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学問・資格

2017年7月30日 (日)

英語が上手い女優たち

 マギー、ホラン千秋、トリンドル玲奈などのハーフや田中みな実、杏、河北麻友子、宇多田ヒカル、忽那汐里、早見優、すみれなどの帰国子女が英語を話せるのは当然だが、国際派の女優ともなると、舞台挨拶や海外特派員協会のインタビューに答えたり、それはアドリブの英会話ということがある。そこで難なく挨拶できるのは実にカッコいい。

 今日は私が聴いて英語が上手だと思う女優を5人セレクトしたい。解説はしない。なぜなら実施に聴いてもらえば十分彼女たちの語学力を知ってもらえるだろうから。

 1 宮崎あおい

 2 中谷美紀

 3 木村佳乃

 4 二階堂ふみ

 5 冨永愛

 トップモデルの彼女だが、発音が半端ない。目を閉じて聴くとネイティブそのもの。感情移入が上手い。WFP国連世界食糧計画のオフィシャルサポーターや、国際協力NGO ジョイセフのアンバサダーとして2011年度から、社会貢献活動を行っている。

 しかし、こういう方たちは帰国子女でもなければ、ハーフでもない。まして配偶者がネイティブというわけでもない。海外留学してもいなさそうだ。ではどのようにしてここまでの語学力を身につけたのだろうか?血液型O型の人は、言語習得能力が高いと言われるが、単にそういう理由でもなさそうだ。
 女優は外国の映画祭でレッドカーペットを歩く機会があるだけに、何かしらの方法で習得したに違いない。まさかスピードラーニング?

 俳優で英語が堪能だと思う方

 1 西島秀俊 https://www.youtube.com/watch?v=RwSAlSrrrgg

 2 長谷川博己 https://www.youtube.com/watch?v=ThpCxQC30LA

 3 東出昌大 https://www.youtube.com/watch?v=w3nT3Zpkuwk

 4 生田斗真 https://www.youtube.com/watch?v=vZ3PG1R9D6U 

 外国作品に出演する機会が増えて来た日本人俳優たち。石原さとみも英語が流暢だが、北川景子や川原亜矢子も日常会話にはなんら遜色がない。
 またスポーツアスリートたちは外国で試合に出場することが多かったり、海外のクラブチームで活躍するためには意思の疎通の手段として英語が欠かせないため、サッカー選手を中心に英語が上手い選手が多い。宮里藍や安藤美姫、錦織圭、羽生結弦の英語力は凄まじいし、石川佳純と福原愛の中国語も凄い。

 芸能人をよき手本とし、どうすれば日常会話を始め、英会話をマスターできるのか探って欲しいと思う。英語を話せるだけで、行動範囲は格段に広がるし、語学を習得するだけで見識やものの見方が大きく変わる。それが国際交流だし、異文化理解ということに繋がるのだから・・・。

 最後におまけ映像を乗っけたい。ハリウッドで活躍する8人の日本人・日系俳優の英語インタビューだ。

 記事作成:7月17日(月)

2016年11月23日 (水)

外国語を話せる芸能人

 ハーフが多い芸能人やアスリートだが、それ以外の生粋の日本人でも、その環境(例えば帰国子女)によっては、英語を始め、様々な言語を流暢に操れることがある。今日は、そうした芸能人の言語能力について、映像で紹介したい。

 1 北斗晶のスペイン語

 佐々木健介の妻で元女子プロレスラーの北斗晶。彼女はスペイン語が達者で、日常会話はバッチリ。外国人レスラーがメキシコや南米出身が多かったからなのか、その理由は不明だが、バイリンガルだった。彼女の息子がまた英語が達者。番組企画でいきなり英語で話しかけられても、堂々とした受け答えで出演者は驚愕していた。

 2 草彅剛の韓国語

 彼の韓国語は筋金入りだ。チョナンカンとして韓国ドラマに出演したり、韓国のバラエティ番組にも出た。通訳は不要。ハングル文字も読めるという。共演者にも感心されるほどだという。

 3 田中みな実

 彼女は帰国子女で、日本に帰国してから青山学院大学の文学部英文科に入学した。英語は出来て当たり前。ネイティブとそん色ない綺麗な発音で話す。

 4 亀田和毅のスペイン語

 亀田は奥さんも外国人で、国際結婚した。その流暢なスペイン語は舌を巻くほど。通訳なしでインタビューに答え、物怖じせず、堂々たるもの。外国で成功するには、やはりその国の言語をマスターすることが大事だとこのVを見て実感した。

 5 女子アナ5人

元プロ野球選手の石井一久の妻である木佐彩子。元フジテレビの看板女子アナだった彼女だが、青山学院大学英米文学科卒の頭脳明晰に加えて、アメリカ暮らしが長かったせいもあり、発音はネイティブ並み。

 その他

 国谷裕子 https://www.youtube.com/watch?v=FKFa6TjpCJc

 安藤優子 https://www.youtube.com/watch?v=EfFqFpzAUZA

 小池百合子 https://www.youtube.com/watch?v=ShdTki2J9r0

 ディーンフジオカ https://www.youtube.com/watch?v=X4hpEdKJM7U

 女子アナは帰国子女や留学者が多いし、外国暮らしが長い。よって英語は使えるようになる。安藤優子、小谷真生子、国谷 裕子、木佐彩子、田中みな実、竹内由恵、狩野恵理などネイティブ並みの美しい発音は必見。

 もちろん、すみれや河北麻友子などの帰国子女は英語が話せて当然だ。
 さて、こういう動画を見ると「芸は身をたすく」というのをつくづく感じてしまう。語学は知性だけでなく、外国で活躍の場を広げるチャンスと言える。今年、ピース綾部が、来年からの活動の場をアメリカに移すと発表したが、それもコメディアンでやる以上は語学力の習得がその成否の鍵を握っている。

 記事作成:11月12日(土)

2016年1月16日 (土)

バイリンガルな芸能人たち Part 2

 かなり昔にこのテーマの記事を書いて以降、続編を出せずにいた。今でもそこそこアクセスが多いので、この関連の記事に人は呼び寄せられるのか?それをいいことに、今回第二弾を書いてみた。それではバイリンガル、つまり語学力に長けた芸能人や有名人を紹介していきたい。今日は男性俳優メインの予定だ。

 福士蒼汰の英語とイタリア語

 若手イケメン俳優として、ヤングならずとも、主婦層にも大人気の福士蒼汰。女心をくすぐるその存在は、女子の好きな顔と性格を備えている。そして彼は単なる外見のカッコよさだけでなく、内面も知性と教養の塊と見た。その語学力が凄まじい。英語は英検2級取得者だし、日常会話は遜色ない。しかも凄いのは、イタリア語まで使いこなすその才能の高さ。今後は、国内だけでなく、海外進出も視野に入れた活動が期待できる。

 渡辺謙

 娘の杏さんも帰国子女だけあって英語は流暢だが、名優の父・渡辺謙さんも日常会話やインタビューを難なくこなせる語学力。ハリウッド映画にも進出し、出演のオファーが舞い込む理由が見て取れる。

 娘や自身の英語について語る謙さん

 https://www.youtube.com/watch?v=SlG_Vx675h4 

 鈴木亮平

 高校時代にオクラホマ州に留学経験があり、帰国後は国立の東京外国語大学に入学し、英語にも磨きをかけた。

 小出恵介の英語、中国語、ヒンドゥー語

 「慶應ボーイ」の彼だが、親の仕事の都合で、インドに住んでいたこともあって、インドの母国語であるヒンドゥー語も話せる。しかし、あまりにも幼少期だったため、ナマステしか覚えていないという。英語はヒンドゥー訛りが強く、アクセントが酷い。中国語でも自己紹介が流暢。慶應の実力は伊達ではなさそうだ。

 芸能人では、ほかにも帰国子女の忽那汐里や河北麻友子、長谷川潤も英語はお手の物だ。

 河北麻衣子・・・ https://www.youtube.com/watch?v=cDvHMCQ0DwE

 長谷川潤・・・ https://www.youtube.com/watch?v=jdlfpHm_jdw

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 では今回も「スポーツアスリート編」もお送りしたいと思う。

 外国でのプレーを希望して渡米したり、世界各地の競技会に参加する場合、コミュニケーションの手段として英語は不可欠だ。 あの「スピードラーニング」で話せるようになった石川遼選手でさえ、最初は満足なインタビューに答えられなかった。スポーツアスリートの場合、嫌でも英語を話す環境に置かれるため、必要に迫られて話すようになるのだ。チームメイトとの意思の疎通は無論、テレビなどのインタビューを依頼される場合もあるのだ。それに対応するには、英語を話す環境に自分を追い込み、それに順応するしかない。最もイチローや松井秀喜は、日本人の誇りを捨てず、頑なに日本語一辺倒で過ごしたが。
 それではまだ本ブログでッ紹介しきれていない外国語が堪能なアスリートを列挙したい。

 錦織圭

 英語を話すときには感覚もアメリカ人ぽくなるし、仕草やゼェスチャーまでもがネイティブスピーカーのようだ。

 羽生結弦

 少し照れ気味に、よく考えて、一言一言絞り出すように受け答えする。決して飾らず、流暢でなくても誠心誠意答えようとする姿が実に素晴らしい。コミュニケーションの基本がここにあると彼のインタビューを見ていてそう思う。

 亀田和毅のスペイン語

 ボクシング界の風雲児、亀田3兄弟の末っ子、亀田和毅のスペイン語は半端ないレベル。メキシコ人女性と結婚したのも納得の語学力。

https://www.youtube.com/watch?v=i6ETF25mY6Q

 永里優季(現在は大儀見)のドイツ語

 彼女も日本を飛び出し、ドイツのクラブチームに移籍し、点取り屋のFWとして活躍した。その後、日本代表には欠かせない存在となり、トレーニングコーチでもあった大儀見氏と結婚した。今も現役を続けている。

 小野伸二のオランダ語

 小野伸二は浦和に在籍もしたが、海外のクラブチームに長く所属した、オランダリーグが最も長く、よってオランダ語は、インタビューや日常会話のスピーキング力は十分。

 キングカズ(三浦知良)のポルトガル語

 今から30年以上前、日本にプロサッカーリーグが無く。、今ほど人気などなかった時代、中学卒業と同時に、本場のサッカーを学ぶために単身ブラジルに渡り、技を磨いた。そこでポルトガル語が母国語だったこともあり、彼も次第に語学力が上達した。驚きなのは、日現在まで現役を貫き、本に戻った後、Jリーグ発足当時からの立役者である境遇でもある彼なのに、30年も前に滞在していたポルトガル語を、現在もペラペラ話せるところが凄い。

 記事作成:12月25日(金)

2015年1月 9日 (金)

美しすぎる女流棋士たち

 私は趣味で将棋をさすことがあった。今でも「YouTube」などの動画サイトで過去の名勝負も頻繁に見ているほどの将棋ファンだ。今は亡き米長邦雄先生や羽生善治などの仰天するような勝負手には圧倒される。
 しかし、最近では美人の女性アングラーや女性ゴルファーも注目を浴びているが、将棋や囲碁の世界でも、美しすぎる女流棋士が登場するようになった。その真剣なまなざしと艶やかな和服姿に思わず見とれてしまうことも多いが、今日はそうした女流棋士たちをピックアップしたい。

 1 岩根 忍

https://www.youtube.com/watch?v=dpCd8k2c-pE

https://www.youtube.com/watch?v=wzn-g4cIuTM

Iwane1 Iwane2

 2 梅沢由香里

https://www.youtube.com/watch?v=4vp1b2rWVgA

https://www.youtube.com/watch?v=aU4MAD_MSN0

Umezawa1 Umezawa2

 3 矢内理絵子

https://www.youtube.com/watch?v=c-ZNEfIPFlU

https://www.youtube.com/watch?v=pqoafuYi7h4

https://www.youtube.com/watch?v=eWvGM5CGTM0

https://www.youtube.com/watch?v=fr0RNr8_K1w

https://www.youtube.com/watch?v=pqoafuYi7h4

Yauchi1 Yauchi2

 4 室田伊緒

https://www.youtube.com/watch?v=M5wPKbc7TTY

Murota1 Murota2

 5 安食総子

https://www.youtube.com/watch?v=w0vPUv4zF88

Ajiki1 Ajiki2

 6 室谷由紀 

https://www.youtube.com/watch?v=lKcSe0A9hnk

Muroya1 Muroya2

 7 清水市代

https://www.youtube.com/watch?v=qxiMKLadcvA

Shimizu1 Shimizu2

 8 島井咲緒里

https://www.youtube.com/watch?v=27o1Q3XXaHw

Shimai1Shimai2Shimai

 9 中村桃子

https://www.youtube.com/watch?v=XAM_qSN_6pA

https://www.youtube.com/watch?v=AEuor0SqFMQ

https://www.youtube.com/watch?v=ZFOqh8fC3Sc

Nakamura1 Nakamura2

10 中倉彰子

https://www.youtube.com/watch?v=BN4EaNGmcl0

https://www.youtube.com/watch?v=aXJNiAWcYDU

Nakakura1 Nakakura2

11 山口恵梨子

https://www.youtube.com/watch?v=iJJWc321ty4

https://www.youtube.com/watch?v=mNXTAD8aCQU

https://www.youtube.com/watch?v=hI83EbWxM5g

Yamaguchi1 Yamaguchi2

12 長谷川優貴

https://www.youtube.com/watch?v=bCePy2Wo9Kc

https://www.youtube.com/watch?v=cotiWstZKX4

https://www.youtube.com/watch?v=uL-tXcvnaa8

Hasegawa1 Hasegawa2

13 竹俣紅

https://www.youtube.com/watch?v=ahRIbY4J2_4

https://www.youtube.com/watch?v=luflYf4am-8

Takemata1 Takemata2

14 飯野 愛

https://www.youtube.com/watch?v=R3lffhwnwBA

https://www.youtube.com/watch?v=XuByn3wg-kE

Iino1Iino2Iino3

15 香川愛生

https://www.youtube.com/watch?v=YjJAS5hvGTQ

https://www.youtube.com/watch?v=4Sgnma_jghk

https://www.youtube.com/watch?v=LIsej79ow8A

Kagawa1 Kagawa2

16 鈴木環那

https://www.youtube.com/watch?v=Tr42bbtNAhw

https://www.youtube.com/watch?v=k7p8ipD2WlE

https://www.youtube.com/watch?v=rJwhIKPF4nA

Suzuki1 Suzuki2

 アイドルグループにも負けない容姿端麗、才色兼備の面々。知性を感じるし、これはお世辞抜きで綺麗すぎる。将棋や囲碁の世界も変わったものだ。ひと昔前までは、むさ苦しいオジサンたちの世界だった。大山康晴、中原誠、谷川浩司などを筆頭に、厳格にして一種独特なお堅い分野だった。それが随分と華やかにイメチェンしたものだ。
 毎週日曜日の午前中の対局に登場する女流棋士たちからますます目が離せない!

 記事作成:1月4日(日)

2014年11月11日 (火)

通訳不要の有名人の語学力

 本日は、有名人の英語力についてスポットを当てたい。以前も「バイリンガルな芸能人たち」なる記事を執筆し、本ブログで公開したところ、未だにその記事だけで毎日100件近いアクセスを頂いている。外資系企業が流入し、会社の公用語を英語に統一している一流企業も多くなった。外国人労働者も年々増えている現状もあり、英語の重要性がますます叫ばれる今日この頃である。今回、このような記事を書くのは、実は三度目だが、懲りずに読んでいただけたら幸いだ。題して「通訳不要の有名人の語学力」だ。しかし、帰国子女やハーフは話せて当たり前なので、忽那汐里、宇多田ヒカル、水嶋ヒロ、早見優、すみれなどは除く。また、前回紹介した浜崎あゆみ、赤西仁、向井理、Gaktも割愛したい。また、少々長くなるため、動画映像の埋め込み処理はしないものの、アドレスをクリックすれば、該当者の語学力を感じることができます。

 <政治家>

 1 宮澤喜一

https://www.youtube.com/watch?v=6bfBwbPY6EI

 歴代総理大臣の中で、ずば抜けた語学力を持っていた。外務大臣としての経歴もあり、一切通訳不要のコミュニケーターだった。

 2 加藤紘一

 彼は、政治家の中で最も英語を流暢に話すバイリンガルポリティクスだと思う。残念ながら、彼の惚れ惚れするような英会話のシーンが動画サイトにアップされていない。聞くことができず残念だ。

 3 浜田和幸

https://www.youtube.com/watch?v=MFHfhvn2JDE

 東京外国語大学外国語学部、ジョージ・ワシントン大学大学院卒。そこで政治学博士を取得したエリート中のエリート。

 4 佐藤ゆかり

https://www.youtube.com/watch?v=8R1CTsIJoGQ&index=32&list=PL8D4AA633B2542C02

 日本外国特派員協会での挨拶・質疑応答。郵政選挙で野田聖子の刺客として送られ、当選した。ご本人は、上智大学からコロンビア大学へ編入し、ニューヨーク大学大学院を出たスーパーキャリアの持ち主。これくらいの英語は朝飯前だ。

 5 河野太郎

https://www.youtube.com/watch?v=DdR-k-MDkUk

 シアトルロータリークラブで行ったスピーチ。彼はご存知、元自民党総裁の河野洋平氏の実の息子。父親のために腎臓を提供したことでも知られる。慶應義塾大学中退。その後、渡米し、ボストンの高校のサマースクールを経てサフィールドアカデミーという全寮制の高校に編入 、続いて1982年(昭和57年)にワシントンD.C..のジョージタウン大学に入学し、比較政治学を専攻。

 <有名人>

 1 三島由紀夫

https://www.youtube.com/watch?v=hkM_1LX4hDI

https://www.youtube.com/watch?v=JwGNfZqfiao

  1944年(昭和19年)9月9日、学習院高等科を首席で卒業。卒業生総代となる。卒業式に臨席した昭和天皇に初めて接し、恩賜の銀時計を拝受。ドイツ大使よりドイツ文学の原書3冊、華族会館から図書数冊を贈られた。大学は文学部への進学という選択肢も念頭にはあったものの、父・梓の勧めにより、同年10月1日、東京帝国大学法学部法律学科(独法)に入学(推薦入学)した。

 2 楽天・三木谷浩史社長

https://www.youtube.com/watch?v=0RrUUA3NwGo

 <スポーツ選手>

 1 川島永嗣

 なんと7か国語を瞬時に使い分けられる。語学マスターの名声をほしいままにしている。日本語、英語だけでなくイタリア語、ポルトガル語、オランダ語などどこのサッカークラブチームに移籍しても即順応できるだけの語学力を習得している。

https://www.youtube.com/watch?v=koKH3LbXCuw

https://www.youtube.com/watch?v=415H82UrTUw

 2 本田圭佑

https://www.youtube.com/watch?v=icE7hIyKn5c

https://www.youtube.com/watch?v=WNWGH2j_1mY

https://www.youtube.com/watch?v=8XZZxek4YEM

 3 中田英寿

 イタリア語をマスター(ザッケローニとのイタリア語対談)

https://www.youtube.com/watch?v=Rd4Lxu4t4p0

 セリエAで日本人初のサッカー選手となった。この堪能な語学力により、いち早くチームに溶け込んだ。ネイティブに言わせても、彼のイタリア語は現地の方と遜色がないそうだ。スピーチのため一夜漬けで覚えた福士蒼汰のそれとは明らかに違う。私は「ソーノモリトリエート(=Nice to meet you.)」と「アルヴェベデールチ(=Good by.)」しか知らない。

 4 亀田和毅

https://www.youtube.com/watch?v=Ijgi4T3cFqE

https://www.youtube.com/watch?v=i6ETF25mY6Q

 彼のスペイン語は完璧。通訳不要。私が最も驚いた奇才の持ち主だ。

 5 宮里藍

https://www.youtube.com/watch?v=ptwu4Wf_THg

https://www.youtube.com/watch?v=voo-h0W6Yzg

https://www.youtube.com/watch?v=k40T3vgfjK0

 6 錦織圭

https://www.youtube.com/watch?v=ioJGmbBgvJQ

https://www.youtube.com/watch?v=Klyt8ReMu_I

https://www.youtube.com/watch?v=NsfZWxy6Vfo

 7 羽生結弦

https://www.youtube.com/watch?v=qHEmB_qRobg

https://www.youtube.com/watch?v=HZChJe2Nf3Y

 8 安藤美姫

https://www.youtube.com/watch?v=Ufx3Se1CkWc

https://www.youtube.com/watch?v=r5xfqzQlMGw

https://www.youtube.com/watch?v=esVR5peKafs (台北でのインタビュー)

 9 福原愛

https://www.youtube.com/watch?v=0j_y73aV4FE

 彼女の中国語は完璧。反日感情が顕著な中国において、彼女は中国人にも好かれる存在となっている。

10 石川佳純

https://www.youtube.com/watch?v=HDzwBrgfx0Y

https://www.youtube.com/watch?v=7Hlm3jJwC4A

https://www.youtube.com/watch?v=zFzKPrWBS1k

https://www.youtube.com/watch?v=TjHWKjQXeHI

 彼女はいつ覚えたのかわからないが、中国語のインタビューに普通に答えている。上から2番目の映像は、どういう訳か、英語の質問を通訳が、中国語に変換し、石川佳純は中国語で答えている。考えにくい光景だ。
 そして、彼女はその可愛らしい容姿と奢らない態度が中国人にも好意的に受け入れられ、上海や香港を中心に熱狂的なファンがいる。

11 室伏広治

https://www.youtube.com/watch?v=OZnMAXKJ4Iw

https://www.youtube.com/watch?v=sFr3R_lk428

12 佐藤琢磨(F1レーサー)

https://www.youtube.com/watch?v=DJ-eFYn8Un8&list=PL6Fiyk2gwFPzstp3tX4MKzGF9MhZo50Nq

13 浅田真央

https://www.youtube.com/watch?v=hUcFZa4XlUE

14 村主章枝

https://www.youtube.com/watch?v=0tyLQG-7D5w

https://www.youtube.com/watch?v=0tyLQG-7D5w&index=12&list=PL8D4AA633B2542C02

 さすが早稲田出身だけのことはある。何の違和感もなく喋っている。

15 高橋大輔

https://www.youtube.com/watch?v=pzolemFdDwU

16 石川遼

https://www.youtube.com/watch?v=BljWVDXgSiE&list=PL6Fiyk2gwFPy-6wLsDRnu18Dylz-H6Kj3

 やはりこの英語力は「スピードラーニング」の賜物?

17 葛西紀明

 レジェンドという称号は伊達ではなさそうだ。世界中を転戦し、レセプションなどで話すうちに自然に覚えたという印象。でも使っている語はたいしたことはない。

https://www.youtube.com/watch?v=phusGCQIQrI8 小野伸二

 <タレント・俳優・芸人>

 1 鈴木亮平

https://www.youtube.com/watch?v=hERYXnp7-Xo

https://www.youtube.com/watch?v=0HC_BwfTSQE

 東京外国語大学卒の学歴は伊達ではない。発音を聴けば一発で理解できる。 

 2 松田聖子

https://www.youtube.com/watch?v=ZeyFijTh3vI

 ネイティブと話していても遜色ない。ジェフという専属の英会話講師に特訓した成果がありあり。

 3 渡辺謙

https://www.youtube.com/watch?v=s7SKYKgpQ34

https://www.youtube.com/watch?v=LFZK4OuhfXs&list=PL8D4AA633B2542C02&index=8

 4 ローラ

https://www.youtube.com/watch?v=dM8qLA57rZo

 父親が外国人のハーフだけあって、日本語以外に英語とベンガル語をマスターしている。

 5 栗原類

https://www.youtube.com/watch?v=HWDuSxO5GUE

 英語で「出演作品」をPR。日本語よりも英語のほうが威風堂々という雰囲気が漂う。

 6 YOSHIKI(X Japan)

https://www.youtube.com/watch?v=LrqiCMrYcWY&list=PL2D4B83FFE47299F0

 7 小林香菜(AKB48)

https://www.youtube.com/watch?v=wmp7X6ijCcs

https://www.youtube.com/watch?v=Z9om3EThxk8

 8 工藤静香

https://www.youtube.com/watch?v=14y0nSQvPcc

 本当に英語が上手い芸能人ランキング

https://www.youtube.com/watch?v=te8I4IU1Jfo

https://www.youtube.com/watch?v=sTxjalkC2hs

 9 Yoshiki (X-Japan)

https://www.youtube.com/watch?v=1SFCAHOSjhI&index=11&list=PL8D4AA633B2542C02

10 内田裕也

https://www.youtube.com/watch?v=1fa_g_qsndY&index=33&list=PL8D4AA633B2542C02

 なぜか東京都知事選に出馬を表明し、英語で政見放送。

11 藤井美菜の韓国語

https://www.youtube.com/watch?v=NoBbuX7vLGY

 さて、今日の記事では、有名人の意外な語学力に驚いたと思う。スポーツアスリートは、オリンピックや各種国際大会に参加し、外国人プレーヤーたちと凌ぎを削り、あるいは外国メディアのインタビューを受けることが多い、とりわけメジャーリーガーやサッカーは、チームメイトとの現地の母国語でのコミュニケーションが成功の秘訣になっており、その可否がプレーヤーとしての命運を握っているといって過言ではない。また、俳優もまた、ハリウッドなどの外国映画に出演するには、英語力の習得は必要不可欠。語学力を磨くために海外留学した例もわんさかある。
 安倍首相は、自らの苦い体験を踏まえ、日本人の英語力向上にかなり躍起である。小学生低学年から英会話力を身に着け、国際社会で対等に話せる人材を育成しようとしている。日本語が習得する前に、英語力を高める教育を施すのが良いか悪いかは別として、日本人らしさが損なわれてしまう危惧を抱いてしまう。欧米並みの発想や文化が見について、日本人の基本精神が育たない恐れを感じてしまうのだ。学力低下を招いた学校週5日制の反省もそこそこに見切り発車的に英語を覚え込まそうとする概念は危険極まりない。10年後の日本が欧米志向、日本文化蔑視傾向に陥らないことを願いたい。

 記事作成:10月6日(月)

 

2013年12月25日 (水)

芸能人・アスリートの英語力

 約1年以上前に、当ブログで「バイリンガルな芸能人たち」というタイトルで記事を書いたことがあったが、今回はその続編ともいうべき記事となる。前回は忽那汐里、水嶋ヒロ、向井理、帰国子女の関根麻里、秋元才加などの英語力をチェックしたが、今回はアスリートを含め、世界を股にかけて活躍している映画俳優やシンガー、そしてスポーツアスリートなど8名を紹介したい。

 渡辺 謙

 

 「ラストサムライ」などに出演し、国際派俳優としての地位を確立している彼にとって、英語は必需品であり、普通にコミュニケーションの手段として活用している。流暢だし、何の違和感もなく聴ける。自分の言葉で自分の考えをしっかり述べているので、にわか仕込みではなさそうだ。血液型はA

 河北麻友子

 忽那汐里と英語で会話するCMに出演した映像はコチラ

 アメリカ合衆国ニューヨーク州で生まれる。父はニューヨークで会社を経営している。したがって、全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得して芸能界デビューするまでは生粋の帰国子女ということになる。来日直後は、日本語よりも英語の方が得意だった。血液型はO

 浜崎あゆみ

 前の夫のモデル・俳優のマニュエル・シュワルツもオーストリア出身だったが、離婚後、再び婚約した相手もまたしかもUCLAに通う現役の医大生というから凄い。年上年下関係なくとりこにさせる彼女の魅力とは何なのだろうか。ちなみに婚約者は10歳下である。言語能力が備わっているからコミュニケーションがとれ、恋愛感情に発展するのだろうが・・・。血液型はA

 宇多田ヒカル

 2013年に実母の藤圭子の衝撃的な自殺で、再び脚光を浴びることとなった彼女だが、気丈に振舞った彼女に同情が集まった。彼女は英語が堪能であって何ら不思議はない。藤圭子が逃避行して渡ったのはアメリカで、彼女はニューヨーク州出身の帰国子女にあたる。あの名門、コロンビア大学に在籍した経歴を持つ。血液型はA

 Ai

 彼女もまたアメリカはロス生まれのクォーターで帰国子女。母方の祖母がイタリア系アメリカ人という家系。ロスで10代後半を過ごし、本場のゴスペル音楽に触れたことで、ソウルフルな歌を歌うようになった。血液型はB

 櫻井翔

 彼はもともと慶應ボーイ。慶應というところは、私もそうだったが、英語力重視の大学。帰国子女がやたら多いし、レベルの高い語学力を要求される。単位修得が難しい。そんな彼が、番組の中で披露したアドリブがこの映像。血液型はA

 アスリート系

 安藤美姫

 

 シングルマザーになったことを公表し、周囲の度肝を抜いた。父親の名は今でも明かしていない。コーチのニコライモロゾフと噂が立ったが、子供の顔からすると父親は外国人ではなさそうだ。彼女が英語が堪能なのは、ジュニアの頃から国際大会に出場し、外国人のコーチと接していたことがきっかけ。通訳を介さずに直接会話ができることで、伝達や助言、指導がしやすい利点があった。血液型はO

 宮里藍

 彼女の英語力はお墨付き。優勝インタビューでは、通訳不要で即興で英会話にて受け答えができている。しかも使う単語自体が高度。全米女子ゴルフ(USLPGA)ツアーに長く参戦し、同組で廻る選手とも頻繁にコミュニケーションをとっていることから、自然と語学力が身に付いたのであろう。血液型はB

。また、中国語が堪能な芸能人にはGAKT、福原愛は有名だが、AV女優の蒼井そらや卓球の石川佳純がめちゃくちゃ流暢な中国語を話すのには驚いた。

http://www.youtube.com/watch?v=WYH9VzQI2rg (1分26秒から)

http://www.youtube.com/watch?v=HDzwBrgfx0Y

 サッカー選手の語学力はコチラ

 さて、国際舞台で活躍するプロスポーツ選手は、英語を始め、その国の言語を学び、使えるようになるのが当たり前。メジャーの長谷川(英語)や卓球の福原愛(中国語)、中田英寿(イタリア語、英語)、三浦知良(ポルトガル語)、川島永嗣(英語)などは、びっくりするほど現地に溶け込み、自然に言語を習得して、普通にコミュニケーションをとっている。言語をマスターするには「習うより慣れよ」の精神で、使わないければいけないような環境下に自分を置くことだろう。生活する以上は、その言葉を覚えなければならないという状況に追い込むことも必要だ。日本にいて第二言語をマスターするより、効果的だし、実用的だということを思い知ったエピソードとなった。

 記事作成:12月20日(金)~21日(土)

2011年12月20日 (火)

世界三大思考

 2009年の11月20日に当ブログで「日本三大思考」という記事を書いた。2年も前のことで、私自身が忘れていたが、それにちなんで今日は「世界三大思考」をお送りしたい。私はふとした思いつきで、何でもかんでもブログ記事にしてしまう恐ろしい習性を持っている。おそらくは、それを胸の内に仕舞っておくことが出来ないタイプ。したがって、秘密を守るのが大の苦手で、幼少の頃から「誰にも言うなよ」と言われて打ち明けられたことは、黙っていられない。だからといって秘密を暴露してしまうことはしないが、「だったら初めから何も言わないでくれ」という性質だった。今回もその例に漏れず、「思い立ったが吉日」とばかりに単なる思いつき企画でお送りしたい。あまり構えずに気楽に読んで頂けたら幸いかと思う。もちろん取り上げる内容も独断と偏見で無作為に選んだものばかりだ。そして今回は画像は割愛させて頂く。

 世界三大美女・・・クレオパトラ・楊貴妃・小野小町

 これも異論他論入り乱れている。大体世界の人が小野小町を知っている筈がなかろう。日本人が小賢しい知恵で勝手に美女に奉っただけの話ではないか?世界の通説では小野小町のところにヘレネが入るらしいし、インドでは「メンカ、シャクントラ、ルップマティ」、ギリシャでは「アフロディーテ(ビーナス)、アテナ、ヘラ」、中国では「楊貴妃、貂蝉、王昭君、西施」なのだそうだ。なお、美人と美女の違いは、お互いに容姿端麗であることに違いはないが、美女はセクシーさを併せ持ち、男性にとってセックスシンボル的な妄想を感じさせる存在なのだそうだ。ちなみに、現代の日本人女性で三大美女を選ぶなら、檀れい・松嶋菜々子・吉瀬美智子あたりか。なぜか3人ともA型なのだ。美しさなら夏帆や蒼井優も群を抜いている。やっぱりこのふたりもA型。所詮個人の好みになってしまうようだ。

 世界三大珍味・・・フォワグラ・キャビア・トリュフ

 この中でトリュフはなかなか出てこない解答だ。よく間違い探しのクイズで、同じ茸ということで松茸となっている場合がある。それくらいトリュフは日本人には馴染みのない食材だった。もちろん貧乏人の私は、ガチョウの肝臓のフォワグラもチョウザメの卵のキャビアも人生で一度か二度しか食べていない。質より量の人間にとってはおよそ無縁の豪華料理なのだろう。ちなみに世界三大スープなるものもあって、フカヒレ・ボルシチ・トムヤンクンだそうだ。

 世界三大秘宝・・・ツタンカーメンの黄金のマスク・ミロのヴィーナス・モナリザ

 エジプトのピラミッドの王家の棺から出土し、発掘されたツタンカーメンの黄金マスク。若くして王位に就いたが、死亡するのも早かった。毒殺説など憶測が飛び交っている。その黄金のマスクもまた訳ありで、発掘に関わった考古学者等が相次いで怪死を遂げている。これを俗に「ツタンカーメンの呪い」という。結局は棺を荒らしているのは間違いないところで、言うなれば現代の調査とは名ばかりの盗賊集団と同じで、遺体を暴き、埋葬品を持ち帰るなど神への冒涜で天罰が下っても当然の報いだというのが一般的な見方のようだ。ミロのヴィーナスは言わずもがなだが、古代ギリシャ時代に制作された女性彫刻。制作者不詳で、現在はパリのルーブル美術館にある。モナリザはレオナルドダビンチ作による深緑の衣装を着た一人の女性が、僅かに微笑んだ半身の肖像画である。こちらもルーブル美術館収蔵。

 世界三大夜景・・・ナポリ・香港・函館

 私は函館の夜景(3回)しか見たことがないが、写真で見るナポリや香港よりは、眼下に湾曲して両側に海がある光景は函館が世界一だと思っている。日本では六甲山からの神戸の夜景や長崎の夜景も素晴らしいと聞くので一度見てみたい。

 世界三大発明・・・方位磁針(羅針盤)・火薬・印刷

 火薬の発明自体は画期的で、その後の物的な進歩に貢献しているが、人を殺す道具や武器として使われるケースも多々あって、個人的にはあまり重要だとは思えない。羅針盤と活版印刷は当時革命的で文化的発達をもらたした点で評価できる。要はそれを使う側の良識がもっとも重要だろう。

 世界三大通貨・・・ドル・ユーロ・円

 今はもう「円(\)」ではなく、「元」に間違いないだろう。GDPはアメリカに次いで世界第2位に躍進した。もとから人口12億円の脅威は感じていたが、経済力を付けた中国ほど恐ろしいものはない。中国人は歴史的な観点から未だに日本人を敵視し、一般的には我が強い民族である。他人への気遣いや思いやりよりも自分の権利や利益を優先する傾向が強い。主義主張は立派である。そうでなければあの人口の中で、個人が埋没してしまい、自分の存在を知らしめることなど出来ないからだ。しかし反面、利己主義が故に、著作権や商標、盗作に関する意識が希薄であることは過去の事象から明白だ。この民族が経済力をつけた日には始末に悪い。軍事力を増強し、東シナ海や日本海を領海・領空侵犯し、威圧をかけてくるのは必至。沖縄にアメリカ軍基地があるために中国は日本に手出し出来ないことを我々日本人は認識しておく必要がある。沖縄の方々には申し訳ないが、もしアメリカ軍が政治的混乱の末に、沖縄から全面撤退するようなことになれば、間違いなく中国軍が沖縄に進出して来ることは明らかだ。憲法第9条がある限り、軍隊を持たない日本は、有事の際アメリカに軍事依存していることを忘れてはならない。つまり、中国が日本に手出しできないのは、アメリカ軍が沖縄に駐留し、絶えず東シナ海を監視し、防衛線を張ってくれているからこそである。もしそれを反故にし、白紙に戻したければ、国際平和の概念に逆行していると思われるかもしれないが、憲法を改正し、日本も軍事力を増強しなければ、力の均衡は保てないことを現実問題として、あるいは国際問題として絶えず念頭に置かなければならない。

 世界三大都市・・・ニューヨーク・ロンドン・東京

 いわゆるメガロポリスとして人口が集中し、国家の中枢を成し、そして経済発展もめざましい一極集中都市である。近年はドバイ、香港、サンパウロもその台頭が目覚ましい。いずれ東京は過去の栄華とされ、中国のシャンハイや香港などと入れ替わる日も近いのではないか?ちなみに私が選ぶ現存する古代都市はローマ、アテネ、カイロで、滅亡した三大国は「古代ローマ帝国」「インカ帝国」「アトランティス」だと考えている。

 世界三大映画祭・・・ヴェネチア国際映画祭・カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭

 日本でも何人かこの由緒ある映画祭に出品し、監督賞などを貰っていることから判断して、日本映画も世界では高い評価を得ていることが証明できる。北野武(ビートたけし)は世界では名監督の誉れ高い。

 世界三大宗教・・・イスラム教・キリスト教・仏教

 本来宗教とは、平和を願い、人を救うために存在する目的であるべきなのに、世界各地で宗教紛争によって多数の死者を出す現状は、一体何の意味があるのだろうか?宗教にのめり込むと周囲が見えなくなり、自分の信仰以外は断じて認めたくなくなるようで恐ろしい。ちなみに世界三大聖地はバチカン・エルサレム・メッカである。ある時期だけ決まって全世界から巡礼にやって来る。そして世界三大聖人とはムハンマドイブンアブドゥッラーフ・イエスキリスト・釈迦

 世界三大交響曲・・・運命・新世界・未完成

 それぞれベートーヴェン、ドボルザーク、シューベルトの名作である。シンフォニーは管弦楽の頂点と目され、音楽家にとって憧れの存在である。

 世界三大作曲家(3B)・・・バッハ・ブラームス・ベートーヴェン

 これもつまり、ドイツの偉大な作曲家だけを取り上げる妙な三大思考である。オーストリア出身のシューベルトやロシアのチャイコフスキー、ポーランド出身のショパンだって同系ではないのか?私はクラッシックにはあまり造詣が深くないが、小学生時分に合奏部でメロフォンを吹いていた。カール・E・キング作曲の「印度の女王」という意味ありげな曲で、福島県小中学校合奏コンクール(県大会)で金賞を頂いた。携帯電話もなかった時代にどうして知ったのかは不明だが、福島県文化センターでの演奏終了後の帰りのバスの中でその知らせを聞いて皆、狂喜乱舞したことを覚えている。

 世界三名瀑・・・イグアスの滝・ヴィクトリアの滝・ナイアガラの滝

 名瀑とは巨大な滝のことである。瀑布とも言う。日本でも那智の滝(和歌山県)、袋田の滝(茨城県)、華厳の滝(栃木県)が日本三大瀑布と呼ばれているが、世界のそれは、高さも幅もスケールがまるで違う。

 世界三大文豪・・・シェークスピア・ダンテ・ゲーテ

 イギリス人劇作家で、四大悲劇(リア王・オセロ・マクベス・ハムレット)や「ロミオとジュリエット」、「真夏の夜の夢」などの名作を遺したのはシェークスピア、同じくイギリス人の詩人のダンテは「神曲」があまりにも有名、ドイツ人の詩人で劇作家でもあったゲーテは「若きウェルテルの悩み」や「ヘルマンとドロテーア」などの秀逸した作品を遺したことで知られている。

 世界三大料理・・・中華料理・フランス料理・トルコ料理

 日本料理が入っていないのは仕方ないにしても、メキシコ料理や印度料理も捨てがたい。私は基本的に中華料理は好かない。調味料が濃くて辛い印象がある。どちらかといえばあっさり系が自分の舌に合う感じがする。ちなみに世界三大穀物は小麦・米・トウモロコシらしい。関係ないが、最近はサトウキビやトウモロコシから燃料を造るバイオマス発電が欧州では盛んに行われている。

 世界三大コーヒー・・・ブル-マウンテン・キリマンジャロ・コナ

 ブルマンはとにかく高い。高いから珍重されるのだろうか?私は庶民的で香りも味も楽しめる「モカ」が大好きだ。一時期、残留農薬問題で1年くらいモカが飲めずやきもきした。ついでに世界三大嗜好飲料を加えると、コーヒー・紅茶・マテ茶(ココア)なのだそうだ。また、世界三大美酒はワイン・大吟醸酒・紹興酒らしい。日本酒が入っていることが何より嬉しい。

 世界三大サッカーリーグ ・・・プレミアムリーグ(イギリス)・リーガエスパニョーラ(スペイン)・ブンデスリーガ(ドイツ)

 世界最高峰の一流プレーヤー達が一堂に会すACミランやインテルミラノ、ユベントスなどが所属するセリエA(イタリア)が入っていないのはおかしい・・・。

 世界三大モーターレース

 インディ500・モナコグランプリ・ルマン24時間

 ちなみに世界三大選手権レースは、世界ツーリングカー選手権・世界ラリー選手権・フォーミュラ1だそうだ。

 結構日本の物も含まれていて嬉しい感じがするのは俗物根性の表れか?中にはこんなリスト、一体「だれが、いつ、どこで決めたんだ?」という代物もある。また、異説も多数あるようである。本日紹介したのはほんの一部。気が向いたら続編を考えたいと思う。

 今回参考にした文献はコチラ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7

日本三大思考はコチラ↓

http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-e50f.html

 記事作成:11月29日(火)

2011年4月 4日 (月)

ドキュメンタリー46歳の挑戦~1年間の費用篇~

 私が通信制の大学に入学して約1年が経過した。現在の仕事を退職した後のことを考え、余生を充実したものにするためには、法律の習得が最重要で不可欠と判断し、昨年4月に「東京6大学」の一角である某有名私立大学の法学部・法律学科の門を叩き、入学した。そして約1年間勉強を積んで来た。しかし、いかんせん定職を持ち、時間の制約を受けての二足の草鞋は厳しいものがあり、一念発起して不退転の覚悟で臨んだ割に、思うように単位修得に結び付かなかった。学士入学のため、入学段階で40単位分を免除して貰う優遇措置にもかかわらず、2年半で卒業というのは土台無理な話だったと悟った。レポート提出と年4回の科目試験を受験し、両方で及第点を取れば単位修得となるのだが、普段の学習は自主勉(自学学習)である。誰も教えてくれず、コツコツと自力で100ページ以上ある、日本語なのに通じないような難解なテキストとにらめっこしながら、自分で知識を習得し、蓄積していかなければならない。しかも「K大」は、女子アナの多くが卒業することで有名な日本でもトップ3に入る超一流私大である。憧れ半分で入学したものの、そんなに甘いものではなかった。

 結論を先に言えば、レポートも1回再提出となったり、科目試験でも同じ科目を2回落とした。結局1年間で取得した単位は10単位だけ。合計50単位で終わってしまった。卒業まではあと74単位以上が必要で、道は険しい。修得した10単位というのは、英語3科目の6単位分と夏に8日間も通い詰めたサマースクーリングを受けた専門2科目の計4単位だった。しかも5科目中、A判定は2科目。B判定が2科目でC判定が1科目。やはり甘くはなかった。採点基準も他の大学とは比べ物にならないくらいハイレベルだ。さすが創始者は、日本で一番価値の高い紙幣に描かれるだけのことはある。一筋縄ではいかなかった。この1年間で10単位修得するのに一体いくらお金を使ったのか?今回はこれからチャレンジしようと考えている人に参考となるように費用面についても振り返りたい。計算してみると総額でざっと295,192円かかった。授業料に当たる教材費だけでなく、様々な費用がかかった。やはり営利目的の私学だけのことはあり、あの手この手で金を集める仕組みになっていた。「天下のK大」ということで、名前を有り難がって仕方なく金を払っていたが、実際に余分な追加徴集金が思いのほか多いことに驚いた。しかも地方出身の私にとっては、スクーリングもなかなか出席できないし、参加費用も馬鹿にならない。8日間も纏めて休暇を取るのは至難の業だし、いざ東京に一週間以上も滞在すれば、安価なカプセルホテルを使っても、往復の交通費や食事代などを含めれば10万円近い滞在費用がかかってしまう。さらに科目試験も地方受験が可能とはいえ、仙台まで120km離れており、そこまで高速代やガソリン代を使っての往復。出費はそれなりに大きい。まぁ1年目の今年は貴重な経験が出来る機会をお金で買ったようなものだ。25年ぶりに学生に戻れた経験をしただけだったような気がする。さて、あなたはこの金額、安いと見るか高いと見るか?学士入学の私でも10単位修得に30万円近く使った。この調子で行けば、卒業まであと74単位必要なので、単純計算であと7倍、つまり210万円くらいかかることになる。つまり車一台分。しかもこの4月から学費が改定され大幅値上げとなった。地方出身者の通信制教育の難しさや盲点が浮き彫りとなった1年だった。

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 しかし、残念なことに、去る3月11日に起きた誰も予想だにしなかった「東日本大震災」で被災し、原発問題もあって性根を据えての学業継続は厳しい状況に追い込まれてしまった。また、子供の進学費用も嵩み、経済的にも苦しくなった。言い訳がましく聞こえるかもしれないが、私事で家計を圧迫したくはなかったのだ。従って、せっかく入学したにもかかわらず、1年足らずで休学措置をとることになった。時間はかかるだろうが、元の平穏な生活に戻るまで、暫くの間、学業は休止することになり、上記の学生証を3月29日付で返納した。以下、1年間でかかった費用の内訳を掲載したい。

 <2010年度 全費用一覧> 単位は円

H22
1月12日 出身大に成績・卒業証明書(切手) 600
1月12日 切手(往復郵送) 180
1月12日 住民票発行 250
1月12日 封筒代 105
1月19日 願書請求 1,000
1月19日 同振込料金 120
1月20日 切手代(領収書&選考結果) 460
2月5日 選考料(為替証書) 10,000
2月5日 手数料 420
2月14日 願書郵送代(書留) 560
3月26日 入学金・教育費 110,000
3月26日 振込手数料 330
4月10日 学割発行依頼(往復郵送) 180
入学式出席 JR往復(旅行券) 13,360 実質3,360
4月25日 ポケット六法(有斐閣)  950
法とは何か(岩波新書) 105
4月29日 同上 バス代昼食代土産代等 4,100
6月1日 スクーリング申込書留切手 380
スクーリング学割請求切手 80
スクーリング受講料+振込手数料 16,120
6月28日 スクーリングテキスト代 6,825 日本政治史+マスコミ論
7月3日 科目試験駐車場代・お茶代 650 福島87km往復
7月4日 科目試験駐車場代 700 福島89km往復
7月20日 憲法レポート郵送代 15
7月28日 民法総論レポート郵送代 15
8月10日 スクーリングJR往復(旅行券) 13,360 実質3,360
8月10日 商法Ⅰ・民法債権総論・労働法 315 ブックオフ日和田
8月24日 スクーリング滞在費用合計 74,087
9月29日 民法総論・憲法テキスト  2,625/2,940 5,565   岩瀬書店(図書カード)
10月16日 科目試験往復費用 5,190 高速250km往復・P料・食事代
H23
2月26日 ラジオ授業テキスト代                      3,110    3,030+送料80
  合 計 269,132

 <上記以外の費用>

H22
4月3日 スーツケースバッグ 3,980
ルーズリーフ・ノート・バインダー 300
地図
H23
2月17日 ネットブックPC(Eee PC) 20,800 中古PC
ネットブックキャリーケース 980
合 計   26,060円

 記事作成:3/31(木)

2011年1月22日 (土)

ドキュメンタリー46歳の挑戦~科目試験再び篇~

 このタイトルも久々だ。ハッキリ言って3日間の突貫工事のような学習法だった。昨年の7月に受けたのと同じ専門科目の試験をリベンジとばかりに再受験した訳なのだが、前回と同じことを覚え直しただけで、ヤマが外れれば一巻の終わりの状態だった。

Soccer  試験前日、覚えたことを3~4回、用紙に書いて復習し、書くべき答案の模擬練習を何度も行った。8枚もの内容を全て滞りなく覚えた。勉強とはそういうものだろうが、やっていないと不安になるくらいになれば本物だろう。「わからないところが何なのかわからない」うちは、勉強していない証拠だ。やっていれば必ずつまづきがあり。それを解決しようと調べ、紆余曲折があってどうにか解決する、その繰り返しで人は知識を蓄え、より高みに辿り着けるのであろう。そう考えれば「人生に勉強の終着点はない」ということだ。学ぶのを辞める時はおそらく死ぬ時なのだろう。疑問が解決した時の歓喜にも似た快楽と充実感、そして安堵感は何物にも替え難いものである。結局前夜は娘にチャンネル権を奪われ、23時からサッカーアジアカップ準々決勝のカタール戦を見ながらこの日最後の5回目の復習を行おうとしたが、それどころではなかった。手に汗握る激闘だった。警戒していたセバスチャンに個人技から持ち込まれ、先制を許し、追う展開。岡崎のGKの頭の上を超える技ありループを香川が頭で押し込み同点に。しかし後半早々、吉田が2枚目のイエローで退場。直後のFKで失点。また勝ちこされる。あまりにも痛い失点で、しかも一人少ない苦しい中、誰もが敗戦を覚悟しただろう。しかし日本は諦めなかった。後半も中盤過ぎ、明らかに疲れが見えだしたカタールに対し、日本はダイレクトパスで細かくつなぎ、豊富な運動量で圧倒。香川の値千金の同点シュートと伊野波の勝ち越しゴールで大逆転。若き日本代表の強さを見せつけた。これがサッカーなのだろう。カタールはワールドカップ開催が決まり、南米の選手を帰化させている。予選が免除なのだからこれはおいしい。これでベスト4進出が決定。相手はイランか韓国の勝者。どちらが来ても強敵だが、10人でも逆転勝利した日本の粘り強さが発揮できれば、2大会振り4回目の優勝も決して夢物語ではない。結局、興奮のあまり1時過ぎまで起きていたが、自宅では勉強が手に付かなかった。

Dvc00268  そして試験当日の1月22日(土)、朝7時20分に起床。午前中の10時から約1時間かけて最終点検。13時25分に自宅を出た。会津街道を駅方面に向かい、ツルハから右折。若葉町を素通りし、神明通りへ。試験は14時30分から清水台の職業訓練センターを会場として行われた。この場所は私が幼少の頃、剣道を習った「武徳殿」という木造の剣道場があった場所だ。もちろん私にとっては幼少期からの庭のような場所だ。帰りに立ち寄ることにして虎丸町のブックオフのPを拝借。そこから歩いて会場へ。13時50分に到着。今回は地元なので、一体どれくらいの人が私と同じ考え、そして同じ志で臨んで受験に来るのか楽しみだった。出来れば話しかけて仲良くなりたかったが、どうも試験会場に入った途端からピリピリムードで、話しかけられそうな雰囲気ではないかった。試験は女性が4人で男性が私を含めて2人。計6人で受験となった。私の前の男性は確か昨年7月にも福島テレサで会った人で、「西洋史」の試験を受けていた。また、私の後ろに座ったのが女性で、「英語Ⅶ」の科目を受け、右側の前から3列は「地理学Ⅱ」などを受験していた。私はこれで通算3回目の科目試験受験となったが、受験生と話が出来たのは仙台の時だけだった。しかも地元の65歳過ぎのおじいさんだった。退職してもなお、まだ学習意欲が冷めぬとは感服しか祀った。14時半から「E群」の試験開始となったが、設問を見るまでの緊張感が凄まじい。この用紙をめくった一瞬で、天国か地獄かが決まる。全く予想もしなかった問題に直面すれば、面喰って衝撃を受けて、1時間を打ちひしがれて棒に振るか、あるいはラッキーとばかりに時間を惜しんでカリカリとペンを走らせるか、まさしく月とすっぽんほどの差がある。今回の出題は「律令の中央官制を史料として、四等官制度について論ぜよ」というものだった。ここは学習していた範囲だったが、そこだけをこと細かく詳細に論じるのは相当厳しく、仕方なく、まずは四等官が律令官司の「長官・次官・判官・主典」から成る管理職で、行政の意思決定機関であることを述べ、さらに準管理職として「史生」、平役人として「使部」と「直丁」を置いたことなどを書いた。更には中央官制とは何か「二官八省一台五衛府」の行政組織を史料として挙げ、それぞれを説明し、最後に四等官がどういう役割を果たしたかを述べてまとめとした。Dvc00266珍しく誤字などで訂正は1箇所だけ。きれいな答案を作成できた。B4タテの用紙の一番下 まで埋められた。前々回(7月)の時もそうしたのだが、結果は「D」判定で不合格となってしまった。今回は出題の設問に沿った解答をしたのだが、前回の反省を生かせず余計なことを羅列したため、意外と減点されて厳しい結果が待ち受けているかもしれない。とにかくK大の試験は難しいことで有名で、うわべだけの勉強ではすぐに見抜かれてしまう。まんべんなくテキストを読み込んでおかないと、とても太刀打ちできない内容なのだ。これはスクーリング以外のテキスト学習で単位を取得するのは相当難しいかもしれない。通学生よりも通信制学生の方が、学力が高いと断言する教授がいるほどで、マジで卒業するのは入学生の5%程度、法学部に至っては僅か3%だというから狭き門なのだ。今回はダメ元で受けたものの、幸いにして覚えた内容が出題されたので、「C」で何とか合格するかもしれない。でも楽観はできない。下まで埋め、数回見直しして、試験開始から30分が経過した15時2分に「いの一番」に提出し、退室した。これは学生時代から変わっていない。常に一番に答案を仕上げ、真っ先に提出するのがこの上なく快感だったのだ。それが今でも体に染みついているようだ。「先手必勝」を座右の銘とする自分らしい。でも「慌てる何とかは貰いが少ない」と言われるように、早合点や勘違いで早とちりも自ずと多い方だ。だからこういう性格が災いして血圧が高いのかもしれないが。17時からは懇談会があったようだが、キャンセル。そして明日の試験(「憲法」)も申し込んでいたのだが、全く手つかずなので、残念ながら辞退することになった。もし今回受験した「日本法制史Ⅰ」の単位が認定なら、これまで3回の科目試験とスクーリングで12単位取得となり、4月の科目試験で1年間のスケジュール終了となるのだが、年間の目標(下方修正したが)の15単位取得の可能性は何とか残った。あと3単位は憲法(3単位)か政治学(6単位だがレポート未提出)で目標クリアとなる。これからは年間16単位目標でやれば、5年間で80単位。毎回科目試験では、欲を張らずに1科目(3単位平均)ずつ受験し、4回の試験で12単位を確実に取得し、それにスクーリングで4単位を加えればクリアとなる。これにすでに学士入学で取得済みの40単位分を合わせれば120単位ほど。6年目に卒論に取り掛かれば6年間で卒業となる。かなりのどんぶり&取らぬ狸の皮算用だが、そうすれば52歳時点で大学卒業というのも面白い。

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 その後、玄関先で今回受験したという証拠の写メを撮影。そして次に向かったのは、小中学校の同級生の経営するその近くの酒屋だった。商工会議所の隣にあった古い病院の名前を探り出すためだ。すると奥さんが同級生の主人の出先にTELし、わざわざ戻って来て貰った。何と中学卒業以来、31年振りの再会だった。古い昔話をしていくうちにいろんな記憶がよみがえってきた。なんと彼は、推し量ったかのように昭和20年頃の駅前周辺の正確で詳細な住宅地図を持っていた。しかも何故か新品。希少価値は凄い!それはすでに亡くなられた藤野さんという方が自分の記憶や足を頼りに聞き込みを行い、自分で作成した昔の地図だった。そして私が探していた病院は、「斗星堂(とせいどう)」だったことが判明した。そして駅前周辺の地図を見ると、昔懐かしい店屋の名前がズラリ。4号線より旧国道の方が広かった時代の図面である。街の真ん中(寿泉堂病院の南側)に防空壕があったり、道路拡幅で今は他の場所に移転した店も。昔はあの周辺は銭湯がやたらと多かった。内風呂があった家庭は少なかったからだ。「虎湯」や「柳湯」、「夢の湯」など、そして呉服屋と魚屋、自転車屋もずいぶん多かった。死んだ親父が見たら、すべてを知り尽くしていただろうから、さぞかし懐かしんだことだろう。15時5分から16時まで居座って昔話に花が咲いた。しまいには昭和一桁生まれの80歳すぎのおばあちゃんまで登場し、話に加わっていた。私の中学校の学区だけに同級生のお店も数多く記載されていた。とにもかくにも問題が解決して良かった。そして帰りがてら、再び試験会場の「職業訓練センター」に戻り、2階のホール兼ロビーで案内表示板を入れて写メ。

 その後、車を駐車した「ブックオフ」。「こち亀」の単行本を2冊500円で購入した。そして実家へ。昼飯も食べないで往復したので、「ホットモット」で「特から揚げ弁当」を430円で購入し、実家で食し、ついでにおかずを頂いた。そして18時過ぎに実家を出て、18時15分に帰宅した。途中、内環状線の「ツルハ」の斜め向かいに新規開店した「セブンイレブン」がイベントを開催していて大繁盛していた。ここの駐車場は滅茶苦茶広い。以前は一面畑があった場所だ。一昨日前に仙台で歩き過ぎて足が痛くなければ、この後はリゾートかミネロにナイタースキーに行く予定だった。釣りにしてもスキーにしてもいつも単独行動で自由気ままなのだが、この歳になると何かある(心臓発作とか)とまずい。子供や家内は同行出来ないので、このブログを見ている方で、一緒にスキー(orスノボ)に行っても良いという方(男女問わず)は、コメントにメルアドなど書いてお知らせください。当ブログにはアップ掲載せず、こちらからご都合等のご連絡を差し上げたいと思います。

 このところ3日間は試験勉強に明け暮れたが、なんとかやりきった感じ。ホッとした。これからは専門だらけなので、欲張らず、毎回1科目受験して確実に単位取得に結び付けて行きたい。ちなみに明日は休養日としたいが、やるべきことが溜まっている。まず、寒くて足が遠のいていた散髪とレポート作成の参考文献をかき集めに麓山の中央図書館へ行く。そして、もうじき確定申告なので給料明細表を見ながら収支計算書と青色申告書の書類作成。更には仕事が終わらず、家に持ち帰った仕事をパッパッと片付け、更には電気店巡り(ブルーレイの価格調査)とストック分が無くなった当ブログの執筆と結構忙しいかもしれない。とりあえず今日は、夕べのサッカー観戦で夜更かししてしまったので、ビールでも飲んでゆっくりと寝たい。

2010年12月 2日 (木)

女子大はなぜ今人気がないのか

 昭和の頃、「○○戦争」と呼ばれた時代があった。例えば政治の世界では角福戦争、交通事故が急増した時代には交通戦争、そして私が直接関わったことが受験戦争であった。とりわけ第一次・第二次ベビーブームや高度経済成長の折りには、大学進学率は僅か20%未満であり、私が受験生だった昭和58年頃は、4年制大学で22%、短大が11%程度だった。しかし、もっとも大学の数自体が今より俄然少ない状況にあり、大学まで進んで学問を追究する人というのは、経済的にゆとりのある家庭くらいなもので、それも5人にひとり程度だった。それが昭和40年代の国家戦略が軌道に乗った結果の経済成長と共に、学力志向や学歴偏重の社会となり、勉強は詰め込み式へと変わり、英語は文法訳読中心の暗記型学習に終始していた。その象徴的な事例が「赤尾の豆単」で、受験生を中心にバカ売れして毎年ベストセラーとなり、旺文社のラジオ講座(通称ラ講)も大人気だった。NHKラジオの英会話や「百万人の英語」もかなりモテ囃された頃のことであり、文学青年が幅を利かせていた時代でもあった。その後、バブル景気に向け経済発展するにつれ、大学進学率が飛躍的に伸びた。

 文科省の学校基本調査によれば、1994年(平成6年)には全国の4年制大学への進学率が初めて30%を突破し、短大及び専修学校を含めた上級学校への進学率は52%に達した。つまり、中卒や高卒の数が初めて50%を割り込んだのもこの時期であった。ちなみに最新のDATAでは、2009年時点での4年制大学への進学率は、驚くなかれ全入時代を反映して、50.2%にも達している。つまり2人に1人は4年制大学へ進学していることになる。それでも驚いては行けない。ところ変われば品変わるで、お隣り韓国の大学進学率は、何と90%である。その過熱ぶりは半端ではなく、受験に遅れそうな学生は白バイが先導したり、パトカーで試験会場まで送り届けることもあるという。先進国の日本では、まだまだ専門教育や高等教育を受ける割合は決して高いとは言い切れない。

 しかし、進学率が高くなってきている一方で、短大の人気がガタ落ちした。2009年度ベースで見れば、6%に留まっている。つまり、進学を志している100人で僅か6人足らず。短大のステータスが落ちた背景には、就職率が極端に悪いこと、2年間の専門教育では知識や教養のスキルアップがままならないこと、そしてジェンダーフリーが進み、男女雇用機会均等となっていること、更には男女共学が一般化した今、誰も好んで周りに女性しかいないような短大に進学する学生はいないことなどが挙げられる。実際問題として、2年目から就職活動に専念しなければならない現状では、本格的に専門教育に身を投じることが出来るのは、実質1年未満である。これでは期待していた学力が身につかないのは当然だろう。そしてもうひとつ、同じ理由だが、女子大の人気の低迷振りは20年前とは雲泥の差である。その理由は、自民党政府が打ち出した規制緩和や各種官営事業の民営化や自由化にあった。それに乗じて、生涯学習という観点も注目を浴びるようになり、むやみやたらに私立大学を中心に、大学の新設や学部学科の増設、あるいは定員を増やし、狭き門が全入時代と呼ばれるほど広き門へと変わったことによる。数年後には少子化で受験生が激減し、経営が立ち行かなくなることは火を見るより明らかで、それを重々予想し得た筈なのに、今になって、定員割れを起こし、財政難で経営危機に陥っている大学が決して少なくない。特に、私立大学の急落振りは目を覆うばかりである。最もその煽りを受けたのが女子大学で、その不人気傾向は顕著である。かつての有名女子大学も決してその例に漏れず、厳しい経営状態を強いられている。

Tsudajyuku

 では論より証拠、私が受験生だった1983年(昭和58年)と2009年(平成21年)の有名女子大の難易度の変化を見てみよう。参考としたのは、現に今も私が所有しているライオン社の27年前の私立大学ランキング表(冊子)と、2009年のDATAについては、老舗受験情報会社「ベネッセコーポレーション」と東進予備校のHPの難易度DATAである。なお学部学科は、女子に人気の文学部で比較したい。(私立は東日本の大学のみ掲載・ただし学科によっては差異があること、予備校各社によって偏差値が変動することを予め付記しておく)

 <国公立の女子大>
             1983年偏差値 → 2009年偏差値
 お茶の水女子大学    67          64
 奈良女子大学        63           58

 <私立の女子大>
             1983年偏差値 → 2009年偏差値
 津田塾大学        65          62
 日本女子大学       63          60
 東京女子大学       62          57
 聖心女子大学       60          57             
 清泉女子大学       59          51
 藤女子大学         57           51 
 フェリス女学院      57          49 
  白百合女子大学     55          50
 大妻女子大学       54          50
 昭和女子大学       53          50
 共立女子大学       52          47
 実践女子大学       51          42

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 これ以外にも、武蔵野女子大学や洗足学園大学などがあるが、前者は男女共学の武蔵野大学となり、洗足は音楽系の専門大学と言う位置づけから、今回は掲載しないでおきたい。
 ランキング表はコチラ→ http://www.toshin.com/univ/search_dev.php             

 それにしても「ここまで来たか」という落ち込み振りである。もちろん志願者が激減してのこの有様のようだ。かつてはお嬢様学校としてならし、良妻賢母を養成したり、才色兼備のキャリアウーマンコース、そして何よりコンパでは大モテだったのが今では夢のようで、中には存続すら危うそうな女子大まである。栄枯盛衰、昔の面影はどこへやらである。逆に受験生の立場から見れば、以前と比べても断然入りやすくなったと言える。以前なら合格できなかった有名女子大や短大も決して狭き門ではなくなったということだ。では、女子大不人気の現状を鑑みて、そうなってしまった原因を冒頭で検証したが、私なりの打開策を提唱したい。もし女子大学の関係者がいたら、ぜひ読んでほしい内容である。もしかすると短所を長所に換える逆転の発想で、志願者を大幅に改善できる秘策が見つかるかもしれない。

 打開策1
 昔のネームバリューはもはや通用しない。過去の栄光をかなぐり捨て、発想の転換を図るべし。少子化のこの時代、他力本願を期待したり、待ちの姿勢では受験生は集まらない。中堅の「日東駒専」クラスでさえ、受験者数は減って来ている。ここはひとつ攻めの姿勢で、根気強く、高校訪問を実施するなど、とにかく足で稼ぐべし。

 打開策2
 よさげな高校をピックアップし、無料の出張講座でどんどん高校側にPRすべし。

 打開策3
 つまらないプライドは捨て、指定校推薦の枠を広げ、門戸を開放すべし。

 打開策4
 今、人気のある学科は医療技術(理学療法・作業療法・臨床検査技師)系や看護、食物栄養、心理学科である。志願者が少ない学科は募集停止にするなり、思い切った舵を切り、つぶしが利く学科編成ではなく、職業に直結した専門色を濃く打ち出すべし。

 打開策5
 教育学部や教員養成系はもはや危機的状況。教育改革でいつ6年制(その指針は11月下旬に公表されたが)になるかわからない。薬学部の二の舞にならないために、早目に手を打つべし。今は少子化で、教員の募集が少ない。正式採用で教師になるのは並み大抵のことではない。

 打開策6
 これからは大学院の時代。大学と大学院の連携で、進学しやすい条件整備を遂行すべし。その方策を新たに模索せよ。仕掛けは早い方が良い。

 打開策7
 理科離れに歯止めをかけるべく何らかの手立てを打ち出すべし。理工系は昔から女子に不人気。理由は理数科を苦手とする女子が多いため。この世の中、技術職である理系が優先的に就職が決まっていく現状を再認識せよ。大学単位で出来る取り組みはあるはず。他にはない魅力は何か?独自色や個性を強く主張するべし。

 打開策8
 女子学生は、基本的に楽しみながら学べる環境を求めやすい性質があることを念頭に置き、魅力溢れる学校づくり、あるいは学科再編を断行すべし。具体的には体験型学習やキャリア教育を充実させる。

 打開策9
 就職担当者は、学生の自主性に任せるのではなく、より親身なアドバイスを行うべし。特に女子短大の場合、門前払いとなるケースも多い。したがって、学生課や就職担当者は足繁く企業訪問を行い、礼を尽くし付き合いを良くしておくべし。

 打開策10
 男女雇用機会均等法が施行され、一見は男女格差がないように見えるが、女子生徒の内定率が低い状況に着眼し、職種によっては明らかに男子学生を欲しがっているのが企業によっては見え透いている。そうした内情をいち早く察知し、或る程度女子向きの職種に絞った企業訪問なり、合同面接会でのPR、入社試験の選定を行うべし。ダメもとや博打感覚での就職活動は失敗の元凶。その傾向を排除し、過去のデータを活用すべし。また、女性管理職を多く登用している会社は見込みあり。

 以上が大学関係者に知ってほしい「十戒」である。しかし、一番大事なのは、生き残ることを念頭に置き、危機感や問題意識を常に持ち続け、「どうすればもっとよくなるか」を想定した具体策を講じて行くことにある。そして「良いと思う」ことはすぐに計画を立てて行動に移す、その実践力が最後は物を言うのだ。いずれ経済状況が回復すれば人気も戻るなどと高を食っていると、そのままズルズル志願者は減少の一途を辿り、取り返しがつかない事態を招くかもしれない。手を打つには早いことに越したことはない。

 最後に、追加記事となるが、11月29日(月)に「日本経済新聞」に掲載されていた「大学イメージランキング」で、学生が志望校を選んだ理由も載っていたのでそれを紹介して結びとしたい。大学関係者はぜひ参考にされたし。学生の本音から何か突破口が見出せるかも知れない。

 第1位 学びたい内容を学べる 16.8%
 第2位 カリキュラム・教育制度が充実している 10.0%
 第3位 希望の資格が取れる 7.8%
 第4位 充実した学生生活を送る 6.6%
 第4位 立地・アクセスが良い 6.6%
 第6位 就職状況や就職実績が良い 6.2%
 第7位 入試方法・科目が合っている 6.1%
 第8位 校風・学生の雰囲気が合っている 6.0%
 第9位 キャンパスの施設・設備 4.7%
第10位 教員・スタッフが魅力的 4.3%
第11位 就職・進路支援などのサポート体制が整っている 4.2%
第12位 偏差値が合っている 3.3%
第13位 学費・奨学金制度がある 3.0%
第14位 クラブ・サークル活動が盛ん 2.4%
第15位 有名な卒業生・在校生がいる 2.0%
第16位 留学制度や研修制度が充実している 1.6%
第17位 インターンシップ制度がある 1.1%
第18位 他校との交流が盛ん 0.9%

 こうした学生の本質や希望を鑑みて大学としてのアドミッションポリシーを提示する必要があろう。今の学生は、全入時代を反映してあまり欲がない若者が多い。無理して頑張って難しい大学へという観念は少なく、自分の実力に見合った、つまりは身の丈ほどの学校を選ぶようだ。そして、意外とシビアなのが、かつての一流大学としてのネームバリューではなく、中身で選んでいることがよくわかる。そして一番の進学の障害は、経済的理由である。大学に進学したくても、そういった事情で断念したり、やむを得ず就職に切り替えたりするケースが後を絶たない。よって私学は、特に巨額な学費がかかるため、奨学金に依存したり費用の安い大学(授業料免除など)を選ぶ傾向があるようだ。この辺りも戦略として大いに参考にして欲しいところである。

 記事作成:11/26(金)

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