない。吟醸酒部門のみの出品で、Ⅰ部(原料米として山田錦以外の品種を単独または併用、あるいは山田錦の使用割合が原料の50%以下で製造した吟醸酒)とⅡ部(原料米として山田錦の品種を単独または山田錦の使用割合が、原料の50%を超えて製造した吟醸酒)があるのだが、まず、あたかも高校野球のような予選会なるものが存在する。全国に11箇所ある国税局の中で行われる。ここを通過した厳選された日本酒が本選に当たる全国大会(つまりは全国新酒鑑評会)へと進出できる。しかしここまでは単に全国新酒鑑評会に出品できる権利を得たに過ぎない。入賞や金賞への道のりはまだまだ険しい。そこで更に予審があって、それにパスした物だけが入賞酒となり、決審でとくに優秀だと認められた酒が金賞酒となる。1~10位などのような序列は付けないことになっている。何故なら酒は元々嗜好品であり、人によって味や好みがまちまちであることから、順位自体つけようがないのだ。だから逆から言うと、あまり癖がなくて万人受けしそうな酒が上位に入る傾向があるのは否定できない事実である。更に、その審査に当たるのは少数の審査員なので、吟味する人の趣向もかなり影響される。特に決審では、時代背景やその年の流行に合致しているかどうかも審査基準のひとつになっている。そのために、金賞を獲得するような酒は、酒造りの技術に加え、流行の味を兼ね備えたお酒ということになる。流行する酒とは、その年の景気動向と相関があり、経済状況や雇用が良い時は、飽きが来ない何杯でも飲める淡麗辛口の系統が、不景気になると、懐具合を反映して、少量でも満足満足できる芳醇旨口の系統が主流になる傾向がある。従って、ここ数年来は我が福島県が生んだ超人気酒「飛露喜」のような酒が持て囃されることになるのも頷けよう。

 さて、我が福島県は、3年ほど前から金賞獲得数で日本一に輝いたり、一昨年、昨年と金賞数では新潟県や山形県に次いで第2位ながら、出品数に対する金賞獲得率では、堂々全国No.1を堅持している。新潟県は出品数が福島県に比べて、かなり多いので味の確かさでは実質的に日本一と言って過言ではない。ちなみに平成18酒造年度は金賞獲得数が21銘柄、19酒造年度は17銘柄、20酒造年度は18銘柄と、他県に比べても群を抜いた数値を残している。私は、そんな「酒どころ福島県」に生まれたことを誇りに思う。私の酒好きの遍歴については、5月以降、度々当ブログで紹介手して来たので、ここでは割愛したい。

 このHPをご覧になりたい方は http://www.nrib.go.jp/kan/h20by/h20bymoku_top.htmをクリックしてほしいと思う。

 ここ一週間、福島民報の郡山版では、「地酒と食の祭典 参戦!ふくしまの春の陣 倉元紹介」と題された記事が掲載され、思わずスクラップしてしまった。では最後に、それに準じて我が福島県を代表する蔵元名とその代表的な銘柄を紹介して結びとしたい。(福島県の蔵元67軒はとても紹介しきれないので、私が自分の舌と味覚で選んだ20蔵元について厳選した上で掲載したい。順不同)

  •  曙酒造株式会社(会津坂下町)・・・・・・「天明」「一生青春」「掌玉」
  •  小原酒造株式会社(喜多方市)・・・・・・「蔵粋」(マイストロ・交響曲・管弦楽・協奏曲)
  •  末廣酒造株式会社(会津若松市)・・・・「奈良萬」「末廣」「玄宰」「舞」
  •  國権酒造株式会社(南会津町)・・・・・・「大吟醸」「俺の出番」「道一筋」「宵まち」「てふ」「春一番」等
  •  花泉酒造合名会社(南会津南郷村)・・「花泉」(原酒・本醸造・本醸造辛口)
  •  大七酒造株式会社(二本松市)・・・・・・「箕輪門」「生酛」(辛口・ひやおろし)
  •  合資会社廣木酒造本店(会津坂下町)「泉川」「飛露喜」
  •  名倉山酒造株式会社(会津若松市)・・「月弓」「名倉山大吟醸」
  •  榮川酒造株式会社(会津若松市)・・・・「榮川」「榮四郎」
  •  辰泉酒造株式会社(会津若松市)・・・・「京の華」純米大吟醸
  •  有限会社仁井田本家(郡山市)・・・・・・「穏」「金寶」「自然酒」「たまご酒」
  •  有限会社渡辺酒造本店(郡山市)・・・・「雪小町」(大吟醸原酒)「疏水紀行」「あさか舞」
  •  若関酒造株式会社(郡山市)・・・・・・・・「さかみずき」(純米大吟醸)
  •  笹の川酒造株式会社(郡山市)・・・・・・「袋吊り」「開成」「すべて山田錦」「壺中有天」等
  •  稲川酒造店(猪苗代町)・・・・・・・・・・・・「純米吟醸無濾過原酒七重郎」
  •  白井酒造店(会津美里町)・・・・・・・・・・「萬代芳」
  •  開當男山酒造株式会社(南会津町)・・「開當男山」(大吟醸)「辛口男山」
  •  豊国酒造合資会社(会津坂下町)・・・・「學十郎」
  •  鶴乃江酒造株式会社(会津若松市)・・「会津中将」(純米酒)
  •  高橋庄作酒造店(会津若松市)・・・・・・「会津娘」(純米酒)

  * あくまで独断と偏見で無作為に私好みの酒を醸している蔵元を紹介しました。

Tenmei    

 

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