春は別れの季節だ。これまで何度か同じタイトルで、福島県のテレビ局で活躍し、3月で転勤したアナウンサーの記事を書いた。その多くが他県出身者だが、メディアを通じてたくさんの県民に愛された局アナたち。その方たちを忘れないために、今年も同類の記事をしたためたい。 なお、画像の一部にテレビ局の公式ブログやTwitterなどから引用させていただきましたこと、ご容赦ください。
平川沙英アナウンサー
平成29年4月からNHK福島放送局に赴任。夕方のニュース情報番組「はまなかあいづToday」に吾妻謙キャスターと出演。岩間瞳アナとの隔週交代で出演していた。その可愛らしいあどけない笑顔でたちまちお茶の間の人気を得た。 私は平成29年5月から平成30年3月までの約1年間、彼女の出演した番組はすべてブルーレイに録画し、彼女の存在と活躍を知って欲しくて隔週でブログでその画像を掲載した。今は非公開にしてあるが、それほど魅了された。
また、昨春に開催された「ふくしま五七GO!の集い」では、私も参加し、会場で生の彼女を至近距離で拝見し、テレビと変わらぬ明るい彼女に接し、ますますファンになった。また、私の書いた句もイベントで読み上げられたため、よりこの番組が身近に感じられた。
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平川アナからのお別れのメッセージ
http://www.nhk.or.jp/fukushima-ana-blog/2000/317138.html
「初めて東北・福島に来て、こんなに野菜や果物、お酒が美味しいこと、桜や紅葉、自然が美しいことを気づくことが出来ました。社会人として一歩踏み出す場所がここ福島で本当に良かったです。これからもずっと福島のことが大好きです。2年間、本当にありがとうございました。」
4月からは大学生時代に所属していた「ボイスワークス」というアナウンス専門の事務所に入り、「テレビ埼玉」の契約アナウンサーとして「ニュース」を中心としたキャスターとして活躍されている。
ボイスワークスのHP→ http://voiceworks.co.jp/works/hirakawa_s.html
学生時代の平川沙英アナはコチラ→ http://voiceworks.co.jp/wp/?p=925
テレビ埼玉のHP→ https://www.teletama.jp/announcer/
夕方のニュースを伝える平川アナの映像はコチラ ↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00010005-teletamav-l11
上は4月5日(金)に「テレビ埼玉」の夕方の「NEWS545」内でニュースを伝える平川アナだが、よく見ると、NHK福島の「はまなかあいづToday」の最後の出演場面の衣裳とまったく同じ。ということは衣裳提供ではなく、すべて自前だったようだ。 そして、テレ玉のプロフで、彼女の血液型がA型であったことが判明した。小野紗由利アナ、梅田澪理アナ、名切万里菜アナに続き、彼女も含めて好きな女子アナが全員A型であったことが判明した。
岩間 瞳アナウンサー
彼女は宮城県出身だが、福島大学を卒業され、キャスター5年。足掛け9年間、福島県でご活躍された。平川アナと同じ番組「はまなかあいづtoday」のキャスターとして隔週で出演した。安定感抜群のアナウンス技術で、番組を盛り上げてくれた。実は彼女は、利き酒師の資格を持つほどの日本酒通。そして金賞獲得6年連続日本一の我が福島県の地酒を愛してくれた。 彼女には昨年の3月に開催された「ふくしま五七GO!」の集いの際、直接話をして、気さくにもメモ帳に快くサインをしてくれた。NHKのマスコットキャラクターの絵を描いてくれた。「あまりサインを書いたことが無い」と言いながらも、フルネームでサインを書いてくださった。そのイベントでは、事前に私がネットで送った俳句まで読み上げられ、その存在が身近なものに感じられた。 福島でキャスターをされたことを佳き想い出とし、新天地で行かれても、そのバイタリティ溢れる人柄で頑張っていただきたいと思う。
岩間アナ直筆のサインがコチラ
「ふくしま五七GO!」の記事はコチラ ↓
http://musoujin.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/go-3ce1.html
岩間アナからのお別れメッセージ
http://www.nhk.or.jp/fukushima-ana-blog/600/316881.html
「5年間、本当にありがとうございました。大学時代を加えると通算9年、福島に住みました。私も福島のことが大好きです。番組をご覧の皆様、いつも話しかけてくださってありがとうございます。本当に皆さんに成長させて頂きました。これからは伝え手としてさらに頑張って成長して、いつかまた福島に戻ってきます。ありがとうございました。」
4月から、この絵面が見れなくなるなんて・・・あまりにも寂しい。生活の一部だったのに。岩間アナは4月から新潟市の在住し、フリーアナとして新潟県内のテレビやラジオ、イベントのMCを担当するようだ。
ちなみに「はまなかあいづTODAY」の4月からはフレッシュな5人のアナウンサーが日替わりで担当するようだ。
その中のひとり、「三谷咲都美(さとみ)」アナウンサーの紹介はコチラ
どことなくFTVの神谷美寿々アナウンサーや大橋未歩アナウンサーに雰囲気が似ている気がする。
そしてもうひとりは、東北放送の記者だった「髙石桃子」アナウンサーのようだ。
北村有紗アナウンサー
今年のNHK福島はどうかしてると思えるほど、大型異動を強行した。はまなかあいづTodayの3人だけでも辛いのに、NHK一チャーミングな北村アナまでもが退社し、福島を離れることになってしまった。夕方のラジオ番組「こでらんに5」のパーソナリティーを務めていたし、県内ニュースにも出演していた。はまなかマラソン部として、県内のマラソン大会にも出場していた。宮城県仙台市出身 彼女は2016年の3月にNHK福島放送局に入局した。明るく元気な性格で、私たち視聴者にパワーをくれた。「はまなかあいづToday」では各地からの中継でリポートした。
お別れの挨拶
久々の投稿で、このようなご挨拶をするのは寂しいのですが… 3年間福島放送局にお世話になりましたが、このたび、福島を離れることになりました。 福島の大好きなところ、たくさんあります。食べ物がおいしいところ。すてきな温泉がたくさんあるところ。 道の駅が充実しているところ。気温の差が大きいからこそ、四季がしっかり感じられるところ。
そして、みなさんが、しつこく取材の電話をしても、怒らないで対応してくれるところ。うまくいかない時も、やさしく見守ってくれるところ。「しゃべり手と受け手」ではなく、親しい友人のように接してくれるところ。私と同じくらい、番組を愛してくれるところ。
福島を離れること、今までにないくらい、寂しく感じています。でも、またどこかでお会いできるはず!その日までみなさん、どうかお元気で!ありがとうございました!!!
続いてFTV・・・
豊嶋啓亮アナウンサー
北海道札幌市出身 血液型はB型
5年前、「サタふく」の花見中継で、どこかの河原(土手)から「ゼンジ―北京」が着るようなチャイナ服をまとい、得意の中国語であいさつした初登場シーンを今でも覚えている。たぶん探せば録画したDVDのDISCがあると思う。あれから早、5年。甘いマスクで県内の女性視聴者を魅了した。
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3月22日(金)放送のFTVテレポートプラスのラストで、退社を自ら告げた時、隣りにいる菅家アナは号泣だった。同僚の伊藤アナの兄貴分として慕われていたため、その後、握手する彼もまた号泣だった。それほど人望が厚かった。
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松永安奈アナウンサー
4年前にFTVに入社した。「サタふく」デビューだったが、すぐに「みんなのニュース」のキャスターに転換となった。「ドキンちゃん」をほうふつさせる丸顔と大きな目で愛嬌があった。 私は彼女の初登場の場面をよく覚えている。確か「サタふく」を録画し、DVDに焼いていると思う。藺草アナ&鈴木康一郎アナとロケ車のワゴン車に乗り込み、大きなフリップで自己紹介。神奈川県出身で血液型はA型、そして趣味がアマチュア無線とあった。そして福島県を知ろうという企画で、一日で小名浜、中通り、そして会津と名所を移動してまわった。 その後、一番彼女の出演シーンで想い出深いのは、「サタふく」で藺草アナウンサーと取材した店で、アマチュア無線で見知らぬ人と交信した場面。そのシーンは動画サイトにアップされていたが、今はもう見られない。 彼女の明るい笑顔は強烈な印象がある。それにしても、毎年この時期のアナウンサーの異動では、FTVが圧倒的に多い気がする。彼女は長澤彩子アナの代わりに着任したのだったが、あれから4年とは・・・。 彼女が3月27日(水)の「FTVテレポートプラス」のラストで涙ながらに挨拶した場面はコチラ
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福盛田悠アナウンサー
彼女の卒業も唐突だった。「テレポートプラス」の月~水キャスターで、土曜日には「サタふく」にメインキャスターとして出演していた。 気象予報士・斎藤さんとのかけあいが抜群で、やや上から目線で物申す態度が最高だった。岩手県出身でフェリス女学院卒で血液型はO型だった。 3月29日(金)のテレポートプラスの番組内で、突然に福島テレビ卒業をアナウンスし、私もショックを受けた。
お別れのメッセージ
「今日で福島テレビを卒業することになりました。視聴者の皆さんからいただく応援のメッセージやお便りのおかげで、この2年間の放送を毎日、本当に楽しく頑張ることが出来ました。福島の皆さん、本当にありがとうございました。テレポートプラス、4月からさらにパワーアップしますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。」
3月30日(土)の録画放送「サタふく」でのラストシーンがコチラ
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福盛田アナは4月からお隣りの日本テレビ系列の「ミヤギテレビ」のアナウンサーとなった。 詳しくはコチラ→ https://www.mmt-tv.co.jp/announcer/profile/haruka_fukumorita/
神谷美寿々アナウンサー
まさか、彼女まで福島テレビを卒業されるとは・・・。3月29日(金)の「テレポートプラス」のエンディングで、「神谷アナからご挨拶があります」とアナウンスされた際、嫌な予感が的中してしまった。 福島テレビで一番美人で、落ち着いた印象の彼女。沖縄県出身で、ご結婚されている。福島に定住して、浜中アナのようにずっと福島県にいてくれると思っていたが、2年半で退社することになった。
私は、彼女の初登場シーンを鮮明に覚えているし、録画してある。それは中途入社だったのか、平成28年7月から登場し、浴衣姿で福島わらじ祭りの中継だった。とても美しく、今までの福島テレビにいないタイプの印象だった。色白で、やはり血液型はO型。学生時代は、雑誌のモデルもされていて、水着を披露したこともある。
お別れのメッセージ
「みなさんからのいつも応援をいただいて、本当に私自身、励まされてきました。いつまでも私にとって、ずっと福島は大切な場所です。本当にこれまでありがとうございました。」
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それにしても、FTVは新社屋移転に伴い、番組改変だけでなく、大幅にアナウンサーも入れ替える大異動となった。県民に親しまれた4人ものアナウンサーが福島県を離れることになってしまった。寂しい・・・。
そしてTUF(テレビユー福島)・・・
釜井美由紀アナウンサー
テレビユー福島のアナウンサー。夕方の「Nスタふくしま」にキャスターとして出演していた。3年間という短い期間だったが、TUFの美人アナウンサーとしてお茶の間にニュースをお届けしてくれた。栃木県宇都宮市出身で慶應義塾大学法学部卒の才女だった。血液型はAB型
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FCTでは・・・
久保恵佳アナウンサー
彼女はFCTの女子アナとして「ゴジてれchu!」のお天気コーナーやリポーターを務めていた。また、時々、県内ニュースに出演していた。温和で笑顔が素敵な方で、この春ではなく、昨年11月末には退社された。 県内には多い大阪府出身で、立命館大学を卒業された才女だった。血液型はO型
FTVの一時休職は・・・
寺本緒麻里アナウンサー
彼女は3月15日の「FTVテレポートプラス」で、「産休」のために番組を卒業することを発表した。たぶん退社はせず、産休明けにはまた、戻ってきてくれることを期待したい。私自身、アナウンサーフリークを自称していながら、彼女が2017年に結婚していたことを知らなかったし、妊娠されて、お腹が大きくなっていたことも気づかなかった。出産予定は5月ということだ。 彼女もまた、27歳ながらFTVの看板女子アナに育っていて、柔らかくておっとした雰囲気が癒し効果をもたらし、世の男性のハートをがっちり掴んでいたことはゆるぎない事実だ。番組内のコーナーである「500mの小さな旅」も、他のアナに譲ったのも、お腹のお子さんへの気遣いだったと今は想像できる。
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3年前のTUFの「梅田澪理」アナ、2年前にはFTVの「名切万里菜」アナ、そして今年はNHKの「平川沙英」アナまでもが福島県を離れることとなった。いずれも私の大のお気に入りで、大げさかもしれないが、或る意味、心のよりどころだった彼女たちであった。
参考までに「梅田澪理アナ」はコチラ
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さて、冒頭で「春は別れの季節」と語ったが、かくいう私も転勤となった。新しい職場に馴染めるのか、幾つになっても不安は尽きないが、アナウンサーも同様だと思う。慣れない土地で、人間関係も一から作らなければならないという不安はどの職業でも同じだ。今年、福島を離れる局アナたちは、ぜひ福島県で培ったパワーを他県でも発揮して頂きたいと思う。
そしてどこかの中継場面で、またお目にかかれれば嬉しく思う。
他にも「ラジオ福島」の二大若手美人アナウンサーだった「稲本安里紗」アナと「菅原咲子」アナの両名も1月と3月で退社されてしまった。
肌が綺麗で秋田県由利本荘市出身、秋田美人の菅原アナは生まれ故郷に戻り、「秋田テレビ(AKT)」のアナウンサーになっていた!
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